JPS6039444Y2 - 内燃機関のバルブリフト装置 - Google Patents

内燃機関のバルブリフト装置

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Publication number
JPS6039444Y2
JPS6039444Y2 JP2918580U JP2918580U JPS6039444Y2 JP S6039444 Y2 JPS6039444 Y2 JP S6039444Y2 JP 2918580 U JP2918580 U JP 2918580U JP 2918580 U JP2918580 U JP 2918580U JP S6039444 Y2 JPS6039444 Y2 JP S6039444Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
valve
cam
lift device
internal combustion
combustion engine
Prior art date
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Expired
Application number
JP2918580U
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English (en)
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JPS56132303U (ja
Inventor
俊一 青山
Original Assignee
日産自動車株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 日産自動車株式会社 filed Critical 日産自動車株式会社
Priority to JP2918580U priority Critical patent/JPS6039444Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、内燃機関のバルブリフト装置に関するもの
であり、さらにいえば、一点を中心として揺動可能な揺
動カムと、コントロール信号に応じて電気或いは油圧に
より前記揺動カムを駆動する部材を往復動させるアクチ
ュエータと、前記揺動カムのカム面に一端が当接され他
端がバルブに当接されたロッカーアームとを有する構成
のものであり、滑らかなバルブ立上り、着座特性を得る
ためのものである。
コントロール信号に応じてバルブを開閉駆動するアクチ
ュエータを有するバルブリフト装置は、コントロール信
号のオン・オフタイミングを変えることによってバルブ
タイミングを自由に変える(制御する)ことができるた
め、内燃機関の性能改善手段の有力なものとして以前か
ら研究開発が続けられている。
(例えば米国特許第2,997゜991号明細書参照)
通常のカム回転によってバルブを開閉駆動するバルブリ
フト装置では、バルブタイミングを任意に変えられない
からである。
ところで、従来のこの種のバルブリフト装置は、アクチ
ュエータとして例えばソレノイド等を用い、バルブを直
接に開閉駆動する構成であった。
このため、通常のカム回転によってバルブを開閉駆動す
るバルブリフト装置のようにバルブ立上り、着座時にリ
フト速度を適切に変化させて例えば滑らかな着座特性を
得ることは困難であった。
よって、バルブがバルブシートに高速で衝突するのを効
果的に防止することは難かしく、騒音対策上及び耐久性
能確保の上で大きな問題があった。
この考案は、従来技術の上記したような問題の解決を目
的としてなされたものである。
この考案の要旨は、一点を中心として揺動可能な揺動カ
ムと、コントロール信号に応じて電気或いは油圧により
前記揺動カムを駆動する部材を往復動させるアクチュエ
ータと、前記揺動カムのカム面に一端が当接され他端が
バルブに当接されたロッカーアームとを設けてバルブを
開閉駆動する構成のバルブリフト装置にあり、揺動カム
のプロフィールによって滑らかなバルブ立上り、着座特
性を得るようにしたものである。
次に、この考案の実施例を説明する。
第1図A、 Bは、この考案の第一実施例たる内燃機関
のバルブリフト装置を示す。
図中1はコイル1aと昇降自在の可動鉄心1b及びブレ
ーキダンパ1cとより戊る電磁アクチュエータであり、
コントロールボックス7による電源のオン・オフ制御に
より作動し、ブツシュロッド2を昇降するようになって
いる。
ブツシュロッド2の下端は可動鉄心1bに連接され、コ
イル1aの励磁により可動鉄心1bを介してブツシュロ
ッド2が第1図Bに示す位置から一定のストロークだけ
上昇されるようになっている。
図中3はカム軸13に取り付けた揺動カムであり、これ
にブツシュロッド2の上端が連接されている。
図中4はカム軸13に巻装しその一端を揺動カム3に係
止したリターンスプリングであり、電磁アクチュエータ
1、ブツシュロッド2及び揺動カム3相互間のバンクラ
ッシュを防止する。
揺動カム3のカム面3aは、望ましいカム曲線のプロフ
ィールに形成されている。
図中5はロッカーアーム軸14に取り付けたロッカーア
ームであり、その一端部は前記揺動カム3のカム面3a
に当接され、他端部は、調整ボルト12を介してバルブ
6に当接されている。
かくして、電磁アクチュエータ1が、その作動によって
揺動する揺動カム3を介してバルブ6を開閉駆動する構
成とされている。
図中6aはバルブスプリングである。
次に、上記実施例の作用を説明する。
コントロールボックス7による電源のオン・オフ制御(
コントロール信号)により電磁アクチュエータ1が作動
すると、揺動カム3を介してバルブ6が開閉駆動される
のであるが、その場合、揺動カム3はそのカム面3aの
基準内部からカム部への移行が極めてゆるやかな角度と
なっているプロフィールの故に、これに当接するロッカ
ーアーム5を滑らかに揺動させ、ひいてはバルブ6を滑
らかに開閉駆動する。
特に、電磁アクチュエータ1のオフ時にブツシュロッド
2が可動鉄心1bと共に高速で下降しても、ロッカーア
ーム5は揺動カム3のカム面3aのプロフィールに従っ
た速度で揺動し、ひいてはバルブ6も揺動カム3のカム
面3aのプロフィールに従った速度で閉じるから、バル
ブ6を滑らかに着座させることができると共に、逆にバ
ルブ6の立ち上りを滑らかにすることができることにも
なるのである。
従って、バルブがバルブシートに高速で衝突することを
効果的に防止できるのである。
更に、可動鉄心1bと本体の間に、ブレーキダンパlc
(例えばスプリング等)を介装することによって、可動
鉄心の急激な落下、衝突を防止することができる。
次に、第2図A、 Bは、この考案の第二実施例たる内
燃機関のバルブリフト装置を示す。
このバルブリフト装置の構成は、そのアクチュエータと
して油圧アクチュエータ8を用いた点を除き、上記第一
実施例の構成と共通するので、共通部分に共通の符号を
付けてその重複説明を省略する。
油圧アクチュエータ8は、油圧室(シリンダ)Ba内に
昇降自在のピストン8bを設置して戊り、該ピストン8
bにブツシュロッド2の下端が連接されている。
図中8cはブレーキダンパである。油圧室8aには、オ
イルポンプ10からの高圧オイルが電磁片9を介して給
排され、そうした高圧オイルの給排に従ってピストン8
bが昇降し、もって揺動カム3が揺動されるようになっ
ている。
電磁片9は、コントロー)レボツクスフ′のコントロー
ル信号によって切り替れ制御される。
かくして、油圧アクチュエータ8が、その作動によって
揺動する揺動カム3を介してバルブ6を開閉駆動する構
成とされている。
本実施例の作用は、アクチュエータの相違点を除き、上
記第一実施例のものと基本点には同じであり、油圧によ
って作動するので、電磁アクチュエータと同様に、運転
状態にかかわらず、常に一定の速度で速やかに開閉作動
することができる。
次に、この考案の効果を説明する。
この考案は、上述の通り、一点を中心として揺動可能な
揺動カムと、コントロール信号に応じて電気或いは油圧
により前記揺動カムを駆動する部材を往復動させるアク
チュエータと、前記揺動カムのカム面に一端が当接され
他端がバルブに当接されたロッカーアームとを設けて、
運転状態(例えば回転数)の変化によっても速度の変ら
ないアクチュエータの作動によって揺動する揺動カムを
介してバルブを開閉駆動する構成としたので、アクチュ
エータは内燃機関の回転速度に関係なく作動し、バルブ
タイミングを自由に可変することができる。
しかも、揺動カムはそのカム面のプロフィールによって
バルブの滑らかな立上り、着座特性を実現するので、低
速から高速まで一定した滑らかな立上り、着座特性が機
関の回転速度に関係なく得られ、バルブがバルブシート
に高速で衝突するのを効果的に防止できる。
従って、機関の騒音を低減し、耐久性能を向上させる効
果を奏するのである。
【図面の簡単な説明】
第1図A、 Bはこの考案の第一実施例を示す一部の平
面図と正面図の断面図、第2図A、 Bはこの考案の第
二実施例を示す一部の平面図と正面方向の断面図である
。 1・・・・・・電磁アクチュエータ、6・・・・・・バ
ルブ、7・・聞コントロールボックス、3・・−−−−
揺動力ム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一点を中心として揺動可能な揺動カムと、コントロール
    信号に応じて電気或いは油圧により前記揺動カムを駆動
    する部材を往復動させるアクチュエータと、前記揺動カ
    ムのカム面に一端が当接され他端がバルブに当接された
    ロッカーアームとを設けて、バルブを開閉駆動する構成
    としてことを特徴とする内燃機関のバルブリフト装置。
JP2918580U 1980-03-06 1980-03-06 内燃機関のバルブリフト装置 Expired JPS6039444Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP2918580U JPS6039444Y2 (ja) 1980-03-06 1980-03-06 内燃機関のバルブリフト装置

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JP2918580U JPS6039444Y2 (ja) 1980-03-06 1980-03-06 内燃機関のバルブリフト装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56132303U JPS56132303U (ja) 1981-10-07
JPS6039444Y2 true JPS6039444Y2 (ja) 1985-11-26

Family

ID=29625094

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JP2918580U Expired JPS6039444Y2 (ja) 1980-03-06 1980-03-06 内燃機関のバルブリフト装置

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FR2980515B1 (fr) * 2011-09-26 2016-03-11 Vianney Rabhi Actionneur de soupape electro-hydraulique a came alternative
CA2845080A1 (fr) * 2012-05-16 2013-04-04 Vianney Rabhi Actionneur de soupape electro-hydraulique a came alternative

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JPS56132303U (ja) 1981-10-07

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