JPH0370468A - 自励式スイッチング型定電圧回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、デイスプレィ装置等に用いられる自励式スイ
ッチング定電圧回路に係り、その異常発生後の復帰時間
を短縮する手段を備えた、かかる定電圧回路に関する。

〔従来の技術〕

自励式スイッチング定電圧回路は、入力コイルと帰還コ
イルと出力コイルとを有する変換トランスとスイッチン
グ素子、例えばスイッチング用トランジスタとを有し、
前記入力コイルはスイッチング用トランジスタのコレク
タ、ニオツタを介して直流電源に接続され、該スイッチ
ング用トランジスタのベースは起動抵抗を介して前記直
流電源の一端に接続されるとともに、電流制限抵抗、整
流ダイオードとコンデンサの並列回路、及び帰還コイル
を介して前記直流電源の他端に接続され、腋帰還コイル
に誘起された電圧で前記スイッチング用トランジスタを
発振させ出力コイルに接続された整流平滑回路の出力端
子に別の直流電圧を出力するように構成されている。

従来、自励式スイッチング型定電圧回路の出力異常電圧
及び過大ｔａに対する保護回路については、異常検出を
フォトサイリスタ等の絶縁素子を利用して１次側に伝達
し、交流電源を整流平滑した非安定直流電源で、上記フ
ォトサイリスタをＯＮ状態に保持することによう、スイ
ッチング用トランジスタの動作を停止させるシャットダ
ウン方式が安全性、信頼性が高いので広く用いられてい
る。このような公知例社実開昭６１−２７４９２号公報
に述べられている。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかしながら上記従来技術は、保護回路動作後の再復Ｒ
筐での待時間についての配慮がされていない。特に自励
式スイッチング定電圧回路では、高周波トランスの主巻
線の短絡時におけるスイッチング素子の加熱破壊を防ぐ
ため、起動用抵抗の値が１００にΩ以上に選ばれておう
、交流入力電圧が高い程大きい値が必要となる。−万出
力電力が大きくなるに従って１次側平滑コンデンサの容
量値を大きくしなければならない。従って、交流入力電
圧が高くなる程、又、出力電力が大きくなる程電源０？
？時の上記平滑コンデンサの放電に要する時間は長くな
う、数分間の待ち時間を余儀なくされる場合もあった。

本発明は、この待ち時間を短縮することのできる手段を
備えた自励式スイッチング型定電圧回路を提供すること
を目的としている。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的を達成するために本発明においては、前記スイ
ッチング用の１次側主平滑回路とは別に、保護回路用小
容量の整流平滑回路を別に設けるようにした。

〔作用〕

上記小容量の整流平滑回路により１主平滑回路のコンデ
ンサ容量、起動抵抗値に左右されることなく、上記小容
量の整流平滑回路の時定数に比例した復帰時間を設定す
ることができるので、復帰時間を数秒以下にすることも
可能である。又、そのための回路構成も複雑になること
もない。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を第１図によシ説明する。

第１図にかいて１−１′は交流電源入力端子、２は交流
電源（図示せず）からの電圧を整流する整流器、５は入
力側主平滑用コンデンサ、４は高周波トランス、５は２
次側出力電圧を整流するダイオード、６は平滑用コンデ
ンサ、１７−１７’は直流電圧の出力端子である。又、
７はスイッチングトランジスタ８を起動する為の起動用
抵抗、９は自励用のドライブ回路、１０は出力電流の異
常を検出する過電流検出回路、１１は出力電圧の異常を
検出する過電圧検出回路、１２−１２’はフォトサイリ
スクで上記異常を１次側に伝達する発光ダイオードとサ
イリスタが含まれた絶縁素子、１５はスイッチングトラ
ンジスタ８０ベース、エミッタを短絡させ動作を停止さ
せるためのトランジスタ、１４は交流電源からの電圧を
整流する整流器、１５は保護用の電源となる平滑用コン
デンサ、１６は保護回路動作時にサイリスタ１２及びト
ランジスタ１３に流れる電流を制限する抵抗を示す。尚
、出力電圧が一定となるように制御する回路は省略しで
ある。

第１図において、交流入力端子１−１′に交流電源（図
示せず）からの電圧が印加されると非安定な直流電圧が
コンデンサ３及び１５に得られる。

このコンデンサ３に得られた電圧によう起動抵抗７を通
じてスイッチングトランジスタ８のペース。

工室ツタ間に電流が流される。上記動作にょυトランジ
スタ６のコレクタ、工ζツメ間に電流が流れ、高周波ト
ランス４の１次側コイル４＆にも電流が流れる。コイル
４ａに電流が流れると１次側帰還コイル４ｂＶｃｎ起電
圧が生じドライブ回路９を通じて、スイッチングトラン
ジスタ８０ペース、工ζツタ間に電圧を供給するといっ
た自励発振が生じる。上記過程にかいて、高周波トラン
ス４０２次側コイル４ｃに電圧が発生し、整流ダイオー
ド５及び平滑コンデンサ６によって直流出力電圧が１７
−１７’に得られる。直流出力電圧及び電流に異常が生
じた時は過電流検出回路１０、過電圧検出回路１１によ
うフォトサイリスタの発光ダイオード１２′によ９１次
側に伝達され、サイリスタ１２がＯＮされ平滑コンデン
サ１５の非安定直流電圧よ）抵抗１６、サイリスタ１２
のアノード、ゲートを通して制御トランジスタ１５のベ
ース、エミッタ間に電流が流される。

上記動作によう制御トランジスタ１３はＯＮ状態となう
スイッチングトランジスタ８のベース、エミッタ間が短
絡される結果となり、スイッチング動作が停止し、出力
電圧がシャットダウンされる。この際、平滑コンデンサ
１５の非安定直流電圧にようフォトサイリスタ１２に電
流が供給され続ける為スイッチング動作の停止は交流電
源からの入力を断するまで持続される。

この異常が１時的な場合にかいては交流電源の入力断に
よシ短時間で再復帰できることが望ましく、この目的は
平滑コンデンサ１５、抵抗１６０時定数を小さくしてシ
けば達せられ、従来技術の様にサイリスタ１２の電源を
容量の大きな平滑コンデンサ５よう供給する場合に比べ
２格段に改善され、平滑コンデンサ５の容量、起動用抵
抗７の値が変化しても再復帰會での時間を独立に設定で
きる長所がある。

〔発明の効果〕

本発明によれば安価な２〜５点の部品構成による小容量
の整流平滑回路を追加することによって、保護回路動作
後の復帰時間を数秒以下にすることが可能となシ、特に
大容量の自励式スイッチング定電圧回路、又は入力交流
電圧の高い自励式スイッチング定電圧回路にかいては非
常に有効であり、顧客ようのクレームも回避′ｅきる。

又、前記例に限らず、１次側シャットダウン式の保護回
路の復帰時間短縮に関しては応用範囲が広い。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す回路図である。 ２・・・・・・・・・整流器、 ５・・・・・・・・・主平滑コンデンサ、４・・・・・
・・・・高周波トランス、・・・・・・・・・ダイオー
ド、 ・・・・・・・・・コンデンサ、 ・・・・・・・・・起動用抵抗、 ・・・・・・・・・自励用ドライブ回路、２　、１２’
、−０１，−フォトサイリスタ、４・・・・・・整流器
、 ５・・・・・・平滑コンデンサ。 ４ 第　１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、非安定直流入力電圧が、高周波トランス（４）の１
   次側主コイル（４ａ）とスイッチング素子（８）との直
   列回路に供給されると共に、上記スイッチング素子（８
   ）が該高周波トランスの１次側帰還コイル（４ｂ）より
   電圧が供給され、ブロッキング発振をするように構成さ
   れ、上記高周波トランス（４）の２次側コイル（４ｃ）
   に接続された整流回路（５、６）に所望の直流出力電圧
   が取出されるとともに、直流出力電圧の異常上昇、又は
   出力電流の過大を検知し、次側の上記スイッチング素子
   （８）の動作を停止する手段（１０、１１、１２−１２
   ′、１３）を備えた自励式スイッチング型定電圧回路に
   おいて、前記停止手段に対する電源を上記非安定直流入
   力電圧から独立した１次側整流平滑回路（１５、１６）
   より供給することを特徴とする自励式スイッチング型定
   電圧回路。