JPS6330192Y2 - - Google Patents

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JPS6330192Y2
JPS6330192Y2 JP12777583U JP12777583U JPS6330192Y2 JP S6330192 Y2 JPS6330192 Y2 JP S6330192Y2 JP 12777583 U JP12777583 U JP 12777583U JP 12777583 U JP12777583 U JP 12777583U JP S6330192 Y2 JPS6330192 Y2 JP S6330192Y2
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JP
Japan
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voltage
coil
transistor
terminals
generator
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JP12777583U
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JPS6038033U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は自励式の交流発電機に適用できる電圧
調整器保護装置に関する。
従来技術 第1図に示すものは、発電機の補助コイルより
界磁電力を得て発電する形式の自励式の交流発電
機とその電圧調整器の回路図である。これを説明
すると、1は交流発電機(以下、発電機という)
であつて、図示しないステータに巻回された出力
コイル2および補助コイル3と、ロータ4に巻回
された界磁コイル5とを有するものである。出力
コイル2には出力端子6,7と、出力電圧の検出
端子8,9とが接続されており、補助コイル3に
は補助コイル出力端子10,11が接続されてい
る。また界磁コイル5には界磁電圧供給端子1
2,13が接続されている。
14は電圧調整器である。この電圧調整器14
は、検出端子8,9に接続された整流器15、抵
抗器16、コンデンサ17からなる整流回路と、
補助コイル出力端子10,11に接続された整流
器18、コンデンサ19とからなる整流回路とを
有する。これら整流回路の負極側は共通に接続さ
れている。またコンデンサ17には、2個の抵抗
器20,21の直列回路が並列に接続されてい
る。抵抗器20,21の接続個所と負極側との間
にはツエナダイオード22と抵抗器23とが直列
に接続されている。抵抗器23にはダイオード2
4が並列接続されている。
界磁電圧供給端子12は整流器18の正極側の
出力端に接続されている。また界磁電圧供給端子
13にはコンデンサ25と抵抗器26の直列回路
を介してツエナダイオード22と抵抗器23の接
続点が接続されている。ツエナダイオード22と
抵抗器23の接続点には、次段のトランジスタ2
9の短絡回路となるトランジスタ27のベース
と、コンデンサ28の一端が接続されている。ト
ランジスタ27のエミツタは、次に説明するトラ
ンジスタ29のエミツタとともに整流器18の負
極側の出力端に接続されている。トランジスタ2
7のコレクタと整流器18の正極側の出力端との
間には抵抗器30が接続され、トランジスタ29
のコレクタは界磁電圧供給端子13に接続されて
いる。界磁電圧供給端子12,13間にはダイオ
ード31が接続されている。回路中の端子,
,については後述する。
このような構成の交流発電機と電圧調整器は、
次のように作用する。すなわち発電機1のロータ
4が回転駆動されて出力コイル2に電圧が発生す
ると、この電圧は出力端子6,7から図示しない
負荷に供給されることになる。そしてこれと同時
にこの電圧は検出端子8,9から整流器15に入
力し、整流されて抵抗器20,21に供給され
る。そして抵抗器20,21の接続点はツエナダ
イオード22を介してトランジスタ27のベース
に接続されているので、分圧電圧が一定値を超え
たとき(ツエナダイオード22のツエナ電圧を超
えたとき)に、トランジスタ27は導通すること
になる。
出力端子6,7間に生ずる出力電圧が、あらか
じめ設定された電圧、すなわち図の回路における
ツエナダイオード22の作動電圧以下のときには
電圧調整器14は作動せず、補助コイル3に発生
した電圧が、その状態では導通しているトランジ
スタ29を介して界磁コイル5に供給され、発電
作用を行なうことになる。出力電圧が上昇してツ
エナダイオード22が導通するとトランジスタ2
7が導通するので、トランジスタ29は遮断し、
界磁コイル5への電流を制限して発電機1の出力
電圧を低下させる。これを適宜繰返えして電圧調
整を行なうことになる。
この場合において発電機1と電圧調整器14と
を接続する検出端子8,9と補助コイル出力端子
10,11の従来の構造は、ギボシまたはカプラ
端子を用いて着脱可能に結合するものとされてい
たので、使用中の振動その他で、これが外れるこ
とが多い。このような接続外れが、特に検出端子
8,9に生じた場合、電圧調整器14は出力コイ
ル2の発生電圧が零になつたものと判断すること
になる。したがつて界磁コイル5に最大限の励磁
電流を流すことになる。
界磁コイル5に最大限の励磁電流が流れると発
電機1は最大限の発電をし、出力端子6,7に接
続された負荷を故障に致らしめることになる。ま
た、過励磁となり、電圧調整器14のコンデンサ
19や、トランジスタ29を破壊し、発電機1の
界磁コイル5も過熱焼損させることになる。
考案の目的 本考案は従来の電圧調整器が有するこのような
問題を解決するために成されたもので、たとえ検
出端子8,9に接続外れがあつても、発電機の発
生電圧の異常上昇を防止することができる電圧調
整器を提供することを目的とする。
考案の構成 本考案は上記目的を達成するため、発電機の補
助コイルに発生した電圧を界磁コイルに供給して
発電をする自励式の交流発電機において、補助コ
イルと界磁コイルとを接続する電圧調整器の回路
中に、補助コイルの発生電圧が一定値を超えたと
きに導通するツエナダイオードと、このツエナダ
イオードが導通したとき導通するサイリスタとを
設け、このサイリスタを、電圧調整器用のトラン
ジスタの短絡回路、または界磁コイル電源回路の
短絡回路に接続した構成としたものである。この
ように構成することにより、検出端子にたとえ接
続外れが生じても、電圧調整器や発電機に支障が
生ずることがない。
実施例 以下、本考案の一実施例を第2図について説明
する。この第2図に示すものは、本考案に係る電
圧調整器保護装置(以下、保護装置という)であ
る。この保護装置32は、端子,,の部分
が第1図の端子,,にそれぞれ接続される
ものであり、端子,間には2個の抵抗器3
3,34が直列に接続され、抵抗器34には並列
にコンデンサ35が接続されている。そして端子
には抵抗器36を介してサイリスタ37のアノ
ードが接続されており、このサイリスタ37のゲ
ートはツエナダイオード38を介して、抵抗器3
3,34の接続点に接続されている。サイリスタ
37のカソードは、端子により、第1図のツエ
ナダイオード22と抵抗器23の接続点に接続さ
れている。
このように構成されたこの保護装置32におい
て、抵抗器33,34の抵抗値、コンデンサ35
の容量、およびツエナダイオード38のツエナ電
圧の選択は、サイリスタ37が、コンデンサ19
の端子間電圧が正常であるときよりも若干高くな
つたときに導通するような値に設定しておく。こ
れにより前述の現象で発電機1が高電圧を発生
し、これによつてコンデンサ19の端子間電圧も
一定値を超えると、サイリスタ37は導通してト
ランジスタ27を導通し、トランジスタ29を遮
断して、界磁電流を零にし、発電を停止すること
になる。
以下説明した実施例にあつては、サイリスタ3
7が導通したとき、トランジスタ27を導通さ
せ、これによつてトランジスタ29を遮断し、界
磁電流を断つものであつたが、本考案はこれに限
られるものではない。第3図に示すものはそれを
示す本考案の他の実施例であつて、サイリスタ3
7のカソードを、端子に接続させてある。これ
により、界磁コイル5に供給する電力源である補
助コイル3を直接短絡し、発電を停止することに
なる。
第1図の回路において、コンデンサ19の端子
間電圧は常に脈動しているので、第2図および第
3図におけるコンデンサ35によつて平滑化する
ことにより、異常電圧の検出精度を向上させるこ
とができる。また、通常使用の電球負荷の投入時
などには、コンデンサ19の端子間電圧が一時的
に上昇することになるが、この一時的上昇もコン
デンサ35によつて不検出とさせることができ
る。本考案に係る電圧調整器14の保護装置が異
常を検出し、発電を停止したときには、発電機1
は一旦停止させ、修理の後、再始動させることに
なる。
考案の効果 本考案は上述のように構成したものであるか
ら、電圧検出端子の接続外れ等による発電機出力
電圧の異常上昇防止をすることができる。これに
より、外部負荷および電圧調整器、発電機等の故
障、焼損を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は発電機と電圧調整器の回路図、第2図
は本考案の一実施例の回路図、第3図は本考案の
他の実施例の回路図である。 1……発電機、2……出力コイル、3……補助
コイル、5……界磁コイル、14……電圧調整
器、27,29……トランジスタ、32……保護
装置、33,34,36……抵抗器、35……コ
ンデンサ、37……サイリスタ、38……ツエナ
ダイオード。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 発電機の補助コイルに発生した電圧を界磁コイ
    ルに供給して発電をする自励式の交流発電機にお
    いて、前記補助コイルと界磁コイルとを接続する
    電圧調整器の回路中に、前記補助コイルの発生電
    圧が一定値を超えるときに導通するツエナダイオ
    ードと、該ツエナダイオードが導通したとき導通
    するサイリスタとを設け、該サイリスタを、電圧
    調整器用のトランジスタの短絡回路、または界磁
    コイル電源回路の短絡回路に接続したことを特徴
    とする交流発電機の電圧調整器保護装置。
JP12777583U 1983-08-18 1983-08-18 交流発電機の電圧調整器保護装置 Granted JPS6038033U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12777583U JPS6038033U (ja) 1983-08-18 1983-08-18 交流発電機の電圧調整器保護装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12777583U JPS6038033U (ja) 1983-08-18 1983-08-18 交流発電機の電圧調整器保護装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6038033U JPS6038033U (ja) 1985-03-16
JPS6330192Y2 true JPS6330192Y2 (ja) 1988-08-12

Family

ID=30290091

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JP12777583U Granted JPS6038033U (ja) 1983-08-18 1983-08-18 交流発電機の電圧調整器保護装置

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JPS6038033U (ja) 1985-03-16

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