JPS6041832Y2 - 直流電源装置 - Google Patents
直流電源装置Info
- Publication number
- JPS6041832Y2 JPS6041832Y2 JP214779U JP214779U JPS6041832Y2 JP S6041832 Y2 JPS6041832 Y2 JP S6041832Y2 JP 214779 U JP214779 U JP 214779U JP 214779 U JP214779 U JP 214779U JP S6041832 Y2 JPS6041832 Y2 JP S6041832Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- current
- load
- power supply
- switch
- rectifier
- Prior art date
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- Control Of Voltage And Current In General (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は立ち上がりの急峻な負荷電流を供給すると共に
定常の給電時には、安定した低リプルの電流を供給でき
る直流電源装置に関するものである。
定常の給電時には、安定した低リプルの電流を供給でき
る直流電源装置に関するものである。
従来、制御整流器を用いて交流電源から直流負荷電流を
供給する直流電源装置には、次のような方式が適用され
る。
供給する直流電源装置には、次のような方式が適用され
る。
(1) 第1図に示すように、交流人力10を制御整
流器11で直流に変換して負荷12に給電し、負荷電流
の立ち上り時は、負荷12が要求する電流値になるよう
に制御整流器11のゲートを制御する方式。
流器11で直流に変換して負荷12に給電し、負荷電流
の立ち上り時は、負荷12が要求する電流値になるよう
に制御整流器11のゲートを制御する方式。
(2)第2図に示すように、制御整流器11の出力側に
直流リアクトル13を、負荷12に並列に半導体素子等
の開閉機能を有するスイッチ14を接続し、負荷への給
電が必要でない時はスイッチ14で負荷を短絡し、要求
される負荷電流とスイッチ14を流れる電流が等しくな
るように制御整流器11により定電流制御を行ない、負
荷12への給電の必要に応じてスイッチ14を開閉腰負
荷電流を供給する方式。
直流リアクトル13を、負荷12に並列に半導体素子等
の開閉機能を有するスイッチ14を接続し、負荷への給
電が必要でない時はスイッチ14で負荷を短絡し、要求
される負荷電流とスイッチ14を流れる電流が等しくな
るように制御整流器11により定電流制御を行ない、負
荷12への給電の必要に応じてスイッチ14を開閉腰負
荷電流を供給する方式。
上記(1)、(2)の方式は共に制御整流器11を制御
して定電流制御を行なうが、その制御回路を(2)の方
式について示すと第3図の通りである。
して定電流制御を行なうが、その制御回路を(2)の方
式について示すと第3図の通りである。
すなわち変流器21、電流−電圧変換器22、整流器2
3、電流基準信号24、誤差増幅器25、反転増幅器2
6、位相検出器27、位相制御回路28、ゲート回路2
9により構成され、変流器21で検出された交流入力電
流を電流−電圧変換器22により交流電圧信号に変換し
、整流器23により直流電圧信号に変換し、電流基準信
号24とつき合わせて、その差を誤差増幅器25で増幅
し、反転増幅器26、位相制御回路28、ゲート回路2
9を介して制御整流器11のゲートを制御している。
3、電流基準信号24、誤差増幅器25、反転増幅器2
6、位相検出器27、位相制御回路28、ゲート回路2
9により構成され、変流器21で検出された交流入力電
流を電流−電圧変換器22により交流電圧信号に変換し
、整流器23により直流電圧信号に変換し、電流基準信
号24とつき合わせて、その差を誤差増幅器25で増幅
し、反転増幅器26、位相制御回路28、ゲート回路2
9を介して制御整流器11のゲートを制御している。
(1)の方式についても同様な制御回路が用いられてい
る。
る。
(1)の方式では、制御整流器11の出力の配線のイン
ダクタンスにより負荷電流の立ち上がりが決定される。
ダクタンスにより負荷電流の立ち上がりが決定される。
又、負荷電流のリップルは制御整流器11の出力電圧リ
プルと配線のインダクタンスにより決定され、負荷12
が抵抗負荷の場合は、制御整流器11の出力電圧リプル
にほぼ等しくなる。
プルと配線のインダクタンスにより決定され、負荷12
が抵抗負荷の場合は、制御整流器11の出力電圧リプル
にほぼ等しくなる。
負荷電流のリップルを小さくするため、制御整流器11
のの出力側に第2図同様直流リアクトル13を直列に接
続するとこれにより、負荷電流の立ち上がりが抑制され
てしまう。
のの出力側に第2図同様直流リアクトル13を直列に接
続するとこれにより、負荷電流の立ち上がりが抑制され
てしまう。
従って(1)の方式では、負荷電流の立ち上りを速くす
ることと、負荷電流のりプルを低くすることは相反する
ことになる。
ることと、負荷電流のりプルを低くすることは相反する
ことになる。
(2)の方式は負荷12に並列にスイッチ14を設ける
ことにより、常時はスイッチ14を閉としておき、スイ
ッチ14に流れる電流が一定となるよう制御整流器11
で定電流制御を行なっておき、負荷12へ給電する場合
はスイッチ14を開とすれば立ち上がりの速い電流を負
荷12へ供給することができる。
ことにより、常時はスイッチ14を閉としておき、スイ
ッチ14に流れる電流が一定となるよう制御整流器11
で定電流制御を行なっておき、負荷12へ給電する場合
はスイッチ14を開とすれば立ち上がりの速い電流を負
荷12へ供給することができる。
又、負荷電流のりプルも直流リアクトル13により低く
抑えることができる。
抑えることができる。
負荷電流供給時の直流リアクトル13による遅れは、常
に直流リアクトル13に電流が流れているために無くな
り、更に負荷12の配線インダクタンスによる遅れも、
スイッチ14を負荷12に近接して接続すれば少なくす
ることができる。
に直流リアクトル13に電流が流れているために無くな
り、更に負荷12の配線インダクタンスによる遅れも、
スイッチ14を負荷12に近接して接続すれば少なくす
ることができる。
従って(2)の方式は負荷電流の立ち上がりを速くする
こと、負荷電流のりプルを低くすることの両者を満足さ
せることができる。
こと、負荷電流のりプルを低くすることの両者を満足さ
せることができる。
しかしく2)の方式は、スイッチ14を開いた瞬間、負
荷12により発生する電圧分による電流の減衰があり、
これを補償するように制御整流器11の位相が制御され
るが、制御整流器11の定電流制御方式のみでは、制御
系を安定化させるための制御系の遅れにより、電流の減
衰はまぬがれない。
荷12により発生する電圧分による電流の減衰があり、
これを補償するように制御整流器11の位相が制御され
るが、制御整流器11の定電流制御方式のみでは、制御
系を安定化させるための制御系の遅れにより、電流の減
衰はまぬがれない。
電流の減衰は直流リアクトル13のインダクタンス値を
大とするほど抑制されるが、インダクタンス値を大とす
ることは直流リアクトル13が高価になり、不経済であ
る。
大とするほど抑制されるが、インダクタンス値を大とす
ることは直流リアクトル13が高価になり、不経済であ
る。
本考案は上記の欠点を除去するためになされたもので、
制御整流器11を用いた直流電源装置において、直流リ
アクトル13のインダクタンスを電流リプルを保証する
最小限の値とすることによって低価格をはかると共に、
制御回路の改良によって急峻な立ち上がりの負荷電流を
供給できる合理的な直流電源装置を提供するものである
。
制御整流器11を用いた直流電源装置において、直流リ
アクトル13のインダクタンスを電流リプルを保証する
最小限の値とすることによって低価格をはかると共に、
制御回路の改良によって急峻な立ち上がりの負荷電流を
供給できる合理的な直流電源装置を提供するものである
。
以下本考案を第4゛図に示す一実施例によって説明する
。
。
本考案の主旨は前述の(2)の方式において、通常の定
電流制御回路の誤差増幅器25の出力に、スイッチ14
を開くと同時に電流基準に比例した出力信号に対応する
補正量を加算することである。
電流制御回路の誤差増幅器25の出力に、スイッチ14
を開くと同時に電流基準に比例した出力信号に対応する
補正量を加算することである。
すなわち第4図においてスイッチ14が閉じている時は
前述の如く定電流制御回路の電流基準信号24に相当す
る電流を制御整流器11、直流リアクトル13、スイッ
チ14を介して流す。
前述の如く定電流制御回路の電流基準信号24に相当す
る電流を制御整流器11、直流リアクトル13、スイッ
チ14を介して流す。
電流基準24をレベル調整器33でレベル変換し、整流
器11の電圧立ち上げのための加算信号34とする。
器11の電圧立ち上げのための加算信号34とする。
スイッチ14を開いたときは、前記加算信号34をスイ
ッチ操作信号32によりスイッチ14と同時に操作され
るスイッチ35を介して誤差増幅器25の出力に加算し
て、加算器36に入力する。
ッチ操作信号32によりスイッチ14と同時に操作され
るスイッチ35を介して誤差増幅器25の出力に加算し
て、加算器36に入力する。
これによって負荷12に発生する電圧による電流減衰骨
は上記加算信号34で補償するので定電流制御系は遅れ
なしで、負荷12へ一定な電流を供給できる。
は上記加算信号34で補償するので定電流制御系は遅れ
なしで、負荷12へ一定な電流を供給できる。
以上説明したように、本考案によれば簡単な制御回路の
改良によりインダクタンスの小さな直流リアクトルを用
いて急峻な立ち上がりの負荷電流を流すと共に定常給電
時には安定した低リプル電流を供給する合理的な直流電
源装置を得ることができる。
改良によりインダクタンスの小さな直流リアクトルを用
いて急峻な立ち上がりの負荷電流を流すと共に定常給電
時には安定した低リプル電流を供給する合理的な直流電
源装置を得ることができる。
なお第4図においては変流器21を交流入力側に設けて
いるが、直流側で電流検出を行うこともできる。
いるが、直流側で電流検出を行うこともできる。
また第5図に示す如く電流基準24が大きく変動しない
場合にはレベル設定値40で半固定化された加算信号3
4で行うこともできる。
場合にはレベル設定値40で半固定化された加算信号3
4で行うこともできる。
また第6図に示すように制御整流器11の代りに整流器
50を用い、交流側の各相に半導体等によるスイッチン
グ回路51を設け、その位相制御によって定電流制御を
行う回路方式にも本考案を適用することができる。
50を用い、交流側の各相に半導体等によるスイッチン
グ回路51を設け、その位相制御によって定電流制御を
行う回路方式にも本考案を適用することができる。
第1図および第2図は従来の直流電源装置を示す系統図
、第3図は上記従来装置の定電流制御回路を示すブロッ
ク図、第4図は本考案の一実施例を示すブロック図、第
5図、第6図は本考案の他の実施例を示すブロック図で
ある。 11・・・・・・制御整流器、12・・・・・・負荷、
13・・・・・・直流リアクトル、14・・・・・・ス
イッチ、21・・・・・・変流器、22・・・・・・電
流−電圧変換器、23・・・・・・整流器、24・・・
・・・電流基準信号、25・・・・・・誤差増幅器、2
6・・・・・・反転増幅器、27・・・・・・位相検出
器、28・・・・・・位相制御回路、29・・・・・・
ゲート回路、31・・・・・・スイッチ操作回路、32
・・・・・・スイッチ操作信号、33・・・・・・レベ
ル調整器、34・・・・・・加算信号、35・・・・・
・スイッチ、36・・・・・・加算器、40・・・・・
・レベル設定器、 50・・・・・・整流器、 51・・・・・・スイ ッチング回路。
、第3図は上記従来装置の定電流制御回路を示すブロッ
ク図、第4図は本考案の一実施例を示すブロック図、第
5図、第6図は本考案の他の実施例を示すブロック図で
ある。 11・・・・・・制御整流器、12・・・・・・負荷、
13・・・・・・直流リアクトル、14・・・・・・ス
イッチ、21・・・・・・変流器、22・・・・・・電
流−電圧変換器、23・・・・・・整流器、24・・・
・・・電流基準信号、25・・・・・・誤差増幅器、2
6・・・・・・反転増幅器、27・・・・・・位相検出
器、28・・・・・・位相制御回路、29・・・・・・
ゲート回路、31・・・・・・スイッチ操作回路、32
・・・・・・スイッチ操作信号、33・・・・・・レベ
ル調整器、34・・・・・・加算信号、35・・・・・
・スイッチ、36・・・・・・加算器、40・・・・・
・レベル設定器、 50・・・・・・整流器、 51・・・・・・スイ ッチング回路。
Claims (1)
- 短絡用スイッチが並列に接続された負荷に直流リアクト
ルを介して直流電流を供給する電流制御式直流電源を備
え、負荷通電開始前に上記短絡用スイッチに負荷電流分
を流しておき、負荷通電開始時に上記短絡用スイッチを
開放して負荷電流の立上りを早めるようにした直流電源
装置において、上記短絡用スイッチを開くと同時に操作
されるスイッチを介して与えられる電流基準に比例した
出力信号に対応する補正量で上記電流制御の電流設定を
高め、負荷通電開始時の負荷電流の立上がりを向上させ
ることを特徴とする直流電源装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP214779U JPS6041832Y2 (ja) | 1979-01-16 | 1979-01-16 | 直流電源装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP214779U JPS6041832Y2 (ja) | 1979-01-16 | 1979-01-16 | 直流電源装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55104393U JPS55104393U (ja) | 1980-07-21 |
JPS6041832Y2 true JPS6041832Y2 (ja) | 1985-12-19 |
Family
ID=28804950
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP214779U Expired JPS6041832Y2 (ja) | 1979-01-16 | 1979-01-16 | 直流電源装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6041832Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-01-16 JP JP214779U patent/JPS6041832Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55104393U (ja) | 1980-07-21 |
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