JPS6040109A - ポリブタジエンおよびその製造方法 - Google Patents

ポリブタジエンおよびその製造方法

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JPS6040109A
JPS6040109A JP14904483A JP14904483A JPS6040109A JP S6040109 A JPS6040109 A JP S6040109A JP 14904483 A JP14904483 A JP 14904483A JP 14904483 A JP14904483 A JP 14904483A JP S6040109 A JPS6040109 A JP S6040109A
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earth metal
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茂樹 高山
Yasuro Hattori
服部 靖郎
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規な構造を有するポリツタジエンおよびその
製造方法に関するものである。
シス/、lI結合金有率の高いポリブタジェン(高シス
ポリブタジェン)、およびその製造方法は従来から知ら
れており、ニッケル、チタン、コバルト等を主成分とす
る触媒を用いて得られる高シスポリブタジェンはタイヤ
用ゴム等の汎用ゴムとして広く工業的に使用されている
この種のゴムを製造する方法のひとつとして、希土類金
属化合物を用いるジエン系単量体の重合方法も研究され
、これによるポリブタジェンの物性も明らかにされてい
る(国際ゴム生産者会議(IISRP)年余発表、79
ざ/年スペイン国マドリッド市で開催)。
希土類金属化合物を用いてジエン系単量体を重合する方
法は、例えばI(autschuk und Gumm
i 、 I(un8tstoffe。
22巻を号、 1969年の、2q3頁から297頁ま
たはJounal of Polymer 5cien
ce 、 / 1巻、 1910年の、j3’13頁か
ら33S7頁に記載されており、この方法によれば、分
子量および分子量分布の調整された高いシス/、l結合
金有率を有するポリブタジェンを得ることが可能であり
、得られたポリブタジェンは粘着性がすぐれている等の
物性も公知である。
しかしながら、このポリブタジェンは一般ゴム用途にお
いて加工性、特にロール混線あるいは押出時の加工性が
悪く、また耐橘撃性ポリスチレン用原料としては、スチ
レンモノマーに溶解した際の溶液粘度が高い等の欠点を
有していた。さらにはコールドフp−が大きいという貯
蔵、運搬上の問題もあり、工業的に使用されるには至っ
ていない。これは前記引用文献から、このポリブタジェ
ンが非常に縮型で、分岐構造をほとんど持たないことに
よるものであるとみられ、この分子構造上の性質は、希
土類金属化合物を主成分とするいかなる公知の触媒、重
合条件においても必ず生じる独特のものであり、この触
媒系を用いての分岐構造を持ったポリブタジェンを得る
方法は知られていなかった。
本発明は上述の希土類金属化合物を主成分とする触媒に
より得られるポリブタジェンの問題点を一挙に解決し、
すぐれた実用性能を有する新規なポリブタジェンおよ“
びその製裁方法を提供するものである。
すなわち、本発明のポリブタジェンは、下記の(a)〜
(、)の条件を満足するものである。
(a) ゲルパーミェーションクロマトグラフ(GPC
)で測定される重量平均分子fit(Mw)が3万〜l
θθ万、MWと数平均分子R(Mn )との比(gw/
Mn )で表示される分子量分布がlS−5,0 (b) ’H−NMRで測定される八−結合JIcIc
率が7.0チ以下 (c) Lローターを使用し、100℃で測定されるム
ーニー粘度(hiL)が10Nlコ0(d)、2j”C
におけるs%スチレン溶液粘度(SV)が/Sセンチポ
イズ以上 (e) MLとSvノ関係が下式(1)、(1)を満足
する1og3V=/jコlog ML + A −−(
1)′ A≦−0,09・・・・・・・・・・・・・・
・・・・(1)そしてこのポリブタジェンゴムは、希土
類金属化合物を主成分とする触媒の存在下にシタジエン
単量体を重合することによって得られた重合体を下式(
1)で示されるテトラノ・ロメタンまたはこれと下式(
w)で示される有機アルミニウム化合物と反応させるこ
とによって得られる。
Cx4 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(Iff)(式中、Cは炭素、Xは塩素、臭素、ヨウ素
、又はフッ素を示し、すべて同一元素であっても異種元
素であっても良い。) AI RH−nHn・・・・・・・・・・・・・・・・
・・(IV)(式中、nは0./または−であり、R′
は炭素数lないし3個の炭化水素基、■は水素を示す。
)本発明のポリブタジェンは、公知の方法であるゲルパ
ーミェーションクシマドグラフ(GPC) により測定
された重量平均分子量が5万からlθO万、好ましくは
lS万から60万のものである。重量平均分子量が3万
以下では物性、例えば反発弾性、耐摩耗性、引張強度等
の低下が著しく、一方10θ万以上の重量平均分子量を
もつものは加工性、特に押出加工性が悪く好ましくない
。また本発明における分子量分布は、同じ< GPCに
よって測定され、Mw/Mn (ただしKrwは重量子
均分−Pffi、Mnは数平均分子量を示す。)で表示
して、t、Sがらso。
好ましくはIgから、3.左に制限される。分子量分布
がlk以下のポリブタジェンを希土類金属化合物を主成
分とする触媒を用いて得ることは困ルであり、一方30
以上の分子量分布をもつものは、その物性面、例えば反
発弾性、耐摩耗性の低下をもたらし好ましくない。
本発明のポリブタジェンの’H−NMR(PMR)−c
測定される/、2結合単位分率は/θ乃以下、好ましく
は0g%以下であることが必要である。このように極め
てへコ結合の少ないポリブタジェンの正確な幾可異性措
造(ミクロ構造)の解析は赤外分光」による方法では困
難であり、本発明では、q 00 Mllzの高分解能
の’H−NMRを用い、高分子。
第、?θ巻gダj頁〜gjt/頁(/9g1年刊行)に
示される方法によって決定した。この/、2結合単位分
率が1%を超える場合は本発明のポリブタジェンゴムと
従来公知のニッケル、コバルト、チタン等を主成分とす
る触媒によって得られるポリブタジェンゴムとを比較し
てのすぐれた物性、例えば粘着性、反発弾性、耐摩耗性
等がこれらと同程度まで低下し好ましくない。
本発明のポリブタジェンのLローターを使用し、700
℃で測定されるムーニー粘度(ML)は/θ〜/20.
好ましくはlSへ60である。ムーニー粘度がこの範囲
を下回わるものは製品の取扱いが困難であり、またこの
範囲を超えるものは、加工性、特に押出加工性が著しく
悪いものとなり好ましくない。
本発明のポリブタジェンは2S℃におけるjIrX量%
スチレン溶液の溶液粘度(SV)は/ k cps以上
、好ましくは25から4100 cpsである。溶液粘
度が/ ! cps以下のものはゴムとしての物性、例
えば耐衝撃性ポリスチレン用原料として使用した際の耐
衝撃強度が不十分であり好ましくない。またあまりにも
高い溶液粘度も、この用途でのスチレンへの溶解性、生
産性等を低下させて好ましくない。
本発明のポリブタジェンは上記のとおり限定されたムー
ニー粘度(ML)、溶液粘度(SV)の範囲内であって
、さらに両者は(1)、(II)式に示される関係を満
足することを必要とする。
log SV= ls21ogML+ A−・・・・・
(1)A≦−0,09・・l1・l1・・(It)特に
好ましい範囲は、Aが一07g−0,20の場合である
。希土類金屑化合物を主成分とする触媒を用いて得られ
る従来のブタジェンで分子量分布/、sからs、Oのも
のは(n)式のA値がθl〜o6の範囲にあり、いかな
る触媒によっても従来このA値がO/以下のものは得ら
れながった(これを第1図に領域lとして示す。)。
本発明は、このMLとs■の関係を、重合体(活性重合
体または失活重合体)をテトラハロメタン、またはテト
ラハロメタンと有機アルミニウム化合物と反応させるこ
とによって変化させることにより達成し、これによって
得た重合体である(これを第1図に領域コとして示す。
)。MLと3vの関係がこの範囲外では本発明の目的と
する物性、特に加工性の改良が不十分であり、一般のゴ
ム用途ではロール押出の加工性、HIPS用ゴムとして
はスチレンへのゴムの溶解性が不十分であり好ましくな
い。
また、本発明のポリブタジェンは好ましくは、トルエン
不溶分がポリブタジェンlθ01あたりSrグ以下、さ
らに好ましくは3■以下である。このようなトルエン不
溶分は一般にゲルと呼ばれ、その存在は用途によっては
その生産を阻害し、さらに製品の外観、強度を低下させ
好ましいものではない。
本発明のポリブタジェンは、まず希土類金属化合物を主
成分とする触媒の存在下にズタジェン単一]体を重合さ
せ、得られた重合体をテトラハロメタン、またはこれと
有機アルミニウム化合物を添加、混合し反応させること
によって得られる。
希土類金属化合物を主成分とする触媒は一般に次の3成
分よりなるものである。
(a) セリウム、ランタン、プラセオジム、ネオジム
またはガドリニウムのカルボキシレート、アルコラード
、フェノラート、リン酸塩、亜すン散塩のうち少なくと
も71m (b) 一般式At R:、、、nHnで表示される有
機アルミニウム化合物(nは0、/またはコ、R2は炭
素数lないし8個の炭化水素基、nは水素を表わす。) (C) ルイス酸、特にノ・ロゲン元素含有ルイス酸。
重合は、不活性溶剤の存在または不存在下において一り
0℃〜iso℃、好ましくは10−120℃の温度範囲
で実施され、反応形式は回分式、連続式のいずれであっ
てもよい。
本発明において、上述の触媒の存在下にブタジェン単量
体を重合させて得られた重合体と反応させるテトラハロ
メタンは一般式(IIりで示される。
CX、・・・・・・・・・・・・・・・・・・偵)(式
中、Cは炭素、Xは塩素、A素、ヨウ素、又はフッ素を
、示し、すべて同一元素であっても異種元素であっても
良い。) この化合物として四塩化炭素、四臭素化炭素、四ヨウ素
化炭素、三塩化−臭素化炭素(CBrCb )などのX
が塩素、臭素、ヨウ素である化合物が掌げられ、これら
は併用してもよい。また、テトラハロメタンと有機アル
ミニウム化合物を併用することもでき、この有機アルミ
ニウム化合物は一般式(Fl’)で示される。
AI R;−nHn ・・・・・・・・・・・・・・・
・・・(M(式中、nは0./またはコであり、R1は
炭素数lないし8個の炭化水素基、Hは水素を示′す。
)この化合物としては、トリメチルアルミニウム、トリ
エチルアルミニウム、トリインブチルアルミニウム、ジ
エチルアルミニウムハイドライド、ジイソブチルアルミ
ニウムハイドライドなどが挙げられる。
本発明で用いられるテトラハロメタンと有機アルミニウ
ム化合物の好ましい使用量は各々反応させるべきブタジ
ェン重合体100 fあたり0./〜30ミリモル、好
ましくは06〜6ミリモルとθ〜30ミリモルである。
これ以下では反応の進行が十分でなく、一方これ以上の
使用は不必要であり、また場合によりトルエン不溶分(
ゲル)を生成し好ましくない。この反応は160℃以下
、好ましくは70℃〜/30℃の温度で攪拌下にθlな
いし70時間、好ましくは0.2ないしS時間実施する
ことが好ましい。さらに、この反応はコ、A−ジ第三ブ
チルーグーメチルフェノールに代表される立体障害フェ
ノール系酸化防止剤、ジアルキルフェニレンジアミンに
代表されるアミン系酸化防止剤のような、有機アルミニ
ウムと反応しない、あるいは反応性の低い安定剤の存在
下でも有効に起こり、予め安定剤を添加することも可能
である。
本発明のポリブタジェンは上述の反応により比較的容易
に製造することが可能であるが、他にも(a)三フッ化
ホウ素エーテル錯体等のルイス酸と反応させる方法、(
b)ラウロイルパーオキシド等の有楼過酸化物と反応さ
せる方法によって得ることができる。しかし、これらの
方法は、いずれもトルエン不溶分(ゲル)を多量に発生
させ、また反応条件も厳しいものとなり工業的には本発
明の方法に劣るものである。
本発明のポリブタジェンは、公知の脱活性化工程を経て
、通常の脱溶剤、乾燥の工程により製品として得られる
本発明のポリブタジェンは、原料ゴムとして極めで粘着
性にすぐれ、しかも反発弾性、耐摩耗性が良好であり、
しかもロール巻付性、押出時の加工性にすぐれ、単独あ
るいは他のジエン系ゴムとブレンドして、トレッド、カ
ーカス、サイドウオール、ビード部等のタイヤ、あるい
はホース、チューズ、ベルト、防振ゴム、各穏工朶用品
に用し1られる。また、ポリスチレン系樹脂の強靭化剤
としても好適であり、特にスチレンに溶解時の溶液粘度
が小さく塊状あるいは塊状懸濁併用方式でのスチレン系
樹脂の強靭化剤として有用である。
次に、実施例、比較例により本発明を説明する。
実施例1 乾燥窒素ガスで空気を置換したtollのオートクレー
ブにtoo fの/、3ブタジエンを含む、S’、JK
fのヘキサン溶液を装入し、続いてネオジムのリンを示
す。〕i6ミリモル、ジイソプチルアルミニウムハイド
ライド20ミリモルを添加し定温でlS分間攪拌した。
この後エチルアルミニウムセスキクロリ ド(Al (
C2I(5)t、s C1l、)を3.6ミリモル添加
し、g。
℃に外温し攪拌することにより重合を開始させた。
一時間重合後に700℃まで昇温し、四塩化炭素359
モルを含むヘキサン溶液20−を添加し7時間反応させ
た。
この後オートクレーブ中の内容物を2チのB)IT(占
ルージーt−ブチルーグーメチルフェノール)を含むメ
タノール中に抜き出し、重合体を凝固させ、これを乾燥
した。
得られた重合体の諸性質を第1表に示した。
実施例、比較例においてムーニー粘度は、Lローターを
使用して測定したMLI+4(100℃)を示し、溶液
粘度はコS℃におけるS重量%スチレン溶液粘度を示し
た。
/、2結合単位含率はダθ(7MH1の’H−NMRを
用い、高分子、m3o巻、 gllr頁〜gk/Q (
/qL/年刊行年刊水される方法によって決定した。重
量平均分子素へ侵、および分子量分布Mw/Mnは、高
滓社製、高速液体クロマトグラフ(カラムH8G−グO
,SO。
AO)を用いて測定した。
コールドフロー性は、30”の傾斜をもつガラス版上に
縦横/インチ、高さ3インチの直方体ゴムサンプルをは
りつけ、三角定規を最大流れ部分に傾斜面に対して垂直
にたてることにより測定した流れが4Lcrnになるま
でに要した時間で示した。
トルエン不溶物は、ポリブクジェンザンプルioo t
に/?峙のトルエンを加え、76時時間上う後コθ0メ
ツシュの金網で濾過し、この金網を70℃7時間真空乾
燥仕秤量し濾過前の金網重量との差からポリブタジエン
サンプルに対するトルエン不溶分の重量(1119)を
決定した。
実施例コ 実施例/と同様に調整した触媒含有モノマー溶液を6l
℃に昇温し2時間重合させた。続いて90℃に昇温し、
ジイングチルアルミニウムハイド941フ50 素ざミリモルを含むヘキサン溶液ユθゴを添加し、30
分間反応させた。
この後実施例1と同様の方法により得た乾燥重合体の諸
性質を第1表に示した。
実施例3 乾燥窒素ガスで空気を置換した3θOmtの耐圧ガラス
ボトルに/,3ブタジエン62を含むヘキサン溶液コO
2を装入し、続いてネオジムのリン酸塩16ミリモル、
ジイソブチルアルミニウムノXイドライドコムyミリモ
ル を添加し室温でlS分間予備反応を行なった。この
後エチルアルミニウムセスキクロリド( At(C2)
Is)1.5 C11.5 ) 3.コミリモル添加し
、室温で3時間の熟成を行なった。
実施例/と同様の7,3ゲタジエン溶液を含むオートク
レーブに予め調整した熟成触媒を添加し、65℃で一時
間重合を行なった。続いて120℃に昇温後、四塩化炭
素g=リモルを含むヘキサン溶液20−を添加し1時間
反応させた。この後実施例/と同様の方法により得た乾
燥重合体の諸性質を第1表に示した。
実施例q ネオジムのリン酸塩Nd(Pg)s (ただしPz&ま
1、6ミリモル、ジイソプチルアルミニウムノλイドラ
イド211,ミリモル、エチルアルミニウムセスキクロ
リド( Al (CzHs)t5 C1+,5 ) l
A2ダミリモルを用い 、実施例1と同様にl,3ブタ
ジエンを6l℃で2時間重合した。続いて120℃まで
昇温し、四塩化炭素3651モルを含むヘキサン溶液6
−を添加し7時間反応させた。
この後実施例1と同様の方法により得た乾燥重合体の諸
性質を第1表に示した。
実施例S ネオジムのリン酸塩Nd (P2 )3 CただしP2
は16ミリモル、トリイソブチルアルミニウム //コ
ミリモル、エチルアルミニウムセスキクロリド( Al
(CzHs)z C1z ) j−ミリモル を用いて
実施例3と同様の方法で熟成触媒を調整し/、3ブタジ
エンをkO℃でコ時間重合した。続いてlθOCまで昇
温し、三塩化−臭化炭素ユqミリモルを含むヘキt 7
溶液S−を添加し1時間反応させた。この後実施例1と
同様の方法により得た乾燥重合体の諸性質を第1表に示
した。
比較例/〜3 ネオジムのリン酸塩Nd (Pl)s CただしPlは
/l、ミリモル、トリイソブチルアルミニウム lIg
ミリモル、エチルアルミニウムセスキクーリド[Al 
(C*Tl5)u C1l、5 ) 3.2ミリモルを
用いて実施例/と同様に/、3ブタジエンを6l℃でコ
時間重合した。
この後29gのBHTを含むメタノール中で重合体を凝
固させ、これを乾燥した。(比較例/)ネオジムのリン
酸塩 Nd(P+)3CただしP、は0559モル、ジ
イソブチルアルミニウムハイドライド16ミリモル、エ
チルアルミニウムセスキク1リド(Al(C2H5)1
.S C1t、s ) igqミ!Jモルを用いて実施
例3と同様の方法で熟成触媒を調整しへ3ブタジェンを
6l℃で2時間重合した。この後比較例1と同様に乾燥
重合体を得た。(比較例λ)ネオジムのリン酸塩Nd(
Pz)s Cただし Pzはモル、ジエチルアルミニウ
ム七ノア’qミド(Al(CzHsh Br ) !r
、Aミリモルを用いて実施例3と同様の方法で熟成触媒
を調整し/、3ブタジエンをtrcで2時間重合した。
この後比較例/と同様に乾燥重合体を得た。(比較例3
) ネオジムバーサチケート lAtミリモル、トリイソブ
チルアルミニウム 10ミリモル、エチルアルミニウム
セスキクーリド(Al(CzlHs)ts C11,1
) 10 ミ!Jモルを用いて実施例3と同様の方法で
熟成触媒を調整しlベズタジエンをざ0℃で2時間重合
した。この後比較例/とPJ従に乾燥重合体を得た。(
比較例グ)ネオジムバーサチケー) /44ミリル、ジ
インブチルアルミニウムハイドライド 、21ミリモル
、ジエチルアルミニウムモノクロリド[Al (C2H
s)gcl )S、λミリモルを用いて実施例/と同様
に1,3ブタジエンを20℃で2時間重合した。続いて
100℃まで昇温し、四塩化炭素gミリモルを含むヘキ
サン溶液−〇 mlを添加し1時間反応させた。・この
後実施例/と同様に乾燥重合体を得た。(比較例S)比
較例/−A−で得られた重合体の諸性質を第1表に示し
た。
実施例6 実施例ケと同様にl、Jブタジェンを重合し、続いて7
20℃まで昇温後、三フッ化ボウ素エーテル錯体/Aミ
リモルを含むトルエン溶液/θmgを添加し1時間反応
させた。この後実施例/と同様の方法により得た乾燥重
合体の諸性質を第1表に示した。
実施例7 実施例Sと同様に1,3ゲタジエンを重合し、続いて1
00℃まで昇温後、ラウロイルパーオキシドgミリモル
を含むヘキサン溶液30−を添加し3時間反応させた。
この後実施例1と同様の方法により得た乾燥重合体の諸
性質を第1表に示した。
第1表より本発明の方法で製造されたポリブタジェンの
うち、分子量分布(My/Mn 、)がlk −!r、
0のもののAの値は一009以下であり(実施例1〜5
)、本発明の方法を用いない場合(比較例7〜4t)お
よび本発明の方法を用い゛ても分子量分布(Mvrl蜘
扉に、0より大きい場合(比較例S)はAの値が0.1
以上となることが明らかである。
さらに実施例6.7に示したとおり、本発明のポリブタ
ジェンは、三フッ化ホウ素エーテル錯体やラウロイルパ
ーオキシド等を用いても製造可能であるが、第1表に示
したとおりこれらの方法で製造されたポリブタジェンは
トルエン不溶分(ゲル)を多量に含んでおり、また三7
2化ホウ素エーテル錯体を用いて得られたポリブタジェ
ンは黄色に着色する等の問題があり、本発明の製造方法
により得られたポリブタジェンのほうがより好ましい。
実施例/、比較例ユとSで得られた重合体およヒ市販の
ハイシスポリブタジェン商品名BRO/(日本合成ゴム
■製)、商品名N1pol −/2コO8(日本ゼオン
幹)製)、商品名IJbepol −/!; HB ’
 (宇部興産■製)を原料ゴムとして第2表に示す配合
にて実験室用小屋バンバリーミキサ−および3インチロ
ールにて混れした。得られた未加硫ゴム組成物を111
1℃にて90分間加硫し、物性測定に供した。測定は以
下に示す方法で行なった。
(1)硬さ、引張強度、伸び、300%モジュラス:J
IS−に−乙30/ に従った。
(2)剛摩耗性;ピコ摩耗試験機を用いて評価し、BR
θ/をlθθとして指数で表示した。
(3)反発弾性; JIS−に−1,10/ に従って
20℃で測定し7こ。
(4,)グツドリッチ発熱;グツドリッチフレクンメー
ターを使用し、荷重lIgボンド、変位oassインチ
、スp−+・so℃、回転数igoorp’aノ条件で
試験を行ない、20分後の上界温度差を表わした。
(5)ロール加工性;クリアランスAtynの6インチ
ルールを使用して60℃におけるロールへのゴムのまき
つき状態を観察し、5点法で評価した。ここで夕はロー
ルまきつきが最も良好であることを示し、点数が小さく
なるにしたがってロールばなれが多くなり、lは最もロ
ールばなれが多いことを示す。
(6)押出加工性;z、5trrrnφガ一ペイダイ付
押出機を使用して、押出肌の状態を観、察し、5点法で
評価した。ここでSは押出肌が平坦で荒れがないことを
示し、点数が小さくなるにしたがって押出肌に荒れが多
くなり、/は押出肌の荒れが最も多いことを示す。
得られた結果を第3表に示した。ここで本発明のポリブ
タジェンが、加工性にすぐれ、なおかつ加硫物性もずぐ
れていることは明らかである。
(以下余白) 注 */) ジフェニルアミンとアセトンの反応主成物
*λ) シクロヘキシルーペンゾチアジルースルフェン
アミド
【図面の簡単な説明】
m1図は、ポリブタジェンのムーニー粘度と溶液粘度と
の関係領域を示す図である。図において、領域l:希土
類化合物を主成分とする触媒を用いて得られた従来のポ
リブタジェンで、分子量分布が15〜S、Oのものが示
す関係領域 領域2二本発明のポリブタジェンが示す関係領域 特許出願人 旭化成工朶株式会社 代理人弁理士 星 野 透

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)、下記(a)〜(e)の糸外を満足するポリシタ
    ジエン。 (、) ゲルパーミエーションクpマトグオフ(GPC
    )で測定される重量平均分子ffi (Mw)がS万〜
    /θO万、Mwと数平均分子fA、 (Mn、)との比
    (Mw/Mn )で表示される分子量分布が12〜S、
    0 (b) ’H−N M Rで測定される/1.2結合単
    位分率が10qb以下 (c) Lローターを使用し、700℃で泗定されるム
    ーニー粘度(ML)が1o−i2θ (d)、25℃における3%スチレン溶液粘度(SV)
    が/jセンチポイズ以上 (e) ML とSV (1)関係が下式(1)、(I
    I)を満足するlog SV = i !;コ log
     ML 十A ・−−(1)A≦−009・・・・・・
    ・・・・・・・・・・・・(…)(2)、希土類金属化
    合物を主成分とする触媒の存在下にブタジェン単量体を
    重合することによって得られる重合体である特許請求の
    範囲第1記載巳のポリブタジェン。 (8)、)ルエン不溶分がlθθtあたり3 m9以下
    である特許請求の範囲第1項又は第2項記載のポリブタ
    ジェン。 (4)、希土類金属化合物を主成分とするMffの存在
    下にブタジェン単量体を重合することによって得られた
    重合体を下式(1)で示されるテトラハロメタン又はこ
    れと下式(荀で示される有機アルミニウム化合物と反応
    させることを特徴とするポリブタジェンの製造方法。 CX4 ・・・・パ・・・・・・・・・・・・・・・・
    ・・・個)(式中、Cは炭素、Xは塩素、臭素、ヨウ素
    、又はフッ素を示し、すべて同一元素であっても異種元
    素であっても良い。) AIRニーnHn・・・・・・・・・・・・・・・(P
    l)(式中、nはθ、l又はコであり、R1は炭素数l
    ないし3個の炭化水素基、■は水素を示す。)
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4906706A (en) * 1986-09-05 1990-03-06 Japan Synthetic Rubber Co., Ltd. Modified conjugated diene polymer and process for production thereof
JP2013507510A (ja) * 2009-10-16 2013-03-04 ランクセス・ドイチュランド・ゲーエムベーハー ネオジムに触媒されるポリブタジエン

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