JPS6039463A - 芳香族ポリアミド繊維不織シ−ト - Google Patents
芳香族ポリアミド繊維不織シ−トInfo
- Publication number
- JPS6039463A JPS6039463A JP58144490A JP14449083A JPS6039463A JP S6039463 A JPS6039463 A JP S6039463A JP 58144490 A JP58144490 A JP 58144490A JP 14449083 A JP14449083 A JP 14449083A JP S6039463 A JPS6039463 A JP S6039463A
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- Japan
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- nonwoven sheet
- aromatic polyamide
- fibers
- polyamide fiber
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、芳香族ボリアミド繊維からなる不織シートに
関する。更に詳細には、高い緻密性と独特の空隙分布を
有し、すぐれた樹脂含浸性を示す耐熱性、i#燃性の芳
香族ポリアミド繊維不織シートに関する。
関する。更に詳細には、高い緻密性と独特の空隙分布を
有し、すぐれた樹脂含浸性を示す耐熱性、i#燃性の芳
香族ポリアミド繊維不織シートに関する。
従来技術
ポリエステル、ナイロン等の熱可塑性合成繊維を適当な
方1にで結合又は絡合して不織シートとすることは従来
から周知である。これらの熱可塑性繊維は、熱によって
軟化・溶融するという性質を有するため、通常の熱圧着
等の一般に汎用されている結合法を採用することができ
ろという利点を有する。しかし、得られた不織シートは
前述の如き熱可塑性繊維により構成されているため、耐
熱性及び難燃性姥おいて劣ったものとなり、特に耐熱性
。
方1にで結合又は絡合して不織シートとすることは従来
から周知である。これらの熱可塑性繊維は、熱によって
軟化・溶融するという性質を有するため、通常の熱圧着
等の一般に汎用されている結合法を採用することができ
ろという利点を有する。しかし、得られた不織シートは
前述の如き熱可塑性繊維により構成されているため、耐
熱性及び難燃性姥おいて劣ったものとなり、特に耐熱性
。
ダ・1#燃性が要求される、電気絶斥材、ハニカムコア
、複合材等の分野には、使用し難い。
、複合材等の分野には、使用し難い。
jj S耐熱性及び難燃性の両方の要求を満足する繊維
として、ポリメタフェニレンイソフタラミド繊維等の芳
香族ポリアミド繊維が知られている。しかし、との線維
は一般に熱可塑性を有しないため、前述のような熱圧着
等の方法ではすぐれた紙状不織シートを製造することは
不可前である。
として、ポリメタフェニレンイソフタラミド繊維等の芳
香族ポリアミド繊維が知られている。しかし、との線維
は一般に熱可塑性を有しないため、前述のような熱圧着
等の方法ではすぐれた紙状不織シートを製造することは
不可前である。
このため、芳香族ポリアミド繊維を用いた紙状不織シー
トとして、次のような3種のものが知られている。
トとして、次のような3種のものが知られている。
(イ) 芳香族ポリアミドから「フイブリツi」と称さ
れろパルプ状粒子を作り、このパルプ状粒子の結合力を
利用して紙状の不織シートを形成し、たもの。
れろパルプ状粒子を作り、このパルプ状粒子の結合力を
利用して紙状の不織シートを形成し、たもの。
(ロ) 芳香族ポリアミド繊維のほかに、ポリエステル
等の熱可塑性素材をバインクーとして併用l、たもの。
等の熱可塑性素材をバインクーとして併用l、たもの。
(ハ) 配向結晶化した芳香族ポリアミド繊維と実質的
に配向結晶化していtcい繊維とめ混合ウェブを、後者
の繊維のガラス転移点以上でかつ前者の繊維のガラス転
移点以下の温度で熱圧着して形成したもの。
に配向結晶化していtcい繊維とめ混合ウェブを、後者
の繊維のガラス転移点以上でかつ前者の繊維のガラス転
移点以下の温度で熱圧着して形成したもの。
しかし、従来知られている前記(イ)〜(−)のシート
は、構造の緻密性、適度な含浸性、耐熱性という実用上
火きな問題となる特性に於て、一長一短があり、いずれ
も満足した性能を示すに至っていない。
は、構造の緻密性、適度な含浸性、耐熱性という実用上
火きな問題となる特性に於て、一長一短があり、いずれ
も満足した性能を示すに至っていない。
すjCわち、前記(イ)の不織シートは、パルプ状粒子
という特殊な形態を有する物を使用する関係上、かなり
緻密な構造と良好な表面平滑性とを有する反面、含浸性
が悪いという欠点を有するため、絶縁油、絶縁ワニス等
の使用を必須条件とする電気絶縁材料用途及び樹脂含浸
処理を必須条件とする軽量複合材、電気材料用途に関し
ては、その含浸不良に起因する寿命の低下、絶縁耐力や
強度の不足をぎたし、好ましくない。かかる、緻密な構
造。
という特殊な形態を有する物を使用する関係上、かなり
緻密な構造と良好な表面平滑性とを有する反面、含浸性
が悪いという欠点を有するため、絶縁油、絶縁ワニス等
の使用を必須条件とする電気絶縁材料用途及び樹脂含浸
処理を必須条件とする軽量複合材、電気材料用途に関し
ては、その含浸不良に起因する寿命の低下、絶縁耐力や
強度の不足をぎたし、好ましくない。かかる、緻密な構
造。
平滑な表面、含浸性の悪さという特徴は、パルプな使用
することに起因する本質的な問題前することは、非常に
困難と考えられる。
することに起因する本質的な問題前することは、非常に
困難と考えられる。
つまり、一般に合成重合体からなるパルプ状粒子はフィ
ブリルを有するフィルム状の形状をした微小な物体であ
り、前記C)の7−トではこの物体のもつ絡合力を利用
してシート状になしていると考えられる。したがって、
シート中のパルプ状粒子の含量を上げれば、構造の緻密
性1表面の平滑性が向上する半面、パルプによる気泡の
つつみ込みやソート表裏に貫通した細孔のカバーが生じ
、その結果として、シート内部に孤立したボイドな生成
する。これが、含浸性の悪さ及び樹脂含浸物の絶縁耐力
の不足の主因となっており、これが、ハニカムコア等の
軽量複合材、樹脂含浸等の含浸型電気絶縁材に使用した
ときに1未だ不充分な性能しか発現し得ないという結果
を招いていると考えられる。
ブリルを有するフィルム状の形状をした微小な物体であ
り、前記C)の7−トではこの物体のもつ絡合力を利用
してシート状になしていると考えられる。したがって、
シート中のパルプ状粒子の含量を上げれば、構造の緻密
性1表面の平滑性が向上する半面、パルプによる気泡の
つつみ込みやソート表裏に貫通した細孔のカバーが生じ
、その結果として、シート内部に孤立したボイドな生成
する。これが、含浸性の悪さ及び樹脂含浸物の絶縁耐力
の不足の主因となっており、これが、ハニカムコア等の
軽量複合材、樹脂含浸等の含浸型電気絶縁材に使用した
ときに1未だ不充分な性能しか発現し得ないという結果
を招いていると考えられる。
一方、前記(ロ)の不織シートは、熱可塑性重合体をバ
インダーとして使用するため、芳香族ポリアミドがもつ
優れた耐熱特性を減するという本質的な欠点を避は得な
い。市場に出ている前記(o)の不織シートとしては、
バインダーとしてポリエチレンテレフタレートな使用し
た不織布があるl−1、ここで使用するバインダーの碕
は、不織シートの耐熱性を低下させないために、該シー
トを構成し得る最小限に抑えることが必要であり、この
ため、シートの緻密性力tと5しても低くなりがちであ
る。
インダーとして使用するため、芳香族ポリアミドがもつ
優れた耐熱特性を減するという本質的な欠点を避は得な
い。市場に出ている前記(o)の不織シートとしては、
バインダーとしてポリエチレンテレフタレートな使用し
た不織布があるl−1、ここで使用するバインダーの碕
は、不織シートの耐熱性を低下させないために、該シー
トを構成し得る最小限に抑えることが必要であり、この
ため、シートの緻密性力tと5しても低くなりがちであ
る。
また、当然のことであるが、耐熱性は、芳香族ポリアミ
ドのみでできたシートよりかなり低下する。今、仮りに
耐熱性の低下をがまんするとしても、・・ニカムフ7等
の軽量複合材、 II脂含校等の含浸型電気絶縁材に使
用した場合には、その構造の粗さが原因となり、やはり
不光分す【性能しか得られない。
ドのみでできたシートよりかなり低下する。今、仮りに
耐熱性の低下をがまんするとしても、・・ニカムフ7等
の軽量複合材、 II脂含校等の含浸型電気絶縁材に使
用した場合には、その構造の粗さが原因となり、やはり
不光分す【性能しか得られない。
更に、前記C−)の不織シートは、まだ市場に一般に出
廻っていないが、本質的に熱可塑性を有していない繊維
のみでシートを形成するため、緻密な構造を有するシー
トを得ることは、はとんど不可能である。これは前記(
)〜)の不織シートに関する特開昭51−75179号
公報に、シートの!21IA率30〜70チと記載され
ている事実からも推測される。このため、前記G−)の
不織シートもまた、ノ一二カムコ7等の軽量複合材、樹
脂含浸等の含浸型電気絶縁材に使用した場合、構造の粗
さに起因する不十分な性能しか示し得ない。
廻っていないが、本質的に熱可塑性を有していない繊維
のみでシートを形成するため、緻密な構造を有するシー
トを得ることは、はとんど不可能である。これは前記(
)〜)の不織シートに関する特開昭51−75179号
公報に、シートの!21IA率30〜70チと記載され
ている事実からも推測される。このため、前記G−)の
不織シートもまた、ノ一二カムコ7等の軽量複合材、樹
脂含浸等の含浸型電気絶縁材に使用した場合、構造の粗
さに起因する不十分な性能しか示し得ない。
発明の目的
本発明の主たる目的は、構造の緻密性、適度な含浸性及
び耐熱性という3つの特性を併せ備えた、芳香族ポリア
ミド繊維からなる新規な不織シートを提供することにあ
る。本発明の他の目的は、電気絶縁材料、ハニカムコア
、軽量複合材料等の用途1(特に好適な不織シートを提
供することにある。
び耐熱性という3つの特性を併せ備えた、芳香族ポリア
ミド繊維からなる新規な不織シートを提供することにあ
る。本発明の他の目的は、電気絶縁材料、ハニカムコア
、軽量複合材料等の用途1(特に好適な不織シートを提
供することにある。
発明の構成
本発明の新規な不織シー1は、
a)配向結晶化した芳香族ポリアミド繊維(Alと、部
分的忙配向結晶化した芳香族ポリアミド繊維(B1)及
び/又は未配向未結晶化b)前記繊維(B、及び/又は
nt )の少くとも一部はその断面が扁平化されていて
、各繊維は少くともその交点において互いに融着してお
り、 C)かつ、シート内に孤立したボイドな含まず、水銀ポ
ζノシメーターで測定される水銀侵入骨が0.1〜o、
scc/pであって、孔径分布の最頻値が15ミクロン
以下に位置し、d) Lかも、空隙率が5〜40チであ
ることを特徴とする芳香族ポリアミド繊維不織シートで
ある。
分的忙配向結晶化した芳香族ポリアミド繊維(B1)及
び/又は未配向未結晶化b)前記繊維(B、及び/又は
nt )の少くとも一部はその断面が扁平化されていて
、各繊維は少くともその交点において互いに融着してお
り、 C)かつ、シート内に孤立したボイドな含まず、水銀ポ
ζノシメーターで測定される水銀侵入骨が0.1〜o、
scc/pであって、孔径分布の最頻値が15ミクロン
以下に位置し、d) Lかも、空隙率が5〜40チであ
ることを特徴とする芳香族ポリアミド繊維不織シートで
ある。
本発明においてい5「芳香族ポリアミド」とは、ポリマ
ー繰返し単位の85モルチがト8d(I)及び/又は(
If)であるポリアミドを総称する。
ー繰返し単位の85モルチがト8d(I)及び/又は(
If)であるポリアミドを総称する。
かかる芳香族ポ1774ドとしては、ポリメタフェニレ
ンインフタルアミドが最適であるが、少量の共重合成分
、倒えげノくラフェニレンジアミン、テレフタル酸等の
成分を含んでもよい。
ンインフタルアミドが最適であるが、少量の共重合成分
、倒えげノくラフェニレンジアミン、テレフタル酸等の
成分を含んでもよい。
本発明において使用する芳香族ポリアミド繊維の製造方
法は特に限定されない力1、一般には、ポリメタフェニ
レンイソフタルアミド繊紐の製造方法としては、ポリメ
タフェニ1/ンイソフク11アミドを溶解した紡糸原液
を乾式ある(・は湿式あるいは半乾半湿のいずJlかの
方法で紡糸し、次いで水洗し、海水延伸を施した彼、乾
燥し、更にガラス転移温度板−ヒで延伸熱処理する工程
をとる。
法は特に限定されない力1、一般には、ポリメタフェニ
レンイソフタルアミド繊紐の製造方法としては、ポリメ
タフェニ1/ンイソフク11アミドを溶解した紡糸原液
を乾式ある(・は湿式あるいは半乾半湿のいずJlかの
方法で紡糸し、次いで水洗し、海水延伸を施した彼、乾
燥し、更にガラス転移温度板−ヒで延伸熱処理する工程
をとる。
本発明に於ては、上記工程のうち、1.05〜4倍に排
水延伸後、更にガラス転移温度以上(創見ば250〜4
00℃)で全延伸倍率が2.5〜5倍となるように延伸
熱処理された実質的に配向結晶化した繊維(んと、環水
g1S仲なMMl、た段階で取り出した部分的に配向結
晶化したiνM+ (Bl )及び/又は、紡糸し次い
で水洗を施した後に取り出した配向結晶化のしていない
fllk& (Bl )とが、混合して使用される。本
発明に於ては、ウェブのlθ〜90]i値チが部分的に
配向結晶化した繊維(B1)及び/又は、未配向未結晶
化繊維(B2)(以下、これらを「実質的に配向結晶化
していない繊維(B)」と総称することがある)より不
織シートが114成されるのが好ましく、最も好ま1゜
いのけ、全体の30〜70重甘チが実せ的に配向結晶化
していt【い繊維fBlより成る場合である。
水延伸後、更にガラス転移温度以上(創見ば250〜4
00℃)で全延伸倍率が2.5〜5倍となるように延伸
熱処理された実質的に配向結晶化した繊維(んと、環水
g1S仲なMMl、た段階で取り出した部分的に配向結
晶化したiνM+ (Bl )及び/又は、紡糸し次い
で水洗を施した後に取り出した配向結晶化のしていない
fllk& (Bl )とが、混合して使用される。本
発明に於ては、ウェブのlθ〜90]i値チが部分的に
配向結晶化した繊維(B1)及び/又は、未配向未結晶
化繊維(B2)(以下、これらを「実質的に配向結晶化
していない繊維(B)」と総称することがある)より不
織シートが114成されるのが好ましく、最も好ま1゜
いのけ、全体の30〜70重甘チが実せ的に配向結晶化
していt【い繊維fBlより成る場合である。
本発明者らの研究によれば、前記配向結晶化した繊維f
Al及び部分的に配向結晶化した繊Kn (B+ )の
繊度は、5デニール/フイラメント以下、特に3デニー
ル/フイラメント以下が好まl−<、未配向未結晶化繊
維(B、)の繊度け、3デニール/フイラメントより大
ぎいものが好ましい。
Al及び部分的に配向結晶化した繊Kn (B+ )の
繊度は、5デニール/フイラメント以下、特に3デニー
ル/フイラメント以下が好まl−<、未配向未結晶化繊
維(B、)の繊度け、3デニール/フイラメントより大
ぎいものが好ましい。
前記繊維(B、)としては、その内部にアミド系極性溶
媒を含むものでもよく、例えば、紡糸直後の水洗を全く
又は十分に行わない未延伸繊維を用いることができる。
媒を含むものでもよく、例えば、紡糸直後の水洗を全く
又は十分に行わない未延伸繊維を用いることができる。
この場合、繊維中の溶媒含有量は繊維重量に対し3〜2
0チが好ましい。溶媒含有量がこの範囲内にある溶媒含
有未延伸繊維を用いるときは、後述のウェブ形成後の可
塑剤処理を省略することができる。
0チが好ましい。溶媒含有量がこの範囲内にある溶媒含
有未延伸繊維を用いるときは、後述のウェブ形成後の可
塑剤処理を省略することができる。
なお、本発明において、製品の耐熱性を損わない範囲で
、芳香族ポリアミド繊維に対し小割合の他の耐熱性繊維
を併用することも可能であり、例えばポリバラフェニレ
ンテレフタルアミド等の他の芳香族ポリアミド繊維。
、芳香族ポリアミド繊維に対し小割合の他の耐熱性繊維
を併用することも可能であり、例えばポリバラフェニレ
ンテレフタルアミド等の他の芳香族ポリアミド繊維。
芳香族ポリエステル繊維、炭素繊維、無機繊維、ガラス
繊維、金属繊維等を含むことができる。
繊維、金属繊維等を含むことができる。
前記(〜(Blの線維を用いて、本発明の不織シ、−ト
を製造するKは、通常、前記繊維を混合して、それ自体
公知の方法でウェブ化し、得られた混合ウェブに極性ア
ミド溶媒及び/又は水よりなる可塑剤を付着せしめた状
態で熱圧ロールにより高温高圧で熱圧加工する方法が採
用されるが、繊維(Alからなるウェブと線維(lから
なるウェブを積層したのち、前記と同様の方法によって
処理し、熱圧加工する方法を採用してもよい。後者の場
合は、繊維(Blを主体とするウェブを中間層とし、そ
の両側に繊維(んを主体とするウェブを積層して表層部
を形成するように構成するのが好ましく、核中間層は全
体の不織シートの20〜70重量sとなるように積層す
るのが好ましい。このようKすると、得られる不織シー
トの断面方向に粗密の状態が好ましく変化した構造を有
する製品となり、前記の場合は中間層が特に緻密な構造
を有するものとなる。もちろん、製品の用途に応じて、
表層部に繊維(B、及び/又はnt )を主体とするウ
ェブを配し、中間層に*jll維(んを主体とするウェ
ブを配するようK m JiIL、てもよく、また、各
層における繊維の配合割合を変化させてもよい。
を製造するKは、通常、前記繊維を混合して、それ自体
公知の方法でウェブ化し、得られた混合ウェブに極性ア
ミド溶媒及び/又は水よりなる可塑剤を付着せしめた状
態で熱圧ロールにより高温高圧で熱圧加工する方法が採
用されるが、繊維(Alからなるウェブと線維(lから
なるウェブを積層したのち、前記と同様の方法によって
処理し、熱圧加工する方法を採用してもよい。後者の場
合は、繊維(Blを主体とするウェブを中間層とし、そ
の両側に繊維(んを主体とするウェブを積層して表層部
を形成するように構成するのが好ましく、核中間層は全
体の不織シートの20〜70重量sとなるように積層す
るのが好ましい。このようKすると、得られる不織シー
トの断面方向に粗密の状態が好ましく変化した構造を有
する製品となり、前記の場合は中間層が特に緻密な構造
を有するものとなる。もちろん、製品の用途に応じて、
表層部に繊維(B、及び/又はnt )を主体とするウ
ェブを配し、中間層に*jll維(んを主体とするウェ
ブを配するようK m JiIL、てもよく、また、各
層における繊維の配合割合を変化させてもよい。
一般K、ウェブを製造する方法としては、例えば、(a
l捲縮を付与したステープルをフラットカー ド又はロ
ーラカード等のカー ド機により開繊化しシート状にす
る方法、Tbl長繊維のトウを積層したものを、針を植
えた一対の末広がりベルトを用いて幅方向に延展する〜
・わゆる長繊維のトウ開繊法によってシート状とする方
法、(cl長fILII#をベルト上にランタ′ムに積
層することによってシート状とする方法、あるいは、(
d)5〜201程度の短繊維を水又は空気を用いて分散
後、網上に捕集して得られるシート状物等を、例えばニ
ードリング。
l捲縮を付与したステープルをフラットカー ド又はロ
ーラカード等のカー ド機により開繊化しシート状にす
る方法、Tbl長繊維のトウを積層したものを、針を植
えた一対の末広がりベルトを用いて幅方向に延展する〜
・わゆる長繊維のトウ開繊法によってシート状とする方
法、(cl長fILII#をベルト上にランタ′ムに積
層することによってシート状とする方法、あるいは、(
d)5〜201程度の短繊維を水又は空気を用いて分散
後、網上に捕集して得られるシート状物等を、例えばニ
ードリング。
接着剤処理等の手段を用い結合もしくは結合させる方法
等が採用される。
等が採用される。
ウェブに付着させる可塑剤として、極性7ミド系溶媒を
用いる場合、好まt、 X、・溶媒としては、例えば、
N−メチル−2−ピロリドン。
用いる場合、好まt、 X、・溶媒としては、例えば、
N−メチル−2−ピロリドン。
N、N−ジメチルホルムアミド、 N、N−ジメチルア
セトアミド、ジメチルスルホキシドキサメチルホスホル
アミド、テトラメナル尿素.Nーメチルカブaラクタム
、N−メチルピペリジン、あるいけこれらの混合物を挙
ケることができる。
セトアミド、ジメチルスルホキシドキサメチルホスホル
アミド、テトラメナル尿素.Nーメチルカブaラクタム
、N−メチルピペリジン、あるいけこれらの混合物を挙
ケることができる。
極性アミド水溶液の場合は、その濃度を1重量係以上、
特に3〜15重量%とするのが好ましい。
特に3〜15重量%とするのが好ましい。
上記極性アミド溶媒単独又はその水溶液の、芳香族ポリ
アミド繊維からなるウェブへの付着量は、ウェブに対し
、極性アミド溶#に換3fLテo、5〜20 oMik
’4. llK+ 〜t o 。
アミド繊維からなるウェブへの付着量は、ウェブに対し
、極性アミド溶#に換3fLテo、5〜20 oMik
’4. llK+ 〜t o 。
重液チが好ましい。
極性アミド溶媒に換算した付着量が0.5重ft係未9
では、熱圧加工後の不織シートの機械物性及び表面平坦
性、緻密性が不充分である。付Ni1tが増加するにし
たがい、熱圧加工後の機械物性1表面平坦性、緻密性は
向上するが、付Nuが2oo*ik%をこえると、もは
や物性の向上は僅かであり、極性アミド溶媒のロス及び
エネルギーリスが増大するのでコスト的に無駄である。
では、熱圧加工後の不織シートの機械物性及び表面平坦
性、緻密性が不充分である。付Ni1tが増加するにし
たがい、熱圧加工後の機械物性1表面平坦性、緻密性は
向上するが、付Nuが2oo*ik%をこえると、もは
や物性の向上は僅かであり、極性アミド溶媒のロス及び
エネルギーリスが増大するのでコスト的に無駄である。
一方、可塑剤が水である場合は、付着量はウェブに対し
てlO〜250重f%が好ましい。付着量が10¥Mi
t%未満では機械物性及び表面平坦性が不充分であり、
250重i4より多い場合は、熱圧加工時のエネルギー
ロスが大きい。
てlO〜250重f%が好ましい。付着量が10¥Mi
t%未満では機械物性及び表面平坦性が不充分であり、
250重i4より多い場合は、熱圧加工時のエネルギー
ロスが大きい。
ウェブに極性アミド溶媒及び/又は水からなる可塑剤を
付着する方法は、ウェブに均一に付着することができる
通常工業的に用いられている方法が使用でき、例えばス
プレー法又は含浸法等を挙げることができる。
付着する方法は、ウェブに均一に付着することができる
通常工業的に用いられている方法が使用でき、例えばス
プレー法又は含浸法等を挙げることができる。
本発明の不織シートを得るための熱圧加工条件は、ウェ
ブに付着する極性アミド溶媒及び/又は水の付着量に影
脅されるので、これらの条件を考区して適宜選択するこ
とによって決めるべきであるが、通常、温度200〜4
00℃、圧力(M圧)50〜sookg/傭の条件で行
う。なお、繊維中にアミド系極性溶媒を含むものを用い
、可塑剤処理をしない場合は300〜400℃の温度が
好ましい。
ブに付着する極性アミド溶媒及び/又は水の付着量に影
脅されるので、これらの条件を考区して適宜選択するこ
とによって決めるべきであるが、通常、温度200〜4
00℃、圧力(M圧)50〜sookg/傭の条件で行
う。なお、繊維中にアミド系極性溶媒を含むものを用い
、可塑剤処理をしない場合は300〜400℃の温度が
好ましい。
熱圧加工時の温度が200”Cより低い場合は、素材が
芳香族ポリアミド繊維であるため、a着性が低く、41
1械物性の充分なものが得られない。温度が400℃よ
り高い場合は、通紙速度との兼ね合いもあるが、芳香族
ポリアミド繊維が熱劣化を起こし、黄変する等の問題が
でてくる。
芳香族ポリアミド繊維であるため、a着性が低く、41
1械物性の充分なものが得られない。温度が400℃よ
り高い場合は、通紙速度との兼ね合いもあるが、芳香族
ポリアミド繊維が熱劣化を起こし、黄変する等の問題が
でてくる。
圧力は低過ぎると融着が不充分となる。高い方はいくら
高くてもかまわないが、エネルギー的に無駄であり線圧
sookg/αまでが好ま17い。
高くてもかまわないが、エネルギー的に無駄であり線圧
sookg/αまでが好ま17い。
熱圧加工方法は、二本以上の熱圧a−ルを用いて行う必
要がある。ウェブを構成する芳香族ポリアミド繊維の組
合せ、ウェブに極性アミド溶媒及び/又は水よりなる可
塑剤を付着せ1.めること、このウェブを熱圧σ−ルを
用い高温高圧で熱圧加工すると首53つの要件を満すこ
とが、本発明の不織シートを得るためK特に1袋である
。この際の通紙速度は3〜15m/分が好ましい。
要がある。ウェブを構成する芳香族ポリアミド繊維の組
合せ、ウェブに極性アミド溶媒及び/又は水よりなる可
塑剤を付着せ1.めること、このウェブを熱圧σ−ルを
用い高温高圧で熱圧加工すると首53つの要件を満すこ
とが、本発明の不織シートを得るためK特に1袋である
。この際の通紙速度は3〜15m/分が好ましい。
以上のような方法により製造される本発明の不織シート
は、構成繊維のうち、少くとも実質的に配向結晶化して
いない11 m CBlの全部又は一部が、扁平化して
いると共に、少くとも繊維の交点において互いに融着し
て、一体の不織シートを構成し、かつ、該不織シート内
に微小な空隙がはy均一に存在しており、パルプ状粒子
を用いた紙状物にみられるような孤立したボイドな含ま
ない。
は、構成繊維のうち、少くとも実質的に配向結晶化して
いない11 m CBlの全部又は一部が、扁平化して
いると共に、少くとも繊維の交点において互いに融着し
て、一体の不織シートを構成し、かつ、該不織シート内
に微小な空隙がはy均一に存在しており、パルプ状粒子
を用いた紙状物にみられるような孤立したボイドな含ま
ない。
そして、このシートにおける空h1の分布状態は、水銀
ポロシメーターで測定されるNg侵入忙が0.1〜o、
scc/gであり、かつ、孔径の分布のピークが13ミ
クaン以下に存在することKよっても特徴づけられる。
ポロシメーターで測定されるNg侵入忙が0.1〜o、
scc/gであり、かつ、孔径の分布のピークが13ミ
クaン以下に存在することKよっても特徴づけられる。
これらの値は、60000ps+型ポa/メーター(A
merican Instrument Cornpa
ny !II )の装置で、0.1〜0.517の試料
に、50ミクロン!階から25000psi迄加圧し、
11gを侵入させ測定するととKよってめられる。
merican Instrument Cornpa
ny !II )の装置で、0.1〜0.517の試料
に、50ミクロン!階から25000psi迄加圧し、
11gを侵入させ測定するととKよってめられる。
水銀ポロシメーターによって測定される1117侵入量
及び空隙の孔径との関係を第1図に示すが、図において
横長の枠内の範囲(0が本発明の不織シートの値であり
、図中の縦長の枠内の範囲(へ)が従来の芳香族ポリア
ミド繊維不織布の値である。
及び空隙の孔径との関係を第1図に示すが、図において
横長の枠内の範囲(0が本発明の不織シートの値であり
、図中の縦長の枠内の範囲(へ)が従来の芳香族ポリア
ミド繊維不織布の値である。
さらに、本発明の不織シートは、従来の芳香族ポリアミ
ド不織布に比べて格段に1ぐれた緻密性を有する。
ド不織布に比べて格段に1ぐれた緻密性を有する。
本発明では、緻密性を表わす尺度として「空隙率」を用
いろが、本発明の不織シートは、空隙率が5〜40%、
好ましくは6〜30チの範囲内にある。従来の芳香族ポ
リアミド繊維不織布は、いずれも空隙率が40%より大
きく、本発明のような緻密性の大ぎいものは従来存在し
なかったものである。
いろが、本発明の不織シートは、空隙率が5〜40%、
好ましくは6〜30チの範囲内にある。従来の芳香族ポ
リアミド繊維不織布は、いずれも空隙率が40%より大
きく、本発明のような緻密性の大ぎいものは従来存在し
なかったものである。
ここで「空隙率」とは、常法により、不織シートを一定
面積に切り出し、その重量を化学天秤にて0.1m9ま
で測定し、厚みを厚み針(ONO5HOKKI DG
−2ls )により0.1 μm11まで測定する事に
より密度をめ、これより次式により算出したものである
。
面積に切り出し、その重量を化学天秤にて0.1m9ま
で測定し、厚みを厚み針(ONO5HOKKI DG
−2ls )により0.1 μm11まで測定する事に
より密度をめ、これより次式により算出したものである
。
不織シー)Kおける空隙の状態や緻密性が、従来の不織
布のような範囲にあるものは、樹脂の含浸性は良いが、
樹脂が泌み過ぎて該樹脂の不織シート内の保持が出来難
くなって、複合化して電気絶縁材とした時の絶縁波w1
電圧が上昇しなかったり、不織シート内部に大きな空隙
や孤立したボイドが存在する為、樹脂の含浸液を極端に
太きくしないと得られる電気絶縁材の絶縁破壊電圧は上
昇しないという問題がある。
布のような範囲にあるものは、樹脂の含浸性は良いが、
樹脂が泌み過ぎて該樹脂の不織シート内の保持が出来難
くなって、複合化して電気絶縁材とした時の絶縁波w1
電圧が上昇しなかったり、不織シート内部に大きな空隙
や孤立したボイドが存在する為、樹脂の含浸液を極端に
太きくしないと得られる電気絶縁材の絶縁破壊電圧は上
昇しないという問題がある。
一方、緻密すぎるものは、フィルムに近い状態となって
含浸性が極端に低下する。
含浸性が極端に低下する。
また、ハニカムコアとして使用する場合にも、樹脂が均
一に付着しない、樹脂が泌み過ぎる等の問題がある。本
発明の好ましい態様においては、不織シートの透気度が
0.1〜10000秒/+oocc、と<Kt 〜51
100秒/100ccの範囲内にある。
一に付着しない、樹脂が泌み過ぎる等の問題がある。本
発明の好ましい態様においては、不織シートの透気度が
0.1〜10000秒/+oocc、と<Kt 〜51
100秒/100ccの範囲内にある。
ここで透気度は、JIS P8117の方法によって測
定される値である。
定される値である。
また、本発明の好ましい態様においては、表面粗さを示
す中心線平均粗さく Ra )が、5μm 以下となる
ような極めて表面平坦性に優れているものである。ここ
に中心線平均粗さくRa)は、JIS B osol−
1976に規定されたもので、具体的な測定方法は測定
機として東京精密■製「サーフコム330 BJを用い
、触針径2μ、測定カフ0■でJISB0601−19
76に準じて実施した値である。
す中心線平均粗さく Ra )が、5μm 以下となる
ような極めて表面平坦性に優れているものである。ここ
に中心線平均粗さくRa)は、JIS B osol−
1976に規定されたもので、具体的な測定方法は測定
機として東京精密■製「サーフコム330 BJを用い
、触針径2μ、測定カフ0■でJISB0601−19
76に準じて実施した値である。
Ra値はTliさ曲線から、その中心線の方向に測定長
さLの部分を抜き取り、この抜き取り部分の中心線をX
軸、縦倍率の方向をY軸として、粗さ曲線なY = f
(X)で表わした時、次の式で与えられた値でμm
単位で表わす。
さLの部分を抜き取り、この抜き取り部分の中心線をX
軸、縦倍率の方向をY軸として、粗さ曲線なY = f
(X)で表わした時、次の式で与えられた値でμm
単位で表わす。
本発明の好ましい芳香族ボリアミド不織シートのRa値
は5μm以下、特に4μm 以下であり、芳香族ポリア
ミド繊維のみから成るという点で類似1−ている従来の
製政ハ)のRa 値が最良の場合でも6〜7μtnであ
ることと比較すると、極めて表面平坦性が優れているこ
とが解る。
は5μm以下、特に4μm 以下であり、芳香族ポリア
ミド繊維のみから成るという点で類似1−ている従来の
製政ハ)のRa 値が最良の場合でも6〜7μtnであ
ることと比較すると、極めて表面平坦性が優れているこ
とが解る。
Raが約5μmを越えると、例えば得られる不織シート
をフィルムとラミネートし、電気絶縁材となした場合、
該不織シートの表面が粗過ぎてラミネート製品の性能が
劣ったものとなる。
をフィルムとラミネートし、電気絶縁材となした場合、
該不織シートの表面が粗過ぎてラミネート製品の性能が
劣ったものとなる。
発明の効果
以上の如(本発明によれば、K!!密性、適度な含浸性
、耐熱性等を併せ持つという従来にない全く新規な不織
シートが提供される。
、耐熱性等を併せ持つという従来にない全く新規な不織
シートが提供される。
即ち、本発明の不織シートの高い緻密性は、例えばハニ
カムコア等の作製に於いては、接着剤の過度のにじみを
防止したり、樹脂含浸型電気絶縁材料の作製に於いては
含浸性の良さと相まってすぐれた電気特性を発現させる
。
カムコア等の作製に於いては、接着剤の過度のにじみを
防止したり、樹脂含浸型電気絶縁材料の作製に於いては
含浸性の良さと相まってすぐれた電気特性を発現させる
。
また、本発明の不織シートの優れた含浸性は、含浸不良
を防止し、器機寿命を向上させると同時罠、含浸工程を
簡略化できる可能性を持つ。更に1本発明の不織シート
の好ましい態様では優れた表面平滑性をもつため、ラミ
ネート基材として使用した場合に、ラミネート品の優れ
た性能に大きく寄与し、又、工業用離型紙としての性能
に大きく寄与する。
を防止し、器機寿命を向上させると同時罠、含浸工程を
簡略化できる可能性を持つ。更に1本発明の不織シート
の好ましい態様では優れた表面平滑性をもつため、ラミ
ネート基材として使用した場合に、ラミネート品の優れ
た性能に大きく寄与し、又、工業用離型紙としての性能
に大きく寄与する。
更にまた、本発明の不織シートは実質的に芳香族ポリア
ミド繊維のみより成るため、パルプを含むシート、例え
ば市販の芳香族ポリアミド紙(Nomex 410 )
より高いエルメンドルフ引裂強度を有する。なお、原因
は不明であるが前述した従来の(イ)、(ロ)、(−)
と比較した場合、本発明の不織シートは優れた長期耐造
であり、且つ含まれる空隙が細い孔としてツー)WWを
jX 1M シた形状で全体に分布し且つその表面は極
めて平坦である。この特異な構造の故に、緻密性と高含
浸性という相反する特性を兼ね備え、且つ、熱可塑性素
材を使用しない為、芳香族ポリアミドの持つ優れた耐熱
性が損なわれ、ることなく発現するものと考えられる。
ミド繊維のみより成るため、パルプを含むシート、例え
ば市販の芳香族ポリアミド紙(Nomex 410 )
より高いエルメンドルフ引裂強度を有する。なお、原因
は不明であるが前述した従来の(イ)、(ロ)、(−)
と比較した場合、本発明の不織シートは優れた長期耐造
であり、且つ含まれる空隙が細い孔としてツー)WWを
jX 1M シた形状で全体に分布し且つその表面は極
めて平坦である。この特異な構造の故に、緻密性と高含
浸性という相反する特性を兼ね備え、且つ、熱可塑性素
材を使用しない為、芳香族ポリアミドの持つ優れた耐熱
性が損なわれ、ることなく発現するものと考えられる。
そして、本発明の不織シートは、一般に、25〜100
0g/ff11の目付を有し、厚ミカ1〜20酊の範凹
内にある。そして、引張強度1〜4 o 9/cWL、
引裂強度200〜1000kg、破断伸度O,S〜to
%のきわめてすぐれた物性を有する。
0g/ff11の目付を有し、厚ミカ1〜20酊の範凹
内にある。そして、引張強度1〜4 o 9/cWL、
引裂強度200〜1000kg、破断伸度O,S〜to
%のきわめてすぐれた物性を有する。
したがって、このものは、前述した種々の用途において
、有用性の大きいものであり、従来の芳香族ポリアミド
繊維不織布が用いられなかった分野にも広く使用するこ
とができる。
、有用性の大きいものであり、従来の芳香族ポリアミド
繊維不織布が用いられなかった分野にも広く使用するこ
とができる。
実施例
次に、本発明について、いくつかの実施例を挙げ説明す
るが、本発明は、これにより何ら制約を受けるものでは
ない。
るが、本発明は、これにより何ら制約を受けるものでは
ない。
なお実施例中の重合体の固有粘度は濃硫酸を用い濃度o
、s9/di、温度30℃で測定した。
、s9/di、温度30℃で測定した。
油含浸性は25℃大気圧下で5α角のサンプルを真空乾
燥後絶縁油1号(JIS規格)の油面上におき、サンプ
ル表面に絶縁油があられれるまでの時間であられした。
燥後絶縁油1号(JIS規格)の油面上におき、サンプ
ル表面に絶縁油があられれるまでの時間であられした。
透気度はJISP8117記載の方法に準じ、装置はB
型を使用した。
型を使用した。
実施例1〜4.比較例1〜2
〔繊維の製造〕
極限粘度1.8のポリメタフェニレンインフタルアミ、
ドのN−メチル−2−ピロリドン溶液を用いて、塩化カ
ルシウム凝固浴中で湿式紡糸を行ない、水洗乾燥後、捲
縮を付与し、繊度1.5de、カット長51′Xの短繊
維(繊維Mと略す)を得た。
ドのN−メチル−2−ピロリドン溶液を用いて、塩化カ
ルシウム凝固浴中で湿式紡糸を行ない、水洗乾燥後、捲
縮を付与し、繊度1.5de、カット長51′Xの短繊
維(繊維Mと略す)を得た。
同様に前記溶液を用いて、湿式紡糸し水洗後、環水浴中
で2.7倍に延伸1−乾燥後、捲縮を付与し同様に繊度
+、5deカット長51♂の短繊維(繊維Fと略す)を
得た。
で2.7倍に延伸1−乾燥後、捲縮を付与し同様に繊度
+、5deカット長51♂の短繊維(繊維Fと略す)を
得た。
同様k、前記溶液を用いて湿式紡糸し、水洗後、環水浴
中で2.7倍に延伸し、乾燥後更に350℃の熱板上で
1.3倍に延伸したものに捲縮を付与し、繊度1.5d
e、カット長51%の短繊維(繊維Rと略す)を得た。
中で2.7倍に延伸し、乾燥後更に350℃の熱板上で
1.3倍に延伸したものに捲縮を付与し、繊度1.5d
e、カット長51%の短繊維(繊維Rと略す)を得た。
前記3種類の繊維を用い、第1表に示すような種々の割
合でブレンドしたものをシノグルス力ッチャーで予偏開
親後、フラットカードを2段通しクロスレイドウニバー
でベルトコンベア上にウェブを形成し、引き続きニード
ル機で9バーブの針を用い、針密度84本/dのニード
ルをかけ目付sol//mの絡合ウェブを得た。
合でブレンドしたものをシノグルス力ッチャーで予偏開
親後、フラットカードを2段通しクロスレイドウニバー
でベルトコンベア上にウェブを形成し、引き続きニード
ル機で9バーブの針を用い、針密度84本/dのニード
ルをかけ目付sol//mの絡合ウェブを得た。
このウェブの両面にスプレー装置を用い、濃度3重t%
のN−メチル−2−ピロリドン3重量%水溶液をウェブ
に対ty 1 o o 重量%付着させた。次いで一対
の熱圧ロールを用い温度280℃、線圧400 kg7
cm 、速度8 Ill / MIT+の条件でプレス
し張力をかげながら連続的に巻き取った。
のN−メチル−2−ピロリドン3重量%水溶液をウェブ
に対ty 1 o o 重量%付着させた。次いで一対
の熱圧ロールを用い温度280℃、線圧400 kg7
cm 、速度8 Ill / MIT+の条件でプレス
し張力をかげながら連続的に巻き取った。
得られた不織シートの物性を第1表に示す。
なお、強伸度はインストロン測定機を用い。
チャック間隔20σ、ザンプル巾1.5傭、ヘッド速度
IGcm/iaiの条件で測定した。
IGcm/iaiの条件で測定した。
なお、比較のため実施例1と同様にして繊維混合比率R
/F = 4/6 、 目付80g/@’の絡合ウェブ
及び、繊維混合比率R/M = 4/6 、目付809
/ W?の絡合ウェブを得た。これらのウェブに可塑
剤を付着しないで温度350℃、線圧466 kg/a
n 、速度8 @ / mmの条件でプレスし張力をか
けながら連続的に巻取った。イυられた2w1の不織シ
ートの物性を併せて第1表に示す。
/F = 4/6 、 目付80g/@’の絡合ウェブ
及び、繊維混合比率R/M = 4/6 、目付809
/ W?の絡合ウェブを得た。これらのウェブに可塑
剤を付着しないで温度350℃、線圧466 kg/a
n 、速度8 @ / mmの条件でプレスし張力をか
けながら連続的に巻取った。イυられた2w1の不織シ
ートの物性を併せて第1表に示す。
実施例5〜7.比較例3
実施例4と同様にして作成したR/F = 4/6゜目
付s o 9 / wlのウェブに対し、5重量饅N−
メチルー2−ピロリドン水溶液を第2表に示す各村91
m(水溶液基準)でスプレーした後、温度225℃、線
圧400 kg/ cm +速度10IIl/分の条件
でシワが生じない程度に張力をかけながら連続的に巻取
った。得られた不織シートの物性を第2表に示す。
付s o 9 / wlのウェブに対し、5重量饅N−
メチルー2−ピロリドン水溶液を第2表に示す各村91
m(水溶液基準)でスプレーした後、温度225℃、線
圧400 kg/ cm +速度10IIl/分の条件
でシワが生じない程度に張力をかけながら連続的に巻取
った。得られた不織シートの物性を第2表に示す。
実施例8〜9
実施例4と同様にして作成したR/F=4/6゜目付8
09/ぜのウェブに3重量−N−メチル=2−ピロリド
ン水溶液を、100重量%スプレーした後、温度280
”C,線圧400 kg/cmの条件で速度を変更して
連続的に巻取った。得られた不織シートの物性を第3表
に示す。
09/ぜのウェブに3重量−N−メチル=2−ピロリド
ン水溶液を、100重量%スプレーした後、温度280
”C,線圧400 kg/cmの条件で速度を変更して
連続的に巻取った。得られた不織シートの物性を第3表
に示す。
実施例1O〜13.比較例4
実施例4と同様にして作成したR/F=4/6゜目付9
09/ylのウェブに第4表に示した各種溶剤を100
重量%スプレーした後、温度250℃1m 圧400
kg/cm 、速度8m/分の条件でプレスし、張力を
かけながら巻取った。
09/ylのウェブに第4表に示した各種溶剤を100
重量%スプレーした後、温度250℃1m 圧400
kg/cm 、速度8m/分の条件でプレスし、張力を
かけながら巻取った。
得られた不織シートの物性を第4表に示す。
なお、比較例4として溶剤なしの場合をあわせて第4表
に示す。
に示す。
実施例14.比較例5〜8
目付60g/ばのクエプで実施例4と同様にして得られ
た不織シートを、常圧下でフコ−ノール樹脂20チ溶液
に浸漬含浸し硬化せしめ得られた含浸物の絶縁破壊電圧
(B、D、V )を第5表に示す。
た不織シートを、常圧下でフコ−ノール樹脂20チ溶液
に浸漬含浸し硬化せしめ得られた含浸物の絶縁破壊電圧
(B、D、V )を第5表に示す。
なお比較例1で得た不織シートの含浸物(比較例s )
、 Nomex 4 s o含浸物(比較例6)。
、 Nomex 4 s o含浸物(比較例6)。
Nomex 424含浸物(比較例? )、 Hsoo
aCT(日本バイリーン社不織布)含浸物(比較例8)
のB、D、Vも併せて第5表に示す。
aCT(日本バイリーン社不織布)含浸物(比較例8)
のB、D、Vも併せて第5表に示す。
実施例15〜16
実施例1〜4に記載の繊維Rのみからなる( R/Fが
1010である)目付401//rrtの芳香族ポリア
ミド繊維ウェブ(I)、実施例1〜4に記載の繊維Mの
みからなる( R/Mが0710である)目付4077
.7mlの芳香族ポリアミド繊維ウェブ(■)、並びに
実施例4と同様に作製した繊維RとFとの混合比R/F
が4/6の目付40El / m’の芳香族ポリアミド
繊維混合ウェブ(Tll)を用い、中間層′に繊維Mの
みからなるウェブ(■)、上下層1c繊維Rのみからな
るウェブ(1)を8を層した目付t 209/ぜの積層
ウェブ(実施例1.5)および中間層に繊維Mのみから
なるウェブ(■)、上下層に繊維R,Fからなる混合ウ
ェブ(III)を積層した目付120 l / Idの
積層ウェブ(実施例16)に、それぞれ濃度3重量%の
N−メチル−2−ピロリドン水溶液を1001M量チ(
対繊維重量)スプレーした後、加圧加熱o−シラー間温
度280℃、ls電圧 00 kll/an。
1010である)目付401//rrtの芳香族ポリア
ミド繊維ウェブ(I)、実施例1〜4に記載の繊維Mの
みからなる( R/Mが0710である)目付4077
.7mlの芳香族ポリアミド繊維ウェブ(■)、並びに
実施例4と同様に作製した繊維RとFとの混合比R/F
が4/6の目付40El / m’の芳香族ポリアミド
繊維混合ウェブ(Tll)を用い、中間層′に繊維Mの
みからなるウェブ(■)、上下層1c繊維Rのみからな
るウェブ(1)を8を層した目付t 209/ぜの積層
ウェブ(実施例1.5)および中間層に繊維Mのみから
なるウェブ(■)、上下層に繊維R,Fからなる混合ウ
ェブ(III)を積層した目付120 l / Idの
積層ウェブ(実施例16)に、それぞれ濃度3重量%の
N−メチル−2−ピロリドン水溶液を1001M量チ(
対繊維重量)スプレーした後、加圧加熱o−シラー間温
度280℃、ls電圧 00 kll/an。
速度8m/xiの条件でプレスし、張力をかけながら巻
取った。得られた不織シートの物性を第6表に示す。
取った。得られた不織シートの物性を第6表に示す。
第1図は、各種の不織シートについて水銀ポロシメータ
ーで測定したときおけるIly侵入量と孔径分布のピー
クとの関係を示す関係図であり、図中の横長の枠Cは本
発明の不織シートの範囲。
ーで測定したときおけるIly侵入量と孔径分布のピー
クとの関係を示す関係図であり、図中の横長の枠Cは本
発明の不織シートの範囲。
縦長の枠Nは従来公知の芳香族ポリアミド繊維不織布の
範囲を示す。
範囲を示す。
特許出願人 帝人株式会社
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (11配向結晶化した芳香族ポリアミド繊維面と部分的
に配向結晶化した芳香族ポリアミド線維(+1. )及
び/又は未配向未結晶化の芳香族ポリアミドtR維(B
、)とから実質的になる不織シートであって、前記繊維
(Bl及び/又はBt)の少くとも一部はその断面が扁
平化されていて、各4a維は少(ともその交点において
互いに融着しており、かつ、該不織シート内に孤立した
ボイドな含まず、水銀ポaシメーターで6(11定され
る水銀侵入量が0.1〜0.5CC/11であって、孔
径分布のiik頻値がlsiクロン以下に位置1−1し
かも空隙率が5〜40俤であることを特徴とする芳香族
ポリアミ ド繊維不織シート。 +2) #&維(A1株1a(R,及ヒ/又Gtil、
)ノfN合比が10/90〜90 / I Qである特
許請求の範囲鄭(1)項d己載の芳香族ポリアミド繊維
不織シート。 (3) 透気度が0.1〜10000秒/ lo o
ccである特許請求の範囲第(1)項記載の芳香族ボリ
アSド繊維不織シート。 (4) 中心線平均粗さくRa)で表した表面平坦度が
5μm以下である特許請求の範囲第(亀)項記載の芳香
族ポリアミド繊維不織シート。 (5) 不織シートの表層部が主として繊!#囚で構成
さね、中間Inが主として繊維(B、及び/又はnt)
で構成されている特許請求の範囲第(1)項記載の芳香
族ポリアミド繊維不織シート。 (6) 空隙率が6〜30チである特許請求の範囲第(
蔦)項又は第(61項起重の芳香族ポリアミド繊維不織
シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58144490A JPS6039463A (ja) | 1983-08-09 | 1983-08-09 | 芳香族ポリアミド繊維不織シ−ト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58144490A JPS6039463A (ja) | 1983-08-09 | 1983-08-09 | 芳香族ポリアミド繊維不織シ−ト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6039463A true JPS6039463A (ja) | 1985-03-01 |
JPH0215654B2 JPH0215654B2 (ja) | 1990-04-12 |
Family
ID=15363540
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58144490A Granted JPS6039463A (ja) | 1983-08-09 | 1983-08-09 | 芳香族ポリアミド繊維不織シ−ト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6039463A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003049388A (ja) * | 2001-08-08 | 2003-02-21 | Du Pont Toray Co Ltd | 扁平化したアラミド繊維からなる布帛 |
EP3438338A4 (en) * | 2016-03-30 | 2019-05-01 | Kuraray Co., Ltd. | HEAT-RESISTANT FIBER STRUCTURE |
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JPH0215654B2 (ja) | 1990-04-12 |
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