JPS6041854Y2 - 釜めし用炊飯器 - Google Patents
釜めし用炊飯器Info
- Publication number
- JPS6041854Y2 JPS6041854Y2 JP16529281U JP16529281U JPS6041854Y2 JP S6041854 Y2 JPS6041854 Y2 JP S6041854Y2 JP 16529281 U JP16529281 U JP 16529281U JP 16529281 U JP16529281 U JP 16529281U JP S6041854 Y2 JPS6041854 Y2 JP S6041854Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pot
- rice
- inner pot
- lid
- small
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Cookers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、5勺ないし1合程度の米を、牡蛎・貝柱・芝
海老・鯛・野菜などと共に小蓋に入れ醤油・酒などで味
付けして炊き込む、釜めし用炊飯器に関するものである
。
海老・鯛・野菜などと共に小蓋に入れ醤油・酒などで味
付けして炊き込む、釜めし用炊飯器に関するものである
。
本出願人は、先に実公昭56−36422−W公報にお
いて、小容量の飯を炊くのに好適な考案を提供した。
いて、小容量の飯を炊くのに好適な考案を提供した。
これによって従来は2粉ないし2粉かかつていたのを、
ガスバーナーの直火で8分ないし1紛で焦げつくことな
く炊き上げることができ、炊飯時間が大幅に短縮され、
特に1度に沢山の釜めしを提供するために炊く営業用釜
めしが能率的に得られるようになった。
ガスバーナーの直火で8分ないし1紛で焦げつくことな
く炊き上げることができ、炊飯時間が大幅に短縮され、
特に1度に沢山の釜めしを提供するために炊く営業用釜
めしが能率的に得られるようになった。
一方、前記小蓋の飯を8勺1紛位の短時間で炊くには、
高カロリーのガス火を強火で一気に加熱する必要がある
。
高カロリーのガス火を強火で一気に加熱する必要がある
。
従って、その分釜内の急激な加熱圧力で蒸気が逃げて内
圧が下がるとともに煮汁が沸騰して吹きこぼれることが
多く、そのためにガス火の炎口がぬれて火が消えてしま
うことが往々にしであるとともに、小蓋および多数の小
蓋を五徳にのせて加熱するガス台をよごす度合いが高か
った。
圧が下がるとともに煮汁が沸騰して吹きこぼれることが
多く、そのためにガス火の炎口がぬれて火が消えてしま
うことが往々にしであるとともに、小蓋および多数の小
蓋を五徳にのせて加熱するガス台をよごす度合いが高か
った。
本考案は上記の本出願人の実公昭56−36422号の
考案に係る煮炊器の構造をさらに改良して釜内の蒸気を
一定の圧力になるまで逃がさずに内圧を高め一層美味な
飯を炊き上げられるようにし、また、釜内の圧力が一定
以上に上がって煮汁が吹きこぼれても、釜外部にこぼれ
るのを防止できるようにした釜めし用炊飯器を得ること
を目的とする。
考案に係る煮炊器の構造をさらに改良して釜内の蒸気を
一定の圧力になるまで逃がさずに内圧を高め一層美味な
飯を炊き上げられるようにし、また、釜内の圧力が一定
以上に上がって煮汁が吹きこぼれても、釜外部にこぼれ
るのを防止できるようにした釜めし用炊飯器を得ること
を目的とする。
上記の目的を遠戚するために本考案は、小蓋1の開口縁
部11の外周に周壁12を成形し、前記小蓋を密閉する
金属蓋2に開口縁部11に密着する接合部21を形成す
るとともに、該蓋の中心部またはその近傍に釜内圧力を
調整する調圧口4を設け、前記小蓋の内面に密着するよ
うに成形した内釜3の底面に単一または複数の小孔をあ
けることにより調圧口4として小蓋1内に収容したもの
である。
部11の外周に周壁12を成形し、前記小蓋を密閉する
金属蓋2に開口縁部11に密着する接合部21を形成す
るとともに、該蓋の中心部またはその近傍に釜内圧力を
調整する調圧口4を設け、前記小蓋の内面に密着するよ
うに成形した内釜3の底面に単一または複数の小孔をあ
けることにより調圧口4として小蓋1内に収容したもの
である。
小蓋1は内面中段部分に円周段丘部7を成形したもの(
第1〜3図)のほか前記の段丘部を設けないで平滑にし
たもの(第4,5図)とが考えられるが、内釜3を小釜
内に収容して加熱圧力作用を受けたときの密着安定度は
円周段丘部7を設けることが望ましい。
第1〜3図)のほか前記の段丘部を設けないで平滑にし
たもの(第4,5図)とが考えられるが、内釜3を小釜
内に収容して加熱圧力作用を受けたときの密着安定度は
円周段丘部7を設けることが望ましい。
また、小蓋1の周壁12は開口縁部11の外周に沿って
垂直に起立させたもの(第1〜3図)、もしくは前記の
開口縁部11と垂直周壁12との間に凹溝13を形成し
たもの(第4,5図)のほか、第6,7図のように開口
縁部11の外周面に凹溝13を形成して周壁12を設け
たものなど任意である。
垂直に起立させたもの(第1〜3図)、もしくは前記の
開口縁部11と垂直周壁12との間に凹溝13を形成し
たもの(第4,5図)のほか、第6,7図のように開口
縁部11の外周面に凹溝13を形成して周壁12を設け
たものなど任意である。
金属蓋2は鋳鉄製を可とし、その重量は図示の小蓋1の
炊飯容量5勺ないし1合に対し650g位が適当である
。
炊飯容量5勺ないし1合に対し650g位が適当である
。
金属蓋2の把手22は木製にしてこれをネジ8で固定す
る。
る。
また、前記蓋の調圧口4の孔径は前記小蓋1の容量に対
し1.0〜2.0mmを可とする。
し1.0〜2.0mmを可とする。
次に内釜3はアルミニウム薄板、またはアルミ箔、もし
くはステンレス薄板を釜内面に適合するように成形加工
し、その底面に小孔6をあける。
くはステンレス薄板を釜内面に適合するように成形加工
し、その底面に小孔6をあける。
前記小孔の数は単一または複数個等任意である。
但し、単−個の場合は第4,5図のように直径が3〜6
閣位の比較的大きい小孔を底面の略中心位置にあけると
よい。
閣位の比較的大きい小孔を底面の略中心位置にあけると
よい。
複数の場合は第1〜3図のように直径1.0〜2.07
71771位の小孔を多数個でも2〜9個位の数多でも
よい。
71771位の小孔を多数個でも2〜9個位の数多でも
よい。
そして、内釜3には小蓋1内に円周段丘部7を成形した
ときは該段丘部に合致する段丘部31を設ける。
ときは該段丘部に合致する段丘部31を設ける。
なお、内釜3の高さhは小蓋1の深さと同一または金属
蓋2の内面に接する程度に設定する。
蓋2の内面に接する程度に設定する。
さらに、前記内釜3の上部局面に複数の孔32をあけで
ある。
ある。
本考案は上記のように小蓋1・小孔付きの内釜3・密封
掛合できる金属*2とから戊る釜の構造によって5勺な
いし1合程度の米とともに釜めし用の具を入れて実際に
一釜当たり1400カロリーのガスバーナーによる強火
で直接加熱したところ、釜内の蒸気は内部圧力の上昇で
金属蓋2を押上げようとする作用にも拘らず金属蓋2の
自重によって該金属蓋の浮上がりを防止し、常に内部圧
力の無駄な放出を防ぐとともに余剰圧力は圧力調圧口4
から放出されて釜内の圧力を適正に保持する。
掛合できる金属*2とから戊る釜の構造によって5勺な
いし1合程度の米とともに釜めし用の具を入れて実際に
一釜当たり1400カロリーのガスバーナーによる強火
で直接加熱したところ、釜内の蒸気は内部圧力の上昇で
金属蓋2を押上げようとする作用にも拘らず金属蓋2の
自重によって該金属蓋の浮上がりを防止し、常に内部圧
力の無駄な放出を防ぐとともに余剰圧力は圧力調圧口4
から放出されて釜内の圧力を適正に保持する。
また、小蓋1と金属蓋2とが恰も簡易な圧力釜のように
機能するから、米飯が単に炊けるというのではなく、よ
り美味に炊け、且つ釜めし用の具はいわゆる芯まで煮え
て味が一層向上する。
機能するから、米飯が単に炊けるというのではなく、よ
り美味に炊け、且つ釜めし用の具はいわゆる芯まで煮え
て味が一層向上する。
しかも沸騰した煮汁は小蓋の周壁12ないしは凹溝13
によって外部への流出が遮断されたことによってガスバ
ーナーやガスコンロの炎口がぬれて火が消えるというこ
とがなくなるとともに、小蓋1およびこの小蓋を五徳に
1噌2列に載せて加熱するガス台等をよごすことが殆ど
なく、特に1度に沢山の釜めしを提供する業務用として
好適である。
によって外部への流出が遮断されたことによってガスバ
ーナーやガスコンロの炎口がぬれて火が消えるというこ
とがなくなるとともに、小蓋1およびこの小蓋を五徳に
1噌2列に載せて加熱するガス台等をよごすことが殆ど
なく、特に1度に沢山の釜めしを提供する業務用として
好適である。
さらに、内釜3の底面にあけた単一または複数の小孔6
によって釜内の熱対流がスムーズで、僅か8分前後の短
時間でしかも焦げつくことなく一気に炊き上げることが
できる。
によって釜内の熱対流がスムーズで、僅か8分前後の短
時間でしかも焦げつくことなく一気に炊き上げることが
できる。
さらに小蓋1に収容する内釜3をアルミ合金板で成形し
、且つ当該内釜の開口縁を小蓋1の開口縁部と同一の面
位置になるように設定したことにより、アルミ箔材質の
内釜に比べて保型性に勝れて変形が防止される。
、且つ当該内釜の開口縁を小蓋1の開口縁部と同一の面
位置になるように設定したことにより、アルミ箔材質の
内釜に比べて保型性に勝れて変形が防止される。
且つ金属蓋2によって内釜3が押さえつけられ炊飯時の
加熱による内釜3の浮き上がりや、がた付きによる騒音
の発生を防ぐことができる。
加熱による内釜3の浮き上がりや、がた付きによる騒音
の発生を防ぐことができる。
そしてまた、内釜3の上部周面にあけた孔32によって
内釜の煮汁が吹き上がる際該孔によって下方にはね返す
作用が生じ、過剰圧力による煮汁吹きこぼれの度合いを
小さくすることが可能である。
内釜の煮汁が吹き上がる際該孔によって下方にはね返す
作用が生じ、過剰圧力による煮汁吹きこぼれの度合いを
小さくすることが可能である。
しかも内釜3の開口縁が金属蓋2の接合部に接していて
も炊飯時に内釜内の水分が底の小孔6から出てその外周
面から上部周面の複数の孔32を通って再度内釜3の中
に入り込む循還作用が促進され、煮炊時間をより効率化
する。
も炊飯時に内釜内の水分が底の小孔6から出てその外周
面から上部周面の複数の孔32を通って再度内釜3の中
に入り込む循還作用が促進され、煮炊時間をより効率化
する。
その他、小蓋1の中段部分に単一の円周段丘部7を成形
し、これに対峙する段丘部31を形成したことによって
、該内釜が小蓋1に対してきつすぎず、またゆるすぎず
に安定的に収容することができる。
し、これに対峙する段丘部31を形成したことによって
、該内釜が小蓋1に対してきつすぎず、またゆるすぎず
に安定的に収容することができる。
第1図は本考案炊飯器の中央縦断面図、第2図は一部を
除去した平面図、第3図は分離状態の一部縦断正面図、
第4図は第1図の変形例を示す一部縦断正面図、第5図
は第4図の一部断面平面図、第6図は第1図のさらに別
の変形例の一部の縦断面図、第7図は第1図のさらにま
た別の変形例を示す一部の縦断面図。 1・・・・・・小蓋、2・・・・・・金属製蓋、3・・
・・・・内釜、4・・・・・・調圧口、5・・・・・・
接合部21のパツキン、6・・・・・・内釜の底面にあ
けた小孔、7・・・・・・小蓋の円周段丘部、11・・
・・・・小蓋の開口縁部、12・・・・・・周壁部、 31・・・・・・内釜の円周段丘部。
除去した平面図、第3図は分離状態の一部縦断正面図、
第4図は第1図の変形例を示す一部縦断正面図、第5図
は第4図の一部断面平面図、第6図は第1図のさらに別
の変形例の一部の縦断面図、第7図は第1図のさらにま
た別の変形例を示す一部の縦断面図。 1・・・・・・小蓋、2・・・・・・金属製蓋、3・・
・・・・内釜、4・・・・・・調圧口、5・・・・・・
接合部21のパツキン、6・・・・・・内釜の底面にあ
けた小孔、7・・・・・・小蓋の円周段丘部、11・・
・・・・小蓋の開口縁部、12・・・・・・周壁部、 31・・・・・・内釜の円周段丘部。
Claims (1)
- 小蓋の開口縁部を密閉する金属蓋に当該開口縁部に密着
する接合部を形成すると共に、前記金属蓋の中心又はそ
の近傍に釜内圧力を調整する調圧口を設け、前記小蓋に
収容したとき、その内面に密接するように成形した内釜
の底面に複数の小孔をあけ、小蓋に収容する小蓋をアル
ミ合金板で成形腰且つ当該内釜の高さを小蓋の深さと同
じにして内釜の開口縁を小蓋の開口縁部と同一の面位置
になるように設定し、内釜の上部周面に複数の孔をあけ
たことを特徴とする釜めし用炊飯器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16529281U JPS6041854Y2 (ja) | 1981-11-04 | 1981-11-04 | 釜めし用炊飯器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16529281U JPS6041854Y2 (ja) | 1981-11-04 | 1981-11-04 | 釜めし用炊飯器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5868223U JPS5868223U (ja) | 1983-05-10 |
JPS6041854Y2 true JPS6041854Y2 (ja) | 1985-12-20 |
Family
ID=29957495
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16529281U Expired JPS6041854Y2 (ja) | 1981-11-04 | 1981-11-04 | 釜めし用炊飯器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6041854Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-11-04 JP JP16529281U patent/JPS6041854Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5868223U (ja) | 1983-05-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4373511A (en) | Cooking vessel | |
EP0839485B1 (en) | System enabling ecologic cooking of foodstuff | |
US4462308A (en) | Steam cooker | |
EP1240860B1 (en) | Cooking vessel | |
JPS596648B2 (ja) | 鍋型調理器具 | |
JPS6041854Y2 (ja) | 釜めし用炊飯器 | |
KR101350636B1 (ko) | 다용도 조리기구 | |
CN215502432U (zh) | 一种具有新型隔板的多功能锅 | |
JP2002300966A (ja) | 容器兼用蒸し器 | |
USRE21688E (en) | Utensil | |
JP3081841B1 (ja) | 多機能鍋 | |
KR100650985B1 (ko) | 항아리 가마솥 | |
JP2588141B2 (ja) | 組合せ調理鍋 | |
GB2049400A (en) | Cooking vessel | |
JP2887309B2 (ja) | 調理器 | |
JPS6029928Y2 (ja) | 釜めし用炊飯器 | |
CN212234105U (zh) | 一种双层蒸烤锅 | |
KR200279278Y1 (ko) | 개량된 찜통 | |
CN215959369U (zh) | 一种多功能蒸具及其蒸具配件 | |
KR200279277Y1 (ko) | 개량된 찜기 | |
CN210354309U (zh) | 一种晾置食材的涮烤火锅 | |
CN217610513U (zh) | 一种具有多蒸层的多功能锅 | |
CN215127140U (zh) | 烹饪器具 | |
CN215127544U (zh) | 用于无水烘烤烹饪的砂锅 | |
KR200245632Y1 (ko) | 불판 겸용 냄비 |