JPS6042077Y2 - ブレ−カ−用油圧ポンプの発動機の制御装置 - Google Patents
ブレ−カ−用油圧ポンプの発動機の制御装置Info
- Publication number
- JPS6042077Y2 JPS6042077Y2 JP4340780U JP4340780U JPS6042077Y2 JP S6042077 Y2 JPS6042077 Y2 JP S6042077Y2 JP 4340780 U JP4340780 U JP 4340780U JP 4340780 U JP4340780 U JP 4340780U JP S6042077 Y2 JPS6042077 Y2 JP S6042077Y2
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- Japan
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- breaker
- hydraulic
- engine
- cylinder
- motor
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Description
【考案の詳細な説明】
この考案はコンクリート等の道路舗装そのた建造物等の
比較的小規模の破砕作業等において、作業者が手に持っ
て作業する油圧式のコンクリートブレーカ−装置特にそ
の油圧ポンプを駆動する発動機の制御装置に関するもの
である。
比較的小規模の破砕作業等において、作業者が手に持っ
て作業する油圧式のコンクリートブレーカ−装置特にそ
の油圧ポンプを駆動する発動機の制御装置に関するもの
である。
近時、騒音の防止、あるいは振動による作業者の白蝋病
予防のために油圧式のブレーカ−の利用度が高まってき
た。
予防のために油圧式のブレーカ−の利用度が高まってき
た。
油圧式ブレーカ−は、ディーゼルエンジン等の発動機と
油圧ポンプとを組合せた油圧源を使用し、一般に1台の
油圧源に対して2台以上のブレーカ−を接続して作業能
率を高めることがおこなわれている。
油圧ポンプとを組合せた油圧源を使用し、一般に1台の
油圧源に対して2台以上のブレーカ−を接続して作業能
率を高めることがおこなわれている。
この場合油圧源には接続されるブレーカ−の台数に応じ
てそれぞれの油圧ポンプが1台の発動機で駆動されるよ
うになっており、ブレーカ−が休止しているときでも発
動機は常時運転を持続し、ブレーカ−の始動時には直ち
に必要な油圧かえられるようにしである。
てそれぞれの油圧ポンプが1台の発動機で駆動されるよ
うになっており、ブレーカ−が休止しているときでも発
動機は常時運転を持続し、ブレーカ−の始動時には直ち
に必要な油圧かえられるようにしである。
したがって発動機が常時大きな騒音を発生しており、ま
たその燃料消費の点も不経済であった。
たその燃料消費の点も不経済であった。
この考案はこれらの不都合を解消するためにブレーカ−
作動時にのみ発動機の回転数を所要の高さにし、ブレー
カ−休止時は常時その回転数を低くして、騒音の減少を
計ると共に燃量消費の低減にも貢献することができるブ
レーカ−用油圧ポンプの発動機の制御装置を実現せんと
するものである。
作動時にのみ発動機の回転数を所要の高さにし、ブレー
カ−休止時は常時その回転数を低くして、騒音の減少を
計ると共に燃量消費の低減にも貢献することができるブ
レーカ−用油圧ポンプの発動機の制御装置を実現せんと
するものである。
第1図はこの考案の一実施例のブレーカ−用油圧ポンプ
の発動機の制御装置の油圧管路説明ブロック図で、発動
機1の出力軸2によりそれぞれ駆動される油圧ポンプ3
,4により汲みあげられた油5は、管路6,7を介して
ブレーカ−8,9それぞれの切替弁10.11を通過し
、それぞれ帰還管路12,13、フィルタ14、オイル
クーラ15を順次通過してオイルタンク16に戻される
。
の発動機の制御装置の油圧管路説明ブロック図で、発動
機1の出力軸2によりそれぞれ駆動される油圧ポンプ3
,4により汲みあげられた油5は、管路6,7を介して
ブレーカ−8,9それぞれの切替弁10.11を通過し
、それぞれ帰還管路12,13、フィルタ14、オイル
クーラ15を順次通過してオイルタンク16に戻される
。
なお、オイルタンク16は油5の吸い上げ部と戻り部と
は図の簡略化のために別個に図示されている。
は図の簡略化のために別個に図示されている。
また17は装置の運搬移動等に際してブレーカ一部の着
脱を容易にするための管路カプラである。
脱を容易にするための管路カプラである。
ブレーカ−8,9が共に休止状態では、上記の順序で油
5は循環されるが、いづれか一方のブレーカ−例えばブ
レーカ−8の切替弁10が操作されると管路6の油圧は
上昇し、逆止め弁18が開かれて分岐管20を経て、発
動機の給気絞り弁操作用シリンダ21 〔以下シリンダ
と記す〕に油圧が加わる。
5は循環されるが、いづれか一方のブレーカ−例えばブ
レーカ−8の切替弁10が操作されると管路6の油圧は
上昇し、逆止め弁18が開かれて分岐管20を経て、発
動機の給気絞り弁操作用シリンダ21 〔以下シリンダ
と記す〕に油圧が加わる。
シリンダ21に油圧が加わるとシリンダのピストン22
がばね23に抗して移動し、レバー24を介して、発動
機1の絞り弁〔図示されていない〕を開き、発動機1の
回転速度を速めて、所期の油圧がブレーカ8に加わる。
がばね23に抗して移動し、レバー24を介して、発動
機1の絞り弁〔図示されていない〕を開き、発動機1の
回転速度を速めて、所期の油圧がブレーカ8に加わる。
すなわち、切替弁10を操作してブレーカ−8を動作さ
せたとき、発動機の回転速度が高くなり、ブレーカ−8
が休止しているときは発動機の回転速度が低くなり騒音
が減少する。
せたとき、発動機の回転速度が高くなり、ブレーカ−8
が休止しているときは発動機の回転速度が低くなり騒音
が減少する。
以上の動作は両ブレーカ−8,9いづれの側の切替弁1
0,11を操作しても同様に動作し、また両ブレーカ−
8,9を同時に動作ささても同様に発動機1の回転は上
昇する。
0,11を操作しても同様に動作し、また両ブレーカ−
8,9を同時に動作ささても同様に発動機1の回転は上
昇する。
逆止め弁18.19は第2図の説明断面図に示されたよ
うに、弁座25の開口部に進退自在な鋼球26が設けら
れ、管路側接続口27側の油圧により、鋼球26がシリ
ンダ側接続口28の方向に移動される。
うに、弁座25の開口部に進退自在な鋼球26が設けら
れ、管路側接続口27側の油圧により、鋼球26がシリ
ンダ側接続口28の方向に移動される。
逆に管路側接続口21の油圧が低く、他の管路の逆止め
弁19からの油圧シリンダ21に加わっているときには
、鋼球26は弁座25に押しつけられて管路へ油が逆流
することが防止される。
弁19からの油圧シリンダ21に加わっているときには
、鋼球26は弁座25に押しつけられて管路へ油が逆流
することが防止される。
他方一旦ブレーカーの切替弁が操作され発動機1の回転
速度があかあり、逆止弁の鋼球26から弁座25から離
れている状態でブレーカ−の切替弁が元に戻されてその
管路の油圧が低くなるとシリンダ21のばね23によっ
て油が逆止め弁18内を徐々に逆流し、発動機1の回転
速度を下降させる。
速度があかあり、逆止弁の鋼球26から弁座25から離
れている状態でブレーカ−の切替弁が元に戻されてその
管路の油圧が低くなるとシリンダ21のばね23によっ
て油が逆止め弁18内を徐々に逆流し、発動機1の回転
速度を下降させる。
図示の逆止弁には示されていないが、鋼球26を管路側
接続口27とシリンダ側接続口28とのそれぞれの方向
から付勢する弁ばね〔図示されていない〕を設け、上記
の管路圧で開閉する際、ならびにシリンダ21から逆流
を許す際の鋼球26の位置を適正にすることも可能であ
る。
接続口27とシリンダ側接続口28とのそれぞれの方向
から付勢する弁ばね〔図示されていない〕を設け、上記
の管路圧で開閉する際、ならびにシリンダ21から逆流
を許す際の鋼球26の位置を適正にすることも可能であ
る。
上記の実施例においては、それぞれの管路とシリンダと
の系路中に逆止め弁を設けたが1,2つの管路の逆止め
弁を複合して、第3図の他の実施例のものにしても同様
の機能かえられる。
の系路中に逆止め弁を設けたが1,2つの管路の逆止め
弁を複合して、第3図の他の実施例のものにしても同様
の機能かえられる。
これら逆止め弁を含み、それぞれのブレーカ−の管路と
シリンダとを接続する部分が油圧検出管路で、これによ
ってシリンダを介して発動機を制御する。
シリンダとを接続する部分が油圧検出管路で、これによ
ってシリンダを介して発動機を制御する。
第4図は複合形逆止め弁の説明断面図で、28.29は
それぞれ異なるブレーカ−の管路それぞれの接続口、3
0はシリンダ側接続口で、鋼球26′は前記の実施例の
ものと同様に弁座25’、25“の間で移動自在に配設
され、いづれか油圧の低い方の管路側の弁座25’、2
5′に押しつけられ、油圧の低い管路へ油が逆流するこ
とが防止している。
それぞれ異なるブレーカ−の管路それぞれの接続口、3
0はシリンダ側接続口で、鋼球26′は前記の実施例の
ものと同様に弁座25’、25“の間で移動自在に配設
され、いづれか油圧の低い方の管路側の弁座25’、2
5′に押しつけられ、油圧の低い管路へ油が逆流するこ
とが防止している。
この複合形逆止め弁31は第5図のこの考案の他の実施
例の構成説明図のようにブレーカ−の台数Nに対しN−
1の個数の複合逆止め弁を用いる。
例の構成説明図のようにブレーカ−の台数Nに対しN−
1の個数の複合逆止め弁を用いる。
この考案のものは振動が小さくて白蝋病の防止が期待で
きると共に騒音の防止に秀れた性能を発揮する油圧式コ
ンクリートブレーカ−装置の騒音を一層減少し、さらに
燃料消費の節減にも貢献しうる。
きると共に騒音の防止に秀れた性能を発揮する油圧式コ
ンクリートブレーカ−装置の騒音を一層減少し、さらに
燃料消費の節減にも貢献しうる。
この考案の効果は以上詳述したように発動機の無負荷時
の騒音を小さくし、併せて燃料の節減もえられるブレー
カ−用油圧ポンプの発動機の制御装置を開発しうるもの
である。
の騒音を小さくし、併せて燃料の節減もえられるブレー
カ−用油圧ポンプの発動機の制御装置を開発しうるもの
である。
第1図はこの考案の一実施例の油圧式コンクリートブレ
ーカ−装置の説明ブロック図、第2図は逆止め弁の説明
用面図、第3図はこの考案の他実施例の油圧式コンクリ
ートブレーカ−装置の説明ブロック図、第4図は複合形
逆止め弁の説明断面図、第5図はこの考案の他の実施例
の油圧管路構成説明図である。 1:発動機、2:出力軸、3,4:油圧ポンプ、5:油
、6,7:管路、8,9:ブレーカ16:オイルタンク
、17:管路カプラ、21:絞り弁操作シリンダ。
ーカ−装置の説明ブロック図、第2図は逆止め弁の説明
用面図、第3図はこの考案の他実施例の油圧式コンクリ
ートブレーカ−装置の説明ブロック図、第4図は複合形
逆止め弁の説明断面図、第5図はこの考案の他の実施例
の油圧管路構成説明図である。 1:発動機、2:出力軸、3,4:油圧ポンプ、5:油
、6,7:管路、8,9:ブレーカ16:オイルタンク
、17:管路カプラ、21:絞り弁操作シリンダ。
Claims (1)
- 少なくとも2台の油圧式ブレーカ−が、1台の発動機出
力軸に結合された油圧ポンプによりそれぞれの管路を介
して駆動される装置において、前記発動機の給気絞り弁
操作用シリンダとこのシリンダと前記それぞれの管路と
をそれぞれの逆止め弁を介して接続する油圧検出管路と
を備え、前記ブレーカ−の駆動時の前記油圧検出管路の
油圧変化による前記シリンダの動作によって給気絞り弁
を開き前記発動機の回転を制御させることを特徴とした
ブレーカ−用油圧ポンプの発動機の制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4340780U JPS6042077Y2 (ja) | 1980-03-31 | 1980-03-31 | ブレ−カ−用油圧ポンプの発動機の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4340780U JPS6042077Y2 (ja) | 1980-03-31 | 1980-03-31 | ブレ−カ−用油圧ポンプの発動機の制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56147083U JPS56147083U (ja) | 1981-11-05 |
JPS6042077Y2 true JPS6042077Y2 (ja) | 1985-12-23 |
Family
ID=29638732
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4340780U Expired JPS6042077Y2 (ja) | 1980-03-31 | 1980-03-31 | ブレ−カ−用油圧ポンプの発動機の制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6042077Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-03-31 JP JP4340780U patent/JPS6042077Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56147083U (ja) | 1981-11-05 |
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