JPS6044489B2 - エンジンの動弁系潤滑装置 - Google Patents

エンジンの動弁系潤滑装置

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JPS6044489B2
JPS6044489B2 JP14714181A JP14714181A JPS6044489B2 JP S6044489 B2 JPS6044489 B2 JP S6044489B2 JP 14714181 A JP14714181 A JP 14714181A JP 14714181 A JP14714181 A JP 14714181A JP S6044489 B2 JPS6044489 B2 JP S6044489B2
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JP
Japan
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annular groove
groove
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thrust plate
lubricating
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JP14714181A
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JPS5847113A (ja
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宰夫 陶守
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Matsuda KK
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Matsuda KK
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01MLUBRICATING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; LUBRICATING INTERNAL COMBUSTION ENGINES; CRANKCASE VENTILATING
    • F01M9/00Lubrication means having pertinent characteristics not provided for in, or of interest apart from, groups F01M1/00 - F01M7/00
    • F01M9/10Lubrication of valve gear or auxiliaries

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Lubrication Of Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、エンジンの動弁系潤滑装置に関するもの
てある。
従来、エンジンの動弁系潤滑装置としては、カムシャ
フトを支持する支持部に、オイル通路をドリル加工して
、該オイル通路からロッカ−シャフト内の通路やデイス
トリビユーシヨンパイプを介して動力系にオイルポンプ
からの潤滑油を供給す。
るようにしたものが一般に知られている(カペラ、構造
と整備、昭和5奔10月、40頁)。 しカルながら、
上記従来のエンジンの動弁系潤滑装置は、潤滑油を供給
するためのみのオイル通路を支持部にドリル加工してい
るために、オイル。通路の構成が煩雑・原価になるとい
う欠点がある。 そこで、この発明は、上記欠点を除去
すべくなしたもので、カムシャフトジャーナル部に環状
溝を形成すると共に、上記カムシャフトジャーナル部を
支持する支持部に上記環状溝に対応する薄巾の凹溝を形
成し、該凹溝内にスラストプレートと嵌挿して、スラス
トプレートの一端と環状溝とを係合させて、スラストプ
レートにカムシャフトのスラストを受けさせるようにし
、さらに、上記凹溝の底部とスラストプレートの端部と
の間に形成した所定寸法の間隙と上記環状溝とでもつて
オイル通路を形成すると共に、上記環状溝にオイル供給
通路を接続する一方、上記間隙に動弁系を潤滑する潤滑
通路を接続することにより、上記環状溝、凹溝および、
スラストプレートからなるスラスト受け構造を利用して
、通路構成を簡略化でき、かつ安価に製造できるように
したエンジンの動弁系潤滑装置を新規に提供しようとす
るものである。
以下、この発明を図示の実施例により詳細に説明する
。 第1、2図において、1はカムシャフト、2はシリ
ンダヘッド3に形成され、カムシャフトジャーナル部4
を回転自在に支持する軸受穴5を有する台状の支持部で
ある。
上記カムシャフトジャーナル部4には環状溝6を形成
すると共に、支持部2には略半円状の凹溝7を第1、2
図中上方から環状溝6に連通するように形成している。
上記凹溝7の側面7a、7aは、第1図に示すように、
環状溝6の側面6a、6aに対して平行に位置させ、凹
溝7の溝巾は環状溝6の溝巾よりも薄巾に形成している
。上記凹溝7内には、略半円形状のスラストプレート1
1を密に嵌挿して、スラストプレート11の第1,2図
中上端中央部に設けた両鍔部11a,11bを支持部2
の上端面2aに当て止めして位置決めし、スラストプレ
ート11の下端部11bを環状溝6内に嵌合してカムシ
ャフト1の軸方向の変位を規制すると共に、凹溝7の底
部とスラストプレート11の端部との間に所定寸法の間
隙12を形成している。
そして、第2図に示すように、上記スラストプレート1
1の下端部11bは、弧状に切り欠いて、環状溝6の底
周面6bと同心円の弧面をなすようにすると共に、スラ
ストプレート11の左右両端部11c,11cの側面を
鉛直面をなすように形成して、環状溝7の底面との間に
略3角形状の間隙13,13を形成している。上記環状
溝6と間隙12,13とはオイル通路を構成する。上記
スラストプレート11の第2図に示す側部11c,11
cの上端面と支持部2の上端面2a上には、各ロッカ−
シャフト15,15の断面小判状に形成した端部16,
16をその下面で略3角形状の間隙13,13の上部を
塞ぐように載置し、該各端部16,16をワッシャ17
,17を介してボルト18,18で支持部に固定して、
スラストプレート11を支持部2とロッカ−シャフト1
5,15との間に挟着すると共に、間隙13,13を密
封している。
上記ロッカ−シャフト15,15内には、動弁系を潤滑
するための潤滑油通路21,21を設けている。
この潤滑油通路21は、ロッカ−シャフト15の軸方向
の通路21aと、図示しないロッカ−アームの軸受穴や
カムシャフトのカムに潤滑油を供給するための複数の径
方向の分岐通路21b,21b,・・・・と、端部の径
方向の通路21cとから構成しており、上記径方向の通
路21cは略3角形状の間隙13に開口させている。し
たがつて、潤滑油通路21はオイル通路20に連通して
いる。一方、上記オイル通路20の環状溝6は、支持部
2に設けたオイル供給通路25に接続して、図示しない
オイルポンプからの潤滑油をオイル供給通路25を介し
てオイル通路20に供給できるようにしている。上記構
成の動弁系潤滑装置は次のように動作する。
いま、カムシャフト1が回転しており、カムシャフト1
に何等かの理由によりスラストが働いているとする。
このとき、カムシャフトジャーナル部4の環状溝6には
、スラストプレート11の先端部11bが嵌合している
ため、カムシャフト1のスラストに対して、スラストプ
レート11と環状溝6とが軸方向に係合するため、カム
シャフト1の軸方向の変位は規制される。
このスラストプレート11と環状溝6との係合によりス
ラストを受ける構造は、従来の構造(たとえば実開昭5
4−140108号)の如きカムシャフトに軸受穴より
も大径の段部または鍔部を設けて該段部または鍔部を支
持部に当接させてスラストを受けるようなものではない
ので、支持部2を軸受穴を通る二つ割りにしなくても、
カムシャフト1を支持部2の軸受穴5に軸方向に貫通し
て装着することができる。
したがつて、このスラストを受ける構造は、構成が簡単
で、加工、組立が安価にできるという利点を有する。一
方、上記オイル供給通路25からオイル通路20の環状
溝6に圧送された潤滑油は、スラストプレート11下方
の間隙12,12によりニ又状に分岐され、さらに、3
角形状間隙13,13を通つて、ロッカ−シャフト15
,15内の潤滑油通路21,21に導かれて、潤滑油通
路21の分岐通路21b,21b,21b,・・・・か
ら噴出して図示しないロッカ−アームの軸受部や力゜ム
シヤフト1のカム部等の潤滑を行なう。
上記ロッカ−シャフト15と15の潤滑油通路21と2
1に供給される潤滑油は、スラストプレート11下方に
対称な二又状間隙12,13と12,13によつて分配
されるので、正確に分配される。また、オイル通路20
の環状溝6内において、潤滑油はスラストプレート11
の先端部11bの側面と環状溝6の側面6aとの間の潤
滑を行ない、また上記潤滑油の一部は環状溝6から、カ
ムシャフトジャーナル部4と軸受穴5との間に浸み出し
”て、これらの間の潤滑をも好適に行なつている。この
ように、このエンジンの動弁系の潤滑装置は、カムシャ
フト1のスラスト受け構造を利用して、オイル通路20
を構成しているので、通路構成が簡略なものである。上
記実施例は、ロッカ−シャフト15,15とそれを固定
するためのボルト18,18を利用して、スラストプレ
ート11を支持部2に挾着しているので、部品点数が少
なく、構成が簡単であるという利点を有する。
上記実施例では、潤滑油通路21をロッカ−シャフト2
1内に形成したが、潤滑油通路はロッカ−シャフト21
とは別に設けた図示しないデイストリビユーシヨンパイ
ンプによつて形成し、該デイストリビユーシヨンパイプ
にオイル通路20から潤滑油を導びくようにしてもよい
また、上記実施例では、スラストプレート11の両鍔部
11a,11aを支持部2の上端面2aに当接させて、
間隙12を形成するようにしたが、上記両鍔部11a,
11aを除去して、凹溝7の底面にスラストプレート1
1の底面を当接させると共に、凹溝7の底面またはスラ
ストプレート11の底面に所定寸法の溝を設けて、所定
寸法の間隙を形成するようにしてもよい。
また、上記実施例では、凹溝7を略半円形状に形成した
が、矩形に形成してもよく、また、ロッカ−シャフト1
5の端部16の下面と支持部2の上端面2aとの間に図
示しないシールプレートを介設して、両者の間のシール
を完全に行なうようにしてもよく、またスラストプレー
トは図示しない押え板により支持部2に挾着するように
してもよい。
以上の説明で明らかな如く、この発明のエンジンの動弁
系潤滑装置は、カムシャフトジャーナル部に環状溝を形
成し、該環状溝に対応する薄巾の凹溝をカムシャフトジ
ャーナル部を支持する支持部に形成し、該凹溝内にスラ
ストプレートを嵌挿して、スラストプレートの一端と環
状溝とを係合させるようにしているので、簡単な構造で
もつてカムシャフトのスラストを受けることができる。
また、この発明の動弁系潤滑装置は、凹溝の底部とスラ
ストプレートの端部との間に形成した所定寸法の間隙と
環状溝とでもつてオイル通路を形成すると共に、上記環
状溝にオイル供給通路を接続する一方、オイル通路に潤
滑通路を接続して、スラスト受け構造を利用して、通路
を形成しているので、通路構成を簡略化でき、かつ安価
に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の要部断面図、第2図は第
1図の■−■線断面図である。 1・・・・・・カムシャフト、2・・・・・・支持部、
4・・・・・・カムシャフトジャーナル部、6・・・・
・・環状溝、7・・・凹溝、11・・・・・・スラスト
プレート、12・・・・・・間隙、20・・・・オイル
通路、21・・・・潤滑通路、25・・・・・オイル供
給通路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 カムシャフトジャーナル部に形成した環状溝と、カ
    ムシャフトを支持する支持部と、該支持部に上記環状溝
    に対応させて形状した薄巾の凹溝と、該凹溝内に嵌挿さ
    れ、一端において上記環状溝と係合するスラストプレー
    トとを備え、上記環状溝にオイル供給通路を接続すると
    共に、上記凹溝の底部とスラストプレートの端部との間
    に所定の間隙を形成して、該間隙と上記環状溝とでもつ
    てオイル通路を形成し、該オイル通路を動弁系を潤滑す
    る潤滑通路に接続したことを特徴とするエンジンの動弁
    系潤滑装置。
JP14714181A 1981-09-17 1981-09-17 エンジンの動弁系潤滑装置 Expired JPS6044489B2 (ja)

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JPS62268107A (ja) * 1985-05-10 1987-11-20 アールシーエー トムソン ライセンシング コーポレイシヨン 映像表示装置用高電圧変圧器及びその製造方法

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