JPS6040510B2 - 洗浄及び乾燥方法 - Google Patents

洗浄及び乾燥方法

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JPS6040510B2
JPS6040510B2 JP315681A JP315681A JPS6040510B2 JP S6040510 B2 JPS6040510 B2 JP S6040510B2 JP 315681 A JP315681 A JP 315681A JP 315681 A JP315681 A JP 315681A JP S6040510 B2 JPS6040510 B2 JP S6040510B2
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metal strip
tank
drying
solvent
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正義 笠置
喜久郎 豊瀬
秀治 馬場
廣 松田
勇 藤岡
貞二郎 藤坂
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Kobe Steel Ltd
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Kobe Steel Ltd
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Tokuyama Corp
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    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23GCLEANING OR DE-GREASING OF METALLIC MATERIAL BY CHEMICAL METHODS OTHER THAN ELECTROLYSIS
    • C23G5/00Cleaning or de-greasing metallic material by other methods; Apparatus for cleaning or de-greasing metallic material with organic solvents
    • C23G5/02Cleaning or de-greasing metallic material by other methods; Apparatus for cleaning or de-greasing metallic material with organic solvents using organic solvents
    • C23G5/04Apparatus
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B08CLEANING
    • B08BCLEANING IN GENERAL; PREVENTION OF FOULING IN GENERAL
    • B08B3/00Cleaning by methods involving the use or presence of liquid or steam
    • B08B3/02Cleaning by the force of jets or sprays
    • B08B3/022Cleaning travelling work

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  • Cleaning And De-Greasing Of Metallic Materials By Chemical Methods (AREA)
  • Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
  • Drying Of Solid Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、金属帯材を洗浄して油の如き付着物を除去し
、次いで乾燥する洗浄及び乾燥方法に関する。
例えば、圧延加工によって金属帯材を製造する際には相
当多量の潤滑油が使用され、圧延加工によって製造され
た金属帯村には相当多量の潤滑油が付着している。
従って、金属帯材を製品として出荷するには、一般に、
圧延加工工程に引続き、製造された金属帯村を洗浄して
付着している潤滑油を除去することが必要である。而し
て、金属帯材に付着している潤滑油の如き付着物を除去
する方法としては、金属帯材にアルカリ性溶液を吹付け
、次いでアルカリ性溶液を除去するために数回の水洗い
を繰返し、しかる後に加熱空気流を吹付けて乾燥する所
謂アルカリ洗浄及び乾燥方法が一般に採用されている。
しかしながら、かようなアルカリ洗浄及び乾燥方法には
、洗浄工程が相当複雑である、特に洗浄すべき金属帯材
を高速で移動せしめて高速洗浄を遂行する場合に潤滑油
の如き付着物を充分良好に除去することができない、等
の重大な欠点がある。然るに、本発明者等が鋭意遂行し
た研究及び実験によれば、例えば易揮発性含ハロゲン系
有機溶剤の如き洗浄溶剤を金属帯材に吹付ける等によっ
て金属帯材を洗浄し、次いで加熱空気流の如き気体流を
金属帯材に吹付けることによって金属帯材を乾燥すれば
、工程が比較的簡単であるにもかかわらず、洗浄すべき
金属帯材を高速で移動せしめて高速洗浄を遂行する場合
でも、潤滑油の如き付着物を充分良好に除去することが
できることが判明した。
しかしながら、かような洗浄及び乾燥方法を工業的に実
施するには、次の通りの解決すべき問題が存在すること
を判明した。
即ち、本発明者等は、上記の通りの洗浄及び乾燥方法を
実施するに際し、洗浄槽と乾燥槽を相互に蓮通せしめて
並設して、洗浄すべき金属帯材を上記洗浄槽の入口から
搬入して上記洗浄槽及び乾燥槽を順次に通して搬送し上
記乾燥槽の出口から搬出し、金属帯材が上記洗浄槽を通
る間に易揮発性舎ハロゲン系有機溶剤の如き洗浄溶剤を
金属帯材に吹付けることによって金属帯材を洗浄し、金
属帯材が上記乾燥糟を通る間に金属帯材の両面の各々に
対して金属帯材の移動方向に見て間隔を置いた複数個の
位鷹から加熱空気流を吹付けて金属帯材を乾燥すること
を試みた。そして、乾燥槽における加熱空気流の吹付け
については、先ず最初に、例えば上記アルカリ洗浄及び
乾燥方法における加熱空気流の吹付けによる乾燥の場合
に一般に行なわれている如く、金属帯材の移動方向に対
して実質上直角に加熱塁 き気流を金属帯村に吹付ける
ことを試みた。しかしながら、後述する比較例1から理
解される如く、かような吹付け方式においては、特に金
属帯材を高速で移動せしめる場合、加熱空気流による乾
燥作用が不充分になる頚向があり、そしてまた、金属帯
材の移動に起因してその移動方向へ流動する気体流が生
成され、洗浄槽に設けられている金属帯材の入口から周
囲の気体が相当量流入せしめられると共に、乾燥槽に設
けられている金属帯材の出口から洗浄槽及び乾燥槽内の
気体が相当量流出せしめられ、それ故に、特に洗浄槽内
にて易揮発性有機溶剤を金属帯材に吹付けて金属帯材を
洗浄する場合には、揮発せしめられた溶剤蒸気及び吹付
けによってミスト(霧)にせしめられた洗浄溶剤が上記
気体流に付随して乾燥槽に設けられている金属帯材の出
口から相当量周囲に流出し、かくして相当量の洗浄溶剤
が損失せしめられ、そしてまた周囲雰囲気が汚染せしめ
られてしまうことが判明した。そこで次に、本発明者等
は、上記問題を解決せんとし、金属帯材の移動方向に対
して実質上直角ではなくて後方に煩斜せしめて加熱空気
流を金属帯材に吹付けることを試みた。そして、かくす
ることによって、加熱空気流による乾燥作用を充分効果
的なほのにすることができた。しかしながら、後述する
比較例2から理解される如く、上記の場合とは逆に、金
属帯材の移動方向に対して後方に額斜せしめて金属帯材
に吹付けられる加熱空気流に起因して乾燥槽及び洗浄槽
内に金属帯材に沿ってその移動方向に対して逆方向の気
体流が生成され、乾燥槽に設けられている金属帯材の出
口から周囲の気体が相当量流入せしめられると共に、洗
浄槽に設けられている金属帯材の入口から洗浄槽及び乾
燥槽内の気体が相当量流出せしめられ、それ故に、特に
洗浄槽内にて易揮発性有機溶剤を金属帯材に吹付けて金
属帯材を洗浄する場合には、上記の場合と同様に、相当
量の洗浄溶剤の損失と共に周囲雰囲気の汚染が発生する
ことが判明した。本発明は上記事実に鑑みてなされたも
のであり、その主目的は、金属帯村を洗浄溶剤によって
洗浄し次いで加熱空気流を金属帯材に吹付けて乾燥する
洗浄及び乾燥方法であって、充分な洗浄及び乾燥作用を
達成することができることに加えて、特にそれに限定さ
れるもではないが易揮発性有機溶剤を金属帯村に吹付け
ることによって金属帯材を洗浄する場合でも、洗浄溶剤
の損失を著しく低減或いは実質上零にせしめることがで
きると共に、周囲雰囲気の汚染を充分に防止することが
できる新規且つ優れた洗浄及び乾燥方法を提供すること
である。
本発明者等は、鋭意研究及び実験を重ねた結果、驚くべ
きことに、本発明者等が試みた上述した通りの洗浄及び
乾燥方法において、乾燥槽を通る金属帯材に吹付けられ
る複数個の位置からの気体流のうちの、洗浄槽に最も近
い少なくとも1個の気体流は金属帯村の移動方向に対し
て直角に或いは前方に傾斜せしめて金属帯材に吹付け、
他の気体流は金属帯材の移動方向に対して後方に傾斜せ
しめて金属帯材に吹付けるという独特な吹付け方式を採
用すれば、気体流による乾燥作用を充分効果効なものに
することができることに加えて、洗浄槽及び乾燥槽内に
生成される気体流を所要の通りに制御して洗浄槽及び乾
燥槽内の気体が周囲に流出するのを著しく低減或いは完
全に回避することができ、かくして易揮発性有機溶剤を
金属帯村に吹付けることによって金属帯材を洗浄する場
合でも、洗浄溶剤の損失を著しく低減或いは実質上零に
せしめることができると共に、周囲雰囲気の汚染を充分
に防止することができることを見出した。
即ち、本発明によれば、少なくとも1個の洗浄槽と乾燥
槽とを相互に蓮通せしめて並設して、洗浄すべき金属帯
材を該洗浄槽の入口から搬入して該乾燥槽の出口から搬
出し、該金属帯材が該洗浄槽を通る間に洗浄溶剤によっ
て該金属帯材を洗浄し、該金属帯材が該乾燥槽を通る間
に該金属帯材の移動方向に間隔を直し、た複数個の位鷹
から該金属帯材に気体流を吹付けて該金属帯材を乾燥し
、この際該複数個の位置のうちの該洗浄槽に最も近い少
なくとも1個の位置においては該金属帯村の移動方向に
対して直角に或いは前方に煩斜せしめて該気体流を該金
属帯材に吹付け、他の位直においては該金属帯材の移動
方向に対して後方に頃斜せしめて該気体流を該金属帯材
に吹付けることを特徴とする洗浄及び乾燥方法が提供さ
れる。
以下、添付図面を参照して、更に詳細に説明する。本発
明に従う洗浄及び乾燥方法の好適実施形態を遂行するた
めのシステムの一例を図示している第1図を参照して説
明すると、図示の洗浄及び乾燥システムは、金属帯材2
の搬送方向(第1図において左から右に向う方向)に順
次に並設された第1の洗浄装置4、第2の洗浄装置6及
び乾燥装置8を備えている。
第1の洗浄装置4は洗浄槽10を具備し、第2の洗浄装
置6は洗浄槽12を具備し、そして乾燥装置14を具備
している。第1の洗浄装置4の洗浄槽10と第2の洗浄
装置6の金属帯材槽12ととは、一体に形成された全体
として略長方体形状の箱状体を仕切壁16によって区画
することによって規定されている。洗浄槽10の左端壁
(即ち箱状体の左端壁)には、金属帯材2のための入口
18が形成されており、洗浄槽10の右端壁を構成する
と共に洗浄槽12の左端壁を構成する上記仕切壁16に
は金属帯材2が通る関口20が形成されており、そして
また洗浄槽12の右端壁(即ち箱状体の右端壁)には金
属帯材2のための出口22が形成されている。乾燥装置
8の乾燥槽14も略長方体形状の箱状体から構成されて
おり、乾燥槽14の左端壁には金属帯材2のための入口
24が形成されており、右端壁には金属帯材2のための
出口26が形成されている。洗浄槽12の右端壁と乾燥
槽14の左端壁との間には、洗浄槽12の出口22と乾
燥槽14の入口24との間を延びて両者間を周囲雰囲気
に対して実質上気密に囲競している被覆材28が設けら
れている。かくして、図示の洗浄及び乾燥システムにお
いては、相互に蓮通せしめられている洗浄槽10及び1
2並びに乾燥槽14の内部は、洗浄槽10に形成されて
いる入口18と乾燥槽14に形成されている出口26を
除き、周囲雰囲気に対して実質上気密に閉じられている
。所望ならば、第1の洗浄装置4の洗浄槽10と第2の
洗浄菱贋6の洗浄槽12とを別個に形成し、洗浄槽ID
の出口と洗浄槽12の入口との間に両者間を周囲雰囲気
に対して実質上気密に園鏡する被覆材を設けることもで
きる。また、第2の洗浄装置6の洗浄槽12と乾燥槽1
4とを一体に形成し、両者を仕切壁によって区画するこ
ともできる。しかしな‐がら、一般に、乾燥槽14内の
温度が直接的に洗浄槽12に伝わって洗浄槽12内の温
度が過剰に上昇せしめられると、洗浄糟12内での洗浄
操作に悪影響を及ぼされる故に、洗浄槽12と乾燥槽1
4とは第1図に示す具体例の如く別個に形成するのが望
ましい。而して、例えば銅,鉄,ニッケル,アルミニウ
ム等の金属或いはこれらの合金から成る金属帯材2は、
図示していない適宜の搬送機構によって、洗浄槽10‘
こ形成されている入口18を通して洗浄及び乾燥システ
ムに搬入され、洗浄槽10、洗浄槽12及び乾燥槽14
を順次に通して搬送され、乾燥槽14に形成されている
出口26を速して洗浄及び乾燥システムから搬出され、
ロール30として巻取られる。
そして、洗浄槽10及び12を通る間に洗浄され、乾燥
槽14を通る間に乾燥される。洗浄槽10及び12内で
の金属帯材2の洗浄について詳細に説明すると、次の通
りである。
図示の洗浄及び乾燥システムにおいては、第1の洗浄装
置4の洗浄槽10‘こは洗浄溶剤32(かかる洗浄溶剤
32は、後に言及する如く第2の洗浄装置6の洗浄槽1
2から仕切壁16に形成されているオーバーフロー閉口
33をオーバーフローして洗浄装置10‘こ流入せしめ
られる)が収容されており、洗浄槽1川ま洗浄溶剤32
が存在する下部の液相部10aとこの液相部10aの上
方に位置する気相部10bとを有する。そして、金属帯
村2は気相部10bを通して洗浄槽10内を搬送される
。後に言及する如く金属帯材2の洗浄のために気相部1
0bを通る金属帯村2に吹付けられるところの、洗浄槽
10‘こ収容されている洗浄溶剤32は、洗浄すべき金
属帯材2の自体の材質及びそれに付着している除去すべ
き付着物に応じた適宜の溶剤でよいが、金属帯材2が潤
滑油の如き油を含む金属帯材である場合には、有機溶剤
、特に沸点が40乃至120℃程度である易揮発性有機
溶剤、例えばエチレンクロライド、トリクロロトリフロ
ロエタン、トリクロルエタン、トリクロルエチレン或い
はパークロルェチレン等の含ハロゲン系有機溶剤でかる
のが好ましい。
洗浄溶剤32として易揮発性有機溶剤を用いると、金属
帯材に付着している潤滑油の如き油を含む付着物を効果
的に溶解除去することができることに加えて、後の乾燥
の際に容易且つ迅速に蒸発せしめることができる。そし
てまた蒸発せしめられた易揮発性有機溶剤は、例えば冷
却して液化することによって極めて容易に再使用のため
に精製回収することができる。洗浄槽10内には、金属
帯材2が通過することができる閉口が形成された1枚の
板状体或いは金属帯村2が通過することができる間隙を
置いて配設された2枚の板状体等から形成することがで
きる邪魔板34が設けられており、洗槽10内の気相部
10bが金属帯材2の移動方向(即ち第1図において左
から右に向う方向)に見て上流側に位贋する溶剤吹付領
域36と下流側に位置する溶剤除去領域38に区画され
ている。
邪魔板34による気相部10bの区画は、溶剤吹付領域
36と溶剤除去領域38を完全に分割するものである必
要はなく、金属帯村2が通過するための上記関口或いは
間隙を通して上記2個の領域36及び38は相互に部分
的に運適していてよい。所望ならば、金属帯材2の通過
を可能にせしめるために邪魔板34に設けられている上
記関口或いは間隙の上緑及び下縁に、金属帯材2の上面
及び下面に接触するブラシの如き適宜のシール手段を配
設し、かくして上記2個の領域、即ち溶剤吹付領域36
と溶剤除去領域38をより一層完全に区画することもで
きる。他方、邪魔板34の下端は液相部10aまで延び
ていて洗浄溶剤32に浸済しているのが好ましいが、洗
浄槽10の底壁までは延びておらず、従って液相部10
aは区画されていないのが望ましい。溶剤吹付領域36
には、金属帯材の上面及び下面に洗浄溶剤を吹付けるた
めの二対のノズル部材40a及び40b並びに42a及
び42bから構成されているのが好都合である溶剤吹付
機構が配設されている。
ノズル部材40a,40b,42a及び42bの各々は
、例えば金属帯材2の幅方向(即ち第1図において紙面
に垂直な方向)にその全幅に渡って延びる管状体から形
成し、各管状体の所要部位に、長手方向に間隔を置いて
配設された複数個の孔域いは長手方向に連続して延びる
細長いスロットでよい噴射口を形成することができる。
ノズル部材40a,40b,42a及び42bの各々は
、ポンプの如き適宜の強制循環手段44を有するライン
46を介して液相部10aに存在する洗浄溶剤32に接
続されており、液相部10aに存在する洗浄溶剤32が
強制循環手段44の作用によってノズル部材40a,4
0b,42a及び42bに強制循環され、そしてノズル
部材40a,40b,42a及び42bの各々の噴射口
から金属帯材2に向けて吹付けられる。第1図に図示の
如く、金属帯材2の移動方向に見て上流側に位置する一
対のノズル部材40a及び40bは、金属帯材2の上面
及び下面に対して垂直な方向でもよいや金属帯村2の移
動方向前方に45度程度でよい所要角度傾斜した方向に
洗浄溶剤を吹付け、逆に金属帯材2の移動方向に見て流
側に位置する一対のノズル部材42a及び42bは、金
属帯材2の上面及び下面に対して金属帯材2の移動方向
後方に45度程度でよい所要角度額斜した方向に洗浄溶
剤を吹付けるように配置されているのが好都合である。
洗浄溶剤吹付機構を構成する上記二対のノズル部材40
a及び40b並びに42a及び42b間には、金属帯村
2の上面及び下面を沼擬する一対のブラッシングロール
48a及び48bが設けられているのが望ましい。
金属帯材2の表面を損傷せしめることなく摺擬すること
ができる柔軟な材料から形成された多数の線状体が楢設
されている一対のブラッシングロール48a及び48b
は、所要位置に単に回転自在に装着し、金属帯材2の移
動及び金属帯材2に吹付けられる洗浄溶剤の噴射流の作
用によって適宜に回転せしめられるようになすこともで
きるし、電動モータの如き適宜の駆動手段(図示してい
ない)によって適宜の方向に積極的に回転駆動すること
もできる。一方、溶剤除去領域38には、そこを通る金
属帯材2から残留溶剤を除去するための溶剤除去機構が
配設されている。
かかる溶剤除去機構自体は、例えば金属帯村2の上面及
び下面を摺擬する自由緑を有する一対のワイパー乃至ス
クレバーフレードの如き適宜の部材から構成することも
できるが、図示の具体例においては溶剤除去機構は、周
面が金属帯材2の上面及び下面に接触せしめられる一対
の弾性材料製リンガロール50a及び500から構成さ
れている。一対のリンガロール50a及び50bは、所
要位置に固定或いは回転目在に装着することができ、ま
た所望ならば電動モータの如き適宜の駆動手段(図示し
ていない)によって適宜の方向に積極的に回転駆動する
こともできる。上述した通りの第1の洗浄装置4による
洗浄について要約して説明すると、金属帯材2が入口1
8から搬入されて洗浄槽10の気相部10bを通し搬送
される際には、まず最初に、溶剤吹付領域36にて溶剤
吹付機構並びに一対のブラッシングロール48a及び4
8bが金属帯村2を洗浄する。
二対のノズル部材40a及び40b並びに42a及び4
2bから構成されている溶剤吹付機構は、洗浄溶剤の噴
射流を金属帯村2の上面及び下面に吹付け、噴射流の物
理的作用と共に洗浄溶剤の化学的作用によって、金属帯
材2に付着している油の如き付着物を除去する。これに
加えて、ブラッシング48a及び48bが金属帯材2の
上面及び下面を情擬し、かくして付着物の除去が一層効
果的に遂行される。次いで、溶剤除去領域38にて一対
のリンガロール50a及び50bから構成されている溶
剤除去機構が金属帯村2に作用し、金属帯材2に残留し
ている洗浄溶剤並びにかかる洗浄溶剤に含有されている
ところの金属帯材2から除去された付着物をできるだけ
除去する。
金属帯材2から除去された洗浄溶剤は洗浄槽10の液相
部10aに戻される。而して、溶剤吹付領域36におい
て溶剤吹付機構の作用によって金属帯材2に洗浄溶剤の
噴射流を吹付けると、洗浄溶剤がミストとなって飛散す
るが、図示の具体例における第1の洗浄装置4において
は、溶剤吹付領域36と溶剤除去領域38とを区画する
邪魔板34が設けられている故に、洗浄溶剤の上記ミス
トが溶剤除去領域38に飛散進入することが効果的に防
止される。
それ故に、金属帯村2から除去された付着物を含有する
洗浄溶剤の上記ミストが溶剤除去領域38において再び
金属帯材2に付着し汚染してしまうことが確実に防止さ
れ、かくして金属帯材2は充分良好に洗浄される。第1
の洗浄装置4において上述した通りの洗浄作用を受けた
金属帯材2は、次いで上記仕切壁16に形成ごている開
□20を通して第2の洗浄装置6の洗浄槽12に搬入さ
れ洗浄槽12を通して搬送される。
第2の洗浄装置6の洗浄糟12内には、2個の邪魔板5
2a及び52bが配設されており、洗浄槽12内の気相
部12bが、金属帯村2の移動方向に見て技も上流側に
位贋する溶剤吹付領域54と、最も下流側に位臆する溶
剤除去領域56と、そして更にこれらの間に位鷹する付
加的な溶剤再吹付領域58との3個の領域に区画されて
いる。付加的な溶剤再吹付領域58には、一対のりンガ
ロール60a及び60bから構成された溶剤除去機構と
、一対のノズル部村62a及び62bから構成された溶
剤吹付機構とが配設されている。一対のリンガロール6
0a及び60bから構成された溶剤除去機構は、その上
流側に位贋する溶剤吹付領域54にて金属帯村2に吹付
けられそこに残留している洗浄溶剤をできるだけ除去し
て、洗浄槽12の液相部12aに戻す。溶剤吹付機構を
構成する一対のノズル部村62a及び62bは、ライン
64を介して適宜の洗浄溶剤供V給源(図示していない
)に接続されていて、洗浄溶剤供給源ごら供給される移
動方向を金属帯材2に吹付けて金属帯材2を仕上げ洗浄
する。ノズル部村62a及び620に供給する洗浄溶剤
としては、全く新たなものでもよいが、第1の洗浄装置
4で所要期間使用した洗浄溶剤を蒸留法等の適宜の方法
によって再生したもの及び後に言及する如く乾燥槽14
から吸引した気体に含有されている溶剤蒸気を液化して
回収したものに必要に応じて新たなものを付加した洗浄
溶剤を使用するのが好都合である。ノズル部材62a及
び62bから金属帯材2に吹付けられそこに残留する洗
浄溶剤は、下流側に位置する溶剤除去領域56において
溶剤除去機構の作用によってできるだけ除去され、洗浄
槽12の液相部12aに流下せしめられる。洗浄溶剤供
給源(図示していない)から供給されノズル部材62a
及び62bから噴射せしめられる洗浄溶剤に起因して、
洗浄槽12に収容されている洗浄溶剤32の液位が上記
仕切壁16に形成されているオーバーフロー開□33を
越えると、このオーバーフロー開口33を通して洗浄槽
12内の洗浄溶剤32が上記第1の洗浄装置4の洗浄槽
10内に流入する。
所望ならば、上記仕切壁16に上記オーバーフロー開□
33を形成する、ことに代えて、金属帯材2が通る上記
関口20を所要のレベルまで下方に延在せしめ、かかる
閉口20の下端縁をオーバーフローして洗浄槽12から
第1の洗浄装贋4の洗浄槽10に洗浄溶剤32が流入す
るようになすこともできる。第2の洗浄装置6の上述し
た点以外の構成及び作用効果は、第1の洗浄装置4と実
質上同一であるので説明を省略する。
次に、乾燥装魔8内での金属帯材2の乾燥について詳細
に説明する。
乾燥菱魔8の乾燥槽14内には、金属帯材2の移動方向
に間隔を置いた複数個の位置から金属帯材2に加熱空気
流の如き適宜の気体流を吹付ける気体流吹付機構が配設
されており、第1の洗浄装置4及び第2の洗浄装置6に
て洗浄された金属帯材2が乾燥槽14に搬入され乾燥槽
14を通して搬送される間には、上記気体吹付機構から
吹付けられる気体流の作用によって金属帯材2に残留す
る洗浄溶剤が蒸発せしめられ、金属帯材2が乾燥される
図示の具体例においては、気体流吹付機構は乾燥槽14
を通して搬送される金属帯村2の上面に対向せしめて金
属帯村2の移動方向に間隔を置いて配設された複数本(
図示の場合は3本)のノズル部材66a,68a及び7
0aと、乾燥槽14を通して搬送される金属帯村2の下
面に対向せしめて金属帯材2の移動方向に間隔を置いて
配設された複数本(図示の場合は3本)のノズル部村6
6b,68b及び70bとから構成されている。ノズル
部材66a,66b,68a,68b,70a及び70
bの各々は、それ自体は周知の適宜の形態のものでよく
、例えば金属帯材2の幅方向(即ち第1図にいて紙面に
垂直な方向)にその全幅を渡って延びる管状体から形成
し、かかる管状体の所要部位に長手方向に間隔を置いて
配設された複数個の孔或いは長手方向に連続して延びる
細長いスロットでよい噴射口を形成することができる。
ノズル部村66a,66b,68a,68b,70及び
70bの各々は、ライン72を介して適宜の送風源(図
示していない)に接続されており、送風源さら供給され
る例えば加熱空気でよい気体を金属帯材2に吹付ける。
而して、既に言及した如く、ノズル部材66a,66b
,68a,68b,70a及び70bの各々から気体流
を金属帯材2の移動方向に対して実質上直角に金属帯材
2に吹付けると、気体流による乾燥作用が不充分になる
頃向がある。
そしてまた、金属帯材2の移動に起因してその移動方向
に流動する気体流が生成され、これによって洗浄槽10
‘こ設けられている金属帯材2の入口18から周囲の気
体が相当量流入すると共に、乾燥槽14に設けられてい
る金属帯材2の出口26を通して洗浄槽10及び12並
びに乾燥槽14内の気体が相当量流出せしめられ、それ
故に、洗浄槽10及び12並びに乾燥槽14内に存在す
る溶剤蒸気或いは溶剤ミストが上記気体流に付随して周
囲雰囲気に流出し、かくして相当量の洗浄溶剤が損失せ
しめられ、そしてまた周囲雰囲気が汚染されてしまう。
一方、ノズル部材66a.66b,68a,68b,7
0a及び70bの各々からの気体流の全てを、金属帯材
2の移動方向に対して例えば45度程度でよい適宜の角
度だけ後方に煩斜せしめて金属帯材2に吹付ければ、金
属帯材2を最も効果的に乾燥せしめることができる。し
かしながら、かようにせしめると、既に言及した通り、
金属帯材2の移動方向に対して後方に懐斜せしめて金属
帯材2に吹付けられる気体流の流体力学的エネルギーに
起因して、上記の場合とは逆に乾燥槽14並びに洗浄槽
10及び12内に金属帯材2に沿ってその移動方向に対
して逆方向の気体流が生成される。そして、かかる気体
流に起因して、乾燥槽14に設けられている金属帯材2
の出口26から周囲の気体が相当量流入すると共に、洗
浄槽1川こ設けられている金属帯材2の入口18を通し
て洗浄槽10及び12並びに乾燥槽14内の気体が相当
量流出せしめられ、それ故に、上記の場合と同様に洗浄
槽10及び12並びに乾燥槽14内に存在する溶剤蒸気
或いは溶剤ミストが上記気体流に付随し周囲雰囲気に流
出し、かくして相当量の洗浄溶剤が損失せしめられ、そ
してまた周囲雰囲気が汚染されてしまう。金属帯材2の
乾燥を充分効果的に遂行すると共に、洗浄溶剤の損失及
び周囲雰囲気の汚染の問題を低減乃至回避するために、
本発明に従う洗浄及び乾燥方法においては、金属帯材2
の移動方向に間隔を置いた複数個の位置のうちの洗浄槽
10及び12に最も近い少なくとも1個の位置、従って
金属帯材2の移動方向に見て技も上流側の少なくとも1
個の位置にては、金属帯材2の移動方向に対して直角或
いは前方に煩斜せしめて気体流を金属帯材2に吹付け、
他の位置にては、金属帯材2の移動方向に対して後方に
煩斜せしめて気体流を金属帯材2に吹付けることが重要
である。金属帯村2の移動方向に対して直角に或いは前
方に額斜せしめて金属帯村2に吹付ける気体流の数並び
にかかる気体流の金属帯材2に対する角度は、気体流の
総数及び各気体流の流量に応じて適宜に設定することが
できる。図示の具体例においては、金属帯村2の上面に
対向して配設された3本のノズル部材66a,68a及
び70aに関しては、これらのうちで金属帯材2の移動
方向に見て最も上流側に位置する1本のノズル部材66
aから気体流を、金属帯村2の移動方向に対して45度
程度でよい所要角度だけ前方に煩斜せしめて金属帯材2
に吹付けている。
同様に、金属帯材2の下面に対向して配設された3本の
ノズル部材66b’68b及び70bに関しても、これ
らのうちで金属帯材2の移動方向に見て最も上流側に位
置する1本のノズル部材66bからの気体流と、金属帯
材2の移動方向に対して45度程度でよい所要角度だけ
前方に傾斜せしめて金属帯材2に吹付けている。上述し
た如く、金属帯材2の移動方向に間隔を置いた複数個の
位置のうちの最も上流側の少なくとも1個の位直におい
ては、金属帯材2の移動方向に対して直角に或いは前方
に頃斜せしめて気体流を金属帯材2に吹付けるようにせ
しめると、乾燥槽14並じに洗浄槽10及び12内に生
成され得る上述した気体流を所要の通りに制御乃至抑制
することができ、乾燥槽14に設けられている金属帯村
2の出口26から流入する周囲気体の流入量を著しく低
減せしめると共に、洗浄槽10に設けられている金属帯
材2の入口18を通して洗浄槽10及び12並びに乾燥
槽14内の気体が周囲に流出するのを著しく低減或いは
完全に回避し、必要に応じて逆に上記入口18を通して
周囲気体が若干童流入するようになすこともできる。
図示の具体例においては、更に、乾燥槽14内をライン
74を介して適宜の吸引源(図示していない)に接続し
、吸引線の作用によって乾燥槽14を吸引し、かくして
乾燥槽14並びに洗浄槽10及び12を周囲雰囲気に対
して負圧状態にせしめている。かようにすると、洗浄槽
10に設けられている入口からの気体の流出を確実に回
避し、入口18においても周囲気体が若干塁だけ逆に流
出するようになすことができ、洗浄溶剤の損失及び周囲
雰囲気の汚染をより一層確実に防止することができる。
所望ならば、乾燥槽14を吸引することに加えて、或い
はこれに代えて、洗浄糟10及び/又は12を吸引し、
かくして乾燥槽14並びに洗浄槽10及び12を周囲雰
囲気に対して負圧状態に維持することもできる。吸引し
た気体は、例えば冷却等の適宜の方法によって含有洗浄
溶剤を液化して回収した後に、大気中に放出することが
できる。実施例 第1図に示す通りのシステムを用いて、鍵油が25のo
/の付着したアルミニウム帯材(幅30仇舷、厚さ0.
3風)の洗浄及び乾燥を遂行した。
この際、アルミニウム帯材は、250の/分の速度で洗
浄槽10及び12並びに乾燥槽14を通して連続的に搬
送した。そして、洗浄槽10及び12内においては、洗
浄溶剤としてメチレンクロラィドを使用してアルミニウ
ム帯材を洗浄した。また、乾燥槽14内においては、6
本のノズル部材66a,66b,68a,68b,70
a及び70bに合計で300〆/分の加熱空気(温度1
00oo)を夫々に対して実質上均一に供給し、ノズル
部材66a及び66bからはアルミニウム帯材の移動方
向に対して略45度前方に煩斜せしめて加熱空気を噴射
してアルミニウム帯材に吹付け、ノズル部材68a,6
8b,70a及び70bからはアルミニウム帯材の移動
方向に対して略45度後方に鏡斜せしめて加熱空気を噴
射してアルミニウム帯材に吹付けた。同時に、ライン7
4を介して、乾燥槽14から0.5で/分の気体を吸引
した。かような条件下での洗浄及び乾燥操作の際に、洗
浄槽10及び12並びに乾燥槽14内の温度を測定した
ところ、洗浄槽10及び1 2内の温度は約10qoで
乾燥槽14内の温度は8000であった。上述した通り
の洗浄及び乾燥操作の結果、アルミニウム帯材に残留し
た鍵油は0.3乃至0.6の9′でであり、充分良好に
洗浄及び乾燥することができた。
そして、洗浄槽1川こ設けられている入口18における
気体流の流速K,、乾燥槽14に設けられている出口2
6における気体流の流速K2、及び周囲雰囲気中への洗
浄溶剤の漏出の有無は、下記第1表の通りであった。比
較例 1 比較のために、ノズル部材66a.66b.68a,6
8b,70a及び70bの全てからの加熱空気を、アル
ミニウム帯材の移動方向に対して実質上直角に吹付けた
以外は、上記実施例と同一の条件で洗浄及び乾燥を遂行
した。
その結果、アルミニウム帯材に残留した鉱油は2のc′
〆以下で充分良好に洗浄することができたが、乾燥不足
で出口26から搬出されたアルミニウム帯材上に溶剤の
残留が認められた。
また、洗浄槽10に設けられている入口18における気
体流の流速K,、乾燥槽14に設けられている出口26
における気体流の流速K2、及び周囲雰囲気中への洗浄
溶剤の漏出の有無は下記第1表の通りであり、出口26
側において周囲雰囲気中への洗浄溶剤の漏出が認められ
た。比較例 2 比較のために、ノズル部材66a,66b,68a,6
8b,70a及び70bの全てからの加熱空気をアルミ
ニウム帯材の移動方向に対して略45度後方に鏡斜せし
めてアルミニウム帯材に吹付けた以外は、上記実施例と
同一の条件で洗浄及び乾燥を遂行した。
その結果、アルミニウム帯材に残留した鍵油は2の9/
〆以下で充分良好に洗浄及び乾燥することができたが、
洗浄槽1川こ設けられている入口18における気体流の
流速K,、乾燥槽14に設けられている出口26におけ
る気体流の流速K2、及び周囲雰囲気中への洗浄溶剤の
漏出の有無は下記第1表の通りであり、入口18側にお
いて周囲雰囲気中への洗浄溶剤の漏出が認められた。
第I
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に従う洗浄及び乾燥方法の好適実施形
態を遂行するためのシステムの一例を示す簡略断面図。 2・・・金属帯材、4・・・第1の洗浄装置、6・・・
第2の洗浄装置、8・・・乾燥装置、10・・・洗浄槽
、12・・・洗浄槽、14・・・乾燥槽、66a,66
b,68a,68b,70a及び70b・・・ノズル部
村(気体流吹付機構)。多l図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 少なくとも1個の洗浄槽と乾燥槽とを相互に連通せ
    しめて並設して、洗浄すべき金属帯材を該洗浄槽の入口
    から搬入して該乾燥槽の出口から搬出し、該金属帯材が
    該洗浄槽を通る間に洗浄溶剤によつて該金属帯材を洗浄
    し、該金属帯材が該乾燥槽を通る間に該乾燥槽の移動方
    向に間隔を置いた複数個の位置から該金属帯材に気体流
    を吹付けて該金属帯材を乾燥し、この際該複数個の位置
    のうちの該洗浄槽に最も近い少なくとも1個の位置にお
    いては該金属帯材の移動方向に対して直角に或いは前方
    に傾斜せしめて該気体流を該金属帯材に吹付け、他の位
    置においては該金属帯材の移動方向に対して後方に傾斜
    せしめて該気体流を該金属帯材に吹付けることを特徴と
    する洗浄及び乾燥方法。 2 該洗浄溶剤は易輝発性有機溶剤であり、該金属帯材
    が該洗浄槽を通る間に該易輝発性有機溶剤を吹付けるこ
    とによつて該金属帯材を洗浄する特許請求の範囲第1項
    記載の洗浄及び乾燥方法。 3 該洗浄溶剤は易揮発性含ハロゲン系有機溶剤である
    特許請求の範囲第2項記載の洗浄及び乾燥方法。 4 該乾燥槽及び/又は該洗浄槽を吸引して、該乾燥槽
    及び該洗浄槽内を負圧状態に維持する特許請求の範囲第
    1項乃至第3項のいずれかに記載の洗浄及び乾燥方法。 5 該乾燥槽を吸引する特許請求の範囲第4項記載の洗
    浄及び乾燥方法。6 該金属帯材の両面の各々に対して
    、その移動方向に間隔を置いた複数個の位置から該気体
    流を吹付ける特許請求の範囲第2項乃至第5項のいずれ
    かに記載の洗浄及び乾燥方法。 7 該気体流は加熱空気流である特許請求の範囲第1項
    乃至第6項のいずれかに記載の洗浄及び乾燥方法。
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