JPH11338562A - 電源保護装置 - Google Patents
電源保護装置Info
- Publication number
- JPH11338562A JPH11338562A JP16412498A JP16412498A JPH11338562A JP H11338562 A JPH11338562 A JP H11338562A JP 16412498 A JP16412498 A JP 16412498A JP 16412498 A JP16412498 A JP 16412498A JP H11338562 A JPH11338562 A JP H11338562A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power supply
- current
- circuit
- supplied
- control
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
- Continuous-Control Power Sources That Use Transistors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 電源回路から供給される過剰電流の保護を
行う。 【解決手段】 電子回路等に電流を供給し過剰電流か
ら保護する電源保護装置において、制御用のマイコンに
供給される第１の電源と、電子回路へ電流を供給する第
２の電源と、第２の電源から電子回路へ供給される電流
を制御する制御回路と、マイコンから抵抗を介した制御
端から制御回路を制御すると共に制御端と第２の電源か
ら電子回路へ供給される電源供給部との間をダイオード
により接続し、第２の電源が短絡され過剰電流が流れた
とき、ダイオードにて制御端への制御出力を阻止するよ
うにして電源電流の供給を減少する。
行う。 【解決手段】 電子回路等に電流を供給し過剰電流か
ら保護する電源保護装置において、制御用のマイコンに
供給される第１の電源と、電子回路へ電流を供給する第
２の電源と、第２の電源から電子回路へ供給される電流
を制御する制御回路と、マイコンから抵抗を介した制御
端から制御回路を制御すると共に制御端と第２の電源か
ら電子回路へ供給される電源供給部との間をダイオード
により接続し、第２の電源が短絡され過剰電流が流れた
とき、ダイオードにて制御端への制御出力を阻止するよ
うにして電源電流の供給を減少する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、電源回路の保護
を行う電源保護装置に関するものである。
を行う電源保護装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の電子回路に定電圧電流を供給する
電源回路は、電子部品の寿命等で電源の電荷蓄積用の電
解コンデンサ等が短絡した場合、また、他の複数の電子
回路へ電流が供給される電源の接続端子が接地される等
の事故によって過剰に電源回路に電流が流れることによ
る発熱で、火災等の発生の原因となるおそれがあった。
電源回路は、電子部品の寿命等で電源の電荷蓄積用の電
解コンデンサ等が短絡した場合、また、他の複数の電子
回路へ電流が供給される電源の接続端子が接地される等
の事故によって過剰に電源回路に電流が流れることによ
る発熱で、火災等の発生の原因となるおそれがあった。
【０００３】従来の電源装置の回路は、制御用のマイク
ロコンピュータ（以下マイコンと言う）の制御用のメモ
リ内容を維持するために、電源コード及び電源スイッチ
は、入れられた状態であり、大電力を消費する電子回路
への電力の供給は、マイコンによる制御プログラムに従
い、供給電源を制御して、電子回路への電源がＯＮ又は
ＯＦＦされる。
ロコンピュータ（以下マイコンと言う）の制御用のメモ
リ内容を維持するために、電源コード及び電源スイッチ
は、入れられた状態であり、大電力を消費する電子回路
への電力の供給は、マイコンによる制御プログラムに従
い、供給電源を制御して、電子回路への電源がＯＮ又は
ＯＦＦされる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし従来は、電源を
保護するために制御回路をマイコンで制御する制御プロ
グラム及び異常を検出する回路が複雑な構成となった。
また、電源回路に異常発生時は、過剰電流による発熱、
焼損、基板の炭化等が生じ、平滑用コンデンサ等の短絡
の可能性がある部品の配置は、延焼を避けるために他の
部品から隔離して配置された。本発明は、簡単な制御回
路によって信頼性のある電源保護装置を得ることを目的
とするものである。
保護するために制御回路をマイコンで制御する制御プロ
グラム及び異常を検出する回路が複雑な構成となった。
また、電源回路に異常発生時は、過剰電流による発熱、
焼損、基板の炭化等が生じ、平滑用コンデンサ等の短絡
の可能性がある部品の配置は、延焼を避けるために他の
部品から隔離して配置された。本発明は、簡単な制御回
路によって信頼性のある電源保護装置を得ることを目的
とするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、電子回路等に
電流を供給し過剰な電流の供給から保護する電源保護装
置において、制御用のマイコンに供給される第１の電源
と、制御回路を介し電子回路へ電流を供給する第２の電
源と、前記マイコンから抵抗を介し前記制御回路を制御
する制御出力と、前記第２の電源から前記電子回路へ過
剰電流が供給されるとき前記制御出力を阻止し過剰電流
を減少する保護手段を、具備する電源装置である。
電流を供給し過剰な電流の供給から保護する電源保護装
置において、制御用のマイコンに供給される第１の電源
と、制御回路を介し電子回路へ電流を供給する第２の電
源と、前記マイコンから抵抗を介し前記制御回路を制御
する制御出力と、前記第２の電源から前記電子回路へ過
剰電流が供給されるとき前記制御出力を阻止し過剰電流
を減少する保護手段を、具備する電源装置である。
【０００６】また、本発明は、電子回路等に電流を供給
し過剰な電流の供給から保護する電源保護装置におい
て、制御用のマイコンに供給される第１の電源と、制御
回路を介し電子回路へ電流を供給する第２の電源と、前
記マイコンから抵抗を介し前記制御回路を制御する制御
出力と、前記第２の電源から前記電子回路へ過剰電流が
供給されるとき前記制御出力と前記第２の電源から電子
回路へ電源が供給される電源供給部との間をダイオード
で接続して前記制御出力を阻止するようにして前記第２
の電源から供給される過剰電流を減少する保護手段を、
具備する電源装置である。
し過剰な電流の供給から保護する電源保護装置におい
て、制御用のマイコンに供給される第１の電源と、制御
回路を介し電子回路へ電流を供給する第２の電源と、前
記マイコンから抵抗を介し前記制御回路を制御する制御
出力と、前記第２の電源から前記電子回路へ過剰電流が
供給されるとき前記制御出力と前記第２の電源から電子
回路へ電源が供給される電源供給部との間をダイオード
で接続して前記制御出力を阻止するようにして前記第２
の電源から供給される過剰電流を減少する保護手段を、
具備する電源装置である。
【０００７】
【発明の実施の形態】本発明の電源保護装置のー実施例
を図面を用いて説明する。図１は本発明の電源装置の一
実施例を示す回路図である。本実施例の電源装置は、電
源コード１によってＡＣ電源に接続され、スイッチＳ１
を介し電源トランスＴ１の一次巻線へ接続され、電源ス
イッチＳ１によって電源がＯＮ，ＯＦＦされる。
を図面を用いて説明する。図１は本発明の電源装置の一
実施例を示す回路図である。本実施例の電源装置は、電
源コード１によってＡＣ電源に接続され、スイッチＳ１
を介し電源トランスＴ１の一次巻線へ接続され、電源ス
イッチＳ１によって電源がＯＮ，ＯＦＦされる。
【０００８】電源トランスＴ１の２次巻線から整流器Ｄ
１を介して整流された電流はコンデンサＣ１へ接続さ
れ、交流から直流に変換される。コンデンサＣ１によっ
て蓄積された電荷は供給電源制御回路３を介しリップル
を除去し一定電圧を得るために設けられたレギュレータ
回路（以下ＲＥＧと言う）４を経てコンデンサＣ２へ電
荷が蓄積される。
１を介して整流された電流はコンデンサＣ１へ接続さ
れ、交流から直流に変換される。コンデンサＣ１によっ
て蓄積された電荷は供給電源制御回路３を介しリップル
を除去し一定電圧を得るために設けられたレギュレータ
回路（以下ＲＥＧと言う）４を経てコンデンサＣ２へ電
荷が蓄積される。
【０００９】コンデンサＣ２から電子回路Ｂ１，Ｂ２，
・・Ｂｎのように複数の配線基板に分かれた各電子回路
へ電流が供給される。各電子回路は、例えば電子回路Ｂ
１へ供給される電源のごとく、逆流防止用のダイオード
Ｄ５を介しコンデンサＣ３へ＋Ｂ電圧にて定電圧の電流
が供給される。
・・Ｂｎのように複数の配線基板に分かれた各電子回路
へ電流が供給される。各電子回路は、例えば電子回路Ｂ
１へ供給される電源のごとく、逆流防止用のダイオード
Ｄ５を介しコンデンサＣ３へ＋Ｂ電圧にて定電圧の電流
が供給される。
【００１０】マイコン２の電源は、他の２次巻線からダ
イオードＤ２を介しコンデンサＣ４へ整流した電荷を蓄
積し、ＲＥＧ５を介しリップルを除去した定電圧電源と
して、コンデンサＣ５に電荷を蓄積し逆流防止ダイオー
ドＤ３を介し一定の電圧＋Ｂ’が供給される。
イオードＤ２を介しコンデンサＣ４へ整流した電荷を蓄
積し、ＲＥＧ５を介しリップルを除去した定電圧電源と
して、コンデンサＣ５に電荷を蓄積し逆流防止ダイオー
ドＤ３を介し一定の電圧＋Ｂ’が供給される。
【００１１】マイコン２で消費される電力は、電子回路
Ｂ１等で消費される電力よりもはるかに小さい。そのた
めマイコン２は、常時電源がＯＮされ、供給電源制御回
路３をＯＮ，ＯＦＦ制御し省電力化がなされる。マイコ
ン２は、複数の制御端子Ｐｎから電子回路Ｂ１等の各電
子回路の動作の制御を行う制御信号を出力する。供給電
源制御回路３では、ブリッジ整流素子等による整流器Ｄ
１で整流され、コンデンサＣ１に蓄えられた電荷がトラ
ンジスタＴＲ１のエミッタへ供給され、エミッタから抵
抗Ｒ１を介しベースへ接続され、トランジスタＴＲ１の
コレクタがＲＥＧ４へ接続され、トランジスタＴＲ１で
制御された電源電圧が出力される。
Ｂ１等で消費される電力よりもはるかに小さい。そのた
めマイコン２は、常時電源がＯＮされ、供給電源制御回
路３をＯＮ，ＯＦＦ制御し省電力化がなされる。マイコ
ン２は、複数の制御端子Ｐｎから電子回路Ｂ１等の各電
子回路の動作の制御を行う制御信号を出力する。供給電
源制御回路３では、ブリッジ整流素子等による整流器Ｄ
１で整流され、コンデンサＣ１に蓄えられた電荷がトラ
ンジスタＴＲ１のエミッタへ供給され、エミッタから抵
抗Ｒ１を介しベースへ接続され、トランジスタＴＲ１の
コレクタがＲＥＧ４へ接続され、トランジスタＴＲ１で
制御された電源電圧が出力される。
【００１２】トランジスタＴＲ１は、ベースを抵抗Ｒ２
にてトランジスタＴＲ２のコレクタへ接続され、トラン
ジスタＴＲ２のエミッタは接地点へ接続され、ベースに
ダイオードＤ４抵抗Ｒ３の直列回路でマイコン２の制御
端子Ｐ１に接続され、マイコン２によってＯＮ，ＯＦＦ
制御される。
にてトランジスタＴＲ２のコレクタへ接続され、トラン
ジスタＴＲ２のエミッタは接地点へ接続され、ベースに
ダイオードＤ４抵抗Ｒ３の直列回路でマイコン２の制御
端子Ｐ１に接続され、マイコン２によってＯＮ，ＯＦＦ
制御される。
【００１３】保護ダイオードＤ６は抵抗Ｒ３及びダイオ
ードＤ４の接続点とＲＥＧ４の出力側のコンデンサＣ２
の定電圧＋Ｂ間に接続される。例えば、保護ダイオード
Ｄ６が無い場合は、電子回路Ｂ１〜Ｂｎのうちのいずれ
かに短絡等の不具合な事故が生じ、負荷電流が多く流れ
た場合、又はコンデンサＣ２，Ｃ３等に異常が発生し短
絡した場合、ＲＥＧ４から過剰な電流が供給され発熱に
より出火し、或いは周辺の回路及び配線基板の炭化が進
み事故の発生するおそれが生じる。
ードＤ４の接続点とＲＥＧ４の出力側のコンデンサＣ２
の定電圧＋Ｂ間に接続される。例えば、保護ダイオード
Ｄ６が無い場合は、電子回路Ｂ１〜Ｂｎのうちのいずれ
かに短絡等の不具合な事故が生じ、負荷電流が多く流れ
た場合、又はコンデンサＣ２，Ｃ３等に異常が発生し短
絡した場合、ＲＥＧ４から過剰な電流が供給され発熱に
より出火し、或いは周辺の回路及び配線基板の炭化が進
み事故の発生するおそれが生じる。
【００１４】保護ダイオード６を設け、このようなコン
デンサＣ２が短絡をした場合、抵抗Ｒ３を介し保護ダイ
オードＤ６及び短絡した接地点へ電流が流れ、トランジ
スタＴＲ２のベース電位がダイオードＤ４によって接地
されトランジスタＴＲ２がカットオフされると共にトラ
ンジスタＴＲ１のベースもカットオフ状態にされＲＥＧ
４への電源電流の供給が阻止され、定電圧＋Ｂ＝０とな
る。したがって、供給電源制御回路３の出力電流が異常
に流れる短絡状態ではマイコン２から供給電源制御回路
３を制御する制御出力を保護ダイオード６で阻止して、
電子回路へ供給される電流をＯＦＦし保護することがで
きる。
デンサＣ２が短絡をした場合、抵抗Ｒ３を介し保護ダイ
オードＤ６及び短絡した接地点へ電流が流れ、トランジ
スタＴＲ２のベース電位がダイオードＤ４によって接地
されトランジスタＴＲ２がカットオフされると共にトラ
ンジスタＴＲ１のベースもカットオフ状態にされＲＥＧ
４への電源電流の供給が阻止され、定電圧＋Ｂ＝０とな
る。したがって、供給電源制御回路３の出力電流が異常
に流れる短絡状態ではマイコン２から供給電源制御回路
３を制御する制御出力を保護ダイオード６で阻止して、
電子回路へ供給される電流をＯＦＦし保護することがで
きる。
【００１５】
【発明の効果】本発明による電源保護装置によれば、電
源回路が短絡等の原因による電流の過剰供給状態になる
電源制御状態の制御信号をダイオードによって阻止し、
供給される電源電流を減少させ、簡単で安全な回路を提
供することができる。
源回路が短絡等の原因による電流の過剰供給状態になる
電源制御状態の制御信号をダイオードによって阻止し、
供給される電源電流を減少させ、簡単で安全な回路を提
供することができる。
【図１】本発明の電源保護装置の一実施例を示す回路
図。
図。
１ 電源コード ２ マイコン ３ 供給電源制御回路 ４，５ ＲＥＧ Ｓ１ 電源スイッチ Ｔ１ 電源トランス Ｃ１〜Ｃ５ コンデンサ Ｄ１ 整流器 Ｄ２〜Ｄ５ ダイオード Ｄ６ 保護ダイオード ＴＲ１，ＴＲ２ トランジスタ Ｂ１〜Ｂｎ 電子回路基板 Ｒ１〜Ｒ３ 抵抗
Claims (2)
- 【請求項１】 電子回路等に電流を供給し過剰な電流
の供給から保護する電源保護装置において、 制御用のマイコンに供給される第１の電源と、 制御回路を介し電子回路へ電流を供給する第２の電源
と、 前記マイコンから抵抗を介し前記制御回路を制御する制
御出力と、 前記第２の電源から前記電子回路へ過剰電流が供給され
るとき前記制御出力を阻止し過剰電流を減少する保護手
段を、 具備することを特長とする電源保護装置。 - 【請求項２】 電子回路等に電流を供給し過剰な電流
の供給から保護する電源保護装置において、 制御用のマイコンに供給される第１の電源と、 制御回路を介し電子回路へ電流を供給する第２の電源
と、 前記マイコンから抵抗を介し前記制御回路を制御する制
御出力と、 前記第２の電源から前記電子回路へ過剰電流が供給され
るとき前記制御出力と前記第２の電源から電子回路へ電
源が供給される電源供給部との間をダイオードで接続し
て前記制御出力を阻止するようにして前記第２の電源か
ら供給される過剰電流を減少する保護手段を、 具備することを特長とする電源保護装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16412498A JPH11338562A (ja) | 1998-05-28 | 1998-05-28 | 電源保護装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16412498A JPH11338562A (ja) | 1998-05-28 | 1998-05-28 | 電源保護装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11338562A true JPH11338562A (ja) | 1999-12-10 |
Family
ID=15787210
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16412498A Withdrawn JPH11338562A (ja) | 1998-05-28 | 1998-05-28 | 電源保護装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11338562A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012221454A (ja) * | 2011-04-14 | 2012-11-12 | Funai Electric Co Ltd | 電源回路、光ディスク装置 |
| CN106443502A (zh) * | 2016-12-06 | 2017-02-22 | 江苏理工学院 | 一种高精度电源浮地端口的电流检测与保护电路 |
-
1998
- 1998-05-28 JP JP16412498A patent/JPH11338562A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012221454A (ja) * | 2011-04-14 | 2012-11-12 | Funai Electric Co Ltd | 電源回路、光ディスク装置 |
| CN106443502A (zh) * | 2016-12-06 | 2017-02-22 | 江苏理工学院 | 一种高精度电源浮地端口的电流检测与保护电路 |
| CN106443502B (zh) * | 2016-12-06 | 2019-02-15 | 江苏理工学院 | 一种高精度电源浮地端口的电流检测与保护电路 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050802 |