JPH1148382A - 寸法安定性に優れる塗膜防水基布用複合シート - Google Patents
寸法安定性に優れる塗膜防水基布用複合シートInfo
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- JPH1148382A JPH1148382A JP9204352A JP20435297A JPH1148382A JP H1148382 A JPH1148382 A JP H1148382A JP 9204352 A JP9204352 A JP 9204352A JP 20435297 A JP20435297 A JP 20435297A JP H1148382 A JPH1148382 A JP H1148382A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 アスファルト加工時及び日光による熱に対す
る寸法安定性に優れ、樹脂などの抜けが起こらない塗膜
防水用基布を提供する。 【解決手段】 耐熱性繊維不織布／フィルム／耐熱性繊
維不織布の構成からなる複合シートであって、通気度が
１.０cc／cm2／sec以下、１８０℃で５分間処理した場
合の乾熱収縮率が０.５％以下、１８０℃条件下での３
％引張応力が３kgf／５cm以上である寸法安定性に優れ
る塗膜防水基布用複合シート。
る寸法安定性に優れ、樹脂などの抜けが起こらない塗膜
防水用基布を提供する。 【解決手段】 耐熱性繊維不織布／フィルム／耐熱性繊
維不織布の構成からなる複合シートであって、通気度が
１.０cc／cm2／sec以下、１８０℃で５分間処理した場
合の乾熱収縮率が０.５％以下、１８０℃条件下での３
％引張応力が３kgf／５cm以上である寸法安定性に優れ
る塗膜防水基布用複合シート。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、塗膜防水用基布と
して用いられるシートに関するものである。
して用いられるシートに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、ウレタン塗膜防水用の基布として
不織布やガラスシートなどが利用されている。しかし、
上記不織布やガラスシートをアスファルト層及びウレタ
ン層の２重防水層タイプの屋外防水用基布として用いる
場合、ウレタン層へのアスファルトの滲み出し、あるい
はアスファルト加工時の張力による残留歪みによる経時
収縮、屋外に設置した後の太陽熱による収縮などの問題
がある。
不織布やガラスシートなどが利用されている。しかし、
上記不織布やガラスシートをアスファルト層及びウレタ
ン層の２重防水層タイプの屋外防水用基布として用いる
場合、ウレタン層へのアスファルトの滲み出し、あるい
はアスファルト加工時の張力による残留歪みによる経時
収縮、屋外に設置した後の太陽熱による収縮などの問題
がある。
【０００３】例えば、熱可塑性樹脂からなる不織布を用
いる場合、アスファルト加工時の残留歪の発生、日光に
よる熱での収縮により、防水層に欠陥が生じることが問
題となっている。また、不織布、ガラスシートいずれの
場合でも、防水層を形成する樹脂を塗布する場合の裏抜
け、特にゴムアスファルトを基盤側に配置して２層防水
を行う場合に、基盤側のアスファルトが上層のウレタン
層に滲み出し、変色の原因となるなど、好ましくない点
がある。
いる場合、アスファルト加工時の残留歪の発生、日光に
よる熱での収縮により、防水層に欠陥が生じることが問
題となっている。また、不織布、ガラスシートいずれの
場合でも、防水層を形成する樹脂を塗布する場合の裏抜
け、特にゴムアスファルトを基盤側に配置して２層防水
を行う場合に、基盤側のアスファルトが上層のウレタン
層に滲み出し、変色の原因となるなど、好ましくない点
がある。
【０００４】以上の問題に対し、本発明者らは先に、不
織布／フィルム／ガラスネット／フィルム／不織布の複
合シートを提案した。しかし、これはアスファルト加工
時の張力による残留歪の発生および太陽熱による収縮と
いう点に於いて、従来よりは優れた性能を有するもの
の、該複合シートは不織布に耐熱性の必ずしも十分でな
い熱可塑性繊維不織布を用いているため、完全に要求を
満たすことは出来なかった。
織布／フィルム／ガラスネット／フィルム／不織布の複
合シートを提案した。しかし、これはアスファルト加工
時の張力による残留歪の発生および太陽熱による収縮と
いう点に於いて、従来よりは優れた性能を有するもの
の、該複合シートは不織布に耐熱性の必ずしも十分でな
い熱可塑性繊維不織布を用いているため、完全に要求を
満たすことは出来なかった。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、アスファル
ト加工時及び日光による熱に対する寸法安定性に優れ、
樹脂などの抜けが起こらない塗膜防水用基布を提供する
ことを目的とする。
ト加工時及び日光による熱に対する寸法安定性に優れ、
樹脂などの抜けが起こらない塗膜防水用基布を提供する
ことを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、耐熱性繊維不
織布／フィルム／耐熱性繊維不織布の構成からなる複合
シートであって、通気度が１.０cc／cm2／sec以下、１
８０℃で５分間処理した場合の乾熱収縮率が０.５％以
下、１８０℃条件下での３％引張応力が３kgf／５cm以
上であることを特徴とする、寸法安定性に優れる塗膜防
水基布用複合シートに関する。
織布／フィルム／耐熱性繊維不織布の構成からなる複合
シートであって、通気度が１.０cc／cm2／sec以下、１
８０℃で５分間処理した場合の乾熱収縮率が０.５％以
下、１８０℃条件下での３％引張応力が３kgf／５cm以
上であることを特徴とする、寸法安定性に優れる塗膜防
水基布用複合シートに関する。
【０００７】本発明の塗膜防水基布用複合シートは、耐
熱性繊維不織布／フィルム／耐熱性繊維不織布で構成さ
れる基布とすることにより、熱に対する寸法安定性に優
れ、樹脂などの抜けが起こらないという特性を有するこ
とができる。
熱性繊維不織布／フィルム／耐熱性繊維不織布で構成さ
れる基布とすることにより、熱に対する寸法安定性に優
れ、樹脂などの抜けが起こらないという特性を有するこ
とができる。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
本発明の特徴は耐熱性繊維からなる不織布を使用すると
ころに特徴がある。本発明で用いることのできる耐熱性
繊維不織布としては例えばポリビニルアルコール繊維、
ポリアリレート繊維、ポリフェニレンサルファイド繊
維、ポリエーテルエーテルケトン繊維、ポリイミド繊
維、ポリアミドイミド繊維、ポリエーテルイミド繊維、
ガラス繊維等からなる不織布を例示することができる。
特に好ましくは価格、汎用性の点からポリビニルアルコ
ール繊維不織布、ガラス繊維不織布である。
本発明の特徴は耐熱性繊維からなる不織布を使用すると
ころに特徴がある。本発明で用いることのできる耐熱性
繊維不織布としては例えばポリビニルアルコール繊維、
ポリアリレート繊維、ポリフェニレンサルファイド繊
維、ポリエーテルエーテルケトン繊維、ポリイミド繊
維、ポリアミドイミド繊維、ポリエーテルイミド繊維、
ガラス繊維等からなる不織布を例示することができる。
特に好ましくは価格、汎用性の点からポリビニルアルコ
ール繊維不織布、ガラス繊維不織布である。
【０００９】本発明のポリビニルアルコール繊維不織布
に使用するポリビニルアルコール繊維を構成するポリビ
ニルアルコール系重合体としては、繊維形成性を有する
ポリビニルアルコールまたはエチレンやビニルピロリド
ンその他のビニルモノマーが１０モル％以下、好ましく
は２モル％以下共重合された共重合体ビニルアルコール
等が挙げられる。本発明のガラス繊維不織布に使用する
ガラス繊維は通常の繊維形成性を有するものであればよ
い。ポリビニルアルコール系重合体を用いる場合には、
重合体中に、通常繊維用として用いられる耐熱剤、安定
剤等を本発明の効果を損なわない範囲で添加することが
できる。
に使用するポリビニルアルコール繊維を構成するポリビ
ニルアルコール系重合体としては、繊維形成性を有する
ポリビニルアルコールまたはエチレンやビニルピロリド
ンその他のビニルモノマーが１０モル％以下、好ましく
は２モル％以下共重合された共重合体ビニルアルコール
等が挙げられる。本発明のガラス繊維不織布に使用する
ガラス繊維は通常の繊維形成性を有するものであればよ
い。ポリビニルアルコール系重合体を用いる場合には、
重合体中に、通常繊維用として用いられる耐熱剤、安定
剤等を本発明の効果を損なわない範囲で添加することが
できる。
【００１０】耐熱性繊維不織布の製造方法としては、ス
パンボンド法、メルトブロー法などの長繊維不織布製造
法、カードウェブを作成した後に、熱処理またはニード
ルパンチまたは水流交絡などの処理を行い不織布とす
る、短繊維不織布製造法、あるいは繊維を水に分散し抄
紙することで不織布を製造する方法があり、特に限定さ
れない。また、不織布には必要に応じてアクリル、ポリ
アミド、ポリウレタン、フェノール、尿素、エポキシな
どの樹脂を付与しても良い。
パンボンド法、メルトブロー法などの長繊維不織布製造
法、カードウェブを作成した後に、熱処理またはニード
ルパンチまたは水流交絡などの処理を行い不織布とす
る、短繊維不織布製造法、あるいは繊維を水に分散し抄
紙することで不織布を製造する方法があり、特に限定さ
れない。また、不織布には必要に応じてアクリル、ポリ
アミド、ポリウレタン、フェノール、尿素、エポキシな
どの樹脂を付与しても良い。
【００１１】本発明で用いるフィルムとしては、ポリオ
レフィン、ポリエステルなどの合成樹脂からなるフィル
ムを指し、特に限定されないが、耐熱性の点からポリエ
ステルフィルムとするのが好ましい。また、上記フィル
ムは従来の製法であらかじめ作製しておくか、耐熱性繊
維不織布／フィルム／耐熱性繊維不織布の構造体とする
際に接着を兼ねて押し出しラミネートを行って作製して
もよい。本発明の耐熱性繊維不織布／フィルム／耐熱性
繊維不織布の構造を有する複合シートは、上記耐熱性繊
維不織布およびフィルムを用いて製造されるが、その製
造としては、通常のウェットラミネート、ドライラミネ
ート、押し出しラミネートなどの方法によればよい。
レフィン、ポリエステルなどの合成樹脂からなるフィル
ムを指し、特に限定されないが、耐熱性の点からポリエ
ステルフィルムとするのが好ましい。また、上記フィル
ムは従来の製法であらかじめ作製しておくか、耐熱性繊
維不織布／フィルム／耐熱性繊維不織布の構造体とする
際に接着を兼ねて押し出しラミネートを行って作製して
もよい。本発明の耐熱性繊維不織布／フィルム／耐熱性
繊維不織布の構造を有する複合シートは、上記耐熱性繊
維不織布およびフィルムを用いて製造されるが、その製
造としては、通常のウェットラミネート、ドライラミネ
ート、押し出しラミネートなどの方法によればよい。
【００１２】このようにして製造された基布の性能は、
通気度が１.０cc／cm2／sec以下、１８０℃の温度で５
分間処理したときの乾熱収縮率が０.５％以下、１８０
℃での３％引張応力が３kgf／５cm以上であることが重
要であり、耐熱性繊維不織布の種類および複合の際に用
いる接着樹脂の種類などにより調整できる。通気度が
１.０cc／cm2／secより高いとアスファルトの滲み出し
が起こり好ましくない。また、乾熱収縮が０.５％より
大きいと日光熱での収縮が問題となり好ましくない。ま
た、１８０℃での３％引張応力が３kgf／５cmより小さ
いとアスファルト加工時の張力による歪が生じ、施工時
に日光熱による収縮を助長するため好ましくない。
通気度が１.０cc／cm2／sec以下、１８０℃の温度で５
分間処理したときの乾熱収縮率が０.５％以下、１８０
℃での３％引張応力が３kgf／５cm以上であることが重
要であり、耐熱性繊維不織布の種類および複合の際に用
いる接着樹脂の種類などにより調整できる。通気度が
１.０cc／cm2／secより高いとアスファルトの滲み出し
が起こり好ましくない。また、乾熱収縮が０.５％より
大きいと日光熱での収縮が問題となり好ましくない。ま
た、１８０℃での３％引張応力が３kgf／５cmより小さ
いとアスファルト加工時の張力による歪が生じ、施工時
に日光熱による収縮を助長するため好ましくない。
【００１３】以上のように本発明の塗膜防水用基布は、
耐熱性繊維不織布を両面に配置し、中間部層にフィルム
を介在させることで、アスファルト加工時の張力による
歪が生じ難く、アスファルトの滲み出しの無い高強力高
モジュラスを有する積層シートとなる。
耐熱性繊維不織布を両面に配置し、中間部層にフィルム
を介在させることで、アスファルト加工時の張力による
歪が生じ難く、アスファルトの滲み出しの無い高強力高
モジュラスを有する積層シートとなる。
【００１４】
【実施例】以下、実施例により本発明を具体的に説明す
る。 〔複合シートの評価法〕試験方法については、ＪＩＳ
Ｌ１９０６に準じた。引張強力 低速伸長型試験機として(株)オリエンティック製テンシ
ロンを用い、幅５cm、長さ２０cmの試料片をつかみ間隔
１０cm、引張速度１０cm／分で測定し、n＝１０個の平
均から求めた。１８０℃における３％伸長時の応力 試料を加熱することのできる加熱装置を上記テンシロン
に取り付け、上記のように試料をチャックでつかんだ状
態で該加熱装置に入れて１８０℃に加熱し、加熱開始
後、１８０℃で安定した後５分経過した時、上記引張強
力測定に準じて１８０℃雰囲気下で測定を行い、引張伸
長曲線から３％伸長時の応力を求めた。熱収縮率 複合シートをネット上に載せて、１８０℃の恒温槽中で
５分間加熱し、加熱後ただちに常温中に取り出し、３０
分放置した後寸法変化を測定した。通気度 フラジール法により測定した。
る。 〔複合シートの評価法〕試験方法については、ＪＩＳ
Ｌ１９０６に準じた。引張強力 低速伸長型試験機として(株)オリエンティック製テンシ
ロンを用い、幅５cm、長さ２０cmの試料片をつかみ間隔
１０cm、引張速度１０cm／分で測定し、n＝１０個の平
均から求めた。１８０℃における３％伸長時の応力 試料を加熱することのできる加熱装置を上記テンシロン
に取り付け、上記のように試料をチャックでつかんだ状
態で該加熱装置に入れて１８０℃に加熱し、加熱開始
後、１８０℃で安定した後５分経過した時、上記引張強
力測定に準じて１８０℃雰囲気下で測定を行い、引張伸
長曲線から３％伸長時の応力を求めた。熱収縮率 複合シートをネット上に載せて、１８０℃の恒温槽中で
５分間加熱し、加熱後ただちに常温中に取り出し、３０
分放置した後寸法変化を測定した。通気度 フラジール法により測定した。
【００１５】実施例 １ 耐熱性繊維不織布として、引張強度９ｇ／ｄ、繊度５.
０デニールのポリビニルアルコール繊維を抄紙法して作
られた目付５０g／m2のポリビニルアルコール繊維不織
布を用いた。フィルムは厚さ１５μmのポリエステル
（ＰＥＴ）フィルムを用いた。これらの材料を用い、ポ
リエチレン押し出しラミネートにより、耐熱性繊維不織
布／フィルム／耐熱性繊維不織布の構成の複合シートを
得た。得られた複合シートの物性および塗膜防水として
使用した場合の性能を表１に示す。
０デニールのポリビニルアルコール繊維を抄紙法して作
られた目付５０g／m2のポリビニルアルコール繊維不織
布を用いた。フィルムは厚さ１５μmのポリエステル
（ＰＥＴ）フィルムを用いた。これらの材料を用い、ポ
リエチレン押し出しラミネートにより、耐熱性繊維不織
布／フィルム／耐熱性繊維不織布の構成の複合シートを
得た。得られた複合シートの物性および塗膜防水として
使用した場合の性能を表１に示す。
【００１６】実施例 ２ 耐熱性不織布としてポリビニルアルコール繊維を抄紙法
して作られた目付４０g／m2のガラス繊維不織布を用い
た以外、実施例１と同じ方法により、複合シートを得
た。得られた複合シートの物性および塗膜防水として使
用した場合の性能を表１に示す。
して作られた目付４０g／m2のガラス繊維不織布を用い
た以外、実施例１と同じ方法により、複合シートを得
た。得られた複合シートの物性および塗膜防水として使
用した場合の性能を表１に示す。
【００１７】比較例 １ 不織布として引張強度８ｇ／ｄ、繊度３デニールのポリ
エステル（ＰＥＴ）繊維を抄紙法して作られた目付４０
g／m2の不織布を用いた以外は、実施例１と同様の方法
で複合シートを作成した。得られた複合シートの物性お
よび塗膜防水として使用した場合の性能を表１に示し
た。
エステル（ＰＥＴ）繊維を抄紙法して作られた目付４０
g／m2の不織布を用いた以外は、実施例１と同様の方法
で複合シートを作成した。得られた複合シートの物性お
よび塗膜防水として使用した場合の性能を表１に示し
た。
【００１８】比較例 ２ 不織布として引張強度８ｇ／ｄ、繊度２デニールのナイ
ロン６繊維を抄紙法して作られた目付５０g／m2のナイ
ロン繊維不織布を用いた以外は、実施例１と同様の方法
で複合シートを作成した。得られた複合シートの物性を
表１に示した。
ロン６繊維を抄紙法して作られた目付５０g／m2のナイ
ロン繊維不織布を用いた以外は、実施例１と同様の方法
で複合シートを作成した。得られた複合シートの物性を
表１に示した。
【００１９】実施例１および２、比較例１および２で得
られた複合シートを用いて、ゴムアスファルト温度１８
０℃、加工時の張力０.７ｋｇ／ｃｍにおいてゴムアス
ファルト含浸を行いゴムアスファルトシートを作成し
た。得られたゴムアルファルトシートの寸法安定性とア
スファルトの滲み出しを評価した。この結果を併せて表
１に記載した。
られた複合シートを用いて、ゴムアスファルト温度１８
０℃、加工時の張力０.７ｋｇ／ｃｍにおいてゴムアス
ファルト含浸を行いゴムアスファルトシートを作成し
た。得られたゴムアルファルトシートの寸法安定性とア
スファルトの滲み出しを評価した。この結果を併せて表
１に記載した。
【００２０】
【表１】
【００２１】
【発明の効果】本発明の複合シートを塗膜防水基布とし
て使用してアスファルト防水を行うことにより、施工後
寸法変化もなく、長期にわたって良好な防水性能が保持
されることが確認された。
て使用してアスファルト防水を行うことにより、施工後
寸法変化もなく、長期にわたって良好な防水性能が保持
されることが確認された。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 ＦＩ Ｄ２１Ｈ 13/16 Ｄ２１Ｈ 5/20 Ｃ
Claims (2)
- 【請求項１】 耐熱性繊維不織布／フィルム／耐熱性繊
維不織布の構成からなる複合シートであって、通気度が
１.０cc／cm2／sec以下、１８０℃で５分間処理した場
合の乾熱収縮率が０.５％以下、１８０℃条件下での３
％引張応力が３kgf／５cm以上であることを特徴とす
る、寸法安定性に優れる塗膜防水基布用複合シート。 - 【請求項２】 上記耐熱性繊維が、ポリビニルアルコー
ル繊維、ポリアリレート繊維、ポリフェニレンサルファ
イド繊維、ポリエーテルエーテルケトン繊維、ポリイミ
ド繊維、ポリアミドイミド繊維、ポリエーテルイミド繊
維、ガラス繊維からなる群から選ばれる１種または２種
である請求項１記載の塗膜防水基布用複合シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9204352A JPH1148382A (ja) | 1997-07-30 | 1997-07-30 | 寸法安定性に優れる塗膜防水基布用複合シート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9204352A JPH1148382A (ja) | 1997-07-30 | 1997-07-30 | 寸法安定性に優れる塗膜防水基布用複合シート |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1148382A true JPH1148382A (ja) | 1999-02-23 |
Family
ID=16489094
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9204352A Pending JPH1148382A (ja) | 1997-07-30 | 1997-07-30 | 寸法安定性に優れる塗膜防水基布用複合シート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1148382A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103434224A (zh) * | 2013-08-29 | 2013-12-11 | 苏州宏优纺织有限公司 | 一种耐高温聚乙烯醇纤维面料 |
| CN103434222A (zh) * | 2013-08-29 | 2013-12-11 | 苏州宏优纺织有限公司 | 一种防紫外线聚乙烯醇纤维面料 |
| CN107215049A (zh) * | 2017-07-21 | 2017-09-29 | 江苏远大新纺织联合发展有限公司 | 一种高强度抗老化经编复合土工布及其防老化层的制备方法 |
-
1997
- 1997-07-30 JP JP9204352A patent/JPH1148382A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103434224A (zh) * | 2013-08-29 | 2013-12-11 | 苏州宏优纺织有限公司 | 一种耐高温聚乙烯醇纤维面料 |
| CN103434222A (zh) * | 2013-08-29 | 2013-12-11 | 苏州宏优纺织有限公司 | 一种防紫外线聚乙烯醇纤维面料 |
| CN107215049A (zh) * | 2017-07-21 | 2017-09-29 | 江苏远大新纺织联合发展有限公司 | 一种高强度抗老化经编复合土工布及其防老化层的制备方法 |
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