JPH0569447A - 真空注型用マスターモデルの製造方法 - Google Patents

真空注型用マスターモデルの製造方法

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Publication number
JPH0569447A
JPH0569447A JP23340191A JP23340191A JPH0569447A JP H0569447 A JPH0569447 A JP H0569447A JP 23340191 A JP23340191 A JP 23340191A JP 23340191 A JP23340191 A JP 23340191A JP H0569447 A JPH0569447 A JP H0569447A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
master model
resin
mold
vacuum casting
vacuum
Prior art date
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Pending
Application number
JP23340191A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuyuki Saito
和行 斎藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
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Publication of JPH0569447A publication Critical patent/JPH0569447A/ja
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 成形後2次加工をほどこすため切削しろを持
つ樹脂成形品を、容易に高精度に製造するための樹脂成
形型を得る。 【構成】 マスターモデル1の外周に所定の厚さの被覆
を形成する工程と、被覆が設けられたマスターモデルを
雄型として成型した樹脂製雌型5を形成する工程と、前
記樹脂製雌型を分割して内部の前記マスターモデルを取
り外した後、前記マスターモデルが存在した空間に所定
の樹脂材を真空中で注入し、大気圧中で前記樹脂材を硬
化させる工程とからなることを特徴とする真空注型用マ
スターモデルの製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報関連機器の外装お
よび部品全搬の試作において、製品板厚に二次加工を加
えて完成品とする際に用いる真空注型用マスターモデル
の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、高精度を必要とする部品には、二
次加工用の切削しろとして、加工する量だけ真空注型用
マスターモデルに板材等を張付けて、真空注型用マスタ
ーモデルとしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし従来の二次加工
切削しろとしての板材等を張付ける方法は、 張付ける板材にも加工精度が要求される。
【0004】接着のため、取れてしまうことがある。
【0005】1箇所ごとの加工であるため、加工時間
が掛かる。
【0006】などの問題点が発生していた。
【0007】そこで本発明は、従来の前述のような問題
点を解決するため、二次切削加工の多少に左右されるこ
となく、一度に二次加工しろの追加された真空注型用マ
スターモデルを提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による真空注型用
マスターモデルの製造方法は、マスターモデル1の外周
に所定の厚さの被覆を形成する工程と、被覆が設けられ
たマスターモデルを雄型として成型した樹脂製雌型5を
形成する工程と、この樹脂製雌型を分割して内部の前記
マスターモデルを取り外した後、マスターモデルが存在
した空間に所定の樹脂材を真空中で注入し、大気圧中で
前記樹脂材を硬化させる工程とからなることを特徴とす
る。
【0009】
【実施例】本発明の一実施例を図1(a)から(c)に
示す。まず二次加工切削しろを形成するためのコーティ
ング剤を用意する。以下に真空注型作業の工程を示す。
【0010】先ず図1(a)に示すように、機械加工等
の従来の方法により製作した真空注型用マスターモデル
1をコーティング剤2の中につける。数分後にコーティ
ング剤2より取り出し乾燥、硬化等の処理を加えてこれ
により、二次加工切削しろを真空注型用マスターモデル
1の外側に形成する。
【0011】次に図1(b)のように、コーティング後
の真空注型用マスターモデル1aを型枠の中にセット
し、この中に、硬化剤を添加したシリコーンゴム3を流
しこれを真空中に放置し、シリコーンゴム材3の中に含
有する空気、水分等を除去する。
【0012】次に図1(c)のようにオーブン等にて加
熱硬化させたシリコーンゴム型5の側面を切開し、中か
ら真空注型用マスターモデルを取り出し、真空注型用ゴ
ム型5が完成する。
【0013】後の真空注型製品化までを、図2(a)か
ら(d)に示す。まず、真空注型用の熱硬化性樹脂24
を用意する。次に図2(a)のように、製作したシリコ
ーンゴム型21を切開面を合わせるように型と型を合わ
せ、型が割れないように、切開した所をテープ22等に
よりシールし、ゴム型の上部に樹脂だまり23と呼ばれ
る樹脂の注ぎ口を取り付ける。
【0014】次に図2(b)のようにゴム型21を真空
中に放置し、真空中で樹脂24を樹脂だまりに注ぎ、終
了後は大気に戻しこの時の圧力変化により樹脂はシリコ
ーンゴム型内に十分行きわたる。これを加熱硬化させ、
図2(c)のように注型製品26の完成となる。
【0015】次に図2(d)のようにコーティング分を
二次切削加工を加え、仕上げ加工を行いプラスチック注
型製品を製造することができる。
【0016】
【発明の効果】本発明は以上に説明したように、真空注
型用のマスターモデルに二次加工切削しろを持たせるこ
とにより、下記の効果がある。
【0017】(1) 二次加工切削しろが、一度のコー
ティングにより形成される為、リードタイムの短縮化が
図られる。
【0018】(2) コーティングにより、コーナーに
Rがつき、モデルの補強が図られた。
【0019】(3) 二次加工を加えない面に、コーテ
ィングにより滑性を持たせることが出来た。
【0020】(4) コーティングにより、製品表面を
光沢、シボ、等に変化を持たせることが出来た。
【0021】(5) 全体に二次加工切削しろを持たせ
ることが出来る為、二次加工による厚み寸法の減少の防
止が図れた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による製品板厚の二次加工を前提とした
真空注型用のマスターモデルからシリコーンゴム型製作
方法を示す図。
【図2】真空注型作業工程を示す図。
【符号の説明】
1 真空注型用マスターモデル 2 コーティング液 3 シリコーンゴム材 4 シリコーンゴム型製作用 型枠 5 シリコーンゴム型 21 シリコーンゴム型 22 シール・テープ 23 樹脂だまり 24 真空注型用樹脂 25 真空注型槽 26 真空注型製品 27 ヤスリ 28 真空注型製品

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マスターモデル1の外周に所定の厚さの
    被覆を形成する工程と、被覆が設けられたマスターモデ
    ルを雄型として成型した樹脂製雌型5を形成する工程
    と、前記樹脂製雌型を分割して内部の前記マスターモデ
    ルを取り外した後、前記マスターモデルが存在した空間
    に所定の樹脂材を真空中で注入し、大気圧中で前記樹脂
    材を硬化させる工程とからなることを特徴とする真空注
    型用マスターモデルの製造方法。
JP23340191A 1991-09-12 1991-09-12 真空注型用マスターモデルの製造方法 Pending JPH0569447A (ja)

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JPH0569447A true JPH0569447A (ja) 1993-03-23

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002539983A (ja) * 1999-03-31 2002-11-26 グラヴテックス エシュマン インターナショナル リミテッド 凹凸模様が付された原型の迅速製作方法
JP2012071515A (ja) * 2010-09-29 2012-04-12 Towa Corp 成形型の製造方法、成形型、樹脂成形品の製造方法及び樹脂成形品
CN114211670A (zh) * 2021-11-09 2022-03-22 上汽大众汽车有限公司 一种汽车模型样灯的高精度试制方法

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JP2002539983A (ja) * 1999-03-31 2002-11-26 グラヴテックス エシュマン インターナショナル リミテッド 凹凸模様が付された原型の迅速製作方法
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