JPS6038739B2 - 位置情報入力装置 - Google Patents
位置情報入力装置Info
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- JPS6038739B2 JPS6038739B2 JP57188510A JP18851082A JPS6038739B2 JP S6038739 B2 JPS6038739 B2 JP S6038739B2 JP 57188510 A JP57188510 A JP 57188510A JP 18851082 A JP18851082 A JP 18851082A JP S6038739 B2 JPS6038739 B2 JP S6038739B2
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- rotation
- housing
- operation surface
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-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F3/00—Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
- G06F3/01—Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
- G06F3/03—Arrangements for converting the position or the displacement of a member into a coded form
- G06F3/033—Pointing devices displaced or positioned by the user, e.g. mice, trackballs, pens or joysticks; Accessories therefor
- G06F3/0354—Pointing devices displaced or positioned by the user, e.g. mice, trackballs, pens or joysticks; Accessories therefor with detection of 2D relative movements between the device, or an operating part thereof, and a plane or surface, e.g. 2D mice, trackballs, pens or pucks
- G06F3/03543—Mice or pucks
- G06F3/03544—Mice or pucks having dual sensing arrangement, e.g. two balls or two coils used to track rotation of the pointing device
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- General Physics & Mathematics (AREA)
- Character Discrimination (AREA)
- Position Input By Displaying (AREA)
- Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、例えば操作者によって描かれる操作面上の手
書き図形あるいは操作指示などの位置情報を検出して、
コンピュータ等の機器に入力する場合等に用いて有効な
位置情報入力装置に関するものである。
書き図形あるいは操作指示などの位置情報を検出して、
コンピュータ等の機器に入力する場合等に用いて有効な
位置情報入力装置に関するものである。
従来例の構成とその問題点
従来よりペン等により、操作面上の位置を指示して位置
情報を検出し、コンピュータ等の機器に入力する装置が
あるが、これらの装置は位置情報を検出するために特殊
な操作板を必要とするため高価なものとなっていた。
情報を検出し、コンピュータ等の機器に入力する装置が
あるが、これらの装置は位置情報を検出するために特殊
な操作板を必要とするため高価なものとなっていた。
このようなことから、従来、操作者によって平面上を転
勤する球体の動きを信号に変換して位置情報を得ること
により、任意の平面上で操作でき、特殊な操作板を必要
としない位置情報検出装置が考えられている。
勤する球体の動きを信号に変換して位置情報を得ること
により、任意の平面上で操作でき、特殊な操作板を必要
としない位置情報検出装置が考えられている。
この装置の一例を第1図および第2図に示す。
第1図はその一部切欠側断面図、第2図はその一部切欠
平面図である。それらの図面において、1は把持可能な
ハウジングであり、その内部には球体2が転勤可能に納
められており、かつ、その球体2の下部は、ハウジング
1の底部に設けられた閉口3より下方へ突出して、敦暦
平面4と接するようになつている。また、上記ハウジン
グーは、上記球体2と、ハウジング1と底面部に転勤自
在に設けられた複数櫨のボール5によって、萩置平面4
上で移動自在に支承される。
平面図である。それらの図面において、1は把持可能な
ハウジングであり、その内部には球体2が転勤可能に納
められており、かつ、その球体2の下部は、ハウジング
1の底部に設けられた閉口3より下方へ突出して、敦暦
平面4と接するようになつている。また、上記ハウジン
グーは、上記球体2と、ハウジング1と底面部に転勤自
在に設けられた複数櫨のボール5によって、萩置平面4
上で移動自在に支承される。
上記球体2は、その周囲の近傍に配置された4つのアン
グル6a,6b,6c,6dにそれぞれ回転自在に設け
られたローラ7a,7b,7c,7dに薮することで水
平方向の位置が規制され、また、ハウジングーの内部中
央上面部に転勤自在に配されたボール8に上面中央部が
接することで上方の位置が規制されている。
グル6a,6b,6c,6dにそれぞれ回転自在に設け
られたローラ7a,7b,7c,7dに薮することで水
平方向の位置が規制され、また、ハウジングーの内部中
央上面部に転勤自在に配されたボール8に上面中央部が
接することで上方の位置が規制されている。
9aおよび9bはローラ7a〜7dのうち、回転鞍の延
長線が直交する一対のローラ7bと7cの回転軸10a
と1obにそれぞれ連結されたポテンショメー夕であり
、それらは、ローラ4b,7cの回転量に応じた電気信
号が得られるように構成され、かつ、図示していないが
コードを通してコンピュータの入力部に接続されている
。
長線が直交する一対のローラ7bと7cの回転軸10a
と1obにそれぞれ連結されたポテンショメー夕であり
、それらは、ローラ4b,7cの回転量に応じた電気信
号が得られるように構成され、かつ、図示していないが
コードを通してコンピュータの入力部に接続されている
。
次に、この従来例の動作について説明する。
まず、入力操作者が手でハウジングーを把持して、戦置
平面4上で動かすと、ハゥジングーの移動にともなって
球体2も数層平面4上を転勤する。すると、その球体2
の外周に四方から接触しているローラ7a〜7dも回転
するとともに、回転軸10a,10bも回転する。この
場合、球体2は、ハウジングーの移動方向と同方向へ向
かって転勤するとともに、ハウジング1の移動量に応じ
て量だけ回転する。従って、ポテンショメータ9a,9
bによって、ローラ7b,7cの回転角を検出すること
により、/・ゥジングーの移動方向ならびに移動量に応
じた位置情報を検出することができる。しかしながら、
上記従来の位置情報入力装置においては次のような問題
があった。
平面4上で動かすと、ハゥジングーの移動にともなって
球体2も数層平面4上を転勤する。すると、その球体2
の外周に四方から接触しているローラ7a〜7dも回転
するとともに、回転軸10a,10bも回転する。この
場合、球体2は、ハウジングーの移動方向と同方向へ向
かって転勤するとともに、ハウジング1の移動量に応じ
て量だけ回転する。従って、ポテンショメータ9a,9
bによって、ローラ7b,7cの回転角を検出すること
により、/・ゥジングーの移動方向ならびに移動量に応
じた位置情報を検出することができる。しかしながら、
上記従来の位置情報入力装置においては次のような問題
があった。
すなわち、球体2の回転をハウジング1に取付けられた
ローフ7b,7cの回転によって検出しているため、検
出された信号は、ハウジング1に設定された座標系(第
2図中にx−yで表わしている)における球体2の移動
方向および移動量を表わしている。ところがハウジング
1が、操作中操作平面に対して垂直な軸の回りに回転す
ると、ハウジング1に設定された座標が、平面に設定さ
れた座標系(第2図中にX−Yで表わしている)に対し
て回転するため、装置が検出した信号から導かれる球体
2の移動方向および移動量は、実際に平面上で移動した
移動方向や移動量と異なるものとなる。以上のように従
来のこの装置においては、操作中に装置が回転すると、
実際の移動と検出値とが異なってしまうため、平面上の
座標系に対応した入力を行ないたい場合、例えば、平面
上に描かれた図形等をトレースして入力する場合などは
、操作中に装置が回転しないようにして操作しなければ
ならないため、実際上、平面上の図形の入力は非常に困
難なものであった。発明の目的 本発明は、以上のような従来例の問題点を解決するもの
であり、操作面に設定された座標系における装置の操作
面上での動きを確実かつ精度良く検出することが可能で
、操作性にも優れた位置情報入力装置を提供せんとする
ものである。
ローフ7b,7cの回転によって検出しているため、検
出された信号は、ハウジング1に設定された座標系(第
2図中にx−yで表わしている)における球体2の移動
方向および移動量を表わしている。ところがハウジング
1が、操作中操作平面に対して垂直な軸の回りに回転す
ると、ハウジング1に設定された座標が、平面に設定さ
れた座標系(第2図中にX−Yで表わしている)に対し
て回転するため、装置が検出した信号から導かれる球体
2の移動方向および移動量は、実際に平面上で移動した
移動方向や移動量と異なるものとなる。以上のように従
来のこの装置においては、操作中に装置が回転すると、
実際の移動と検出値とが異なってしまうため、平面上の
座標系に対応した入力を行ないたい場合、例えば、平面
上に描かれた図形等をトレースして入力する場合などは
、操作中に装置が回転しないようにして操作しなければ
ならないため、実際上、平面上の図形の入力は非常に困
難なものであった。発明の目的 本発明は、以上のような従来例の問題点を解決するもの
であり、操作面に設定された座標系における装置の操作
面上での動きを確実かつ精度良く検出することが可能で
、操作性にも優れた位置情報入力装置を提供せんとする
ものである。
発明の構成
本発明の位置情報入力装置は、装置に設定された座標系
における装置の移動方向および移動量を検出する検出手
段と、操作面上における装置の操作面に垂直な軸の回り
の回転角度を検出する検出手段を使用し、それらの検出
手段により検出された信号を演算処理することによって
操作面に固定された座簾系での装置の移動方向および移
動量を算出可能にしたものであり、これにより、装置の
操作面上での動きをそのまま検出することができ、例え
ば操作面上に描かれた図形のトレース入力等が容易にで
きるものである。
における装置の移動方向および移動量を検出する検出手
段と、操作面上における装置の操作面に垂直な軸の回り
の回転角度を検出する検出手段を使用し、それらの検出
手段により検出された信号を演算処理することによって
操作面に固定された座簾系での装置の移動方向および移
動量を算出可能にしたものであり、これにより、装置の
操作面上での動きをそのまま検出することができ、例え
ば操作面上に描かれた図形のトレース入力等が容易にで
きるものである。
実施例の説明
以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する
。
。
第3図は本実施例に係る位置情報入力装置の一部切欠平
面図、第4図はその一部切欠側断面図である。それらの
図面において、11は把持可能なハウジングあり、これ
は基板12と、その基板12に結合されたケース13と
で構成されている。そして、このハウジング11は基板
2の下部に回転可能に配設された4個のスチールボール
14a,14b,14c,14dによって操作平面16
上で任意の方向へ自由に移動可能なように支承されてい
る。上記ハウジング11の内部には鋼球などからなる同
一サイズの第1および第2の球体16a,16bが回転
可能に配設されており、それぞれの下部は、基板12の
円形の閉口部17a,17bより突出して操作平面15
と接するようになっている。なお、上記開口部17aの
内径は球体16aの外経より小さく構成され、また開□
部17bの内径は球体16bの外径より小さく構成され
て、本装置が持ち上げられたときに球体16a,16b
が脱落しないようになっている。球体16aは円筒形状
の支持体18aの内部に転勤可能に搬入されて支持され
ており、支持体18aは基板12に固定されている。こ
こで、球体16aと支持体18aの支持面との間のクリ
アランスは微小であるように構成されている。さらに上
記支持体18aには90度間隔で2つの開□部19a,
19bが設けられており、それらの閉口部19a,19
bを通して第1および第2の回転体であるローラ20a
,20bがそれぞれ球体16aの外周に接触している。
上記ローラ20a,20bはそれぞれヱンコーダ21a
,21bの回転軸22a,22bに取付けられている。
上記各ェンコーダ21a,21bは基板12に固定され
た支持板23a,23Mこそれそれ取付けられている。
なお、上記ローラ20a,20bの少なくとも球体16
aに接触する部分はゴムやスポンジ等の弾・性を有する
材料で構成されており、少し操んだ状態で球体16aに
圧接されている。このため、球体16aが支持体18a
の内部で微小なクリアランスのため「ガタ」があっても
ローラ20a,20bは常に球体16aと接触を保つこ
とができる。また、ローラ20a,20bの球体16a
との接触部が弾性を有する材料で構成されているものの
、球体16aは支持体18aにより支持されているため
、ローラ20a,20bの孫み量はほとんど変化しない
。このため、操作方向の違いによるローラの中心からo
‐ラと球体の接触点までの距離の変化もほとんどなく、
高精度な読み取り行なうことができる。他方の球体16
bも球体16aと同じように円筒形状の支持体18bに
回転可能に鉄入して支持されている。支持体18bも基
板12に固定されており、球体16bと支持体18bの
支持面の間のクリアランスは微小であるように構成され
ている。支持体18bには1つの関口部24が設けられ
てり、この閉口部24を通して第3の回転体であるロー
ラ25が球体16bの外周に接触している。oーラ25
はェンコーダ26の回転軸27に取付けられており、ェ
ンコーダ26は基板12に固定された支持板28に取付
けられている。ローラ25もローラ20a,20bと同
様に少なくとも球体16bと接触する部分が弾性を有す
る材料で構成されており、少し孫んだ状態で球体16b
に圧接されている。球体16aと16bは組立時には支
持体18a,18bの上方から、それらの中へ挿入する
だけでよく、また、支持体18a,18bの内径と球体
16a,16bの外径により決まる精度で球体16a,
16bが支持されるため、球体の支持部の調整は不要で
ある。ローラ20a,20b,25は同一の直径を有し
、かつ、それぞれのローラが接触している球体の中心を
結んだ線が、操作平面15と平行となるような位置に取
付けられている。また、ローラ20aは、その回転軸心
が球体16aと16bの中心を結んだ線と直交するよう
に設置されており、ローラ20bと25は、その回転軸
0が球体16aと16bの中心を結んだ線に平行となる
ように設置されている。エンコーダ21a,21b,2
6はローラ16a,160の回転角度を電気信号として
検出するためのものであり、これらは周知のものを使用
し得るため、ここで詳細な説明は省略する。
面図、第4図はその一部切欠側断面図である。それらの
図面において、11は把持可能なハウジングあり、これ
は基板12と、その基板12に結合されたケース13と
で構成されている。そして、このハウジング11は基板
2の下部に回転可能に配設された4個のスチールボール
14a,14b,14c,14dによって操作平面16
上で任意の方向へ自由に移動可能なように支承されてい
る。上記ハウジング11の内部には鋼球などからなる同
一サイズの第1および第2の球体16a,16bが回転
可能に配設されており、それぞれの下部は、基板12の
円形の閉口部17a,17bより突出して操作平面15
と接するようになっている。なお、上記開口部17aの
内径は球体16aの外経より小さく構成され、また開□
部17bの内径は球体16bの外径より小さく構成され
て、本装置が持ち上げられたときに球体16a,16b
が脱落しないようになっている。球体16aは円筒形状
の支持体18aの内部に転勤可能に搬入されて支持され
ており、支持体18aは基板12に固定されている。こ
こで、球体16aと支持体18aの支持面との間のクリ
アランスは微小であるように構成されている。さらに上
記支持体18aには90度間隔で2つの開□部19a,
19bが設けられており、それらの閉口部19a,19
bを通して第1および第2の回転体であるローラ20a
,20bがそれぞれ球体16aの外周に接触している。
上記ローラ20a,20bはそれぞれヱンコーダ21a
,21bの回転軸22a,22bに取付けられている。
上記各ェンコーダ21a,21bは基板12に固定され
た支持板23a,23Mこそれそれ取付けられている。
なお、上記ローラ20a,20bの少なくとも球体16
aに接触する部分はゴムやスポンジ等の弾・性を有する
材料で構成されており、少し操んだ状態で球体16aに
圧接されている。このため、球体16aが支持体18a
の内部で微小なクリアランスのため「ガタ」があっても
ローラ20a,20bは常に球体16aと接触を保つこ
とができる。また、ローラ20a,20bの球体16a
との接触部が弾性を有する材料で構成されているものの
、球体16aは支持体18aにより支持されているため
、ローラ20a,20bの孫み量はほとんど変化しない
。このため、操作方向の違いによるローラの中心からo
‐ラと球体の接触点までの距離の変化もほとんどなく、
高精度な読み取り行なうことができる。他方の球体16
bも球体16aと同じように円筒形状の支持体18bに
回転可能に鉄入して支持されている。支持体18bも基
板12に固定されており、球体16bと支持体18bの
支持面の間のクリアランスは微小であるように構成され
ている。支持体18bには1つの関口部24が設けられ
てり、この閉口部24を通して第3の回転体であるロー
ラ25が球体16bの外周に接触している。oーラ25
はェンコーダ26の回転軸27に取付けられており、ェ
ンコーダ26は基板12に固定された支持板28に取付
けられている。ローラ25もローラ20a,20bと同
様に少なくとも球体16bと接触する部分が弾性を有す
る材料で構成されており、少し孫んだ状態で球体16b
に圧接されている。球体16aと16bは組立時には支
持体18a,18bの上方から、それらの中へ挿入する
だけでよく、また、支持体18a,18bの内径と球体
16a,16bの外径により決まる精度で球体16a,
16bが支持されるため、球体の支持部の調整は不要で
ある。ローラ20a,20b,25は同一の直径を有し
、かつ、それぞれのローラが接触している球体の中心を
結んだ線が、操作平面15と平行となるような位置に取
付けられている。また、ローラ20aは、その回転軸心
が球体16aと16bの中心を結んだ線と直交するよう
に設置されており、ローラ20bと25は、その回転軸
0が球体16aと16bの中心を結んだ線に平行となる
ように設置されている。エンコーダ21a,21b,2
6はローラ16a,160の回転角度を電気信号として
検出するためのものであり、これらは周知のものを使用
し得るため、ここで詳細な説明は省略する。
上言己ェンコーダ21a,21b,26により検出され
た信号は、第5図に示すように、それぞれ増幅回路や波
形整形回路などを含む信号処理回路30,31,32に
導かれて、各ローラ20a,20b,25の回転方向お
よび回転角度に応じた信号に変化される。
た信号は、第5図に示すように、それぞれ増幅回路や波
形整形回路などを含む信号処理回路30,31,32に
導かれて、各ローラ20a,20b,25の回転方向お
よび回転角度に応じた信号に変化される。
さらに、信号処理回路30および31によって処理され
た信号は、球体16aの装置に設定された座標系におけ
る移動方向および移動量を表わすものとなっている。信
号処理回路31および32によって処理された信号は比
較演算回路33に導かれて装置の操作面に垂直な軸の回
りの回転角に応じた信号に変換される。この比較演算回
路33によって変換された信号は、信号処理回路30,
31によって変換された信号とともに演算回路34に導
かれ、演算回路34によって装置の操作平面15に設定
されて座標系における移動方向および移動量を表わす信
号に変換される。ここで、前記ローラ20a,20bと
ェンコーダ21a,21bは第1の検出部を構成し、さ
らに、この第1の検出部と球体16aを含めて第1の検
出手段を構成している。
た信号は、球体16aの装置に設定された座標系におけ
る移動方向および移動量を表わすものとなっている。信
号処理回路31および32によって処理された信号は比
較演算回路33に導かれて装置の操作面に垂直な軸の回
りの回転角に応じた信号に変換される。この比較演算回
路33によって変換された信号は、信号処理回路30,
31によって変換された信号とともに演算回路34に導
かれ、演算回路34によって装置の操作平面15に設定
されて座標系における移動方向および移動量を表わす信
号に変換される。ここで、前記ローラ20a,20bと
ェンコーダ21a,21bは第1の検出部を構成し、さ
らに、この第1の検出部と球体16aを含めて第1の検
出手段を構成している。
また、前記ローラ25とェンコーダ26は第2の検出部
を構成し、さらに、この第2の検出部と球体16bを含
めて第2検出手段を構成している。なお、図示の本発明
の実施例においては」入力開始や検出値の初期値化等に
用いられるスイッチ35a,35bが装備されている。
を構成し、さらに、この第2の検出部と球体16bを含
めて第2検出手段を構成している。なお、図示の本発明
の実施例においては」入力開始や検出値の初期値化等に
用いられるスイッチ35a,35bが装備されている。
次に、本実施例の動作について説明する。
本装置が操作平面15上で操作さると、球体16a,1
6bはハウジング13内でそれぞれ支持体18a,18
bによって転勤可能に司特されて本装置とともに移動す
る。
6bはハウジング13内でそれぞれ支持体18a,18
bによって転勤可能に司特されて本装置とともに移動す
る。
このとき、球体16aと16bは自重によって操作平面
15と接して、その操作平面15との間の摩擦力によっ
て回転力を与えられて転がりながら移動する。また、こ
のときのそれぞれの球体16a,16bの回転方向は、
それぞれ球体16a,16bの進行方向と一致している
。球体16aが回転すると、その球体16aと接触して
いるローラ20a,20bも回転するが、このときのロ
ーラ20a,20bの回転量は、球体16aの進行方向
と、それぞれローラのなす角度に応じたものとなる。す
なわち、第6図に示すように球体16aが操作平面上で
移動した距離をそとし、球体16aの進行方向とローラ
16bのなす角度をひとすると、ローラ20aの外周上
での移動距離は、球体16aの中心とローラ20bを結
ぶ直線をx軸とし、球体16aの中心とロ−ラ20aを
結ぶ直線をy軸としたときの球体16aのy軸方向の移
動成分〆sin8を等しくなる。つまり、第7図より、
球体16aの半径をrとすると、ローラ20aの接触点
における球体16aの回転半径は鼠nひとなり、球体1
6aが距離そだけ転がると、ローラ28aとの薮触点に
おける球体16aの外周上での外周上での移動距離が〆
sin8となるため、ローラ20aの外周上での移動距
離もそsinaとなる。また、ローラ20bにおいても
ローラ20aと同様に外周上での移動距離がZsin8
となり、球体16aのx軸方向成分と等しくなる。ロー
ラ20a,20bの回転用は、それらのローラの外周上
での移動距離に応じたものとなる。したがって、ローラ
20a,20bの回転角をェンコーダ21a,21bに
より検出することによって、球体16aの移動方向と移
動量に応じた信号を得ることができる。球体16bと接
触しているローラ25についても同様にして、球体16
bのx方向の移動距離に応じた回転角で回転する。次に
、本装置が操作中に操作平面15に垂直な軸の回りに回
動した場合を考える。本装置が回動するとき、第8図に
示すように、その瞬間の回動中心から球体16aの中」
0までの距離をR、球体16aと160の中0間距離を
Lとし、球体16aの移動経路に沿った移動距離を夕,
、球体16bの移動経路に沿った移動距離をそ2、回動
角をQとすると、次の式が成り立つ。そ,=Rば
……【1}夕2=(R+L)Q
……■したがつて、 そ2−そ.:LQ ……【3’とな
る。
15と接して、その操作平面15との間の摩擦力によっ
て回転力を与えられて転がりながら移動する。また、こ
のときのそれぞれの球体16a,16bの回転方向は、
それぞれ球体16a,16bの進行方向と一致している
。球体16aが回転すると、その球体16aと接触して
いるローラ20a,20bも回転するが、このときのロ
ーラ20a,20bの回転量は、球体16aの進行方向
と、それぞれローラのなす角度に応じたものとなる。す
なわち、第6図に示すように球体16aが操作平面上で
移動した距離をそとし、球体16aの進行方向とローラ
16bのなす角度をひとすると、ローラ20aの外周上
での移動距離は、球体16aの中心とローラ20bを結
ぶ直線をx軸とし、球体16aの中心とロ−ラ20aを
結ぶ直線をy軸としたときの球体16aのy軸方向の移
動成分〆sin8を等しくなる。つまり、第7図より、
球体16aの半径をrとすると、ローラ20aの接触点
における球体16aの回転半径は鼠nひとなり、球体1
6aが距離そだけ転がると、ローラ28aとの薮触点に
おける球体16aの外周上での外周上での移動距離が〆
sin8となるため、ローラ20aの外周上での移動距
離もそsinaとなる。また、ローラ20bにおいても
ローラ20aと同様に外周上での移動距離がZsin8
となり、球体16aのx軸方向成分と等しくなる。ロー
ラ20a,20bの回転用は、それらのローラの外周上
での移動距離に応じたものとなる。したがって、ローラ
20a,20bの回転角をェンコーダ21a,21bに
より検出することによって、球体16aの移動方向と移
動量に応じた信号を得ることができる。球体16bと接
触しているローラ25についても同様にして、球体16
bのx方向の移動距離に応じた回転角で回転する。次に
、本装置が操作中に操作平面15に垂直な軸の回りに回
動した場合を考える。本装置が回動するとき、第8図に
示すように、その瞬間の回動中心から球体16aの中」
0までの距離をR、球体16aと160の中0間距離を
Lとし、球体16aの移動経路に沿った移動距離を夕,
、球体16bの移動経路に沿った移動距離をそ2、回動
角をQとすると、次の式が成り立つ。そ,=Rば
……【1}夕2=(R+L)Q
……■したがつて、 そ2−そ.:LQ ……【3’とな
る。
ここで、Lは一定の値であるので、夕2と〆,の距離の
差を調べれば、回動角のQが求まる。そ,は、球体16
aの装置に設定された座標系におけるx軸方向の移動量
に応じた回転をするローラ20bの回転量をェンコーダ
21bにより検出することによって求まる。また、そ2
はローラ25の回転量をェンコーダ26により検出する
ことによって求まる。したがって、ェンコーダ21bと
26からの検出信号を信号処理回路31,32を通して
、さらに比較演算回路33で処理することによって、本
装置の操作平面15に垂直な軸の回りの回動角Qが求め
られる。以上のようにして、本装置に設定された座標系
における装置の移動方向および移動量と、本装置の操作
平面に垂直な軸の回りの回動角が求められるが、以上の
検出手段値より、演算回路34で演算処理すると、本装
置の操作平面に設定された座標系における移動方向およ
び移動量が求められる。
差を調べれば、回動角のQが求まる。そ,は、球体16
aの装置に設定された座標系におけるx軸方向の移動量
に応じた回転をするローラ20bの回転量をェンコーダ
21bにより検出することによって求まる。また、そ2
はローラ25の回転量をェンコーダ26により検出する
ことによって求まる。したがって、ェンコーダ21bと
26からの検出信号を信号処理回路31,32を通して
、さらに比較演算回路33で処理することによって、本
装置の操作平面15に垂直な軸の回りの回動角Qが求め
られる。以上のようにして、本装置に設定された座標系
における装置の移動方向および移動量と、本装置の操作
平面に垂直な軸の回りの回動角が求められるが、以上の
検出手段値より、演算回路34で演算処理すると、本装
置の操作平面に設定された座標系における移動方向およ
び移動量が求められる。
発明の効果
以上のように本発明の位置情報入力装置は、その装置に
設定された座標系における装置の移動方向および移動量
を検出する第1の検出手段と、装置の操作面に垂直な軸
の回りの回動角を検出する第2の検出手段を有し、それ
から検出信号を演算処理して、本装置の操作面に設定さ
れた座標系における移動方向および移動量を表わす信号
を得るようにしたものであり、したがって、操作面に対
応した座標系で位置入力を行ないたい場合、例えば操作
面上で描かれた図形等をトレース入力したい場合等に、
特に注意を払うことなく操作でき、操作性に優れたもの
である。
設定された座標系における装置の移動方向および移動量
を検出する第1の検出手段と、装置の操作面に垂直な軸
の回りの回動角を検出する第2の検出手段を有し、それ
から検出信号を演算処理して、本装置の操作面に設定さ
れた座標系における移動方向および移動量を表わす信号
を得るようにしたものであり、したがって、操作面に対
応した座標系で位置入力を行ないたい場合、例えば操作
面上で描かれた図形等をトレース入力したい場合等に、
特に注意を払うことなく操作でき、操作性に優れたもの
である。
さらに検出出段を独立した球体を用いて構成することに
より、それぞれの球体はどちらの方向にでも移動可能で
あるため、操作時に操作の妨げにならす、円滑な操作が
できる。
より、それぞれの球体はどちらの方向にでも移動可能で
あるため、操作時に操作の妨げにならす、円滑な操作が
できる。
また、前述の実施例のように球体の回転を検出するのに
、球体に回転体を接触させ、この回転体の回転方向や回
転量を検出することによって行なわせると、簡単な構成
で位置情報を確実に精度良く検出できるという効果も得
られる。
、球体に回転体を接触させ、この回転体の回転方向や回
転量を検出することによって行なわせると、簡単な構成
で位置情報を確実に精度良く検出できるという効果も得
られる。
さらに、第1の球体の移動方向および移動量を検出する
ための第1の回転体および第2の回転体の配置を、それ
ぞれの回転軸が第1の球体と第2の球体の中心を結ぶ直
線に対して、それぞれ直角、平行となるように配置し、
第2の球体の回転方向や回転量を検出するための第3の
回転体の回転軸が第1の球体と第2の球体の中心を結ぶ
直線に対して平行となるように配置し、あるいは、さら
に第2の回転体と第3の回転体の中心から球体の接触点
までの距離を等しくすることによって、検出信号の演算
処理を容易に行なうことができるものである。
ための第1の回転体および第2の回転体の配置を、それ
ぞれの回転軸が第1の球体と第2の球体の中心を結ぶ直
線に対して、それぞれ直角、平行となるように配置し、
第2の球体の回転方向や回転量を検出するための第3の
回転体の回転軸が第1の球体と第2の球体の中心を結ぶ
直線に対して平行となるように配置し、あるいは、さら
に第2の回転体と第3の回転体の中心から球体の接触点
までの距離を等しくすることによって、検出信号の演算
処理を容易に行なうことができるものである。
第1図は従来の位置情報入力装置の一部切欠側断面図一
、第2図はその一部切欠平面図、第3図は本発明の一実
施例の一部功欠平面図、第4図はその側断面図、第5図
は同本発明の実施例における信号処理部を示すブロック
図、第6図、第7図および第8図は本発明の実施例の動
作を説明するための要部平面図である。 11……ハウジング、14a〜14d……スチールボー
ル、15・・・・・・操作平面、16a,16b…・・
・球体、18a,18b・・・・・・支持体、20a,
20b,25……ローラ、21a,21b,26・・・
・・・ェンコーダ、30,31,32・・・・・・信号
処理回路、33・・…・比較演算回路、34・・・・・
・演算回路。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図 第8図
、第2図はその一部切欠平面図、第3図は本発明の一実
施例の一部功欠平面図、第4図はその側断面図、第5図
は同本発明の実施例における信号処理部を示すブロック
図、第6図、第7図および第8図は本発明の実施例の動
作を説明するための要部平面図である。 11……ハウジング、14a〜14d……スチールボー
ル、15・・・・・・操作平面、16a,16b…・・
・球体、18a,18b・・・・・・支持体、20a,
20b,25……ローラ、21a,21b,26・・・
・・・ェンコーダ、30,31,32・・・・・・信号
処理回路、33・・…・比較演算回路、34・・・・・
・演算回路。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図 第8図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 操作面上を移動自在なハウジング内に設けられ、か
つ前記ハウジングに設定された座標系における前記ハウ
ジングの移動方向や移動距離を検出するための第1の検
出手段と、前記ハウジング内に設けられ、かつ前記操作
面上における前記ハウジングの操作面に垂直な軸の回り
の回転角度を検出するための第2の検出手段を具備し、
かつ前記第1の検出手段および前記第2の検出手段によ
り得られた検出信号を演算処理することにより前記操作
面に設定された座標系における前記ハウジングの移動方
向および移動距離に応じた信号を得るように構成したこ
とを特徴とする位置情報入力装置。 2 第1の検出手段は、操作面と接触して操作面上を転
動し得る第1の球体と、その第1の球体の回転方向およ
び回転量を表わす信号を発生する第1の検出部を含み、
第2の検出手段は、前記操作面と接触して操作面上を転
動し得る第2の球体と、その第2の球体の回転方向およ
び回転量を表わす信号を発生する第2の検出部と含めて
構成されていることを特徴とする特許請求の範囲第1項
記載の位置情報入力装置。 3 第1の検出部は、第1の球体と接して前記第1の球
体の回転に応じて回転する第1の回転体と、回転軸が前
記第1の回転体の回転軸と平行とならないように配置さ
れているともに前記第1の球体に接して前記第1の球体
の回転に応じて回転する第2の回転体と、前記第1の回
転体の回転に応じて信号を発生する第1のエンコーダと
、前記第2の回転体に応じて信号を発生する第2のエン
コーダを含めて構成され、第2の検出部は、回転軸が前
記第1の球体と前記第2の球体の中心を結んだ直線と直
交しないように配置され、かつ前記第2の球体に接して
、その第2の球体の回転に応じて回転する第3の回転体
と、前第3の回転体の回転に応じて信号を発生する第3
のエンコーダを含めて構成されていることを特徴とする
特許請求の範囲第2項記載の位置情報入力装置。 4 第2の回転体および第3の回転体は、それらの回転
軸が第1の球体と第2の球体の中心を結んだ直線に対し
て平行となるように配置されていることを特徴とする特
許請求の範囲第3項記載の位置情報入力装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57188510A JPS6038739B2 (ja) | 1982-10-26 | 1982-10-26 | 位置情報入力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57188510A JPS6038739B2 (ja) | 1982-10-26 | 1982-10-26 | 位置情報入力装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5977582A JPS5977582A (ja) | 1984-05-04 |
JPS6038739B2 true JPS6038739B2 (ja) | 1985-09-03 |
Family
ID=16224978
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57188510A Expired JPS6038739B2 (ja) | 1982-10-26 | 1982-10-26 | 位置情報入力装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6038739B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61139824A (ja) * | 1984-12-13 | 1986-06-27 | Seiko Instr & Electronics Ltd | 三次元マウス |
JPS61196340U (ja) * | 1985-05-27 | 1986-12-08 | ||
EP0248920A1 (de) * | 1986-06-07 | 1987-12-16 | MAURER, Ingo | Elektrisches Fernbedienungsgerät |
-
1982
- 1982-10-26 JP JP57188510A patent/JPS6038739B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5977582A (ja) | 1984-05-04 |
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