JPS6038872B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
- Publication number
- JPS6038872B2 JPS6038872B2 JP15076977A JP15076977A JPS6038872B2 JP S6038872 B2 JPS6038872 B2 JP S6038872B2 JP 15076977 A JP15076977 A JP 15076977A JP 15076977 A JP15076977 A JP 15076977A JP S6038872 B2 JPS6038872 B2 JP S6038872B2
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- Japan
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- polycrystalline silicon
- silicon layer
- wiring
- layer
- selectively
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- Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は半導体装置の製造方法とくに半導体基板の表面
上に多結晶半導体および金属等を用いて多層配線を行な
う半導体装置の製造方法に関するものである。
上に多結晶半導体および金属等を用いて多層配線を行な
う半導体装置の製造方法に関するものである。
半導体基板にトランジスタダイオード等を形成し、これ
等を半導体基板上で配線する半導体集積回路において、
高密度の素子配列を行なうために上記基板上で配線の交
錯を可能にする多層配線が用いられる。
等を半導体基板上で配線する半導体集積回路において、
高密度の素子配列を行なうために上記基板上で配線の交
錯を可能にする多層配線が用いられる。
しかしながら、実際は第1層目の配線の上に、絶縁膜を
介して第2層目の配線を行なうのであるが、この際に第
2層目の配線は第1眉目の配線の凹凸の上に形成される
ことになる。上記配線をフオトェッチングで行なう場合
においては、上記第1層目の配線の凹凸は、配線パター
ンの転写に際して、光の散乱、回折等の原因となりパタ
ーンの転写精度を劣化させ、高密度配線パターン形成の
妨げとなっている。このような第1層目の配線の凹凸を
なくすための方法として、従来凹部を適当な物質で埋め
ることにより表面を平担にする方法が考えられているが
、均一性および精度において十分とはいえない。
介して第2層目の配線を行なうのであるが、この際に第
2層目の配線は第1眉目の配線の凹凸の上に形成される
ことになる。上記配線をフオトェッチングで行なう場合
においては、上記第1層目の配線の凹凸は、配線パター
ンの転写に際して、光の散乱、回折等の原因となりパタ
ーンの転写精度を劣化させ、高密度配線パターン形成の
妨げとなっている。このような第1層目の配線の凹凸を
なくすための方法として、従来凹部を適当な物質で埋め
ることにより表面を平担にする方法が考えられているが
、均一性および精度において十分とはいえない。
そこで第1図に示すように、配線の分離を行なう部分の
多結晶シリコン層をエッチングによ薄くした後酸化する
ことによって絶縁分離層を形成し、表面を平坦化する技
術が知られている。
多結晶シリコン層をエッチングによ薄くした後酸化する
ことによって絶縁分離層を形成し、表面を平坦化する技
術が知られている。
一般に多結晶シリコンを酸化すると酸化物の体積は約2
倍になる。したがって、単に多結晶シリコンを部分的に
酸化すると酸化された部分だけ体積が増加し再び凹凸が
発生する。この間隔を解決すべ〈従来は、第1図に示す
ように、半導体基板1上に多結晶シリコン層2を形成し
a、形成された多結晶シリコン膜2のうち酸化分離する
領域のみみあらかじめエッチングで薄くして凹部3を形
成することが行なわれるb。その後にこの部分を、窒化
シリコン膜(図示せず)等のパターンを用いて選択的に
酸化し、cに示すように配線としての多結晶領域2a,
3b,2cを酸化物4で分離した平坦な第1層目の配線
を形成する。しかしながらこの方法においては、配線に
用いる多結晶シリコンの厚さは通常6000△程度であ
るために、第1図bの工程に於けるエッチングは約30
00A程度となり、これを通常の湿式エッチング法で、
シリコンウェハ−全面にわたって均一にかつ精度良く行
なうことは現在の技術では極めて難しい。
倍になる。したがって、単に多結晶シリコンを部分的に
酸化すると酸化された部分だけ体積が増加し再び凹凸が
発生する。この間隔を解決すべ〈従来は、第1図に示す
ように、半導体基板1上に多結晶シリコン層2を形成し
a、形成された多結晶シリコン膜2のうち酸化分離する
領域のみみあらかじめエッチングで薄くして凹部3を形
成することが行なわれるb。その後にこの部分を、窒化
シリコン膜(図示せず)等のパターンを用いて選択的に
酸化し、cに示すように配線としての多結晶領域2a,
3b,2cを酸化物4で分離した平坦な第1層目の配線
を形成する。しかしながらこの方法においては、配線に
用いる多結晶シリコンの厚さは通常6000△程度であ
るために、第1図bの工程に於けるエッチングは約30
00A程度となり、これを通常の湿式エッチング法で、
シリコンウェハ−全面にわたって均一にかつ精度良く行
なうことは現在の技術では極めて難しい。
本発明は、この問題点に対して湿式エッチングのみで多
結晶シリコンの凹部の厚みを制御するのではなく、多層
構造の多結晶シリコンを形成し、かっこの層間に絶縁膜
を介し、この絶縁膜下の結晶シリコンを選択酸化するこ
とにより高精度の平坦配線を可能にせるものである。
結晶シリコンの凹部の厚みを制御するのではなく、多層
構造の多結晶シリコンを形成し、かっこの層間に絶縁膜
を介し、この絶縁膜下の結晶シリコンを選択酸化するこ
とにより高精度の平坦配線を可能にせるものである。
本発明の−実施例を示す第2図を用いて本発明による配
線工程を詳細に説明する。
線工程を詳細に説明する。
まず、第2図aに示すように基板11(例えばシリコン
半導体)上にSi02膜(酸化膜)に形成する。
半導体)上にSi02膜(酸化膜)に形成する。
次にbに示すようにこの酸化膜12上に第1層目の低抵
抗の多結晶シリコン膜13を形成する。
抗の多結晶シリコン膜13を形成する。
この膜13は基板11の一部と接続されている。しかる
のち、多結晶シリコン膜13の酸化分離すべき領域上に
選択的にシリコン酸化膜14を形成するc。次に全面に
さらに第2層の低抵抗多結晶シリコン膜15を形成する
d。
のち、多結晶シリコン膜13の酸化分離すべき領域上に
選択的にシリコン酸化膜14を形成するc。次に全面に
さらに第2層の低抵抗多結晶シリコン膜15を形成する
d。
そしてこの多結晶シリコン膜15上に選択酸化マスク1
6を形成する。このマスク16はたとえば窒化シリコン
膜よりなりシリコン酸化膜14の形成されていない第1
層目の多結晶シリコン膜13上の多結晶シリコン膜15
を選択的に覆うごとく形成する。しかるのち、マスク1
6をエッチングマスクとして多結晶シリコン膜16を選
択的に除去する。
6を形成する。このマスク16はたとえば窒化シリコン
膜よりなりシリコン酸化膜14の形成されていない第1
層目の多結晶シリコン膜13上の多結晶シリコン膜15
を選択的に覆うごとく形成する。しかるのち、マスク1
6をエッチングマスクとして多結晶シリコン膜16を選
択的に除去する。
このとき、シリコン酸化膜14はこのエッチングのスト
ッパ−として働き、正確に所定の多結晶シリコン膜15
のみを選択的に除去することができるe。そしてeの状
態で、酸化性ガス中において半導体基板を高温熱処理し
、酸化膜14下の第1層目のシリコン酸化膜を選択酸化
して酸化物領域17を形成するf。
ッパ−として働き、正確に所定の多結晶シリコン膜15
のみを選択的に除去することができるe。そしてeの状
態で、酸化性ガス中において半導体基板を高温熱処理し
、酸化膜14下の第1層目のシリコン酸化膜を選択酸化
して酸化物領域17を形成するf。
なお、fの後、マスク16を除去したのち、残された多
結晶に不純物を拡散して低抵抗してもよい。こうしたの
ち、多層配線構造とするべく、酸化物領域17およびf
において残された多結晶シリコン膜上に絶縁膜(図示せ
ず)を形成し、この上に2層目のたとえば金属配線(図
示せず)を形成する。
結晶に不純物を拡散して低抵抗してもよい。こうしたの
ち、多層配線構造とするべく、酸化物領域17およびf
において残された多結晶シリコン膜上に絶縁膜(図示せ
ず)を形成し、この上に2層目のたとえば金属配線(図
示せず)を形成する。
このとき、2層目の金属配線は平坦度のすぐれた表面に
形成されるため、正確に精度よく形成が可能である。な
お以上の工程において、酸化物領域17の表面をより平
坦とするために、第1層目と第2層目の多結晶シリコン
膜12と13の膜厚をほぼ等しくすることが望ましい。
形成されるため、正確に精度よく形成が可能である。な
お以上の工程において、酸化物領域17の表面をより平
坦とするために、第1層目と第2層目の多結晶シリコン
膜12と13の膜厚をほぼ等しくすることが望ましい。
一般に多結晶シリコンの生成膜のエッチング厚さおよび
均一性は場所、液温等により大中に異なるため、第1図
の方法は極めて制御性が悪い。
均一性は場所、液温等により大中に異なるため、第1図
の方法は極めて制御性が悪い。
しかるに、第2図の方法によれば、多結晶シリコン膜1
5のエッチングを酸化膜14により停止させることがで
き、制御性の良いエッチングを行うことができる。以上
のように、本発明によれば凹凸の少ない平坦な構造とす
ることができ、半導体基板上において微細構造の多層配
線を高精度に形成することができ、本発明は高密度半導
体装置の製造に大きく寄与するものである。
5のエッチングを酸化膜14により停止させることがで
き、制御性の良いエッチングを行うことができる。以上
のように、本発明によれば凹凸の少ない平坦な構造とす
ることができ、半導体基板上において微細構造の多層配
線を高精度に形成することができ、本発明は高密度半導
体装置の製造に大きく寄与するものである。
第1図a〜cは従来の半導体基板上への配線形成工程断
面図、第2図a〜fは本発明の一実施例にかかる半導体
基板上への配線形成工程断面図である。 11・・・・・・半導体基板、12,14・・・・・・
シリコン酸化膜、13…・・・第1層目の多結晶シリコ
ン層、15・・・・・・第2層目の多結晶シリコン層、
16・・・・・・マスク、17・・・・・・酸化物領域
。 第1図 第2図
面図、第2図a〜fは本発明の一実施例にかかる半導体
基板上への配線形成工程断面図である。 11・・・・・・半導体基板、12,14・・・・・・
シリコン酸化膜、13…・・・第1層目の多結晶シリコ
ン層、15・・・・・・第2層目の多結晶シリコン層、
16・・・・・・マスク、17・・・・・・酸化物領域
。 第1図 第2図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 半導体基板の一主面上に選択的に第1の絶縁膜を形
成し、前記半導体基板の一主面上に選択的に第1層目の
多結晶シリコン層を形成する工程と、前記第1層目の多
結晶シリコン層上に選択的に第2の絶縁膜を形成する工
程と、この第2の絶縁膜の少なくとも一部が露出するご
とく前記第1層目の多結晶シリコン層上に第2層目の多
結晶シリコン層を選択的に形成する工程と、前記第2の
絶縁膜下に位置する前記第1層目の多結晶シリコン層を
選択的に酸化して絶縁物に変換し、上記第1層目及び第
2層目の多結晶シリコン層よりなる配線層表面と前記絶
縁物表面を平坦にする工程とを備えたことを特徴とする
半導体装置の製造方法。 2 第1層目の多結晶シリコン層ならびに第2の絶縁膜
上に第2層目の多結晶シリコン層を形成し、この第2層
目の多結晶シリコン層を前記第2の絶縁膜をエツチング
阻止膜として選択的に除去し、前記第2の絶縁膜の少な
くとも一部を露出させることを特徴とする特許請求の範
囲第1項に記載の半導体装置の製造方法。 3 第2層目の多結晶シリコン層の選択形成時のマスク
により第1層目の多結晶シリコン層を選択酸化して絶縁
物を形成することを特徴とする特許請求の範囲第1項に
記載の半導体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15076977A JPS6038872B2 (ja) | 1977-12-14 | 1977-12-14 | 半導体装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15076977A JPS6038872B2 (ja) | 1977-12-14 | 1977-12-14 | 半導体装置の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5482185A JPS5482185A (en) | 1979-06-30 |
JPS6038872B2 true JPS6038872B2 (ja) | 1985-09-03 |
Family
ID=15504006
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15076977A Expired JPS6038872B2 (ja) | 1977-12-14 | 1977-12-14 | 半導体装置の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6038872B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5931821Y2 (ja) * | 1979-12-07 | 1984-09-07 | 三菱重工業株式会社 | 軟質岩盤用カツタ−チツプ |
JPS5691444A (en) * | 1979-12-25 | 1981-07-24 | Nec Corp | Manufacturing of semiconductor device |
JPS56125860A (en) * | 1980-03-06 | 1981-10-02 | Seiko Epson Corp | Manufacture of semiconductor device |
-
1977
- 1977-12-14 JP JP15076977A patent/JPS6038872B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5482185A (en) | 1979-06-30 |
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