JP2550030B2 - インバータ装置 - Google Patents

インバータ装置

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JP2550030B2
JP2550030B2 JP61211536A JP21153686A JP2550030B2 JP 2550030 B2 JP2550030 B2 JP 2550030B2 JP 61211536 A JP61211536 A JP 61211536A JP 21153686 A JP21153686 A JP 21153686A JP 2550030 B2 JP2550030 B2 JP 2550030B2
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circuit
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power
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照信 赤羽
謙二 南藤
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はインバータ装置に係り、特に主回路直流電圧
を利用したDC/DCコンバータなどの直流入力方式の制御
電源回路を備えた上記インバータ装置において主回路電
源が遮断されても故障表示の保持が可能なインバータ装
置に関する。
〔従来の技術〕
従来のインバータなどの制御電源回路としては一般に
交流入力方式が用いられている。第2図は従来のこの種
のインバータの制御電源回路を例示するインバータ回路
図である。第2図において、1はインバータ、2は主回
路電源端子、3は制御電源端子、4は出力端子、5は整
流器、6は平滑コンデンサ、7は制御トランジスタ群、
8は制御回路、9は電磁接触器である。
第2図のインバータ1は主回路電源R,S,Tを電磁接触
器9を介して主回路電源端子2で受け、整流器5および
平滑コンデンサ6で直流にし、これを制御トランジスタ
群7で可変周波数制御して出力端子4から出力する。こ
の制御回路8は交流入力方式の制御電源を制御電源端子
3で受け、制御トランジスタ群7を制御する。このイン
バータ1には図示していない保護回路が内蔵されてい
て、この保護回路が働くと外部に信号を出して異常が起
きたことを知らせるようになっており、この信号は主回
路電源の電磁接触器9の励磁を切るように接続されるの
で、保護回路が働くことにより電磁接触器9が開いてイ
ンバータ1の主回路電源が切られる。しかし主回路電源
が切られることにより図示していない故障内容の表示ラ
ンプも切れてしまうと故障修理の時に不便であり、した
がって制御電源は主回路電源とは別に設ける必要がある
ので制御電源端子3で受けるようにしている。このよう
に主回路電源端子2と制御電源端子3の分離方式にすれ
ば、故障が起きて電磁接触器9が動作しても故障表示ラ
ンプが消灯することなく点灯している長所がある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来技術は制御回路8の制御電源が通常の交流入
力方式であれば何ら問題がなく長所をもつが、DC/DCコ
ンバータ方式などの直流入力方式の場合には主回路の平
滑コンデンサ6の両端電圧が直流なため、この直流電圧
を制御回路8に入力して制御電源として使用できれば別
の制御電源を設ける必要がなく省略できて好都合であ
る。ところがこの場合には電磁接触器9の動作に伴ない
故障表示ランプも消灯して長所がなくなってしまう。こ
れを解決する従来技術として特開昭61−58426号公報に
記載されたものがある。これは主回路直流電圧から電力
を供給されるDC/DCコンバータとは別系統の補助電源を
設け異常表示回路に電力を供給するものである。しかし
この従来例は異常表示回路のみを別系統の補助電源で電
力供給しているため、異常時の保護動作で電磁接触機が
遮断されると、制御回路や異常検出回路の電源が消失し
てしまい制御回路の動作が停止してしまうという問題が
あった。また制御回路の電源供給が電圧変動の大きい主
回路直流電源のみであり、制御電源の信頼性が主回路直
流電源の電圧変動に左右されるという問題があった。こ
の対策として制御回路の受電系統を2系統にし、別に制
御電源端子3を設け整流平滑して制御回路8へ入力しよ
うとすれば、この場合には制御電源端子3が制御回路8
を通して主回路の平滑コンデンサ6の両端に接続される
ため、電磁接触器9が動作しても制御電源端子3より制
御回路8を通して主回路の平滑コンデンサ6の両端に電
圧が印加されてインバータ1が断路されない不具合が生
じ、また主回路電流が制御回路8を経由することによる
電流値的な問題点も生じる。
本発明の目的は主回路直流電圧を利用して制御電源を
得ている直流入力方式の制御電源回路を備えるインバー
タ装置において、負荷状態により制御電源の信頼性が低
下することのないようにし、制御装置の故障などにより
主回路電源が遮断されても制御回路の動作が確保され、
且つ故障表示の保持を可能にしたインバータ装置を提供
するにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、交流電力を主回路電源端子から受電し主
回路用直流電力に変換する整流器と、 前記主回路用直流電力を順方向に接続されたダイオー
ドを介して入力し制御用直流電力に変換する直流入力方
式制御電源回路を備え該制御用直流電力が制御電源とし
て供給される制御回路と、 前記主回路用直流電力を入力し前記制御回路の可変周
波数制御に基づいて任意の周波数の交流電力を出力する
逆変換部と、 交流電源と前記主回路電源端子間に挿入され前記整流
器への交流電力を投入または遮断するスイッチング手段
を備えるインバータ装置において、 前記インバータ装置の動作異常状態を検知して前記ス
イッチング手段を操作し遮断状態にすると共に故障表示
する保護回路と、 前記主回路電源端子とは別に設けられた制御電源端子
から交流電力を受電し前記主回路用直流電力の電圧とほ
ぼ等しい電圧の直流電力に変換する直流作成回路とを備
え、 前記直流作成回路の出力を前記直流入力方式制御電源
回路に入力し該直流入力方式制御電源回路の出力直流電
圧を前記保護回路の制御電源として供給することにより
前記スイッチング手段が遮断状態になっても制御回路の
動作が確保され且つ故障表示を保持できるように構成す
ることにより達成される。
〔作用〕
上記直流入力方式制御電源回路は、正常時には上記ダ
イオードの働きにより上記主回路直流電力または上記直
流作成回路の出力のどちらかから直流電源入力を受けて
いるが、故障時などに電磁接触器などの上記スイッチン
グ手段が動作して主回路交流電力が遮断されると主回路
直流電圧は降下するが、上記制御電源端子からの交流電
力は上記スイッチング手段の動作とは関係なく入力され
るので、上記直流作成回路の出力電圧が主回路直流電圧
より大きくなって上記ダイオードは逆方向にバイアスさ
れ、主回路直流部は直流入力方式制御電源回路と上記直
流作成回路から分離される。これにより直流入力方式制
御電源回路は上記直流作成回路から主回路直流電源の降
下に影響されることなく直流電源入力を受け、上記スイ
ッチング手段による主回路交流電力遮断後も確実に故障
表示が保持される。
〔実施例〕
以下に本発明の一実施例を第1図により説明する。第
1図は本発明によるインバータの制御電源回路の一実施
例を示す回路接続図である。第1図において、10は整流
器、11は平滑コンデンサ、12はダイオードである。なお
第2図と同一符号は同一または相当部分を示し、インバ
ータ1の主回路部分は第2図と同様でその平滑コンデン
サ6の部分のみを図示している。
第1図の制御電源端子3からの電源入力を整流器10と
平滑コンデンサ11からなる直流作成回路で直流にしてDC
/DCコンバータ方式などの直流入力方式の制御電源を作
成する。こうして主回路の直流電源の平滑コンデンサ6
の両端電圧と直流作成回路の平滑コンデンサ11の両端電
圧を主回路の制御トランジスタ群を制御する制御回路8
の電源入力に接続するさい、平滑コンデンサ6のP1端子
(正端子)から順方向のダイオード12を介して平滑コン
デンサ11のP2端子(正端子)へ接続し、かつ平滑コンデ
ンサ11のP2端子から制御回路8のP2端子(正端子)へ接
続する一方、平滑コンデンサ6のN端子(負端子)と平
滑コンデンサ11のN端子と制御回路8のN端子を全て接
続しておく。
このように回路を接続すると通常には主回路の平滑コ
ンデンサ6の両端電圧と直流作成回路の平滑コンデンサ
11の両端電圧はほぼ等しくなるようにしているので、制
御回路8はどちらかから直流電源入力を受けて主回路の
制御トランジスタ群7を制御することによりインバータ
動作が行なわれるが、故障時に図示しない保護回路が働
いて電磁接触器9(第2図)が動作すると、制御回路8
は平滑コンデンサ11からのみ電源入力を受けて動作し、
このとき図示しない故障表示ランプも点灯するが、ダイ
オード12により平滑コンデンサ11から主回路の方に流れ
る電流は阻止される。
なお、第1図の制御電源端子3と整流器10と平滑コン
デンサ11とそのP2端子およぴN端子とダイオード12とそ
のP1端子からなる回路部分を独立したプリント基板組立
品とすれば、これを故障表示が所望の場合の追加品とし
て提供するとともに標準品としては故障表示が不可であ
ってもより安価で小形な主回路の直流電源を利用した制
御電源回路とすることも可能である。また最初から制御
電源端子3を別に設けるのであれば、主回路から制御回
路8への給電をやめてダイオード12も不要にできそうに
みえるが、しかし主回路の平滑コンデンサ6の両端電圧
により過電圧・不足電圧の検出を行なっているので、主
回路と制御回路8との接続を除去するのは不可であって
制御回路8の内部で平滑コンデンサ6,11が相当に接続さ
れることになり、やはりダイオード12は必要となる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、負荷状態により制御電源の信頼性が
低下することもなく、主回路直流電圧を利用して制御電
源を得ている直流入力方式の制御電源回路を備えるイン
バータ装置が故障などにより主回路電源が遮断されても
制御回路の動作が確保され、且つ故障の表示を保持でき
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による制御電源回路の一実施例を示す回
路接続図、第2図は従来の制御電源回路を例示する回路
図である。 1……インバータ、2……主回路電源端子、3……制御
電源端子、4……出力端子、5……整流器、6……平滑
コンデンサ、7……制御トランジスタ群、8……制御回
路、9……電磁接触器、10……整流器、11……平滑コン
デンサ、12……ダイオード

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】交流電力を主回路電源端子から受電し主回
    路用直流電力に変換する整流器と、 前記主回路用直流電力を順方向に接続されたダイオード
    を介して入力し制御用直流電力に変換する直流入力方式
    制御電源回路を備え該制御用直流電力が制御電源として
    供給される制御回路と、 前記主回路用直流電力を入力し前記制御回路の可変周波
    数制御に基づいて任意の周波数の交流電力を出力する逆
    変換部と、 交流電源と前記主回路電源端子間に挿入され前記整流器
    への交流電力を投入または遮断するスイッチング手段を
    備えるインバータ装置において、 前記インバータ装置の動作異常状態を検知して前記スイ
    ッチング手段を操作し遮断状態にすると共に故障表示す
    る保護回路と、 前記主回路電源端子とは別に設けられた制御電源端子か
    ら交流電力を受電し前記主回路用直流電力の電圧とほぼ
    等しい電圧の直流電力に変換する直流作成回路とを備
    え、 前記直流作成回路の出力を前記直流入力方式制御電源回
    路に入力し該直流入力方式制御電源回路の出力直流電圧
    を前記保護回路の制御電源として供給することにより前
    記スイッチング手段が遮断状態になっても制御回路の動
    作が確保され且つ故障表示を保持できるように構成した
    ことを特徴とするインバータ装置。
JP61211536A 1986-09-10 1986-09-10 インバータ装置 Expired - Lifetime JP2550030B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS53120161A (en) * 1977-03-30 1978-10-20 Hitachi Ltd Load balancing system utilizing heat generation in dc power source connected in parallel
JPS57180372A (en) * 1981-04-25 1982-11-06 Fujitsu Ltd Dc/dc converter
JPS6158426A (ja) * 1984-08-30 1986-03-25 三菱電機株式会社 インバ−タの制御電源

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