JPS6040467B2 - ゴムと鉱物性充填剤からなる加硫可能な混合物用の高分子粘着剤 - Google Patents

ゴムと鉱物性充填剤からなる加硫可能な混合物用の高分子粘着剤

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JPS6040467B2
JPS6040467B2 JP52044415A JP4441577A JPS6040467B2 JP S6040467 B2 JPS6040467 B2 JP S6040467B2 JP 52044415 A JP52044415 A JP 52044415A JP 4441577 A JP4441577 A JP 4441577A JP S6040467 B2 JPS6040467 B2 JP S6040467B2
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カルル・ハインツ・ノルドジイ−ク
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Chemische Werke Huels AG
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08CTREATMENT OR CHEMICAL MODIFICATION OF RUBBERS
    • C08C19/00Chemical modification of rubber
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L21/00Compositions of unspecified rubbers

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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ゴムと鉱物性充填剤から成る混合物に、いお
う加硫の場合もベルオキシド加硫の場合もともに有効に
用いられ、かつ一定の単位構造のヒドロシリル化ポリブ
タジェン油状物から成る新規な高分子粘着剤に係わる。
種々の規格のカーボン・ブラックをゴム混合物の成分と
して用いることは公知である。更に、カーボンブラック
の添加は、この混合物から製造する加硫物を安価な物に
するためより、むしろ適用加工性の全体の水準を高める
ために行われることが公知である。その例として破壊強
さ、モジュール、硬度、破断時伸びおよび摩耗耐性を挙
げることができる。カーボン・ブラックは、いわゆる活
性又は補強充填剤と呼ぶこともできる。しかしながら、
種々の理由から、ゴム混合物にカーボン・ブラックを用
いることには限界がある。
その一つには、カーボン・ブラックを用いると黒い混合
物ばかりが得られ、いずれにせよ有色又は白色の混合物
は製造されない。他方、良質のカーボン・ブラックは非
常に高価なので、その代りに、例えばケイ酸、カオリン
、水酸化アルミニウム、ガラス等のような廉価な鉱物性
充填剤を用いることが最近ますます要望されている。こ
のような代用品では、供給危機に依存する原料油に基づ
いて、成分の割合も減少する。
それ故、切欠き粘さ(Kerbzahi部eit)のよ
うな一定の性状を最適なものにするためには、高活性な
ケイ酸の使用が非常に有利である。このような淡色の鉱
物性充填剤は今までにも確かに用いられているが、主に
廉価と言う観点からだけで、例えば耐熱性、弾性、圧縮
ひずみのような有利な適用加工性のかなりの損失に耐え
ねばならなかった。
この欠点を、いわゆる粘着剤を用いて、少なくとも1部
除去し得ることが知られている。
この場合、充填剤に対してもゴムに対しても1種の親和
力がなく、この2つの基質との化学反応性には特にすぐ
れている物質が一般に問題になる。粘着剤としては、特
に有機シランの群が公知でである。
これらは、一般式R−SIX3(式中、×はたいてし・
はアルコキシ基、稀にはハロゲン原子を意味し、有機残
基Rは、官能基によって置換されたアルキル−又はアリ
ール基を意味する)を有する。ゴムの技術分野でも有用
である低分子量の有機シランベースのこのような粘着剤
の中で、特にし‘まいま用いられ、また不特定の製造業
者によって市販されているものとして、ここに、ビニル
ートリス−(メトキシーエトキシ)ーシランとy−メル
カプトブロピルートリェトキシシランを挙げることがで
きる。
これらの製品は、それらを用いて製造されたゴムー充填
剤−結合物の性状に関して満足すべき結果を与えている
が、使用時に2,3の欠点を示す。すなわち、これらは
それぞれ、一定の種類の加硫方法に対してのみ好適に用
いられる−すなわち、メルカプトシランおよびその同族
物質(例えば、ドイツ公開公報、第2255577号と
第松1松3y号による、メルカプトシランから譲導され
るポリ硫化物)は従来のいおう加硫に対してのみ用いら
れ、ビニルシランはベルオキシド加硫に対してのみ用い
られる:また、メルカプトシランの場合は臭気の問題(
Qmchsbelasti凶増en)および、それによ
って加銃された混合物が早期加硫(スコーチ)する鏡向
が生ずる。
その上、これらの有機シランは、ゴム混合物の他の成分
に比べて非常に高価であり、また吸入や皮膚接触に関し
て糠視できない叢性を有している。更に、より高分子な
べースでも同様な作用を有するこのような粘着剤を合成
する試みもなされている。
例えば、天然ゴムとSBRはトリクロルシランと共に約
30び0まで加熱されることによってヒドロシリル化さ
れ得(米国特許公報第247512号)、この反応生成
物はガラス仮に充分に粘着する(米国特許公報第255
7778号。)陰イオン重合によって得られる流動性ポ
リプタジェンの光化学的に起るヒドロシリル化は、米国
特許公報第2952576号中に述べられており、この
方法は、この物質と層状に重ねられたガラス繊維を不飽
和ポリエステル樹脂の強化に必要としている。
用いられた流動性ポリブタジェンの単位構造は述べられ
ていないが、ナトリウム懸濁液を用いるその製造に関す
る記述から、文献と比較して、これが約60〜70%の
ビニル基ならびに30〜20%のトランスービニレン基
およびわずか約10%のシスービニレン基を含有するこ
とが予想される。白金化合物によるポリブタジェンのヒ
ドロシリル化の接触反応は、ドイツ公開公報第1,62
0,934号および第1720527号中に、泡安定剤
又は積層樹脂の製造における中間段階として述べられて
いる。これらの公開公報は、反応生成物を加稀可能なゴ
ムー充填剤混合物に用いると云う如何なる示唆も与えて
いない。更に、この2つの場合には上述のように、ビニ
ル基の含塁の高い生成物を問題にしているが、他の2重
結合は主としてトランスービニレン基から成っている。
この単位構造のポリプタジェンは比較的低い分子量の場
合にさえも室温で非常に高い粘度を有する:この粘りけ
のために、取り扱い、処方および混合は非常に困簸にな
る。同じような制限がこのヒドロシリル化誘導体にも通
用する。従来のヒドロシリル化用pt触媒が、米国特許
公報第375班6計号にも用いられている、すなわち、
500〜50,000の分子量を有し、少くとも25重
量%まで、次の構造を含有する高分子にこの触媒が必要
とされている:このことは、ベースポリマーとして純粋
なボリプタジェンが用いられた場合に、およそ各lq鷺
目のモノマー単位毎に1つの反応性シリル基−SIX3
を有することに相応する。
実施例からは、平均分子量1,000を有し、全2重結
合に関して90%のビニル基舎量を有しかつ全ての存在
するビニル基が実際に100%飽和されることから成る
ポリブタジェンのヒドロシリル化のみが推定される。
このような生成物もしくは、二次反応によって得られる
その誘導体と低分子量ポリプロピレン(分子童5000
)又はEPM−ゴムとの混合物が、それらの有用性につ
いて説明されることなく、単に述べられている。更に、
このような殆んど飽和されているポリブタジェン誘導体
もしくは、これを加えた充填剤は一2重結合がないこと
のみによって−いおう加硫又はベルオキシド加硫によっ
て生ずる高分子架橋物と結合することが困難になる。ド
イツ公開公報第2,父31岬号は、少くとも特に5〜3
の重量%のビニル基を含有する、ゴムポリマ−のヒドロ
シリル化、およびケイ酸含有顔料を含む加硫可能なゴム
の加硫に対するカップリング剤としてその用途を述べて
いる。
これは、分子量が高いために溶液状態においてのみ用い
られる生成物を問題にしている。本発明は、これらの先
行技術に基づいて、ベルオキシドカロ硫によるゴムー充
填剤混合物においてもいおう加硫によるゴムー充填剤混
合物においても有用であり、前述の生成物の欠点を示さ
ない粘着剤を発見すると云う議題を有している。
この議題は、分子量400〜6,000を有し、かつ次
の2重結合組成:ビニル基 10〜60
% トランスビニレン基 1〜15% シスビニレン基 25〜85%を有するポリ
プタジェン樹状物を用い、次の構造式:(式中、Xは加
水分解可能な基を意味し、Y又はZは×と同じであるか
又は日、もしくは炭素数1〜8のアルキル残基、炭素数
5〜12のシクロアルキル残基、又は場合によっては置
換されたフェニル残基を表わす)で示される反応性シリ
ル基の含量が、結合しているケイ素の0.4〜3重量%
含量に相当して、3〜2の重量%である高分子粘着剤に
よって、画期的に解決される。
Xに関する加水分解可能な基としては、ハロゲン−、ア
ルコキシー、又はアリーオキシ残基が特に望ましい。反
応性シリル基は、公知のヒドロシリル化法の1つによっ
て、熱的に、光化学的に、ラジカルによって、又は金属
触媒によって、ポリブタジェン油状物に導入される。本
発明によって用いられるポリブタジェン油状物が一米国
特許公報第375聡69号の記載に反して−すぐれた粘
着剤を生ずることは、画期的である。この場合特に通し
たポリブタジェン油状物の平均分子量は400〜6,0
00であり、特に600〜2,000の範囲にあること
が望ましい。用いられるポリブタジェン油状物の粘度が
特に低いことは、特に溶剤を必要としないで行われ得る
ヒドロシリル化方法の実施も、粘着剤の加工および後の
処理も容易なものにする。
更に、これによって、製造方法はより経済的になるばか
りでなく、溶剤が用いられず又後で廃水又は大気中に廃
棄されることもないので、環境保護にも通ている。本発
明による粘着剤の利点は、その製造のために、比較的高
価なシラン成分を少量必要とするにすぎないことにある
用いられるポリブタジェン油状物は例えばドイツ公開公
報第2361782号に述べられた方法によって製造さ
れることができる。
このポリプタジェン油状物への付加反応に適したシラン
は、一般式(式中、×、Y、 Zは上記説明と同じ意味を有する)によって表わされる
例えば:トリクロルシラン、トリメトキシラン、トリエ
トキシシラン、トリプロポキシシラン、トリプロムシラ
ス、メチルジクロルシラン、メチルジブロムシラン、メ
チルジヨードシラン、メチルジメトキシシラン、メチル
ジエトキシシラン、メチルメトキシクロルシラン、エチ
ルジプロボキシシラン、フエニルジプトトキシラン、メ
トキシェトキシクロルシラン等が、それぞれ適している
。特に、トリクロルシランの付加が望ましい。この方法
で導入されたトリクロルシリル基の他の反応性シリル基
への変形が、例えばアルコール、トリアルキルオルトホ
ルミエート、エポキシド、酢酸ナトリウム等の先行技術
から公知の反応による付加によって、加工の過程で行わ
れうる。流動性のヒドロシリル化生成物が一本発明の特
別な実施態様に応じて−鉱物性充填剤に直接に僕野合さ
れ、この反応において遊離する塩化水素の除去が配慮さ
れるならば、このような変形は行われない。塩化水素は
、この場合に、乾燥した塩化水素ガスとして、アルコー
ル又はアルキルクロリド中の溶液としてではなく発生し
、再び利用されることができる。本発明の更に有利な実
施態様によると、混合物の製造過程で、高分子粘着剤が
、ゴムと充填剤を含む系中に導入される。
鉱物性充填剤としては、例えば、ケイ酸及び、カオリン
、タルク、アスベスト、雲母、ガラス繊維、ガラス球、
合成Ca−、Mg−およびAクーケィ酸塩のようなケイ
酸塩、ポートランドセメント、高炉スラグ水酸化アルミ
ニウムおよび酸化アルミニウム(水和物)、酸化鉄(水
和物)が適している。
本発明によって用いられるゴムは、ベルオキシド加稀又
はいおう硫される型の通常のすべてのものが適する、例
えば天然ゴム、および合成ゴムとしては、ポリイソプレ
ン、ポリブタジエン、スチレンーブタジエンコポリマー
、ポリアルケナマー(ボリベンテナマ−、ポリオクテナ
マー又はポリドデセナマー)、エチレンープロピレンー
コポリマー(EPM)、エチレンープロピレンージエン
ーコポリマー(EPDM)、イソプチレンーイソプレン
ーコポリマー(プチルゴム)、ブタジエンーアクリルニ
トリルーコポリマーである。
本発明による粘着剤の利点は、次の実施例および比換実
験によって更に明確になろう。
1 本発明による高分子粘着剤の製造 実施例 1 内部温度計、蝿梓器、還流冷却管および滴下ロートを装
備した3首フラスコ中に、乾燥窒素気流下で、ポリブタ
ジェン油状物75雌(Mn=斑0:第1表参照)と、ヘ
キサクロル白金酸200脚(約40重量%pt)を無水
テトラヒドロフランに溶解した溶液(触媒A)1.0の
‘とを装入し、この混合物を濃伴しながら110〜12
0ooまで加熱し、その後トリクロルシラン75泌を1
0の【量ずつ加える。
技後のgは還流を終了した後で加える。トリクロルシラ
ンの全量を18分間以内に加える。最後に、反応混合物
を更に30分間110〜120こ0に維持する。冷却後
に、老化防止剤2,2ーメチレンービスー(4ーメチル
ー6一にrt.プチルーフエノール)30肋oを含有す
る、メタノール100の‘を加えて反応を停止さ、次に
メタノール1.3〆を加え、高分子相を強く燈拝しなが
ら洗浄する。相分離の後で、上部に存在するHCそ一含
量が高いメタノール相を除去し、高分子相を同様に3回
洗浄する。その後、乾燥窒素気流下の真空において、メ
タノール残基を蒸留すると、透明な黄色油770g(理
論量の91%)が得られる(分析データは第1表参照)
。収量は最高ではないが、相分離をより細心に行うこと
により更に上昇されることができる。このポリブタジヱ
ソ油状物中に分析によって発見されるケイ素の構造に関
するテストとして、架橋性を水によって測定した。
このために、黄色油2.0gをへキサン40の【中に溶
解し、ジブチルスズジラウレートをへキサンに溶解した
5%溶液1.0の‘を加え、溶液をシャーレ(表面積6
00の)中の水に注ぎ入れる。室温で2蝿時間放置した
後に、団体の高分子膜が形成される、この腰を予め乾燥
した後にトルェンに不溶な成分を測定した。*実施例
2 ボリプタジェン油状物85雌(Mm=1100:第1表
参照)を、ヘキサクロル白金酸200のo(約4重量%
M)の赤い反応溶液2.0私を加えトィツ公開公報第1
斑60斑号の開示に応じてメチルジクロロシラン1仇h
l(触媒B)を加えて、実施例1に述べたように、トリ
クロルシラン85の‘と反応させ、処理した。
透明な淡黄色油滋7g(理論量89%)が得られた(分
析データは第1表参照)実施例 3〜7 実施例3〜7の方法はそれぞれ実施例1と2に相応する
袋入物の童と性質ならびに反応生成物の分析データは第
1表に述べられる。比較実験 A ポリブタジェン油状物15舷(Mh:9000:2重結
合組成トランスービニレン−基10%、ビニル基73%
、シスービニレン基17%)を無水キシレン200Mで
稀釈し、次に触媒A2.0の【を添加して、トリクロル
シラン20の‘と、実施例1と同様に、反応させ、処理
した。
メタノール相の分離が不十分に行われた場合には、反応
混合物の粘度が上昇する。最後に、ゲル状の粘りけのあ
る物質が残り、これはもはや適用加工性を検査すること
ができない。比較実験 B ポリブタジェン油状物15雌(Nh:1700:2重結
合組成:トランスビニレン基27%、ビニル基2%、シ
スービニレン基71%)を、触媒BI.0の‘を加えて
、実施例2と同様にトリクロルシラン15叫で処理した
実施例2とは対照的に、トリクロルシランの還流は色を
消失しなかった。処理後は、黄色油が残留し、これは単
にSio.1重量%のみを含有し、加硫テストにおいて
は固体の高分子膜を形成せず、油を残留する。第 1
表 a)2重結合組成(トランス/ビニル/ッス)b)実施
例1参照c)キシレン100秋で稀釈 ロ 高分子粘着剤の用途 実施例 8 混合器内で、第3成分としてェチリデンーノル*ポルネ
ンを有する不飽和エチレンーブロピレンゴム(EPOM
)ベースのケーブル工業で用いられる次の混合物を製造
した。
(数値の単位は重量部) これらの混合物の加硫経過は、150qoにおけるつま
み−振動ェラストマー試験法および1分毎3振動および
loの振動ひずみによって測定した。
次の測定結果が得られた。第2表 加硫時惜別,。
は本発明によるトリメトキシリル基含有ボリプタジェン
油状物によってごくわずかしか影響されていないことを
示し、然るに加硫完了時間らoは、半分以下にまで減少
されることを示す。180qoにおいてIQ分間、圧縮
器中で加硫された4帆−被検体は次の検査を受けた:第
3表には、検査結果を対照する: 第3表 本発明によるトリメトキシシリル基含有ポリブタジェン
油状物は、いおう加稀した混合物において、架橋度を特
に高めるように作用し、その結果引張り強度の上昇およ
び永久ひずみの減少が特に顕著である。
かなり低いSi−含量を有する生成物(0.67%Si
を有する実施例4)が既に、破壊強さと引張り強度に関
して、特に高い作用を示しているが(加硫物M.4)、
3.0%以上のSi一合量(3.8%Siを有する実施
例6)では、加硫物性状の改良はもはや得られない(加
硫物M.6)。比較実験Bに相当する生成物の添加(加
硫物、M.1)は如何なる顕著な作用も示さない。実施
例 9 混合器中で、第3成分としてェチリデンーノルボルネン
を有する、不飽和エチレンープロピレンゴム(EPOM
)ベースのケーブル工業で用いられる次の混合物を製造
した:この混合物の加硫径過を、180℃におけるつま
み−振動ェラストマー検査法および1分毎のloと3振
動の振幅ひずみによって測定した。
次の測定結果が得られた:第4表加硫の開始と完了は、
本発明の生成物によって、全く又はごくわずかにしか、
影饗さなかった。
18000において1び分間、圧縮器中で加硫した2風
−被検体を実施例8に応じて検査した。
第5表中に、検査結果を対照する:第5表 本発明による粘着剤は、ベルオキシド加硫した混合物に
おいても架橋度の増大を生ずる。
加硫物の性状は著しく改良される。然るに、比較実験B
による生成物(加硫物、柚.14)によって、有意の効
果は何も得られない。実施例8と9は、本発明による粘
着剤がベルオキシド加硫されたゴムー充填剤系において
もいおう加硫されたゴム−充填剤系においても有用であ
ることを示している。実施例 10混合器中で次の混合
物を製造した。
更に下記の条件下で圧縮器中で加稀した4肌一被検体を
、実施例8に応じて、検査した。
第6表に検査結果を対照する:第6表 本発明による粘着剤の使用量を増大すると、本発明によ
る生成物を含まない比較実験に比べて、架橋度は処方に
応じて明白に上昇する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 分子量400〜6,000を有し、かつ次の2重結
    合組成: ビニル基 10〜60% トランス−ビニレン基 1〜15% シス−ビニレン基 25〜85% を有するポリブタジエン油状物をヒドロシリル化するこ
    とによつて得られ、かつ次の構造式:▲数式、化学式、
    表等があります▼(式中、Xは加水分解可能な基を意味
    し、Y又はZはXと同じか又は水素もしくは、炭素数1
    〜8のアルキル残基、炭素数5〜12のシクロアルキル
    残基又は場合によつては置換されたフエニル残基を表わ
    す)の反応性シリル基を3〜20重量%含有し、反応性
    シリル基の含量が結合しているケイ素の0.4〜3重量
    %に相応する、ヒドロシリル化ポリブタジエンオイルか
    らなるゴムと鉱物性充填剤との加硫可能な混合物用の高
    分子粘着剤。 2 ポリブタジエン油状物の分子量が600〜2,00
    0の間であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載の高分子粘着剤。 3 反応性シリル基の含量が、結合しているケイ素の0
    .6〜2.5重量%含量に相応し、生成物全体に関して
    4〜17重量%であることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載の高分子粘着剤。 4 ゴム混合物の製造前に鉱物性充填剤が粘着剤によつ
    て含浸されることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載の高分子粘着剤。 5 ゴム混合物の製造中に、ゴムと充填剤を含有する系
    に加えられることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載の高分子粘着剤。 6 ゴムと鉱物性充填剤からなる加硫可能な混合物の製
    造のための高分子粘着剤の使用において、粘着剤として
    、一般式:▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Xは加水分解可能な基、Y又はZはXと同じ
    あるいは水素又は、炭素数1〜8のアルキル残基、炭素
    数5〜12のシクロアルキル残基、又は場合によつては
    置換基を有するフエニル残基を表わす。 )を有するヒドリドシランと、分子量400〜6,00
    0を有し、かつ次の2重結合組成: ビニル基 10〜
    60% トランス−ビニレン基 1〜15% シス−ビニレン基 25〜85% を有する低分子量ポリブタジエンとの反応によつて得ら
    れるアダクツであり、結合したケイ素をアダクツ全量の
    0.4〜3.0重量%有するアダクツ全量を用いること
    を特徴とする高分子粘着剤の使用。 7 ゴム混合物の製造に先立つて、鉱物性充填剤が粘着
    剤で含浸されることを特徴とする特許請求の範囲第6項
    記載の高分子粘着剤の使用。 8 ゴム混合物製造中に、ゴムと充填剤を含む系に加え
    られることを特徴とする特許請求の範囲第6項記載の高
    分子粘着剤の使用。
JP52044415A 1976-08-07 1977-04-18 ゴムと鉱物性充填剤からなる加硫可能な混合物用の高分子粘着剤 Expired JPS6040467B2 (ja)

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