JPS6041908A - ジユーサ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、主に一般家庭において使用する粕滞留タイプ
のジューサに関するものである。

従来例の構成とその問題点 従来、この種のジューサにおいては、第１図に示すよう
に、着脱自在の円筒フィルター１の上端部に、内側に伸
びた環状リプ２を設けたものが一般的であった。この環
状リプ２は、円筒フィルター１の内側に滞留した粕が、
上方より飛び出して、２　７：−：・ ジュースの中に混入するのを防ぐという働きをしている
ものである。そして、ジーーサの使用後は円筒フィルタ
ー１を取外して、手等で円筒フィルター１に変形を与え
ることにより、滞留した粕を剥離させて、粕を捨ててい
た。

しかしながら、この構成では、円筒フィルター１に変形
を与えて粕を剥離させる時に、環状リプ２の断面係数が
大きいため、円形フィルター１は変形しにりく、そのた
め円筒フィルタ２の上方部に滞留した粕が取にくいとい
う問題点があった。

発明の目的 本発明はこのような従来の問題点を解消するもので、円
筒フィルターが十分変形するように構成することにより
、円筒フィルターの内側に滞留した粕の剥離を容易にし
て、ジーーサ使用後の後始末を極めて簡便にすることを
目的とするものである。

発明の構成 上記目的を達成するために本発明のジューサは、本体に
内蔵されたモータによって回転する遠心分３　・ 離液と、この遠心分離籠に着脱自在に装着される円筒フ
ィルターとを備え、前記円筒フィルターの上部に、内側
に向かう環状リプ全役けるとともに、この環状リブに、
放射状に延びる複数個のスリットを設けたもので、この
構成によ扛ば、前記内側に向かう環状リブにスリットを
設けたことにより、円筒フィルターの変形が極めて容易
になるため、円筒フィルターの内側に滞留した粕の剥離
を簡便に行なわせることができるものである。

実施例の説明 以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづいて説明す
る。第２図および第３図において、３は底板４に脚６を
設けてなるジーーサの本体、６は本体３内に突出した支
持体７に緩衝体８を介して取付けら扛たモータ、９は前
記本体３に載置され、かつ内部にジーース受は部１０を
設けるとともに、下部にジュース取出口１１を設けたジ
ュース受は容器で、このジュース受は容器９の内部には
、上方に向かって径太となる有底略円筒型の遠心分離籠
（以下スピンナーと称す）１２が回転自在に配特開昭Ｇ
Ｏ−４１９０８（２） 置されている。１３は前記スピンナー１２の中央底部に
固着されたカッター、１４はスビ／す−１２の回転振動
を防市するための適宜な方式のバランシング装置である
。

１５（佳前記スピンナー１２内に着脱自在に装着され、
かつ縦方向に多数のスリット１６を有する円筒フィルタ
ーで、この円筒フィルター１６の上方部には、内側に向
かう環状リブ１７が一体に形成されており、かつこの環
状リブ１７には、放射状に延びる複数個のスリット１８
が設けられている。

なお、前記複数個のスリット１８の根元部は曲率半径の
大きいＲでｔ１１成されているもので、これは円筒フィ
ルター１５を変形させた時、スリット１８の根元部に働
く応力集中を緩和してクラックの発生を防ぐためのもの
である。また、円筒フィルター１６の上部に内側に向か
うように設けた環状リブ１７は、円筒フィルター１６内
に滞留した粕１９が円筒フィルター１６の上方から排出
されて、ジュースの中に粕が混入するのを防ぐ役目を６
　・、−ジ なしているものである。

２０はジュース受は容器９の上端開口部に嵌合する容器
蓋で、この容器蓋２ｏの中央部には、前記カッター１３
の上面に対峙するように投入筒２１が設けられ、ており
、この投入筒２１は押し込み棒２２によって、野菜や果
物等の被切削物をカッター１３に押しつける時の案内と
なっている。２３はモータ６の回転全減速して出力軸２
４に伝達するための適宜な方式の減速装置である。前記
出力軸２４の先端部にはカップリング２５が装着され、
このカップリング２６はスピンナー１２の下部に設けら
れた嵌合部２６と嵌合する構造となっており、これによ
り、モータ６の回転はスピンナー１２に伝達される。２
７はモータ６の冷却ファンである。

上記構成において動作を説明する。まずスピンナー１２
に円筒フィルター１６をセットし、スイッチ（図示せず
）を入れると、モータ６が回転駆動さ扛、そしてこのモ
ータ６の回転は、出力軸２４、カップリング２５を介し
てスピンナー１２．６ベーコ゛ へ伝達され、スピンナー１２は高速回転する。この時、
野菜や果物等の被切削物を投入筒２１へ入れ、押し込み
棒２２でカッター１３へ押しつけると、被切削物は細か
く粉砕され、水平方向に飛び散る。そして粉砕さｎ、た
被切削物は円筒フィルター１６の内１′ＩＩＩに溜寸り
、かつ回転により生ずる遠心力により粕と液体（ジュー
ス）とに分離され、ジュース成分のみがスリット１６を
通過し、この通過したジュースはスピンナー１２の内壁
面を上昇して上方より排出され、ジーース受は容器９の
下方に設けたジュース成分し口１１より機外へ滴下する
。

一方、和成分はスリット１６を通過できないため、円筒
フィルター１６の内側に溜まる。

ジーーサを使用した後は、円筒フィルター１６をスピン
ナー１２より取外して、手等により円筒フィルター１６
を変形させることにより、円筒フィルター１６の内側に
滞留した粕１９を剥離させ、その後、円筒フィルター１
６を上下に振れば粕１９はワンタッチで外れてしまうも
のである。この場７−二・ 合、円筒フィルター１５からの粕１９の剥離度合を良く
するためには、円筒フィルター１６を十分に変形させる
必要があるが、本発明の一実施例においては、円筒フィ
ルター１６の上部に設けた内側に向かう環状リプ１７に
、放射状に延びる複数個のスリット１８を設けているた
め、環状リプ１７の断面係数は小さくなり、その結果、
非常に変形しやすくなるため、円筒フィルター１６の内
側に滞溜した粕１９の剥離はきわめて良好になされるも
のである。

発明の効果 上記実姉例から明らか々ように、本発明のジーーサは、
円筒フィルターの上部に内側に向かうように設けられた
環状リプに、放射状に延びる複数個のスリットを設けて
いるため、この円筒フィルターの変形は極めて容易とな
り、その結果、円筒フィルター物参内に溜まった粕の剥
離度合も良好となるため、粕処理が極めて簡便になり、
ジューサの使い勝手を向上させることができるものであ
る。

特開昭ＧＯ−４１９０８（３）

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のジューサにおける円筒フィルターの部分
断面斜視図、第２図は本発明の一実施例を示すジューサ
の断面図、第３図は同ジューサの円筒フィルターを示し
たもので、ａは上面図、ｂはａのＡ−０−Ａ線断面図で
ある。 ３・・・・・・本体、６・・・・・・モータ、１２・・
・・・・遠心分離部、１５・・・・・・円筒フィルター
、１７・・・・・・環状リプ、１８・・・・・・スリッ
ト。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図 第２図 、５　４　ど′ｌ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 本体に内蔵されたモータによって回転する遠心分離液と
   、この遠心分離能内に着脱自在に装着される円筒フィル
   ターとを備え、前記円筒フィルターの上部に、内側に向
   かう環状リプを設けるとともに、この環状リプに、放射
   状に延びる複数個のスリットヲ設けたジューサ。