JPS6040593B2 - 冷蔵庫等の発泡用治具の製造方法 - Google Patents
冷蔵庫等の発泡用治具の製造方法Info
- Publication number
- JPS6040593B2 JPS6040593B2 JP53084460A JP8446078A JPS6040593B2 JP S6040593 B2 JPS6040593 B2 JP S6040593B2 JP 53084460 A JP53084460 A JP 53084460A JP 8446078 A JP8446078 A JP 8446078A JP S6040593 B2 JPS6040593 B2 JP S6040593B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- molded product
- inner box
- mold
- paint
- core
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Refrigerator Housings (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、冷蔵庫等の断熱材として発泡ウレタンを用い
るときに使用する発泡用捨臭の製造方法に関するもので
ある。
るときに使用する発泡用捨臭の製造方法に関するもので
ある。
従来の技術
発泡ウレタンを断熱材とする冷蔵庫は、一般に冷蔵庫の
内箱との間隙に原液を注入して発泡してさせる方法を採
用している。
内箱との間隙に原液を注入して発泡してさせる方法を採
用している。
このウレタン発泡時、発泡圧により内箱や外箱が変形し
ないように、内箱と外箱を発泡用捨具で所定の寸法に保
持している。特にプラスチック内箱は真空成形による加
工の容易さから複雑な形状に設計されており、発泡圧に
よる内箱の変形を防ぐには内箱に合致した発泡用捨具を
製作する必要がある。従来、この発泡用沿具としては、
例えば特公昭４６一１３９０８号公報で知られる如く、
プラスチック内箱の内面側に硬質ウレタンフオームを充
填させた後に内箱を破壊して発泡用捨具とするものであ
った。
ないように、内箱と外箱を発泡用捨具で所定の寸法に保
持している。特にプラスチック内箱は真空成形による加
工の容易さから複雑な形状に設計されており、発泡圧に
よる内箱の変形を防ぐには内箱に合致した発泡用捨具を
製作する必要がある。従来、この発泡用沿具としては、
例えば特公昭４６一１３９０８号公報で知られる如く、
プラスチック内箱の内面側に硬質ウレタンフオームを充
填させた後に内箱を破壊して発泡用捨具とするものであ
った。
発明が解決しようとする問題点
しかしながらこのようなものにあっては、ウレタン層が
直接発泡用袷具の外表面に露出するため、使用度合によ
っては外表面がこわれやすく耐久性に問題があった。
直接発泡用袷具の外表面に露出するため、使用度合によ
っては外表面がこわれやすく耐久性に問題があった。
また、外表面を強固なスキン層を形成するためには、強
固な金型が必要となる問題があった。本発明はかかる問
題点を解決するもので、治具の耐久性を増すとともに、
内箱の挿脱を容易にすることを目的とするものである。
固な金型が必要となる問題があった。本発明はかかる問
題点を解決するもので、治具の耐久性を増すとともに、
内箱の挿脱を容易にすることを目的とするものである。
問題点を解決するための手段
上詫間題点を解決するために本発明は、冷蔵庫の内箱と
なる第１の成形品を金型にセットし、この第１の成形品
に塗料を塗布した後に、第１の成形品を成形型として合
成樹脂性の第２の成形品を形成し、次に第２の成形品内
にコアを挿入してコァと第２の成形品との間に接合材を
充填し、その後、金型と第１の成形品を除去することに
より発泡用治具を得るものである。
なる第１の成形品を金型にセットし、この第１の成形品
に塗料を塗布した後に、第１の成形品を成形型として合
成樹脂性の第２の成形品を形成し、次に第２の成形品内
にコアを挿入してコァと第２の成形品との間に接合材を
充填し、その後、金型と第１の成形品を除去することに
より発泡用治具を得るものである。
作用
したがって、第１の成形品を除去した後の第２の成形品
が治具の表面となり、また、塗料の厚さだけ第２の成形
品の外形寸法は第１の成形品より小さくなり、製造誤差
により内箱の寸法が若干ばらついても、治具を内箱に確
実に挿入することができる。
が治具の表面となり、また、塗料の厚さだけ第２の成形
品の外形寸法は第１の成形品より小さくなり、製造誤差
により内箱の寸法が若干ばらついても、治具を内箱に確
実に挿入することができる。
実施例
以下本発明の一実施例を図面を参考に説明する。
図において、１は冷蔵庫の内箱２（第１の成形品）を形
成するための箱型の真空成形用金型である。前記内箱２
はＡ母樹脂からなる合成樹脂で形成されている。３は前
記内箱２の奥行方向に延びた棚受用のリブである。
成するための箱型の真空成形用金型である。前記内箱２
はＡ母樹脂からなる合成樹脂で形成されている。３は前
記内箱２の奥行方向に延びた棚受用のリブである。
４は金型１に内箱２をセットした状態（金型１に内箱２
を挿入した状態）で、内箱２に真空引き用の孔（図示せ
ず）を設けて形成した合成樹脂からなる第２の成形品で
ある。
を挿入した状態）で、内箱２に真空引き用の孔（図示せ
ず）を設けて形成した合成樹脂からなる第２の成形品で
ある。
このとき、第２の成形品４は内箱２の輪郭に沿うもので
あるが、少なくとも棚受けなどの凹凸部であるリブ３に
は耐熱性の塗料５を塗布し、塗料５の厚み部分だけ第２
の成形品４のリブ３間に位置する部分の大きさをを小さ
くするものである。そして、このようにして形成した第
２の成形品４の内側にコア６を配置し、コア６と第２の
成形品４の間にウレタンを発泡あるし、は阻水セメント
等の接合材７を充填し、第２の成形品４とコア６とを接
合材７にて接合させるものである。その後、内箱２、第
２の成形品４、接合材７及びコア６を金型１より取り出
し、内箱２を破壊し、かつ塗料５を除去して第２の成形
品４、接合材７、コア６にて発泡用捨具８を形成するも
のである。したがって、発泡用治具８の外表面は合成樹
脂製の第２の成形品４にて覆われるため耐久性が高く、
また、冷蔵庫の内箱２の寸法バラッキ、特にリブ３での
バラッキは、塗料５の厚さ分だけ第２の成形品４のリブ
間に位置する部分が４・さ目になっているため、塗料５
の厚さ分の内箱２の寸法バラッキは確実に吸収できるも
のである。さらに、耐久性の塗料５を塗布することによ
り、第２の成形品４を真空成形する際の金型１の子熱に
より内箱２が多少軟化し、金型表面よりわずかに浮き上
がるが、この浮き上りを減少するのに役立＜）。尚、実
施例では耐熱性の塗料を用いたが、これに限らず硬化時
間を早くした熱硬化性樹脂、あるいは硬化性のシリコン
シーラ等も利用できる。発明の効果上記実施例により明
らかなように本発明は、冷蔵庫の合成樹脂製内箱等の真
空成形用金型にて形成した第１の成形品を金型にセット
し、この第１の成形品に塗料を塗布した後に第１の成形
品を成形型として合成樹脂製の第２の成形品を形成し、
次に第２の成形品内にコアを挿入してコアと第２の成形
品間にウレタンや阻水セメントの接合材を充填し、その
後、金型と第１の成形品、塗料を除去してなるもので、
治具の外表面は合成樹脂の第２の成形品にて構成される
ため、耐久性が高く、塗料の厚さ分の余裕が内箱と第２
の成形品との間に生じるため冷蔵庫の内箱の寸法バラッ
キをも吸収することができるとともに、治具の内箱への
挿．入作業も簡単に行なえるものである。
あるが、少なくとも棚受けなどの凹凸部であるリブ３に
は耐熱性の塗料５を塗布し、塗料５の厚み部分だけ第２
の成形品４のリブ３間に位置する部分の大きさをを小さ
くするものである。そして、このようにして形成した第
２の成形品４の内側にコア６を配置し、コア６と第２の
成形品４の間にウレタンを発泡あるし、は阻水セメント
等の接合材７を充填し、第２の成形品４とコア６とを接
合材７にて接合させるものである。その後、内箱２、第
２の成形品４、接合材７及びコア６を金型１より取り出
し、内箱２を破壊し、かつ塗料５を除去して第２の成形
品４、接合材７、コア６にて発泡用捨具８を形成するも
のである。したがって、発泡用治具８の外表面は合成樹
脂製の第２の成形品４にて覆われるため耐久性が高く、
また、冷蔵庫の内箱２の寸法バラッキ、特にリブ３での
バラッキは、塗料５の厚さ分だけ第２の成形品４のリブ
間に位置する部分が４・さ目になっているため、塗料５
の厚さ分の内箱２の寸法バラッキは確実に吸収できるも
のである。さらに、耐久性の塗料５を塗布することによ
り、第２の成形品４を真空成形する際の金型１の子熱に
より内箱２が多少軟化し、金型表面よりわずかに浮き上
がるが、この浮き上りを減少するのに役立＜）。尚、実
施例では耐熱性の塗料を用いたが、これに限らず硬化時
間を早くした熱硬化性樹脂、あるいは硬化性のシリコン
シーラ等も利用できる。発明の効果上記実施例により明
らかなように本発明は、冷蔵庫の合成樹脂製内箱等の真
空成形用金型にて形成した第１の成形品を金型にセット
し、この第１の成形品に塗料を塗布した後に第１の成形
品を成形型として合成樹脂製の第２の成形品を形成し、
次に第２の成形品内にコアを挿入してコアと第２の成形
品間にウレタンや阻水セメントの接合材を充填し、その
後、金型と第１の成形品、塗料を除去してなるもので、
治具の外表面は合成樹脂の第２の成形品にて構成される
ため、耐久性が高く、塗料の厚さ分の余裕が内箱と第２
の成形品との間に生じるため冷蔵庫の内箱の寸法バラッ
キをも吸収することができるとともに、治具の内箱への
挿．入作業も簡単に行なえるものである。
第１図は本発明の一実施例における冷蔵庫等の発泡用治
具の断面図、第２図は第１図のロ‐ロ線による要部断面
図である。 １・・・・・・真空成形用金型、２・…・・内箱（第１
の成形品）、４・・・・・・第２の成形品、５・・・・
・・塗料、６・・・．・・コア、７・・・・・・接合材
。 第１図 第２図
具の断面図、第２図は第１図のロ‐ロ線による要部断面
図である。 １・・・・・・真空成形用金型、２・…・・内箱（第１
の成形品）、４・・・・・・第２の成形品、５・・・・
・・塗料、６・・・．・・コア、７・・・・・・接合材
。 第１図 第２図
Claims (1)
- １ 冷蔵庫の合成樹脂製内箱等の真空成形用金型にて形
成した第１の成形品を金型にセツトし、この第１の成形
品に塗料を塗布した後に第１の成形品を成形型として合
成樹脂製の第２の成形品を形成し、次に第２の成形品内
にコアを挿入してコアと第２の成形品間にウレタンや阻
水セメントの接合材を充填し、その後、金型と第１の成
形品、塗料を除去してなる冷蔵庫等の発泡用治具の製造
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP53084460A JPS6040593B2 (ja) | 1978-07-10 | 1978-07-10 | 冷蔵庫等の発泡用治具の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP53084460A JPS6040593B2 (ja) | 1978-07-10 | 1978-07-10 | 冷蔵庫等の発泡用治具の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5512362A JPS5512362A (en) | 1980-01-28 |
| JPS6040593B2 true JPS6040593B2 (ja) | 1985-09-11 |
Family
ID=13831228
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP53084460A Expired JPS6040593B2 (ja) | 1978-07-10 | 1978-07-10 | 冷蔵庫等の発泡用治具の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6040593B2 (ja) |
-
1978
- 1978-07-10 JP JP53084460A patent/JPS6040593B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5512362A (en) | 1980-01-28 |
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