JPS6111550Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6111550Y2 JPS6111550Y2 JP2992481U JP2992481U JPS6111550Y2 JP S6111550 Y2 JPS6111550 Y2 JP S6111550Y2 JP 2992481 U JP2992481 U JP 2992481U JP 2992481 U JP2992481 U JP 2992481U JP S6111550 Y2 JPS6111550 Y2 JP S6111550Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- protrusion
- cover
- covers
- coil spring
- vibration
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000004033 plastic Substances 0.000 claims description 2
- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 6
- 238000002955 isolation Methods 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 239000004743 Polypropylene Substances 0.000 description 1
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- -1 polypropylene Polymers 0.000 description 1
- 229920001155 polypropylene Polymers 0.000 description 1
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Compressor (AREA)
- Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)
- Vibration Prevention Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、送風機、コンプレツサなどの空調機
器を防振支持するのに使用される防振装置に関す
る。
器を防振支持するのに使用される防振装置に関す
る。
従来、この種の防振装置としては直立したコイ
ルばねを、キヤツプ状の金属製カバー2個により
上、下から包覆してなるものである。
ルばねを、キヤツプ状の金属製カバー2個により
上、下から包覆してなるものである。
この防振装置は使用時に、下側のカバーを下架
台を介して床上に設置し、上側のカバー上に上架
台を介して防振すべき機器を載置するものであ
る。
台を介して床上に設置し、上側のカバー上に上架
台を介して防振すべき機器を載置するものであ
る。
しかして、このような従来の防振装置におい
て、上、下両カバーは各端部が互いに摺動可能に
嵌合されかつ嵌合部分の各対向面に互いに係止す
る突起部を間欠的に有し、内蔵されるコイルばね
のばね作用を利用し各突起部を係止させることに
より離脱しないようにされている。各突起部を係
止させるには互いに間欠部分を通過させてから適
宜回転させるようにする。しかしながら、突起部
どうしが互いに中心線が一致するように重ね合わ
せないと、コイルばねの反発力で上、下のカバー
が離脱するおそれがあるばかりでなく、カバー外
面に架台を嵌込み式に取付けるための架台取付具
を設けている場合には架台に対する架台取付具の
嵌込み方向がずれてしまうという不都合が生じ
る。
て、上、下両カバーは各端部が互いに摺動可能に
嵌合されかつ嵌合部分の各対向面に互いに係止す
る突起部を間欠的に有し、内蔵されるコイルばね
のばね作用を利用し各突起部を係止させることに
より離脱しないようにされている。各突起部を係
止させるには互いに間欠部分を通過させてから適
宜回転させるようにする。しかしながら、突起部
どうしが互いに中心線が一致するように重ね合わ
せないと、コイルばねの反発力で上、下のカバー
が離脱するおそれがあるばかりでなく、カバー外
面に架台を嵌込み式に取付けるための架台取付具
を設けている場合には架台に対する架台取付具の
嵌込み方向がずれてしまうという不都合が生じ
る。
本考案は、上記の点にかんがみてなされたもの
で、両カバー突起部どうしの係止を常に正確にな
しうる防振装置を提供することを目的とする。
で、両カバー突起部どうしの係止を常に正確にな
しうる防振装置を提供することを目的とする。
以下、本考案を図示した実施例につき説明す
る。第1図、第2図において1台のコイルばね1
は、上下端より嵌合されたキヤツプ状の上カバー
2と下カバー3により包覆されている。上カバー
2と下カバー3とはポリプロピレンその他適当な
プラスチツクにより成形されており、上カバー2
が下カバーより大径に構成されている。
る。第1図、第2図において1台のコイルばね1
は、上下端より嵌合されたキヤツプ状の上カバー
2と下カバー3により包覆されている。上カバー
2と下カバー3とはポリプロピレンその他適当な
プラスチツクにより成形されており、上カバー2
が下カバーより大径に構成されている。
上カバー2及び下カバー3はそれらの各開口端
4及び5が互いに摺動可能に重なり合つた状態で
コイルばね1を完全に包被している。上カバー2
の開口端4の内周の2個所に内方に突出する突起
部6が設けられている。
4及び5が互いに摺動可能に重なり合つた状態で
コイルばね1を完全に包被している。上カバー2
の開口端4の内周の2個所に内方に突出する突起
部6が設けられている。
下カバー3の開口端5の外周面には外方に突出
する突起部7が設けられている。この突起部7も
下カバー3の外周の2個所に間欠的に設けられて
いる。突起部7に対して突起部6は、下カバー3
に上カバー2をコイルばね1に抗して嵌入するこ
とにより突起部7に係止して上、下カバー2,3
を離脱させないストツパーの役目をするものであ
る。
する突起部7が設けられている。この突起部7も
下カバー3の外周の2個所に間欠的に設けられて
いる。突起部7に対して突起部6は、下カバー3
に上カバー2をコイルばね1に抗して嵌入するこ
とにより突起部7に係止して上、下カバー2,3
を離脱させないストツパーの役目をするものであ
る。
また第3図に示すように、上カバー2の突起部
6の、突起部7に対向する面のほぼ中央に凹部8
が設けられており、下カバー3の突起部7の、突
起部6に対向する面のほぼ中央に、凹部8に嵌合
しうる突起9が設けられている。
6の、突起部7に対向する面のほぼ中央に凹部8
が設けられており、下カバー3の突起部7の、突
起部6に対向する面のほぼ中央に、凹部8に嵌合
しうる突起9が設けられている。
下カバー3の外周面にその全周にわたつて、例
えば過荷重を表示した荷重表示線10が設けられ
ている。
えば過荷重を表示した荷重表示線10が設けられ
ている。
荷重表示線10は横断面が半円形の突条であ
り、下カバー3の成形時に一緒に成形されるもの
である。
り、下カバー3の成形時に一緒に成形されるもの
である。
上カバー2の内面に補強リブ11とコイルばね
1を受けるためのリブ12とが一体成形されてい
る。下カバー3の内面にもコイルばね1を受ける
ためのリブ13が一体成形されている。
1を受けるためのリブ12とが一体成形されてい
る。下カバー3の内面にもコイルばね1を受ける
ためのリブ13が一体成形されている。
上カバー2と下カバー3との各端面に、板体の
端縁を直角に折り曲げた形もしくはL形の架台
取付具14,15が固着されている。
端縁を直角に折り曲げた形もしくはL形の架台
取付具14,15が固着されている。
これらの架台取付具14,15はSBRその他の
適当なゴム状弾性材料で成形され、第1図にも示
すように、カバーの外端面との対向面に、周側部
に鍔部16を有する突起部17が設けられ、かつ
その反対側の面に、突起部17に向かう円錐状の
孔18が設けられている。また取付具の、前記反
対側の面19は図示しないが、すべり止めの凹凸
面とされている。
適当なゴム状弾性材料で成形され、第1図にも示
すように、カバーの外端面との対向面に、周側部
に鍔部16を有する突起部17が設けられ、かつ
その反対側の面に、突起部17に向かう円錐状の
孔18が設けられている。また取付具の、前記反
対側の面19は図示しないが、すべり止めの凹凸
面とされている。
突起部17に対向するばねカバー端面には突起
部が挿入可能でかつその鍔部16を係止する取付
孔20を設けてある。
部が挿入可能でかつその鍔部16を係止する取付
孔20を設けてある。
上記のように構成された防振装置は次のように
して組立てられる。即ち、コイルばね1を下カバ
ー3内に入れ、上カバー2をコイルばね1のばね
力に抗してコイルばねに嵌入し、突起部6を他方
の突起部7内に通過させると共に突部9と凹部8
とが嵌合するまで回転することにより両突起部
6,7を上、下カバーの軸方向に対して係止し、
コイルばね1のばね力によりその係止状態が一定
に維持されることとなる。また、架台取付具1
4,15をカバー2,3に固着するために、円錐
状の孔18に適当な押棒を挿入すると共に押し込
むか、カバー内側から突起部17を引き込むかし
て突起部17の鍔部16がカバーの取付孔20を
挿通するようにする。鍔部16が取付孔20の周
縁に係止することにより取付具がカバーから容易
に脱落することを防止できる。これで組立が完了
する。
して組立てられる。即ち、コイルばね1を下カバ
ー3内に入れ、上カバー2をコイルばね1のばね
力に抗してコイルばねに嵌入し、突起部6を他方
の突起部7内に通過させると共に突部9と凹部8
とが嵌合するまで回転することにより両突起部
6,7を上、下カバーの軸方向に対して係止し、
コイルばね1のばね力によりその係止状態が一定
に維持されることとなる。また、架台取付具1
4,15をカバー2,3に固着するために、円錐
状の孔18に適当な押棒を挿入すると共に押し込
むか、カバー内側から突起部17を引き込むかし
て突起部17の鍔部16がカバーの取付孔20を
挿通するようにする。鍔部16が取付孔20の周
縁に係止することにより取付具がカバーから容易
に脱落することを防止できる。これで組立が完了
する。
また上記防振装置を使用する場合は、第1図、
第2図に示されるように、型鋼により構成される
下架台21と上架台22との間に嵌入しつつ上下
の取付具14,15をそれぞれ上架台22と下架
台21とに嵌め込み式に取付けるようにする。前
記下架台21は床、その他の基盤上に固定される
ものであり、上架台22は防振支持すべき機器を
据付けるものである。
第2図に示されるように、型鋼により構成される
下架台21と上架台22との間に嵌入しつつ上下
の取付具14,15をそれぞれ上架台22と下架
台21とに嵌め込み式に取付けるようにする。前
記下架台21は床、その他の基盤上に固定される
ものであり、上架台22は防振支持すべき機器を
据付けるものである。
取付具14,15として図示したような形も
しくはL形のものを用いた場合には、防振支持す
べき機器および床面の架台に嵌め込み式にて取付
けることができるから機器の重量その他の状況に
応じて取付位置を任意に変えることができる。
しくはL形のものを用いた場合には、防振支持す
べき機器および床面の架台に嵌め込み式にて取付
けることができるから機器の重量その他の状況に
応じて取付位置を任意に変えることができる。
以上、本考案による防振装置によれば、上、下
両カバーの突起部の各対向面に互いに嵌合する突
部および凹部を設けたことにより、組立て時の両
カバー突起部どうしの係止を常に正確になしう
る。
両カバーの突起部の各対向面に互いに嵌合する突
部および凹部を設けたことにより、組立て時の両
カバー突起部どうしの係止を常に正確になしう
る。
第1図は本考案に係る防振装置の一実施例を示
す断面図、第2図は同正面図、第3図は同実施例
の要部を示す断面図、第4図は同実施例の上カバ
ーを示す断面図、第5図は第4図−線に沿う
断面図、第6図は同実施例の下カバーを示す平面
図、第7図は第6図−線に沿う断面図であ
る。 図中、1はコイルばね、2は上カバー、3は下
カバー、6,7は突起部、8は凹部、9は突部で
ある。
す断面図、第2図は同正面図、第3図は同実施例
の要部を示す断面図、第4図は同実施例の上カバ
ーを示す断面図、第5図は第4図−線に沿う
断面図、第6図は同実施例の下カバーを示す平面
図、第7図は第6図−線に沿う断面図であ
る。 図中、1はコイルばね、2は上カバー、3は下
カバー、6,7は突起部、8は凹部、9は突部で
ある。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 各端部が互いに摺動可能に嵌合され、かつ嵌
合部分の各対向面に互いに係止する突起部を設
けた2個のキヤツプ状のカバーと、これらのカ
バー内に収納されかつ両カバーに対して軸方向
にばね力を付与するコイルばねとを備えた防振
装置において、両カバーの突起部の各対向面に
互いに嵌合する突部および凹部を設けたことを
特徴とする防振装置。 2 両カバーはプラスチツクで成形されたもので
ある実用新案登録請求の範囲第1項記載の防振
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2992481U JPS6111550Y2 (ja) | 1981-03-04 | 1981-03-04 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2992481U JPS6111550Y2 (ja) | 1981-03-04 | 1981-03-04 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57143433U JPS57143433U (ja) | 1982-09-08 |
JPS6111550Y2 true JPS6111550Y2 (ja) | 1986-04-11 |
Family
ID=29827460
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2992481U Expired JPS6111550Y2 (ja) | 1981-03-04 | 1981-03-04 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6111550Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3623259B2 (ja) * | 1994-08-08 | 2005-02-23 | 特許機器株式会社 | 圧縮コイルバネのサージング防止部材と防振装置 |
JP6963479B2 (ja) * | 2017-12-01 | 2021-11-10 | 倉敷化工株式会社 | アイソレータ |
-
1981
- 1981-03-04 JP JP2992481U patent/JPS6111550Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57143433U (ja) | 1982-09-08 |
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