JPH03891A - ポリフェニレンスルフィド繊維からなる紙状材とその製造方法 - Google Patents

ポリフェニレンスルフィド繊維からなる紙状材とその製造方法

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JPH03891A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ポリフェニレンスルフィド(以下、PPSと
略称する)系繊維からなる紙様の構造体(以下、紙状材
と呼ぶ)とその製造方法に関する。
さらに詳しくは、特に各種産業用資材として耐熱性はも
ちろんのこと、耐化学薬品性、電気特性に優れ、特異な
剛性にも富むPPS紙状材に関するものであり、これら
の特性を生かした各種産業用の各種の基材はもちろんの
こと、絶縁紙、被覆紙、分離用シート状物、音響材料な
どの分野に優れた性能を発揮し得るPPS紙状材とその
製造方法に関するものである。
[従来技術] エンジニャリングプラスチックとして著名なPPS重合
体は、各種プラスチックの原材料として使用されている
ことはもちろんのこと、特に、その形態として繊維構造
化、不織布構造化の試みがなされ、たとえば、米国特許
第4454189号明細書にはスパンボンド不織布とそ
の製造技術が提案されているところである。
このような技術は、従来から知られていると宮える嵩高
である布状シートとその製造技術を提供してはいるもの
の、緻密な紙状構造体を作るまでには至っていな(、そ
のような従来技術により特に緻密な紙状構造体を得るた
めには、外部からポリイミドなどのフェス接着を行なう
などの後加工による方法によらねばならなかったもので
ある。
しかしながら、この方法によると、特に用いられる外部
添加接着剤の性能とコストに左右される製品が提供され
ることになって、必ずしも好ましいものではなく、同時
にまた、完全なPPS固有の特性を生かすことが難しく
なったり、製造上の問題としても種々の繁雑な手段を必
要とするなどの不都合があった。
また、PPSの紙様の構造体を得るための別の試みとし
て、たとえば特開昭61−289162号公報にはPP
S重合体からなる未延伸短繊維を延伸短繊維に混合させ
てウェッブを形成し、これを加熱と加圧により圧着する
という方法が提案されている。
しかしながら、このような方法では短繊維から成るため
に強度特性面の改良を図ることが困難なことはもちろん
、未延伸PPS繊維に特有の加熱収縮が非常に大きく、
かつ収縮応力が高いために、処理操作が特に困難である
とともに、さらに延伸繊維との混合により繊維相互間の
圧着性においても問題があり、結局、得られる紙状の構
造体は機械的強度が低く摩擦にも弱いものになってしま
うなどの問題があって、全く実用的なものではなかった
[発明が解決しようとする課題] 本発明の目的は、前述したような各種従来技術における
問題点を解消し、緻密で高剛性に富み、引張強度、引裂
強力において優れているとともに、実質的に外部接着剤
を含まないことにより、PPS本来の工業的特性を十分
に発揮し得る純PPS重合体繊維からなる紙状材とその
製造方法を提供せんとするものである。
[課題を解決するための手段] 上述した目的を達成する本発明のポリフェニレンスルフ
ィド繊維からなる紙状材は、紙様の構造体であり、ポリ
フェニレンスルフィド重合体からなる繊度0.1デニー
ルないし10デニール未満の繊維から構成され、強度0
.01kg/am/g/−以上、引裂強力0.005k
g/g/d以上、密度が0.04g/cc以上であるこ
とを特徴とする紙状材である。
また、本発明のポリフェニレンスルフィド繊維からなる
紙状材の製造方法は、ポリフェニレンスルフィド重合体
よりなるとともに、繊度0.1デニールないし10デニ
ール未満であってかつ完全延伸繊維の80%未満の配向
度である未延伸繊維からなり、かつ、目付が10g/r
rrないし500g/rrf、130℃の加熱雰囲気中
で面積収縮率が0ないし25%以下である短繊維もしく
は長繊維からなるウェッブを用い、該ウェッブを温度1
30℃ないし250℃の加熱下でのプレス処理に供する
ことを特徴とするポリフェニレンスルフィド繊維からな
る紙状材の製造方法である。
[作用] 以下、さらに詳しく本発明について説明をする。
本発明においてPPS重合体とは、米国特許第3912
695号明細書に開示されているようなジクロルベンゼ
ンとNa2 Sからなる重合物を言う。特に、中でも、
通常、繊維用として供されるものは300℃におけるメ
ルトフローレートが10ないし500程度の溶融粘度の
ものであることが好ましいものである。
まず、本発明のPPS紙状材を製造するプロセスから説
明すると、上述のようなPPS重合体は、たとえば、通
常の溶融押出機により300℃以上の温度で溶融され、
該溶融物を計量ポンプを経て多数の細孔を有する紡糸口
金から繊維状物として吐出する。該細孔の形状は、通常
は0.1mmから0.5mmの直径のものであり、1個
の口金当たり10ないし300個、多い場合には200
0個程度もの細孔が配置されるものである。吐出量は、
1個の細孔当り毎分0.1gないし10g1好適には毎
分0.5gないし2gの量で吐出される。
吐出された糸条は、通常は周速500m/分ないし数千
m7分のゴデーローラに巻付け、集束して巻き取るかも
しくはトウ状で受箱に収納される。
このような方法で得られたPPS繊維は、その複屈折が
0.003ないし0.12程度を示し、切断伸度30%
ないし500%となる。
本発明ではこれらの繊維を、必要なれば後延伸を追加す
ることによって、繊度が0.1デニールないし10デニ
ール未満でありかつ複屈折が完全延伸繊維の80%未満
、好ましくは80%未満で20%以上となるように調整
し、さらに繊維群を拡開してウェッブ状とする。この場
合の複屈折は、0.004ないし0.16の範囲にある
が、より好適には0.005ないし0.110の範囲内
にあるものが紙状にするための緻密化処理を行なうのに
望ましい。
上記のような繊維からなる該ウェッブ状物は、130℃
の加熱雰囲気中で面積収縮率が0ないし25%以下の特
徴を有するものである。また、該ウェッブは、適宜長繊
維のままであるいは短繊維化されたものによって構成さ
れてもよい。該ウェッブ状物の目付は、Loglofな
いし500g/Mとすることが実際的で良好な紙状材を
得る上で必要である。
また、本発明の好適な態様として、溶融押出しをした糸
条を高速空気流に随伴させて高速噴射紡糸をすることは
、特に上述の所望の配向度(完全延伸繊維の配向度の8
0%未満)の繊維を、機械的延伸を行なうことなく形成
せしめる点、および、連続繊維を拡開し均一なウェッブ
を形成できる点において好適なものである。このように
紡糸された繊維を次段階で機械的延伸を行なうことなく
所望の複屈折になるよう繊維の配向度を達成した場合は
、機械的延伸、すなわち2段以上のローラ間でストレッ
チをかける場合に多くある延伸残留歪を残すことが少な
いので、捕集したウェッブの熱処理による面積収縮を低
く保つことができることになり、製造工程の安定化、最
終品質の高級化に著しく寄与し得るものである。
上述のウェッブ状に捕集した後に、本発明の方法では、
該ウェッブを、さらに温度130℃ないし250℃の加
熱下でのプレス処理に供することより繊維相互間の圧着
と熱安定化処理を行なわしめるものである。このとき、
プレス方式は、平板プレスあるいはカレンダーローラー
プレス方式等のいずれであってもよいが、好適には、プ
レス前のシートへの張力掛け、プレス後の冷却とプレス
シートへの張力付加などの補足的処理を比較的自在に付
加し得る点からカレンダーローラ一方式がよい。
処理温度は、速度、圧力などの条件の選択によっても変
わり、必ずしも一概には言えない点もあるが、好ましく
は140℃ないし220℃の範囲で行なうのが、操作上
また紙状材の品質の安定化ができる点で好ましいもので
ある。
また、カレンダーローラープレスにより熱プレスを行な
う場合には、少なくとも線圧500kg/m以上の少な
くとも上下一対のカレンダーローラーを用いて行なうの
が好ましく、また、少なくとも上下一対の該カレンダー
ローラーとしては、スチール製のカレンダーローラーを
用いているものを使用するのが好ましいものである。
上述の通りの加熱下での熱プレス処理により、実質的に
外部接着成分が用いられることなく、構成繊維どうしの
自己接着により形態が保持されているPPS紙状材が得
られるものである。
なおまた、本発明の方法では、上述の温度130℃ない
t、 250℃の加熱下でのプレス処理に供する前に、
該ウェッブを拘束または未拘束状態下に100℃以上1
40℃以下の温度での予備熱プレス処理に供することが
好ましい。
この予備熱プレス処理工程は、引き続く上述の高温プレ
ス処理時の熱収縮による操作性を良好なものにするのに
効果的であり、ひいては品質の改良につながることはも
ちろんのこと、該ウェッブの非常に破損しやすいという
取り扱い性を改善できる点でも効果を有するものである
。かかる点から、該予備熱処理の方式としては、ベルト
プレスもしくは一対の熱ロールによるカレンダリングに
よる処理が好ましい。その温度は、140℃を越えない
ことがウェッブの熱収縮上から好ましく、より好適には
120℃以下、さらに好適には110℃以下の温度で行
なうのがよい。140℃を越えるとウェッブの熱収縮率
が高く、たとえ拘束下に熱処理したとしても拘束直前の
ウェッブが輻射熱、あるいは加熱体からの熱移動により
不均一な収縮を起こしたりすることがあり好ましくない
このような傾向は、125℃近辺より高くなるにつれて
徐々に表われてくるので十分に注意をすることが望まし
い。
以上の本発明の方法をより効果的に発揮せしめる上にお
いて、PPS重合体の中に0.01モル%ないし2モル
%のトリクロルベンゼンを重合せしめた場合、紡糸延伸
工程中の延伸歪が吸収され、かつウェッブの熱収縮の応
力が低下するため前述のウェッブ熱処理、圧着処理が著
しくやりやすくなり、高品位の紙状材が得られる。
さらにまた、PPS重合体を溶媒から固化させた顆粒品
を溶融造粒することなく、そのままか、または乾燥し溶
融紡糸する場合、溶融造粒した場合に比べ、ウェッブの
予備熱処理および融着処理における収縮安定性に著しく
寄与する。多分このことは、トリクロルベンゼン共重合
による多次元的分子構造の発生、これら構造の熱的変化
工程が、ちょうど溶融紡糸、特に高速紡糸条件による繊
維構造形式過程と繊維の熱処理過程に収縮機能を緩和す
る方向に寄与することを意味しているものとも考えられ
るが、実用上の効果には驚くべきものがある。
本発明で得られるPPS紙状材は、PPS重合体の長繊
維からなる密度0.04g/cc以上の非常に緻密で、
外部接着剤を使用することなく、すべてPPS長繊維が
隣接点で接合するため切断強度0.01kg/cm/g
/nf以上の強い紙状材テアって、かつ、最も特徴とす
るところは、引裂強力が0゜005kg/g10f以上
の同じレベルの重量目付の各種重合体からなる短繊維紙
状材あるいはフィブリッド紙状材に比べて粘り強い紙状
材が得られる点である。
また、本発明のPPS紙状材は、熱的に非常に安定なも
のであり、具体的には、たとえば180無張力熱処理で
面積収縮率が10%以下等の熱収縮特性を有するもので
ある。
これらの特徴の発揮されるゆえんは、長繊維からなる高
密度紙状材であること、各長繊維の特定の配向繊維によ
る接合品であること、かつ特定配向繊維を溶融すること
なく表面の圧着に期待した効果の実現による。このよう
なPPS長繊維からなる紙状材は、類例を見ないユニー
クな新規製品であり、各種の産業用被覆材はもちろん、
その電気特性、耐化学薬品性、耐熱性、高剛性に性能を
発揮する濾材、成形材や音響部材など特殊用途にも有用
である。
本発明による製造方法の改良のためには、予備熱処理の
省略、接合処理前におけるシート張力の増強、接合処理
アウトのシート冷却及び張力掛けなど多くの態様がある
が、それらの改良方法も全て本発明方法の範囲に含まれ
ることは言うまでもない。
また、接合前後のシートの模様付け、立体成型、他素材
との複合貼り合せ、構成繊維の断面形状の変更などの製
品形態の変更も本発明の範囲に含まれることは言うまで
もない。
[実施例] 以下、実施例により、本発明の構成、効果について具体
的に説明をする。
p−ジクロルベンゼン1.02モル、硫化ソーダ1モル
、苛性ソーダ0.14モル、トリクロルベンゼン0. 
2モルの配分によりn−メチルピロリドン中で触媒存在
下で重合させたPPS共重合体を再生、脱塩、顆粒品と
し、メルトフロー17−ト70の重合体を作り、該顆粒
品を180℃熱風中で4時間乾燥させ、320℃の溶融
押出機で溶融し、直径0.3m+nの細孔が70個穿設
された紡糸口金から毎分単孔当り1gの割合で糸条を吐
出した。このとき、口金下100cmの位置に空気ジェ
ットを配し、2 kg / cl Gの圧縮空気を送太
し、吐出糸条を吸引噴出させ、毎分4000mの速度で
繊度2,2デニール、複屈折0.09の連続フィラメン
トとし、該フィラメントを衝突板に当て個々のフィラメ
ントに開繊させ、ジェット装置の下方40cmに配した
金網上に幅60cmのウェッブ状に捕集し、目付け50
g/nfになるように金網を移動させた。
金網の末端に金属製一対のカレンダーロールを配し、温
度100℃で線圧1トン/mの予備プレスを行ない、次
いで金属(スチール)製の一対の熱カレンダーで温度1
80℃、線圧5トン/mの押圧処理を行なった。
得られたシートは、表面が平滑な良好な紙状のものであ
り、密度は0. 7g/cc、引張強度は0゜04 k
g / am / g / ar %引裂強力0.02
5kg/g/m2の強靭で従来にない良好なPPSの紙
状材と認められるものであった。
なお、ここで1、引張強度は、テンシロン引張試験機に
より3cm幅のストリップ法で切断時の強力を測定し、
測定に供した試料の目付けで割った値であり、引裂強力
は、舌法体により測定した値を目付で割った値である。
こうして得られた本発明によるPPSの紙状材は、通気
性に富み、耐水性に優れ、固有の電気絶縁性、耐薬品性
、熱安定性を有し、フィルタ・−類、電気被覆材用途に
非常に有用なものであった。
[発明の効果] 本発明により得られるPPS紙状材は、従来の合繊フィ
ブリッドからなる紙に比べ、フィラメントを構成素材と
し特殊な接合要件を具備しているため、外部からの接着
材あるいは分散剤などを実質的に含むことなく、純PP
S重合体の機能を保持し得る紙状材を提供できるために
、前述の各分野に優れた効果を発揮する。
また、この紙状材は、従来のフィブリッド抄紙法とは全
く異なる方式をとっているため、生産性の向上、技術の
繁雑性の解消はもちろんのこと、最近の技術としての短
繊維からの抄紙法や融着型短繊維の混合抄紙法などに比
べても十分に品質特性に優れている。
また、長繊維を出発原料と1−て、乾式抄紙法による本
発明の方法は、特に、緻密化接合処理時の熱収縮挙動を
改良し得て、均一で安定な生産を可能にする技術を実現
し得たものである。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)紙様の構造体であり、ポリフェニレンスルフィド
    重合体からなる繊度0.1デニールないし10デニール
    未満の繊維から構成され、切断強度0.01kg/cm
    /g/m^2以上、引裂強力0.005kg/g/m^
    2以上、密度が0.04g/cc以上であることを特徴
    とする紙状材。
  2. (2)長繊維からなり、実質的に外部接着成分が用いら
    れることなく該長繊維により自己接着されているもので
    あることを特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載の
    紙状材。
  3. (3)ポリフェニレンスルフィド重合体よりなるととも
    に、繊度0.1デニールないし10デニール未満であっ
    てかつ完全延伸繊維の80%未満の配向度である未延伸
    繊維からなり、かつ、目付が10g/m^2ないし50
    0g/m^2、130℃の加熱雰囲気中で面積収縮率が
    0ないし25%以下である短繊維もしくは長繊維からな
    るウェッブを用い、該ウェッブを温度130℃ないし2
    50℃の加熱下でのプレス処理に供することを特徴とす
    るポリフェニレンスルフィド繊維からなる紙状材の製造
    方法。
  4. (4)ポリフェニレンスルフィド重合体が、トリクロル
    ベンゼンが添加量0.01モル%ないし2モル%で添加
    されてなるものであることを特徴とする特許請求の範囲
    第(3)項記載のポリフェニレンスルフィド繊維からな
    る紙状材の製造方法。
  5. (5)温度130℃ないし230℃の加熱下でのプレス
    処理に供する前に、温度100℃ないし140℃の予備
    熱プレスを行なうように構成したことを特徴とする特許
    請求の範囲第(3)項または第(4)項記載のポリフェ
    ニレンスルフィド繊維からなる紙状材の製造方法。
  6. (6)ポリフェニレンスルフィド重合体よりなるととも
    に、繊度0.1デニールないし10デニール未満であっ
    てかつ完全延伸繊維の80%未満の配向度である未延伸
    繊維からなり、かつ、目付が10g/m^2ないし50
    0g/m^2、130℃の加熱雰囲気中で面積収縮率が
    0ないし25%以下である短繊維もしくは長繊維からな
    るウェッブを、少なくとも上下一対のカレンダーローラ
    ー間に供給して少なくとも線圧500kg/m以上でか
    つ温度130℃以上で熱プレス接着と熱処理を行なうこ
    とを特徴とするポリフェニレンスルフィド繊維からなる
    紙状材の製造方法。
  7. (7)少なくとも上下一対のカレンダーローラーが、ス
    チール製のカレンダーローラーを用いたものであること
    を特徴とする特許請求の範囲第(6)項記載のポリフェ
    ニレンスルフィド繊維からなる紙状材の製造方法。
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