JPH02944Y2 - - Google Patents

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JPH02944Y2
JPH02944Y2 JP1980179896U JP17989680U JPH02944Y2 JP H02944 Y2 JPH02944 Y2 JP H02944Y2 JP 1980179896 U JP1980179896 U JP 1980179896U JP 17989680 U JP17989680 U JP 17989680U JP H02944 Y2 JPH02944 Y2 JP H02944Y2
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JP
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mounting base
communication device
guide
diameter part
dish
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JP1980179896U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は無線通信機等の固定装置、特に、車両
等に設置する移動用無線通信機等の固定装置に関
する。
従来この種の固定装置の構造は一般に第1図、
第2図に示す如く、無線通信機8の側部にL字状
の金具20および固定ねじ21を設け、取付台2
2に固定ねじ21の受け穴23を形成しただけの
構造であつた。取付台22に無線通信機8を取付
ける際には、まず通信機側接栓7と取付台側接栓
12とを嵌合させた後無線通信機8の固定ねじ2
1を受け穴23に挿入し固定する。このような構
造では、嵌合接栓が無線通信機8の裏側に配置さ
れているため嵌合状態が見えず装着しずらいこ
と、また無線通信機8を車両の壁面や天井などに
実装する場合は、取付台22に固定する際に、固
定ねじ21を締付ける間無線通信機を他の作業者
が手で支えるなど何らかの方法で抑えておく必要
がある。さらに、このように壁面、天井に取付け
た場合は、振動による緩みなどで固定ねじが脱れ
ると、無線通信機が落下してしまうという欠点が
あつた。
本考案は、上述のような欠点を排除するため
に、無線通信機に仮止め用の係止部を兼ねた段付
ガイドを設け、この段付ガイドを、取付台に形成
した引掛穴に沿つてスライドさせるようにするこ
とにより、嵌合接栓の位置出しおよび取付けの際
の無線通信機の特別な支え等を全く必要とせずに
接栓の位置合せ、接栓の嵌合、および無線通信機
の固定を行い得、さらに固定用ねじが振動等で緩
んで脱れた場合でも無線通信が取付台から脱落し
ないようにした無線通信機の固定装置を提供する
ことを目的とする。
以下、本考案を、図面を参照しながら、実施例
について説明する。
第3図、第5図および第6図を参照すれば、無
線通信機8の両側部にフランジ板を構成する長尺
のL字形金具3が固着され、このL字形金具3の
フランジ面にボス1および段付ガイド2が取付け
られている。ボス1に該ボスを貫通する固定用ね
じ4が取付けられるが、第5図に詳細に示すよう
に、ねじ頭部とボス1との間に圧縮ばね5が装着
され、これによつて固定用ねじの締付け固定前は
該固定用ねじ4の先端が金具3のフランジ面から
突出せず浮き上がつている。6は圧縮ばね5が安
定に装着されるようにばね外周を包囲した保持リ
ングである。
段付ガイド2は金具3のフランジ面から取付台
13側へ突出して該金具に固着されている。この
段付ガイド2は、第6図に詳細に示すように、幹
軸2cと、該幹軸よりも大径となつた皿状の先端
部2aと、前記幹軸2cと前記大径先端部2aと
の中間に形成された小径の頚部2bとから構成さ
れている。なお、上述したボス1および固定用ね
じ4は無線通信機8の両側部に2個づつ合計4個
設けられ、前記段付ガイド2は各側部に1個づつ
合計2個設けられる。
次に第4図ないし第7図を参照して取付台13
の構成を説明する。取付台13は前記無線通信機
8の金具フランジ面と接触する支持面13aと通
信機8の接栓7と嵌合する取付台側接栓12とを
有する。支持面13aには、前記固定用ねじ4お
よび段付ガイド2に対応する位置に、それぞれね
じ穴9および引掛穴10が形成され、さらに該引
掛穴の裏側に離隔してストツパ11が固着されて
いる(第6図、第7図参照)。引掛穴10は全体
としてひようたん形の形状を成し、具体的には大
径部10aと小径部10cと該大径部10aおよ
び小径部10cを結ぶガイド部10bとを有す
る。第7図に最もよく示すようにストツパ11は
引掛穴10の大径部10aとガイド部10bとに
対応した位置に存するが小径部10cの裏側位置
には存在しない。大径部10aは段付ガイドの大
径先端部2aが通るに足りる径を有するが、小径
部10cの径は前記段付ガイドの大径先端部2a
の径よりも小さくかつ該段付ガイドの幹軸2cが
通るだけの径を有する。また、ガイド部10bは
段付ガイド2の頚部2bが通るだけの巾を有す
る。
このような構成において、無線通信機8を取付
台13に装着するには、まず、無線通信機8の段
付ガイド2を取付台13の引掛穴10の大径部1
0aに挿入し、この段付ガイド2の先端部2aを
引掛穴裏側のストツパ11に当接させる。このと
き、段付ガイド2の頚部2bが引掛穴10の位置
にくるようにストツパ11の高さ即ちストツパ1
1と引掛穴10との距離を定めてある。したがつ
て段付ガイド2の先端部2aとストツパ11とが
当つた状態で無線通信機8をスライドさせると、
段付ガイド2の頚部2bが引掛穴10のガイド部
10bを通つて該穴の小径部10cの位置へ移動
し、段付ガイド先端部2aがストツパ11から外
れて段付ガイド2が取付台13内へ押込まれる。
第6図はこのときの状態を示している。なお、無
線通信機8を側方へスライドさせるときは固定用
ねじ4は圧縮ばね5によつて浮き上がつているの
で、固定用ねじ4の先端は取付台13の支持面1
3aにはぶつからない。上述の如く段付ガイド2
がストツパ11から外れた位置では丁度無線通信
機側接栓7と取付台側接栓12とが整合した位置
関係になつており、この位置で第6図のように無
線通信機8を取付台13に押込むことにより両側
の接栓7,12が互いに嵌合する。この状態にな
ると、無線通信機8を取付台13から抜き出そう
としても段付ガイド2の大径先端部2aが引掛穴
10の小径部10cに引掛つて直接には抜き出せ
ない。例えば無線通信機を車両の天井に取付ける
場合に、この状態で手をはなしても無線通信機が
落下するということはない。ここで無線通信機8
の固定用ねじ4を取付台13のねじ穴9に固定す
ることにより、無線通信機8は取付台13に強固
に締付け固定される。
本考案は上述のような構成を有するため段付ガ
イド2を引掛穴10に挿入し易く、またストツパ
11に段付ガイド2の先端部2aが当たりスライ
ドさせて該ストツパから外れた位置で接栓7,1
2が嵌合位置にくるようにしたので、互いの接栓
の嵌合がし易く、また段付ガイド2の先端部2a
の大径部分が引掛穴10の小径部10cに引掛か
るため、無線通信機8を取付台13に装着する際
あるいはもし取付後固定用ねじが緩んでも無線通
信機が取付台から脱落することはないという効果
がもたらされる。さらに、附加的効果として固定
用ねじを圧縮ばねに抗して取付台のねじ穴に螺着
するようにしたので、振動、衝撃に対しても強固
な締付けがもたらされる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の無線通信機用固定装置の斜視
図、第2図は第1図に示す固定装置の側面図、第
3図は本考案の実施例に係る固定装置の斜視図、
第4図は本考案の固定装置に用いられる取付台の
斜視図、第5図は本考案の固定装置を固定用ねじ
の部分で裁断した部分的な断面図、第6図は同じ
く段付ガイドの部分で裁断した部分的な断面図、
第7図は本考案に係る取付台の引掛穴の部分を示
した図である。 2……段付ガイド、2a……大径先端部、2b
……頚部、2c……幹軸、3……金具(フランジ
板)、5……圧縮ばね、7……無線通信機側接栓、
8……無線通信機、9……ねじ穴、10……引掛
穴、10a……大径部、10b……ガイド部、1
0c……小径部、11……ストツパ、12……取
付台側接栓、13……取付台。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 移動用無線通信機等の側部に設けられたフラン
    ジ板と、前記フランジ板と接して前記移動用無線
    通信機等を取付ける接栓付取付台とを有し、前記
    フランジ板には、ばねを介して固定用ねじが仮止
    めされ、かつ前記取付台へ向つて突出した幹軸、
    この幹軸より径の大きい皿状の先端部及び前記幹
    軸と前記皿状先端部との間に形成され前記幹軸よ
    りも径の小さい頚部を有する段付ガイドが固着さ
    れており、前記取付台には、前記固定用ねじのね
    じ穴と、前記皿状先端部が通るに足る径をもつ大
    径部、前記皿状先端部の径よりも小さくかつ前記
    幹軸が通るだけの径をもつ小径部及び前記大径部
    と前記小径部との間に形成され前記頚部が通るだ
    けの幅をもつガイド部を有する引掛穴と、前記大
    径部の裏側に固定されたストツパとが設けられ、
    前記段付ガイドを前記取付台の前記引掛穴の大径
    部から挿入して前記ストツパに当つた後前記引掛
    穴のガイド部に沿つて前記小径部までスライドさ
    せ、前記皿状先端部が前記ストツパから外れかつ
    前記移動用無線通信機等と取付台との接栓が嵌合
    された状態で前記固定用ねじを前記取付台の前記
    ねじ穴に固定するようにしたことを特徴とする移
    動用無線通信機等の固定装置。
JP1980179896U 1980-12-15 1980-12-15 Expired JPH02944Y2 (ja)

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JP1980179896U JPH02944Y2 (ja) 1980-12-15 1980-12-15

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JP1980179896U JPH02944Y2 (ja) 1980-12-15 1980-12-15

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JPS57102252U JPS57102252U (ja) 1982-06-23
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS518690U (ja) * 1974-07-03 1976-01-22

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