JPS6040474Y2 - 高粘度液体運搬車における側面枠取付構造 - Google Patents
高粘度液体運搬車における側面枠取付構造Info
- Publication number
- JPS6040474Y2 JPS6040474Y2 JP10150781U JP10150781U JPS6040474Y2 JP S6040474 Y2 JPS6040474 Y2 JP S6040474Y2 JP 10150781 U JP10150781 U JP 10150781U JP 10150781 U JP10150781 U JP 10150781U JP S6040474 Y2 JPS6040474 Y2 JP S6040474Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tank
- side frame
- high viscosity
- viscosity liquid
- mounting structure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は高粘度液体運搬車における側面枠取付構造に関
するものである。
するものである。
一般に液体運搬車においては、走行途中に横転した場合
に、タンク上部のマンホール蓋が破損されないように防
護枠が設けられ、更に防護枠の外側方にはマンホール蓋
が下向きにならないようにするための側面枠が設けられ
ている。
に、タンク上部のマンホール蓋が破損されないように防
護枠が設けられ、更に防護枠の外側方にはマンホール蓋
が下向きにならないようにするための側面枠が設けられ
ている。
ところで従来のアスファルト等の高粘度液体を運搬する
運搬車の側面枠取付構造は第３図の如く、側面枠０１下
端を内タンク０２外面に溶着するとともに外タンク０３
より突出させた構造になっている。
運搬車の側面枠取付構造は第３図の如く、側面枠０１下
端を内タンク０２外面に溶着するとともに外タンク０３
より突出させた構造になっている。
そのためタンク内の熱が内タンク、側面枠を通って大気
中に放出されるので、タンク内の高粘度液体が固結する
という欠点があった。
中に放出されるので、タンク内の高粘度液体が固結する
という欠点があった。
本考案は前記欠点を解消したもので以下実施例を図面に
て説明する。
て説明する。
１は車体２上に搭載された高粘度液体用のタンクで、該
タンク１は内タンク３と外タンク４と内外タンク３，４
の間の空間に充填されたグラスウールなどの断熱材５と
により主に構成されている。
タンク１は内タンク３と外タンク４と内外タンク３，４
の間の空間に充填されたグラスウールなどの断熱材５と
により主に構成されている。
６はタンク１の頂部に設けられた防護枠で、該防護枠６
は、横転時にタンク１上方のマンホール蓋７・・・・・
・が破損しないようにマンホールＭ７・・・・・・を囲
んだ形状になっており、前記防護枠６の下端を内タンク
３外面に溶着された取付台８端面に石綿等の断熱板９を
挾んで固定するとともに防護枠６と取付台８との結合部
分を内外タンク３，４間の断熱材５中に位置させ、タン
ク１内の熱が防護枠６に伝わらないようになっている。
は、横転時にタンク１上方のマンホール蓋７・・・・・
・が破損しないようにマンホールＭ７・・・・・・を囲
んだ形状になっており、前記防護枠６の下端を内タンク
３外面に溶着された取付台８端面に石綿等の断熱板９を
挾んで固定するとともに防護枠６と取付台８との結合部
分を内外タンク３，４間の断熱材５中に位置させ、タン
ク１内の熱が防護枠６に伝わらないようになっている。
１０・・・・・・はタンク１が横転した際に、一定角度
以上の横転を規制してマンホール蓋７・・・・・・が下
方きになるのを防ぐとともにタンク１側面が地面に当接
するのを防ぐ側面枠で、該側面枠１０・・・・・・は防
護枠６外側の前後左右位置に設けられている。
以上の横転を規制してマンホール蓋７・・・・・・が下
方きになるのを防ぐとともにタンク１側面が地面に当接
するのを防ぐ側面枠で、該側面枠１０・・・・・・は防
護枠６外側の前後左右位置に設けられている。
前記側面枠１０・・・・・・の大部分は外タンク４より
突出され、側面枠１０・・・・・・の側面が防護枠６側
面に溶着されるとともに側面枠６・・・・・・下端のフ
ランジ１１・・・・・・が取付台８の平面部分に石綿等
の断熱板１２を挾んで固定されている。
突出され、側面枠１０・・・・・・の側面が防護枠６側
面に溶着されるとともに側面枠６・・・・・・下端のフ
ランジ１１・・・・・・が取付台８の平面部分に石綿等
の断熱板１２を挾んで固定されている。
更に前記フランジ１１・・・・・・と取付台８との結合
部分が内外タンク３．４間の断熱材５中に位置され、タ
ンク１内の熱が側面枠１０・・・・・・に伝わるのを防
ぎ、大気中に放熱されないようにしである。
部分が内外タンク３．４間の断熱材５中に位置され、タ
ンク１内の熱が側面枠１０・・・・・・に伝わるのを防
ぎ、大気中に放熱されないようにしである。
以上の如く本考案は側面枠を断熱板を介して内タンク側
に固定するとともに側面枠と内タンク側との結合部分を
内外タンク間の断熱材中に位置させたので、側面枠から
の放熱がほとんど無くなり、高粘度液体を固定させるこ
となく保温した状態で輸送することができる。
に固定するとともに側面枠と内タンク側との結合部分を
内外タンク間の断熱材中に位置させたので、側面枠から
の放熱がほとんど無くなり、高粘度液体を固定させるこ
となく保温した状態で輸送することができる。
第１図は全体図、第２図は第１図Ａ−Ａ断面図、第３図
は従来例である。 １はタンク、３は内タンク、４は外タンク、５は断熱材
、６は防護枠、８は取付台、１０は側面枠、１２は断熱
板である。
は従来例である。 １はタンク、３は内タンク、４は外タンク、５は断熱材
、６は防護枠、８は取付台、１０は側面枠、１２は断熱
板である。
Claims (1)
- タンクを内タンクと外タンクとにて２重構造にするとと
もにタンク頂部に防護枠を設けてなる高粘度液体運搬車
において前記防護枠の左右側方位置に側面枠を設け、前
記側面枠の下端を内タンク外面に溶着された取付台に断
熱板を介して固定し、前記側面枠と取付台との結合部分
を内タンクと外タンクとの間の空間に充填された断熱材
中に位置させてなる高粘度液体運搬車における側面枠取
付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10150781U JPS6040474Y2 (ja) | 1981-07-07 | 1981-07-07 | 高粘度液体運搬車における側面枠取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10150781U JPS6040474Y2 (ja) | 1981-07-07 | 1981-07-07 | 高粘度液体運搬車における側面枠取付構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS589395U JPS589395U (ja) | 1983-01-21 |
| JPS6040474Y2 true JPS6040474Y2 (ja) | 1985-12-05 |
Family
ID=29896169
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10150781U Expired JPS6040474Y2 (ja) | 1981-07-07 | 1981-07-07 | 高粘度液体運搬車における側面枠取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6040474Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-07-07 JP JP10150781U patent/JPS6040474Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS589395U (ja) | 1983-01-21 |
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