JPS6041070Y2 - コンバインにおける刈取前処理部の下降限度規制装置 - Google Patents

コンバインにおける刈取前処理部の下降限度規制装置

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JPS6041070Y2
JPS6041070Y2 JP4599380U JP4599380U JPS6041070Y2 JP S6041070 Y2 JPS6041070 Y2 JP S6041070Y2 JP 4599380 U JP4599380 U JP 4599380U JP 4599380 U JP4599380 U JP 4599380U JP S6041070 Y2 JPS6041070 Y2 JP S6041070Y2
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Application number
JP4599380U
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JPS56147815U (ja
Inventor
利勝 谷本
Original Assignee
株式会社クボタ
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、走行機体に上下揺動調節自在に枢着された刈
取前処理部の下降限度を接当具を用いて接当規制する装
置に関する。
従来より係る下降限度規制装置の一つとしては、接当具
に接当ボルトを用い、製作組立誤差等による下降限度の
差異を接当ボルトの調整によって吸収し、標準水平地面
に対する刈取前処環部前端の高さを適切に設定できるよ
うに構成していたのであるが、下降限度を標準レベルか
ら大きく変更したい場合には、接当ボルトを大きく調整
変位しなければならないためにその操作が手間どり、且
つ元の標準レベルに戻すのにも同様な手間を要するもの
であった。
又、下降限度規制装置の別のものとして、実開昭53−
135335号公報に開示されたもののように、昇降シ
リンダーのピストンロッドに設けられた規制ピンを受け
とめる接当具を構成した昇降規制用アームを作用姿勢と
接当規制を解除する非作用姿勢とに揺動切換可能に構成
されたものや、ブロック状の接当具を揺動式に姿勢変更
して簡単迅速に下降限度を2段に切換えできるものもあ
るが、この種形式のものは微調整ができないために製作
組付誤差等による下降限度の差異を吸収できない不便さ
があった。
この考案は、微調整が可能であるとともに大きい切換え
も簡単迅速に行えるようにして、圃場条件に応じた適切
な刈取前処理部レベルでの作業を行うことができるよう
にぜんとしたものである。
以下本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図はコンバインの前部を示し、クローラ走行装置1
を装備し、脱穀装置2、エンジン3等を塔載した走行機
体4の前部に、引起し装置5、刈取装置6、刈取殻稈搬
送装置7等を装備した刈取前処理部8の支持フレーム9
が横支点Pを中心に上下揺動自在に枢支されている。
この支持フレーム9の中間と機体4との間には単動型油
圧シリンダー10によって屈伸作動される屈折リンク機
構11が架設され、シリンダー10への圧油供給によっ
て屈折リンク機構11が伸展駆動されて刈取前処理部8
が強制上昇され、シリンダー10からの排油によって刈
取前処理部8が自重下降するように構成されている。
以上のようにして昇降される刈取前処理部8は、その自
重による下降限度が次のような構威によって規制される
つまり、前記クローラ走行装置1を駆動するミッション
ケース12の左右横側にはスプロケット駆動軸13を挿
通支承した筒ケース14が突設され、この筒ケース14
に固着された機体側ブラケット15に、前記刈取前処理
部8の支持フレーム9の下面に接当してその下降を規制
するボルト式接当具であるところの接当ボルト16が取
付けられている。
この接当ボルト16は、前記機体側ブラケット15に略
90°回動自在に枢支連結された回動部材17に螺着し
たものであって、回動部材17の姿勢を切換えることに
よって、回動部材17の遊端が基端側ストッパー14に
兼用構成された筒ケースに接当し前記接当ボルト16の
頭部が支持フレーム9に向かう接当作用姿勢と、回動部
材17の基端がブラケット先端側ストッパー15Aに接
当して前方下方に倒れ込んだ非作用姿勢に切換えられる
ようになっている。
そして、前記接当作用姿勢では接当ボルト16の出退調
節によって刈取前処理部8の下降限度が微調整可能であ
り、この調整によって、クローラ走行装置1が沈下しな
い基準水平地面Gに対する刈取前処理部8の前端の高さ
を調整するのである。
これによって製作組付誤差などを吸収して下降限度にお
いて刈取前処理部8が地面に接触するのを防止する。
又、比較的機体沈下の大きい湿田においては、前進走行
時にクローラ走行装置1の前部が泥面より受ける反力に
て浮上り気味となって、機体がやや後傾となり、刈取前
処理部8の前端が大きく浮上することがあり、このよう
なときには前記回動部材17の姿勢を切換えて接当ボル
ト16を非作用姿勢にし、前記のようにして規制された
基準の下降限度よりも更に下降できるようにする。
そして、この場合は回動部材17に予め設けられている
別の補助接当具18が支持フレーム9に作用して最大の
下降限度が規制される。
尚、実施例では接当ボルト16の姿勢変更によって、基
準水平地面近くのレベルとそれより大きく下降したレベ
ルとに下限の切換えを行う場合を示したが、基準水平面
近くのレベルよりも大きく上昇したレベルへの切換えが
できる構造を組合わせた形態で実施するもよい。
又、接当ボルト16を取付けた回動部材17を操縦位置
から遠隔回動操作可能にしておくのもよい。
以上説明したように本考案は、走行機体に付設した機体
側ブラケット15に起伏揺動自在に枢支された回動部材
17に、走行機体に対して上下揺動調節自在に枢着され
た刈取前処理部1の下降限度を刈取前処理部1の支持フ
レーム9との接当により規制する接当位置微調整可能な
ボルト式接当具16と接当位置固定可能な補助接当具1
8とを設け、前記回動部材17の起伏揺動作動に伴って
、前記ボルト式接当具16と補助接当具18との何れか
一方が前記支持フレーム支持フレーム9に接当するよう
に切換自在に構成するとともに、前記機体側ブラケット
15に設けた基端側ストッパー14との接当による倒伏
姿勢で前記ボルト式接当具16を作用させることにより
刈取前処理部が基準水平地面近くの一定小範囲で下降限
度調整可能であるように、かつ、前記機体側ブラケット
15に設けた先端側ストッパー15Aとの接当による起
立姿勢で補助接当具18を作用させることにより刈取前
処理部8をボルト式接当具16による規制レベルとは異
ったレベルで接当規制するように構威しであることを特
徴とするものであるから、接当具16の微調整によって
基準水平地面近くでの下限調整を行って製作組付誤差等
の吸収を行えるとともに、基準の下降限度から大きく外
れたレベルへの下限変更は回動部材17の姿勢変更によ
って簡単迅速に行うことが可能となり、下降調整及び変
更を適切に行って良好な収穫作業を行えるようになった
しかも、回動部材17に接当具16と補助接当具18を
一体的に設けであるので周接当具16.18を別々に設
置構成するものに比べて、コンパクトに構成することが
できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係るコンバインにおける刈取前処理部の
下降限度規制装置の実施例を示腰第1図はコンバインの
前部を示す側面図、第2図は要部の拡大側面図、第3図
は第2図におけるA−A矢視図である。 訃・・・・・刈取前処理部、9・・・・・・支持フレー
ム、14・・・・・・基端側ストッパー、15・・・・
・・機体側ブラケット、15A・・・・・・先端側スト
ッパー 16・・・・・・ボルト式接当具、17・・・
・・・回動部材、18・・・・・・補助接当具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 走行機体に付設した機体側ブラケット15に起伏揺動自
    在に枢支された回動部材17に、走行機体に対して上下
    揺動調節自在に枢着された刈取前処理部8の下降限度を
    刈取前処理部8の支持フレーム9との接当により規制す
    る接当位置微調整可能なボルト式接当具16と接当位置
    固定可能な補助接当具18とを設け、前記回動部材17
    の起伏揺動作動に伴って、前記ボルト式接当具16と補
    助接当具18との何れか一方が前記支持フレーム9に接
    当するように切換自在に構成するとともに、前記機体側
    ブラケット15に設けた基端側ストッパー14との接当
    による倒伏姿勢で前記ボルト式接当具16を作用させる
    ことにより刈取前処理部が基準水平地面近くの一定小範
    囲で下降限度調整可能であるように、かつ、前記機体側
    ブラケット15に設けた先端側ストッパー15Aとの接
    当による起立姿勢で補助接当具18を作用させることに
    より刈取前処理部8をボルト式接当具16による規制レ
    ベルとは異なったレベルで接当規制するように構成上で
    あるコンバインにおける刈取前処理部の下降限度規制装
    置。
JP4599380U 1980-04-04 1980-04-04 コンバインにおける刈取前処理部の下降限度規制装置 Expired JPS6041070Y2 (ja)

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JPS56147815U JPS56147815U (ja) 1981-11-07
JPS6041070Y2 true JPS6041070Y2 (ja) 1985-12-12

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