JPS6039314A - 持続故障電流供給装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は発電機の励磁装置に係シ、特にその持続故障電
流供給装置の改良に関する。

発電機の励磁回路において、発電機の出力が短絡すると
発電機の出力電流が急増するが、この電流を検出し、発
電機の励磁巻線を強制的に励磁させ保＠継電器等の動作
に必要な故障電流を発電機より供給させる持続故障電流
供給装置は従来から知られている。

従来、この種の装置として第１図に示すものがあった。

第１図において、（１）は発電機であり、この発電機（
１）は電流検出用変流器（２１を介して持続故障電流′
供給装置（３）と持続されている。この持続故障電流供
給装置＋３１へは蓄電池（４）から制御′−淵が供給さ
れるようになっておシ、この蓄電池（４１からは、前記
発電機（１１の近傍に臨む励磁巻線（５）へも制い１電
流を供給するようになっている。

前記持続電流供給装置（３）は、前記ｆ流器〔２）と接
路（６）は電流設足器（７）および比較回路（８）と並
列的に接続されている。

さらに、この比較回路（８２は出力トランジスタ（９）
のベース仰１と接続されておシ、この出力トランジスタ
（９）のエミッタ側は前記励磁巻１１Ｍ（５１と直列に
接続されている。

Ｓ　。

つぎに動作について説明する。発電機（１）の出力電流
はＡ　Ｏ／Ｄ　Ｏ変換回路（６）で交流から直流へ変換
され、比較回路（８）によシ、電流設定器（７）の設定
値と比較される。

ここで、ＡＯ／ＤＯ変換回路（６）の出力が電流設定器
（７）の設定値よシも大きければ、つぎの出力トランジ
スタ（９）が導通状態となシ、蓄電池（４）から出力ト
ランジスタ（９）を介して励磁巻線（５）へ強制的に励
磁電流が流れ、これによシ、保護継電器等の動作に必要
な故障電流か発電機（１）よシ供給される。

従来の持続故障電流供給装置（３）は、以上のように構
成されているので、故障電流の設定値が、発電機（１）
の定格出力電流に近似していると、発電機（１）の負荷
によっては負荷の投入等によるラッシュ電流によシ誤動
作することがある。

本発明は、前記のような従来のものの欠点を除去するた
めになされたもので、発電機の出力電圧の電圧検出機能
を付加し、発電機電圧及び発を機電流の二つの条件を満
足した時にのみ、故障電流を供給することにより、誤動
作を防止した持続故障電流供給装置を提供することを目
的としている。

以下、本発明を図面に示す実施例によシ説明する。なお
、前述した従来のものと同一の構成については、図面中
に同一の符号を付し、その説明は省略する。

第２図は本発明の実施例を示すもので６Ｄ、本発明の持
続故障電流供給装置（１０）は、第１図によシ説明した
ム０／ＤＯ変換回路（６）、電流設定器（力、比較回路
（８）および出力トランジスタ（９）のほかに下記の構
成を有している。

すなわち、発電機（１）の電流検出用変流器（２）の下
流側に配置された電圧検出用変流器（１１）と持続され
たＡＯ／Ｄｏ変換回路（１２）を有し、このＡ　Ｏ／Ｄ
　Ｏ変換回路（１２）は電圧設定器（１３）および比較
回路（１４）と並列的に接続されている。そして、この
比較回路（１４）は前述した電流側の比較回路ｆ８１と
ともＫＡＮＤＡＮＤ回路）に接続され、このＡＮＤ回路
（１５〕が前記出力トランジスタ（１）と接続されてい
る。

つぎに本発明による装置の動作について説明する。

発電機（１）の出力電流はＡＯ／Ｄｏ変換回路（６）で
ム０からＤｏへ変換され、比較回路（８）によシミ流設
足器（力の設定値と比較される。

一方、発電機（１）の出力電圧は変圧器（１１〕で検出
され、’　ＡＣ／ＤＣ変換回路（１２）で交流から直流
へ変換され、比較回路（１４）Ｋよシミ圧設定器（１３
）の設定値と比較される。

そして、両比較回路（８）および（１４）の出力はＡＮ
Ｄ　４回路（１５）へ入力され、発電機（１）の出力電
圧および出力電流の両者の条件を供に満足した時のみ出
力トランジスタ（９）が導通状態となり、蓄電池（４）
から出力トランジスタ（９）を介して発電機（１）の励
磁巻線（５）へ強制的に励磁電流か流れ、これによシ、
保護継電器等の動作に必要な故障電流が発電機（１）よ
シ供給される。もし、電流条件または電圧条件の一方の
みを満足したとしても故障電流は供給されない。

前述した実施例では励磁電流の供給電源を蓄電池（４）
、持続故障電流供給装置（１０）の出力段をトランジス
タ（９）としたがこれらは交流電源および直流電源装置
や、サイリスクおよび双方向サイリスク（ＢＯＲ）であ
っても良く、前述した実施例と同様の効果を萎する。

以上のように、本発明によれは電圧検出機能を付加し、
この機能と電流検出機能とのＡＮＤ回路を構成したので
、装置の誤動作かなく、確実な制御動作が得られる効果
がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は、従来の持続故障電流供給装置およびその外部
回路を示す、ブロック図、第２図は本発明の実施例を示
す持続故障電流供給装置およびその外部回路を示すブロ
ック図である。 （１）・・・・・・発電機、（３）、（１０）・・・・
・・持続故障電流供給装置、（６）、（１２）・・・・
・・Ａ　Ｏ／Ｄ　Ｏ変換回路、（力・・・・・・電流設
定器、ｆａｎ、（１４）・・・・・・比較回路、（１３
）・・・・・・電圧設定器、（１５）・・・・・・ＡＮ
Ｄ回路。 代理人大岩増雄

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 発電機およびこの近傍の励磁巻線と接続され、発電機の
   出力電流を設定電流と比較回路によシ比較して設定値を
   越えたときに前記励磁巻線に励磁電流を流すようにした
   持続故障電流供給装置において、発電機の出力電圧を設
   定電圧と比較する比較回路と、この比較回路および前記
   電流用比較回路と接続されたＡＮＤ回路と、このＡＮＤ
   回路と接続され、前記励磁巻線へ電流を流す出力部材と
   を有することを特徴とする持続故障電流供給装置。