JPS6039571A - 平行多回線地絡故障点標定装置 - Google Patents
平行多回線地絡故障点標定装置Info
- Publication number
- JPS6039571A JPS6039571A JP14860183A JP14860183A JPS6039571A JP S6039571 A JPS6039571 A JP S6039571A JP 14860183 A JP14860183 A JP 14860183A JP 14860183 A JP14860183 A JP 14860183A JP S6039571 A JPS6039571 A JP S6039571A
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- Japan
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- circuit
- line
- marking
- fault point
- zero
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- Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は高抵抗接地系における平行多回線地絡故障点
標定装置に関する。
標定装置に関する。
平行2回縁送電線の地絡故障に対する故障点の標定には
一般的に零相電流分流比による故障点標定方式が考えら
れている。この故障点標定方式の原理について第1図乃
至第2図に基づきまず説明する。第1図は平行2回線の
系統図(単相表現)を示し、A、A/は自端側(標定装
置設置点側)、相手端側の各母線、IL、 2Lは母線
A、 A’間に設けられた平行する各回線である。図で
は回線1Lの個所Fで1線地絡故障が発生しtこものと
している。そして上記故障に対する対称座標法から得ら
れる零相等価回路は第2図のように表わされる。
一般的に零相電流分流比による故障点標定方式が考えら
れている。この故障点標定方式の原理について第1図乃
至第2図に基づきまず説明する。第1図は平行2回線の
系統図(単相表現)を示し、A、A/は自端側(標定装
置設置点側)、相手端側の各母線、IL、 2Lは母線
A、 A’間に設けられた平行する各回線である。図で
は回線1Lの個所Fで1線地絡故障が発生しtこものと
している。そして上記故障に対する対称座標法から得ら
れる零相等価回路は第2図のように表わされる。
ここでXは回線の全長を1としたときの自端から故障点
Eまでの距離(割合)、zOは各回線の零相インピーダ
ンス、tol、ta2は各回線の零相電流、iafは故
障点零相電流であり、これらは下記の関係式で表現でき
る。
Eまでの距離(割合)、zOは各回線の零相インピーダ
ンス、tol、ta2は各回線の零相電流、iafは故
障点零相電流であり、これらは下記の関係式で表現でき
る。
1of = jo1+ foz 1llxZofo1=
(1+1−x)Moioz (2)(11,(21式よ
り (3)式より が得られ、前記(41,+51式はそれぞれ回線IL、
2Lの出端側から故障点までの距離を与える。
(1+1−x)Moioz (2)(11,(21式よ
り (3)式より が得られ、前記(41,+51式はそれぞれ回線IL、
2Lの出端側から故障点までの距離を与える。
而して、前記+41. +51式はあくまで平行2回線
において成立し、6回線以上の多回線になると故障のな
い健全回線から故障点に向って流れ込む電流が2回線の
場合に比べて増えることになり、(4)。
において成立し、6回線以上の多回線になると故障のな
い健全回線から故障点に向って流れ込む電流が2回線の
場合に比べて増えることになり、(4)。
(5)式を用いると誤った標定をしてしまう。従って6
回線以上の回線において故障点を標定するのに従来の原
理をそのまま適用することはできない。
回線以上の回線において故障点を標定するのに従来の原
理をそのまま適用することはできない。
この発明は回線数に関係なく、その故障点までの距離の
標定を可能にすることを目的とする。
標定を可能にすることを目的とする。
この発明による標定の基本原理について説明する。第6
図は平行多回線の系統図(単相表現)を示し、A、A/
は自端側(標定装置設置点側)、相手端側の各母線、1
L−nLは母線A、A/間に設けられ1こ平行する各回
線である。図では回線1Lの個所Fで事故が発生しtこ
ものとしている。そしてこの場合の対称座標法での零相
等価回路は第4図のように表わされる。ここでXは回線
の全長を1としたときの自端から故障点Fまでの距離(
割合)、zoハ各回線の零相インピーダンス、jo1〜
Innは各回線の零相電流、10fは故障点零相電流で
あり、これらは下記の関係式で表現できる。
図は平行多回線の系統図(単相表現)を示し、A、A/
は自端側(標定装置設置点側)、相手端側の各母線、1
L−nLは母線A、A/間に設けられ1こ平行する各回
線である。図では回線1Lの個所Fで事故が発生しtこ
ものとしている。そしてこの場合の対称座標法での零相
等価回路は第4図のように表わされる。ここでXは回線
の全長を1としたときの自端から故障点Fまでの距離(
割合)、zoハ各回線の零相インピーダンス、jo1〜
Innは各回線の零相電流、10fは故障点零相電流で
あり、これらは下記の関係式で表現できる。
1ofjo1+ioz+1os−1−−−−・−・−1
−1on (61母、mAから母線A′までの電圧降下
の関係より(6)式から Io2+ jo3+・−・−+ ion = Iof
−Iolとなり、これを(7)式に代入すると Iol −(1−x )Iof =IO2=IO3=−
=−−−=IOn (81(61,(8+式より Iol +(Iol−(i −x )Iof)(n−1
)=IOf (9)従って ま1こ、ioz = iog =−、−= Ion =
−Iof (u)となる。
−1on (61母、mAから母線A′までの電圧降下
の関係より(6)式から Io2+ jo3+・−・−+ ion = Iof
−Iolとなり、これを(7)式に代入すると Iol −(1−x )Iof =IO2=IO3=−
=−−−=IOn (81(61,(8+式より Iol +(Iol−(i −x )Iof)(n−1
)=IOf (9)従って ま1こ、ioz = iog =−、−= Ion =
−Iof (u)となる。
いま、平行n回線を考え、1回線(i=1〜11)と置
き、iL回線の標定演算を とする。
き、iL回線の標定演算を とする。
(6)、a場式に従うとO〔、αυ式より唱=(1−(
−+1’−x))n =(n−1)x ここでβ1≦n−1であるから ぶ1 故K L1=、−=x Q41 −1 p、2=(1−−)n =夏λ−X ここで22>n−1であるから 故K L2=2−x Qf9 以下同様にして Ls =−−−−−−Ln = 2− x 00となり
、σぐ、αG、01)式よりそれぞれ回線1Lの標定値
は故障点までの距離、回線2L−nLの標定値は回線を
渡っての1+1−X=2−Xを与え、正しい標定を行う
ことになる。
−+1’−x))n =(n−1)x ここでβ1≦n−1であるから ぶ1 故K L1=、−=x Q41 −1 p、2=(1−−)n =夏λ−X ここで22>n−1であるから 故K L2=2−x Qf9 以下同様にして Ls =−−−−−−Ln = 2− x 00となり
、σぐ、αG、01)式よりそれぞれ回線1Lの標定値
は故障点までの距離、回線2L−nLの標定値は回線を
渡っての1+1−X=2−Xを与え、正しい標定を行う
ことになる。
この発明の実施例を第5図に示す。各回線1L〜nLの
自端側に設けtこ変流器ICT−nOTにより各回線の
零相電流を得る。l AX −n AXは前記零相電流
を適当な値の電圧に変換する補助変成器、LFFはそれ
ぞれ高調波成分をカットして折返し誤差を除去する目的
で設けられるローパスフィルタで屍る。8/Hはそれぞ
れサンプルホールド回路であり、例えば1サイクル中に
12回の同時刻サンプリングを行いこれを保持する。M
PXはマルチプレクサであり、前記各サンプルホールド
回路S/liの保持値を順次切替えて出力する。A/D
はマルチプレクサMPXのアナログ出力をデジタル量に
変換するアナログ−デジタル変換器、Mは変換器A/D
のデジタル値を記憶する記憶回−路、Cは演算回路であ
る。
自端側に設けtこ変流器ICT−nOTにより各回線の
零相電流を得る。l AX −n AXは前記零相電流
を適当な値の電圧に変換する補助変成器、LFFはそれ
ぞれ高調波成分をカットして折返し誤差を除去する目的
で設けられるローパスフィルタで屍る。8/Hはそれぞ
れサンプルホールド回路であり、例えば1サイクル中に
12回の同時刻サンプリングを行いこれを保持する。M
PXはマルチプレクサであり、前記各サンプルホールド
回路S/liの保持値を順次切替えて出力する。A/D
はマルチプレクサMPXのアナログ出力をデジタル量に
変換するアナログ−デジタル変換器、Mは変換器A/D
のデジタル値を記憶する記憶回−路、Cは演算回路であ
る。
而して、任意の回線で地絡事故が発生しtコとすると各
回線に零相電流が流れるのでこれらがサンプリングデー
タとして記憶回路排路Mにそれぞれ記憶される。従って
演算回路Cでサンプリングデータより基本波変成が抽出
されるとともに先の(6)式をめ、故障回線の標定を先
の(6)式にしtこがって演算する。この演算出力は距
離xの標定値にほかならない。
回線に零相電流が流れるのでこれらがサンプリングデー
タとして記憶回路排路Mにそれぞれ記憶される。従って
演算回路Cでサンプリングデータより基本波変成が抽出
されるとともに先の(6)式をめ、故障回線の標定を先
の(6)式にしtこがって演算する。この演算出力は距
離xの標定値にほかならない。
以上詳述しfコようにこの発明によれば、平行多回線に
おいて、その故障点までの距離を3回線以上の回線にお
いても正確に標定でき、又演算に必要な情報は全て自端
の零相電流で足りるし、更に原理的に標定の演算式に含
まれる誤差がないので、高精度の標定が可能であるとい
つfこ効果を奏する。
おいて、その故障点までの距離を3回線以上の回線にお
いても正確に標定でき、又演算に必要な情報は全て自端
の零相電流で足りるし、更に原理的に標定の演算式に含
まれる誤差がないので、高精度の標定が可能であるとい
つfこ効果を奏する。
第1図は平行2回線送電線の単線系統図、第2図は故障
時の状態を等価回路で示す単線系統図、第6図は平行多
回線送電線の単線系統図、第4図は故障時の状態を等価
回路で示す単線系統図、第5図はこの発明の実施例を示
すブロック線図である。 1L−nL・・・回線 F・・・故障点1c’r〜nO
T・・・変流1)1AX−nAX・・・変成器LPF・
・・ローパスフィルタ 8/H・・・サンプルホールド回路 MPX、、、マルチプレクサ A/Dアナログデジタル変換器 M・・・記憶面路 C・・・演算回路 特許出願人 日新電機株式会社 代表者 植 1)久 − 八 八′
時の状態を等価回路で示す単線系統図、第6図は平行多
回線送電線の単線系統図、第4図は故障時の状態を等価
回路で示す単線系統図、第5図はこの発明の実施例を示
すブロック線図である。 1L−nL・・・回線 F・・・故障点1c’r〜nO
T・・・変流1)1AX−nAX・・・変成器LPF・
・・ローパスフィルタ 8/H・・・サンプルホールド回路 MPX、、、マルチプレクサ A/Dアナログデジタル変換器 M・・・記憶面路 C・・・演算回路 特許出願人 日新電機株式会社 代表者 植 1)久 − 八 八′
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 / 高抵抗接地系平行多回線送電線の各回線の零相電流
を入力とし、前記回線中11回線に°ついて(但しi=
1.2・・・・・・n、n:回線数)をめ、ii回線の
標定を にしtこがって演算し、この演算出力を自端側から故障
点までの距離に標定してなる平行多回線地絡故障点標定
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14860183A JPS6039571A (ja) | 1983-08-12 | 1983-08-12 | 平行多回線地絡故障点標定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14860183A JPS6039571A (ja) | 1983-08-12 | 1983-08-12 | 平行多回線地絡故障点標定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6039571A true JPS6039571A (ja) | 1985-03-01 |
JPH0514232B2 JPH0514232B2 (ja) | 1993-02-24 |
Family
ID=15456409
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14860183A Granted JPS6039571A (ja) | 1983-08-12 | 1983-08-12 | 平行多回線地絡故障点標定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6039571A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007134202A (ja) * | 2005-11-11 | 2007-05-31 | Daihatsu Motor Co Ltd | 燃料電池及びその製造方法 |
US7828860B2 (en) | 2001-07-06 | 2010-11-09 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Method of laminating fuel cell-use separator and film/electrode junction element and device therefor |
CN105319479A (zh) * | 2014-05-29 | 2016-02-10 | 国网山西省电力公司电力科学研究院 | 输电线路双端故障测距系统 |
US11691219B2 (en) | 2019-03-18 | 2023-07-04 | Fanuc Corporation | Laser machining method for cutting workpiece |
-
1983
- 1983-08-12 JP JP14860183A patent/JPS6039571A/ja active Granted
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7828860B2 (en) | 2001-07-06 | 2010-11-09 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Method of laminating fuel cell-use separator and film/electrode junction element and device therefor |
JP2007134202A (ja) * | 2005-11-11 | 2007-05-31 | Daihatsu Motor Co Ltd | 燃料電池及びその製造方法 |
CN105319479A (zh) * | 2014-05-29 | 2016-02-10 | 国网山西省电力公司电力科学研究院 | 输电线路双端故障测距系统 |
CN105319479B (zh) * | 2014-05-29 | 2018-08-10 | 国网山西省电力公司电力科学研究院 | 输电线路双端故障测距系统 |
US11691219B2 (en) | 2019-03-18 | 2023-07-04 | Fanuc Corporation | Laser machining method for cutting workpiece |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0514232B2 (ja) | 1993-02-24 |
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