JPS6039555Y2 - 防振装置 - Google Patents

防振装置

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Publication number
JPS6039555Y2
JPS6039555Y2 JP1977069716U JP6971677U JPS6039555Y2 JP S6039555 Y2 JPS6039555 Y2 JP S6039555Y2 JP 1977069716 U JP1977069716 U JP 1977069716U JP 6971677 U JP6971677 U JP 6971677U JP S6039555 Y2 JPS6039555 Y2 JP S6039555Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
protrusion
cover
vibration isolator
cap
coil spring
Prior art date
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Expired
Application number
JP1977069716U
Other languages
English (en)
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JPS53163492U (ja
Inventor
誠之助 服部
匡 大沢
祐行 岡田
賢士 馬場
Original Assignee
昭和電線電纜株式会社
ナゴヤ昭和機工株式会社
松下精工株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 昭和電線電纜株式会社, ナゴヤ昭和機工株式会社, 松下精工株式会社 filed Critical 昭和電線電纜株式会社
Priority to JP1977069716U priority Critical patent/JPS6039555Y2/ja
Publication of JPS53163492U publication Critical patent/JPS53163492U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は防振装置に係り、特に送風機その他の回転機器
を防振支持するのに好適な防振装置に関する。
従来、この種防振装置として例えば、直立させた状態の
コイルばねの下端にキャップ状の下カバーを嵌合し、同
コイルばねの上端に下カバーとほぼ同形かつ下カバーよ
り大径の上カバーを嵌合し上下両カバーの各外縁部が摺
動可能に重なり合うように構成されたものがある。
本願出願人は、上記防振装置に関連した出願(実願昭5
1−15764吋)を昭和51年11月24日付で行っ
た。
この防振装置は、上記構成において、下カバーを下架台
を介して床上に置いた状態で上カバー上の上架台を介し
て防振すべき機器を載置したとき、コイルばねが機器を
支持すると共に一定の防振作用を行なうもので、さらに
、上、下カバーの各端面に、上、下の架台に嵌め込み式
に取付けるためのU字状の取付具を配設したものである
ところで、これらのU字状の取付具は上、下カバーに溶
接等により固着されており、一方、これを嵌め込む上、
下の架台は型鋼により構成されている。
このため異種架台、即ち寸法の異なる架台に対して、取
付具が取付かないこともあるので、取付具を取り替えな
ければならないがこの取付具の取り替えに当っては、カ
バーごとに行うか、もしくは予じめ架台寸法に適合した
ものを各種そろえておいて行うことになる。
しかし、前者の場合は、内部のコイルばねのばね定数が
大きくなる程コイルばねが硬いものとなるため上下カバ
ーの解体、組立が困難になり、また後者の場合はいたず
らに品種を多くして、コストアップにつながる等の欠点
がある。
本考案は、上記の欠点を解消すべくなされたもので、取
付具の取り替えを容易に行いうる防振装置を提供するこ
とを目的とする。
本考案は、取付具のカバーと接する面に突出部を設ける
と共に、この突出部に対向するカバーの外端面に、突出
部を着脱可能に嵌合しうる取付孔を設けたことにより取
付具のみをカバーから取り外しできるようにしたもので
ある。
以下、本考案を図示した実施例につき説明する。
第1図乃至第3図において、1台のコイルばね1は、上
下端より嵌合されるキャップ状の上カバー2と下カバー
3により包覆されている。
上カバー2は下カバー3とほぼ同形かつ下カバーより大
径に構成されている。
上カバー2と下カバー3とは各外縁部4及び5が摺動可
能に重なり合った状態でコイルばね1を完全に包被して
いる。
上カバー2の外縁部4の内周面には、内方に突出する突
起部6が設けられている。
この突起部6は上カバー内周の2個所に間欠的に設けら
れている。
また下カバー3の外縁部5の外周面には外方に突出する
突起部7が設けられている。
この突起部7も下カバー3の外周の2個所に間欠的に設
けられている。
突起部7に対して突起部6は、下カバー3に上カバー2
を嵌入したとき2個の突起部7間を通過できかつ下カバ
ー3を第3図矢印方向に回転して外方に引くと突起部7
に係止して上、下のカバー2,3を離脱させないストッ
パーの役目をするものである。
突起部6の一端には折り曲げ部8を設けである。
この折り曲げ部8は、上下カバー2.3を嵌合状態で回
転させたとき下カバー3の突起部7の端部を受止するも
のである。
上カバー2の突起部6はゴム状弾性材料製の緩衝体9に
より被覆されている。
この緩衝体9は下カバー3の突起部7に施されてもよい
上カバー2と下カバー3との各端面に、第4図にも示さ
れるように、板体の端縁を直角に折り曲げてU字形とさ
れた取付具10.11が固着されている。
これらの取付具10.11の外表面にはゴム状弾性材料
製の緩衝体12.13が接着されている。
また取付具10.11の、各上下のカバー2゜3とそれ
ぞれ接する面には突出部14.15が設けられている。
これらの突出部14.15は、円柱状の物体を取付具1
0.11に固着するか、もしくは図示しないが、取付具
10.11の一部を円柱状に切り起こすことにより構成
されている。
一方、突出部14.15に対向する上、下カバー2,3
の各外端面には、突出部14.15を着脱可能に嵌合し
うる取付孔16.17が設けられている。
これらの取付孔16.17は、第1図には説明の都合上
、突出部14.15の外径より十分大きな内径を有する
ように示されているが、実際には突出部外径とほぼ同じ
程度であり、要するに突出部14.15が着脱可能の大
きさであればよい。
また、突出部14.15は必ずしも円柱状でなくともよ
く、取付孔16,17に嵌入しうるもので、角柱状であ
ってもよい。
上記のように構成された防振装置は次のようにして組立
てられる。
即ち、コイルばね1を下カバー3内に入れ、上カバー2
をコイルばね1のばね力に抗してコイルばねに嵌入し、
突起部7を他方の突起部6間に通過させてから適宜嵌合
状態で回転することにより同突起部6,7が上下カバー
の軸方向に対して係止され、コイルばね1のばね力によ
りその係止状態が一定に維持されることとなり、これで
組立が完了する。
このとき、上下カバーの回転を、下カバー3の突起部7
の端部が他の突起部6の折り曲げ部8に当接するまで行
なうことにより簡単に同突起部6,7をストッパ状態即
ち上下カバーが離脱しない状態とすることができる。
また上記防振装置を使用する場合は、第1図、第2図に
示されるように、型鋼により構成される下架台18と上
架台19との間に嵌入しつつ上下の取付具10.11を
それぞれ上架台19と下架台18とに嵌め込み式に取付
けるようにする。
前記下架台18は床その他の基盤上に固定されるもの、
上架台19は防振支持すべき機器を据付けるものである
防振装置の取付けの際に、取付具10.11と架台18
.19との嵌込み寸法が合わない場合には上、下カバー
2,3からそれらの取付具10゜11を引き抜くことに
より取り外し、次いで架台18.19に合致する大きさ
でかつ突出部14゜15に相当する異径の突出部を有す
る別の取付具を取付けるようにする。
また取付具10.11としてU字形のものを用いている
ことにより、防振支持すべき機器および床面の架台に嵌
め込み式にて取付けることができるから機器の重量その
他の状況に応じて取付位置を任意に変えることができる
なお、上記実施例においては上、下のカバー2.3にそ
れぞれ取付具を配設すると共にこれらの取付具に突出部
14.15を設けた例につき示したが、本考案はこれに
限定されず、取付具を上、下カバー2,3のいずれか一
方にのみ設けたもの、もしくは取付具10.11のいず
れか一方にのみ突出部を設けたものを含むものである。
以上、本考案に係る防振装置によれば、取付具の、カバ
ーと接する面に突出部を設けると共に、この突出部に対
向するカバーの外端面に、突出部を着脱可能に嵌合しう
る取付孔を設けたことにより、取付具と架台との嵌込み
寸法が合わない場合簡単に取付具を交換することができ
るという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る防振装置の一実施例を示す断面図
、第2図は同正面図、第3図は同斜視図、第4図は同実
施例で使用する取付具を示す斜視図である。 1・・・・・・コイルばね、2・・・・・・上カバー
3・・・・・・下カバー、10.11・・・・・・取付
具、14.15・・・・・・突出部、16,17・・・
・・・取付孔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 コイルばねと、このコイルばねの両端にそれぞれ嵌
    合されかつ円外縁部が摺動可能に重なり合う2個のキャ
    ップ状カバーと、板体の端縁を直角に折り曲げて構成さ
    れ、かつ前記2個のキャップ状カバーの両方又は片方の
    外端面に配設された取付具とを備えた防振装置において
    、取付具の、キャップ状カバーと接する面に突出部を設
    けると共に、この突出部に対向するキャップ状カバーの
    外端面に、突出部を着脱可能に嵌合しうる取付孔を設け
    たことを特徴とする防振装置。 2 突出部は円柱状を呈し、取付具に一体的に設けられ
    ていることを特徴とする=実用新案登録請求の範囲第1
    項記載の防振装置。 3 突出部は、取付具の、取付孔と対向する面を一部切
    り起こすことにより構成したことを特徴とする実用新案
    登録請求の範囲第1項又は第2項のいずれかに記載の防
    振装置。
JP1977069716U 1977-05-30 1977-05-30 防振装置 Expired JPS6039555Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977069716U JPS6039555Y2 (ja) 1977-05-30 1977-05-30 防振装置

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JP1977069716U JPS6039555Y2 (ja) 1977-05-30 1977-05-30 防振装置

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Publication Number Publication Date
JPS53163492U JPS53163492U (ja) 1978-12-21
JPS6039555Y2 true JPS6039555Y2 (ja) 1985-11-27

Family

ID=28978803

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JP1977069716U Expired JPS6039555Y2 (ja) 1977-05-30 1977-05-30 防振装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5970946U (ja) * 1982-11-01 1984-05-14 特許機器株式会社 吸振体
JP3623259B2 (ja) * 1994-08-08 2005-02-23 特許機器株式会社 圧縮コイルバネのサージング防止部材と防振装置

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JPS53163492U (ja) 1978-12-21

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