JPS6041685Y2 - 正特性サ−ミスタ装置 - Google Patents
正特性サ−ミスタ装置Info
- Publication number
- JPS6041685Y2 JPS6041685Y2 JP16776580U JP16776580U JPS6041685Y2 JP S6041685 Y2 JPS6041685 Y2 JP S6041685Y2 JP 16776580 U JP16776580 U JP 16776580U JP 16776580 U JP16776580 U JP 16776580U JP S6041685 Y2 JPS6041685 Y2 JP S6041685Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature coefficient
- positive temperature
- terminal
- coefficient thermistor
- thermistor device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Details Of Resistors (AREA)
- Thermistors And Varistors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はカラーテレビの消磁回路に使用する消磁用の正
特性サーミスタ装置の改良に関するものである。
特性サーミスタ装置の改良に関するものである。
従来の正特性サーミスタ装置は第１図に示すように中央
端子３の両側に制御用正特性サーミスタ素子１と発熱用
正特性サーミスタ素子２を各々配し、該素子１，２を中
央端子３を介してバネ性を有する非鉄金属の端子４で押
圧保持されており、このバネ性を有する端子材料は正特
性サーミスタ素子の発熱温度（１２０〜１７０°Ｃりが
高いため、一般にベリリウム銅や銅チタニウム合金など
の耐熱バネ材を用い、かつ酸化防止用の銀メッキを施こ
したものであった。
端子３の両側に制御用正特性サーミスタ素子１と発熱用
正特性サーミスタ素子２を各々配し、該素子１，２を中
央端子３を介してバネ性を有する非鉄金属の端子４で押
圧保持されており、このバネ性を有する端子材料は正特
性サーミスタ素子の発熱温度（１２０〜１７０°Ｃりが
高いため、一般にベリリウム銅や銅チタニウム合金など
の耐熱バネ材を用い、かつ酸化防止用の銀メッキを施こ
したものであった。
したがって非常に高価な端子となっていた。
本考案は耐熱性を有し、かつ弾性をもち安価なステンレ
ス材からなる正特性サーミスタ装置の端子を改良したも
のである。
ス材からなる正特性サーミスタ装置の端子を改良したも
のである。
以下本考案を図面に基づき詳細に説明する。
第１図は正特性サーミスタ装置の側面図、第２図〜第５
図は本考案のバネ端子の実施例を示す斜視図で、１は制
御用サーミスタ素子、２は発熱用正特性サーミスタ素子
、３は中央端子、４はバネ端子で、該中央端子３および
バネ端子４を固定ベース８に挿入し、制御用正特性サー
ミスタ素子１および発熱用正特性サーミスタ素子２を各
々中央端子３とバネ端子４の間に挿入固定する。
図は本考案のバネ端子の実施例を示す斜視図で、１は制
御用サーミスタ素子、２は発熱用正特性サーミスタ素子
、３は中央端子、４はバネ端子で、該中央端子３および
バネ端子４を固定ベース８に挿入し、制御用正特性サー
ミスタ素子１および発熱用正特性サーミスタ素子２を各
々中央端子３とバネ端子４の間に挿入固定する。
このように構成された正特性サーミスタ装置の中央端子
３およびバネ端子４はステンレス材を用い、ＪＩＳ規格
の５ＵＳ３０１．５ＵＳ３０４などが耐熱性に優れ、か
つバネ材として用いるに最適であるため端子材として選
定した。
３およびバネ端子４はステンレス材を用い、ＪＩＳ規格
の５ＵＳ３０１．５ＵＳ３０４などが耐熱性に優れ、か
つバネ材として用いるに最適であるため端子材として選
定した。
またバネ端子４の接触片９は正特性サーミスタの突入電
流によって２片、３片と設計するもので、その片の数は
限定しないものである。
流によって２片、３片と設計するもので、その片の数は
限定しないものである。
さらにこの端子材はステンレスを用いているので、酸化
しにくい金属であるためメッキする必要がない。
しにくい金属であるためメッキする必要がない。
しかし電子部品は一般にプリント基板などに装着し、半
田などによって固定接続し、他の電子部品との通電をし
ているため、ステンレス材は通常の半田付などで接続で
きない。
田などによって固定接続し、他の電子部品との通電をし
ているため、ステンレス材は通常の半田付などで接続で
きない。
したがって第３図のように、あらかじめ該端子の引出接
続部に特殊フラックスによって予備半田５しておくか、
もしくは第４図のように半田付に適したリード端子６を
溶着するか、または第５図のように半田付に適したリー
ド端子６を加締め７などして半田付が可能なようにして
いる。
続部に特殊フラックスによって予備半田５しておくか、
もしくは第４図のように半田付に適したリード端子６を
溶着するか、または第５図のように半田付に適したリー
ド端子６を加締め７などして半田付が可能なようにして
いる。
以上のように構成した正特性サーミスタ装置は従来正特
性サーミスタ素子と接触する端子を酸化防止、耐蝕性の
向上のため銀メッキなどを施こしているのに対し、本考
案は正特性サーミスタ素子と接する端子を耐熱性に優れ
、かつバネ材とじて最適なステンレス材で構成している
ので、接触安定性が高く、したがって信頼性が高い。
性サーミスタ素子と接触する端子を酸化防止、耐蝕性の
向上のため銀メッキなどを施こしているのに対し、本考
案は正特性サーミスタ素子と接する端子を耐熱性に優れ
、かつバネ材とじて最適なステンレス材で構成している
ので、接触安定性が高く、したがって信頼性が高い。
さらに安価で、かつ耐熱、耐蝕性を有し、工業上ならび
に実用上有益なものである。
に実用上有益なものである。
第１図は正特性サーミスタ装置の側面図、第２図〜第５
図は本考案のバネ端子の実施例の斜視図である。 １：制御用正特性サーミスタ素子、２：発熱用正特性サ
ーミスタ素子、３：中央端子、４：バネ端子、５：予備
半田付部、６：リード端子、７：加締め部。
図は本考案のバネ端子の実施例の斜視図である。 １：制御用正特性サーミスタ素子、２：発熱用正特性サ
ーミスタ素子、３：中央端子、４：バネ端子、５：予備
半田付部、６：リード端子、７：加締め部。
Claims (3)
- （１）耐熱性を有するステンレス材からなる中央端子の
両側に制御用正特性サーミスタ素子と発熱用正特性サー
ミスタ素子を各々配し、該端子と同村のバネ端子で押圧
保持したことを特徴とするカラーテレビ消磁回路用の正
特性サーミスタ装置。 - （２）上記中央端子およびバネ端子の外部引出接続片の
半田付部にあらかじめ予備半田を施こしたことを特徴と
する実用新案登録請求の範囲第１項記載の正特性サーミ
スタ装置。 - （３）上記中央端子およびバネ端子の外部引出接続片の
半田付部に半田付容易なリード端子を溶着あるいは加締
接続したことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第１
項記載の正特性サーミスタ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16776580U JPS6041685Y2 (ja) | 1980-11-21 | 1980-11-21 | 正特性サ−ミスタ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16776580U JPS6041685Y2 (ja) | 1980-11-21 | 1980-11-21 | 正特性サ−ミスタ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5791204U JPS5791204U (ja) | 1982-06-04 |
| JPS6041685Y2 true JPS6041685Y2 (ja) | 1985-12-19 |
Family
ID=29526390
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16776580U Expired JPS6041685Y2 (ja) | 1980-11-21 | 1980-11-21 | 正特性サ−ミスタ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6041685Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-11-21 JP JP16776580U patent/JPS6041685Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5791204U (ja) | 1982-06-04 |
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