JPH031692B2 - - Google Patents
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- JPH031692B2 JPH031692B2 JP18850282A JP18850282A JPH031692B2 JP H031692 B2 JPH031692 B2 JP H031692B2 JP 18850282 A JP18850282 A JP 18850282A JP 18850282 A JP18850282 A JP 18850282A JP H031692 B2 JPH031692 B2 JP H031692B2
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- JP
- Japan
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- position information
- input device
- information input
- housing
- sphere
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 4
- 229920003023 plastic Polymers 0.000 description 2
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000000452 restraining effect Effects 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F3/00—Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
- G06F3/01—Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
- G06F3/03—Arrangements for converting the position or the displacement of a member into a coded form
- G06F3/041—Digitisers, e.g. for touch screens or touch pads, characterised by the transducing means
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Human Computer Interaction (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Character Discrimination (AREA)
- Position Input By Displaying (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、操作面上において2次元的に描く手
書き図形などをコンピユータにオンラインで入力
する場合などに使用して有効な位置情報入力装置
に関するものである。
書き図形などをコンピユータにオンラインで入力
する場合などに使用して有効な位置情報入力装置
に関するものである。
従来例の構成とその問題点
従来、手動操作にともなつて平面上を移動する
物体に付属された球体の動きを信号に変換して、
その物体の位置情報を得、その位置情報をコード
などを通してコンピユータなどに入力する装置と
して第1図および第2に例示するものが考えられ
ている。これを説明すると、第1図は従来の位置
情報入力装置の一部切断縦断面図、第2図はその
一部切断平面図である。それらの図面において、
1は把持可能なハウジングであり、その内部には
球体2が転動可能に納められており、かつ、その
球体2の下部は、ハウジング1の底部に設けられ
た開口3より下方へ突出して、載置平面4と接す
るようになつている。
物体に付属された球体の動きを信号に変換して、
その物体の位置情報を得、その位置情報をコード
などを通してコンピユータなどに入力する装置と
して第1図および第2に例示するものが考えられ
ている。これを説明すると、第1図は従来の位置
情報入力装置の一部切断縦断面図、第2図はその
一部切断平面図である。それらの図面において、
1は把持可能なハウジングであり、その内部には
球体2が転動可能に納められており、かつ、その
球体2の下部は、ハウジング1の底部に設けられ
た開口3より下方へ突出して、載置平面4と接す
るようになつている。
また、上記ハウジング1は、上記球体2とハウ
ジング1の底面部に転動自在に設けられた複数個
のボール5によつて、載置平面4上で移動自在に
支承される。
ジング1の底面部に転動自在に設けられた複数個
のボール5によつて、載置平面4上で移動自在に
支承される。
上記球体2は、その周囲の近傍に配設された4
つのアングル6a,6b,6c,6dにそれぞれ
回転自在に設けられたローラ7a,7b,7c,
7dに接することで水平方向の位置が規制され、
また、ハウジング1の内部中央上面部に転動自在
に配されたボール8に上面中央部が接することで
上方向の位置が規制されている。9aおよび9b
はローラ7a〜7dのうち、回転軸の延長線が直
交する一対のローラ7bと7cの回転軸10aと
10bにそれぞれ連結されたポテンシヨメータで
あり、それらは、ローラ7b,7cの回転量に応
じて抵抗値が変化するように構成され、かつ、図
示していないがコードを通してコンピユータの入
力部に接続されている。
つのアングル6a,6b,6c,6dにそれぞれ
回転自在に設けられたローラ7a,7b,7c,
7dに接することで水平方向の位置が規制され、
また、ハウジング1の内部中央上面部に転動自在
に配されたボール8に上面中央部が接することで
上方向の位置が規制されている。9aおよび9b
はローラ7a〜7dのうち、回転軸の延長線が直
交する一対のローラ7bと7cの回転軸10aと
10bにそれぞれ連結されたポテンシヨメータで
あり、それらは、ローラ7b,7cの回転量に応
じて抵抗値が変化するように構成され、かつ、図
示していないがコードを通してコンピユータの入
力部に接続されている。
次に、この従来例の動作について説明する。
まず、入力操作者が手でハウジング1を把持し
て、載置平面4上で動かすと、そのハウジング1
の移動にともなつて球体2も載置平面4上を転動
する。すると、その球体2の外周に四方から接触
しているローラ7a〜7bも回転するとともに、
回転軸10a,10bも回転する。この場合、球
体2は、ハウジング1の移動方向と同方向へ向か
つて転動するとともに、ハウジング1の移動量に
応じた量だけ回転する。従つて、ポテンシヨメー
タ9a,9bによつて、ローラ7b,7cの回転
角を検出することにより、ハウジング1の移動方
向ならびに移動量に応じた位置情報を検出するこ
とができる。
て、載置平面4上で動かすと、そのハウジング1
の移動にともなつて球体2も載置平面4上を転動
する。すると、その球体2の外周に四方から接触
しているローラ7a〜7bも回転するとともに、
回転軸10a,10bも回転する。この場合、球
体2は、ハウジング1の移動方向と同方向へ向か
つて転動するとともに、ハウジング1の移動量に
応じた量だけ回転する。従つて、ポテンシヨメー
タ9a,9bによつて、ローラ7b,7cの回転
角を検出することにより、ハウジング1の移動方
向ならびに移動量に応じた位置情報を検出するこ
とができる。
しかしながら、上記従来の位置情報入力装置に
おいては次のような問題があつた。すなわち、球
体2の回転をハウジング1に取付けられたローラ
7b,7cの回転によつて検出しているため、検
出された信号は、ハウジング1に固定された座標
系x,yにおける球体2の移動方向および移動量
を表わしている。ところが、ハウジング1が、操
作中に操作平面に対して垂直な軸の回りに回転す
ると、ハウジング1に固定された座標系が、載置
平面4上に固定された座標系X,Yに対して回転
するため、装置が検出した信号から導かれる球体
2の移動方向および移動量は、実際に載置平面4
上で移動した移動方向や移動量と異なるものとな
る。
おいては次のような問題があつた。すなわち、球
体2の回転をハウジング1に取付けられたローラ
7b,7cの回転によつて検出しているため、検
出された信号は、ハウジング1に固定された座標
系x,yにおける球体2の移動方向および移動量
を表わしている。ところが、ハウジング1が、操
作中に操作平面に対して垂直な軸の回りに回転す
ると、ハウジング1に固定された座標系が、載置
平面4上に固定された座標系X,Yに対して回転
するため、装置が検出した信号から導かれる球体
2の移動方向および移動量は、実際に載置平面4
上で移動した移動方向や移動量と異なるものとな
る。
以上のように従来の位置情報入力装置において
は、操作中に装置が回転すると、実際の移動量と
検出値とが異なつてしまうため、載置平面上の座
標系に対応した入力を行ないたい場合、例えば、
載置平面上に描かれた図形等をトレースして入力
する場合などは、操作中に装置が回転しないよう
にして操作しなければならないため、実際上、載
置平面上の図形の入力は非常に困難なものとなつ
ていた。
は、操作中に装置が回転すると、実際の移動量と
検出値とが異なつてしまうため、載置平面上の座
標系に対応した入力を行ないたい場合、例えば、
載置平面上に描かれた図形等をトレースして入力
する場合などは、操作中に装置が回転しないよう
にして操作しなければならないため、実際上、載
置平面上の図形の入力は非常に困難なものとなつ
ていた。
発明の目的
本発明は上述のような従来の問題を解決するも
のであり、装置を操作面上で操作するときに、装
置の移動を検出する部分が、操作面に垂直な軸の
回りに回転しないように拘束することによつて、
操作面上における座標系での装置の軌跡をそのま
ま読み取つて入力することが可能で、操作面上の
図形等のトレース入力を容易に行なうことができ
る位置情報入力装置を提供するものである。
のであり、装置を操作面上で操作するときに、装
置の移動を検出する部分が、操作面に垂直な軸の
回りに回転しないように拘束することによつて、
操作面上における座標系での装置の軌跡をそのま
ま読み取つて入力することが可能で、操作面上の
図形等のトレース入力を容易に行なうことができ
る位置情報入力装置を提供するものである。
発明の構成
本発明の位置情報入力装置は、操作面上を移動
しうるハウジング、前記ハウジングの前記操作面
上での移動にともなつて前記操作面に接して回転
するように前記ハウジングに転動可能に設けられ
た球体および、前記球体の回転によつて前記ハウ
ジングの移動方向や移動量を示す位置情報を検出
し、その検出値に応じた信号を発生する位置情報
入力手段を含めてなる位置情報入力器と、前記位
置情報入力器を、前記操作面に対して垂直な軸の
回りでの回動を阻止するように前記操作面に沿つ
て平行移動可能に案内する案内手段を具備してな
る。
しうるハウジング、前記ハウジングの前記操作面
上での移動にともなつて前記操作面に接して回転
するように前記ハウジングに転動可能に設けられ
た球体および、前記球体の回転によつて前記ハウ
ジングの移動方向や移動量を示す位置情報を検出
し、その検出値に応じた信号を発生する位置情報
入力手段を含めてなる位置情報入力器と、前記位
置情報入力器を、前記操作面に対して垂直な軸の
回りでの回動を阻止するように前記操作面に沿つ
て平行移動可能に案内する案内手段を具備してな
る。
実施例の説明
以下、本発明の実施例について図面を参照して
説明する。第3図は本発明の一実施例の一部切断
側面図、第4図はその一部切断平面図である。そ
れらの図面において、11は位置情報入力器、1
2は位置情報入力器11を移動自在に載置可能に
した操作平面図である。、ここで、上記位置情報
入力器11は、把持可能なハウジング13と、そ
のハウジング13の一構成要素ともなる底板13
aと、前記底板13aを含むハウジング13を前
記操作平面12上で所定間隙あけて移動可能に支
承するために前記底板13aの下面部に転動自在
に配設されたスチールボールなどのボール14
a,14b,14c,14dと、下部が前記底板
13aに穿設された円穴15から下方へ突出して
前記操作板12上に接するように、前記ハウジン
グ13内に転動可能に配設された球体16と、そ
の球体16の水平方向の移動を規制するように、
その外周の4点において、すなわち上方から見て
90度の離間間隔をあけて四方から接するように回
転自在に配されたゴムローラなどのローラ17
a,17b,17c,17dと、それらのローラ
17a〜17dを底板13a上で回転自在に支持
するように、それらの軸18a,18b,18
c,18dを支承する支持部材19a,19b,
19c,19dと、前記ローラ17a〜17dの
うち、回転軸の延長線が直交するローラ、例えば
17aと17bの軸18aと18bに連結され
て、それぞれのロール17a,17bの回転角を
検出し、電気信号として得る位置情報検出手段で
あるところのエンコーダ20a,20bを含めて
構成されている。
説明する。第3図は本発明の一実施例の一部切断
側面図、第4図はその一部切断平面図である。そ
れらの図面において、11は位置情報入力器、1
2は位置情報入力器11を移動自在に載置可能に
した操作平面図である。、ここで、上記位置情報
入力器11は、把持可能なハウジング13と、そ
のハウジング13の一構成要素ともなる底板13
aと、前記底板13aを含むハウジング13を前
記操作平面12上で所定間隙あけて移動可能に支
承するために前記底板13aの下面部に転動自在
に配設されたスチールボールなどのボール14
a,14b,14c,14dと、下部が前記底板
13aに穿設された円穴15から下方へ突出して
前記操作板12上に接するように、前記ハウジン
グ13内に転動可能に配設された球体16と、そ
の球体16の水平方向の移動を規制するように、
その外周の4点において、すなわち上方から見て
90度の離間間隔をあけて四方から接するように回
転自在に配されたゴムローラなどのローラ17
a,17b,17c,17dと、それらのローラ
17a〜17dを底板13a上で回転自在に支持
するように、それらの軸18a,18b,18
c,18dを支承する支持部材19a,19b,
19c,19dと、前記ローラ17a〜17dの
うち、回転軸の延長線が直交するローラ、例えば
17aと17bの軸18aと18bに連結され
て、それぞれのロール17a,17bの回転角を
検出し、電気信号として得る位置情報検出手段で
あるところのエンコーダ20a,20bを含めて
構成されている。
なお、前記底板13aに穿設した円穴15の内
径は、球体16の外径よりも小さくして、位置情
報入力器11を持ち上げた時に球体16が不要に
脱落しないようにしてある。さらに、前記ローラ
17a〜17dは、位置情報入力器11を操作板
12上に載置した場合に、それらのローラ17a
〜17dの中心と球体16の中心を結ぶ直線が操
作平面12と平行になるように設けられてる。
径は、球体16の外径よりも小さくして、位置情
報入力器11を持ち上げた時に球体16が不要に
脱落しないようにしてある。さらに、前記ローラ
17a〜17dは、位置情報入力器11を操作板
12上に載置した場合に、それらのローラ17a
〜17dの中心と球体16の中心を結ぶ直線が操
作平面12と平行になるように設けられてる。
上記の構成により、球体16が自重によつて平
面12と接触を保ちながら平面12上で移動する
と、球体16がハウジング13内でローラ17a
〜17dに支えられて球体16の移動方向に回転
するとともに、球体16と接触しているローラ1
7a〜17dが球体16の回転方向および回転量
に応じた回転量で、それぞれ回転する。また、こ
のため、ローラ17a,17bと連結されたエン
コーダ20a,20bの軸18a,18bも回転
し、エンコーダ20a,20bによつて、それぞ
れのローラ17a,17bの回転量が検出され
る。
面12と接触を保ちながら平面12上で移動する
と、球体16がハウジング13内でローラ17a
〜17dに支えられて球体16の移動方向に回転
するとともに、球体16と接触しているローラ1
7a〜17dが球体16の回転方向および回転量
に応じた回転量で、それぞれ回転する。また、こ
のため、ローラ17a,17bと連結されたエン
コーダ20a,20bの軸18a,18bも回転
し、エンコーダ20a,20bによつて、それぞ
れのローラ17a,17bの回転量が検出され
る。
一方、底板13aにはスイツチ台21が固定さ
れ、このスイツチ台21には位置情報検出値の初
期値化等を行うためのスイツチ22a,22bが
取付けられている。また、ハウジング13の前部
外壁には突起部23が設けられており、さらに、
その突起部23に形成された貫通孔には透明なプ
ラスチツク円板24が、はめ込まれている。この
透明なプラスチツク円板24にはカーソル線が描
かれており、操作平面12上に描かれた図形等を
入力する際の目印となるようにしている。また、
ハウジング13の左側壁部には突出部25a,2
5bが設けられ、かつ、それらの突出部25a,
25bには第4図において下向きにダボ26a,
26bが設けられている。
れ、このスイツチ台21には位置情報検出値の初
期値化等を行うためのスイツチ22a,22bが
取付けられている。また、ハウジング13の前部
外壁には突起部23が設けられており、さらに、
その突起部23に形成された貫通孔には透明なプ
ラスチツク円板24が、はめ込まれている。この
透明なプラスチツク円板24にはカーソル線が描
かれており、操作平面12上に描かれた図形等を
入力する際の目印となるようにしている。また、
ハウジング13の左側壁部には突出部25a,2
5bが設けられ、かつ、それらの突出部25a,
25bには第4図において下向きにダボ26a,
26bが設けられている。
第5図は上述の位置情報入力器11を、操作平
面12に対して垂直な軸の回りでの回動を阻止す
るように、上記操作平面12に沿つて平行移動可
能に案内手段を含む本発明の実施例の平面図であ
る。
面12に対して垂直な軸の回りでの回動を阻止す
るように、上記操作平面12に沿つて平行移動可
能に案内手段を含む本発明の実施例の平面図であ
る。
同図において、27は本装置を操作平面12上
に配置するための取付部材であり、この取付部材
27には軸28a,28bが植設されている。軸
28a,28bにはアーム29a,29bの各一
端が回動自在に枢支され、また、それらのアーム
29a,29bの各他端は中継部材30に植設さ
れた軸31a,31bに、それぞれ回動自在に枢
支されている。中継部材30の下面部には軸32
a,32bが植設されており、軸32a,32b
には、それぞれアーム33a,33bの一端が回
動自在に枢支されている。アーム33a,33b
の他端は、前記ハウジング13の左側壁に設けら
れたダボ26a,26bに着脱可能に係合して連
結されている。これにより、図面をトレース入力
する等、操作平面12に対応した座標系で入力す
るときは、位置情報入力器11をアーム33a,
33bに取付けて使用することができ、また、通
常の場合は、位置情報入力器11をアーム33
a,33bから簡単に取り外して使用することが
できるようになつている。
に配置するための取付部材であり、この取付部材
27には軸28a,28bが植設されている。軸
28a,28bにはアーム29a,29bの各一
端が回動自在に枢支され、また、それらのアーム
29a,29bの各他端は中継部材30に植設さ
れた軸31a,31bに、それぞれ回動自在に枢
支されている。中継部材30の下面部には軸32
a,32bが植設されており、軸32a,32b
には、それぞれアーム33a,33bの一端が回
動自在に枢支されている。アーム33a,33b
の他端は、前記ハウジング13の左側壁に設けら
れたダボ26a,26bに着脱可能に係合して連
結されている。これにより、図面をトレース入力
する等、操作平面12に対応した座標系で入力す
るときは、位置情報入力器11をアーム33a,
33bに取付けて使用することができ、また、通
常の場合は、位置情報入力器11をアーム33
a,33bから簡単に取り外して使用することが
できるようになつている。
ここで、アーム29aと29bの枢支部におい
て、それぞれの枢軸間の距離、すなわち軸28a
と31a間の長さと、軸28bと31b間の長さ
が等しくなるように構成されている。また、軸2
8aと軸28bの軸間距離と、軸31aと軸31
bの軸間距離も等しく構成されている。このた
め、軸28a,31a,31b,28bを結んで
形成される四方形は平行四辺形となり、軸28a
と軸28bを結ぶ線と、軸31aと軸31bを結
ぶ線は、アーム29a,29bがどのように回動
しようとも、常に平行となる。また、アーム33
aと33bも上述のアーム29a,29bと同様
の構成になつており、軸32aと軸32bを結ぶ
線と、ダボ26aと26bを結ぶ線は常に平行と
なつている。したがつて、位置情報入力器11が
操作平面12内で自由に動けるように案内された
状態で、位置情報入力器11が操作中に常に一定
の方向を向いたまま、平面内で回動することなく
移動を案内することができる。
て、それぞれの枢軸間の距離、すなわち軸28a
と31a間の長さと、軸28bと31b間の長さ
が等しくなるように構成されている。また、軸2
8aと軸28bの軸間距離と、軸31aと軸31
bの軸間距離も等しく構成されている。このた
め、軸28a,31a,31b,28bを結んで
形成される四方形は平行四辺形となり、軸28a
と軸28bを結ぶ線と、軸31aと軸31bを結
ぶ線は、アーム29a,29bがどのように回動
しようとも、常に平行となる。また、アーム33
aと33bも上述のアーム29a,29bと同様
の構成になつており、軸32aと軸32bを結ぶ
線と、ダボ26aと26bを結ぶ線は常に平行と
なつている。したがつて、位置情報入力器11が
操作平面12内で自由に動けるように案内された
状態で、位置情報入力器11が操作中に常に一定
の方向を向いたまま、平面内で回動することなく
移動を案内することができる。
第6図は前記エンコーダ20a,20bの構成
例を示した図である。同図において、前記17
a,17bの軸18a,18bに取付けられて、
ローラ17a,17bと一体的に回転する遮光板
34は先を透過させない材質で形成されており、
その遮光板34には、円周上に等間隔に多数のス
リツト35が設けられている。一方、前記遮光板
34のスリツト位置に対応して、遮光板34をは
さむようにして、発光ダイオード36とフオトト
ランジスタ37が設けられている。発光ダイオー
ド36には、第7図の回路図に示すように、常時
一定の光量で発光するように電源38から一定の
電圧が加えられている。また、フオトトランジス
タ37は、受ける光量によつて端子39に得られ
る出力電圧が変化するようになつている。したが
つて、フオトトランジスタ37と発光ダイオード
36の間の遮光板34のスリツト位置が変化する
と、それを透過する光量が変化するため、フオト
トランジスタ37の出力電圧も、それに従つて変
化する。
例を示した図である。同図において、前記17
a,17bの軸18a,18bに取付けられて、
ローラ17a,17bと一体的に回転する遮光板
34は先を透過させない材質で形成されており、
その遮光板34には、円周上に等間隔に多数のス
リツト35が設けられている。一方、前記遮光板
34のスリツト位置に対応して、遮光板34をは
さむようにして、発光ダイオード36とフオトト
ランジスタ37が設けられている。発光ダイオー
ド36には、第7図の回路図に示すように、常時
一定の光量で発光するように電源38から一定の
電圧が加えられている。また、フオトトランジス
タ37は、受ける光量によつて端子39に得られ
る出力電圧が変化するようになつている。したが
つて、フオトトランジスタ37と発光ダイオード
36の間の遮光板34のスリツト位置が変化する
と、それを透過する光量が変化するため、フオト
トランジスタ37の出力電圧も、それに従つて変
化する。
以上のことより、遮光板34が軸18a,18
bとともに回転すると、端子39に現われる出力
電圧は第8図aに示すように変化する。
bとともに回転すると、端子39に現われる出力
電圧は第8図aに示すように変化する。
また、このエンコーダ20a,20bには、遮
光板34をはさんで、もう一組の発光ダイオード
40とフオトトランジスタ41が第6図に示すよ
うに設けられている。この発光ダイオード40と
フオトトランジスタ41の配設位置は、フオトト
ランジスタ41の出力電圧が、フオトトランジス
タ37の出力電圧と位相が概ね90゜異なる位置に
設けられている。したがつて、例えば、遮光板3
4が第6図に示す矢印A方向に回転した場合、フ
オトトランジスタ37の出力電圧が第8図aのよ
うになるのに対して、フオトトランジスタ41の
出力電圧は、第8図bのようにフオトトランジス
タ37の出力電圧に対して位相が90゜遅れた形で
変化する。逆に、遮光板34が第6図に示す矢印
B方向に回転すると、フオトトランジスタ41の
出力電圧は、フオトトランジスタ37の出力電圧
に対して位相が90゜進んだ形で変化する。
光板34をはさんで、もう一組の発光ダイオード
40とフオトトランジスタ41が第6図に示すよ
うに設けられている。この発光ダイオード40と
フオトトランジスタ41の配設位置は、フオトト
ランジスタ41の出力電圧が、フオトトランジス
タ37の出力電圧と位相が概ね90゜異なる位置に
設けられている。したがつて、例えば、遮光板3
4が第6図に示す矢印A方向に回転した場合、フ
オトトランジスタ37の出力電圧が第8図aのよ
うになるのに対して、フオトトランジスタ41の
出力電圧は、第8図bのようにフオトトランジス
タ37の出力電圧に対して位相が90゜遅れた形で
変化する。逆に、遮光板34が第6図に示す矢印
B方向に回転すると、フオトトランジスタ41の
出力電圧は、フオトトランジスタ37の出力電圧
に対して位相が90゜進んだ形で変化する。
フオトトランジスタ37,41の出力電圧はコ
ードなどを介して、それぞれ第9図に示すように
増幅器42,43によつて増幅された後、波形整
形器44,45を通して矩形波に波形整形され
る。その後、位相比較器46によつて、2つの信
号の位相を比較することにより、遮光板34の回
転方向を検出するとともに、どちらか一方の信号
の波の数を演算器47によつて加算することによ
り、遮光板34の回転角を検出することができ
る。なお、演算器47によつて検出された信号は
コンピユータ本体に供給されて処理される。
ードなどを介して、それぞれ第9図に示すように
増幅器42,43によつて増幅された後、波形整
形器44,45を通して矩形波に波形整形され
る。その後、位相比較器46によつて、2つの信
号の位相を比較することにより、遮光板34の回
転方向を検出するとともに、どちらか一方の信号
の波の数を演算器47によつて加算することによ
り、遮光板34の回転角を検出することができ
る。なお、演算器47によつて検出された信号は
コンピユータ本体に供給されて処理される。
以上の構成により、ローラ17a,17bの回
転方向および回転角を検出することができる。
転方向および回転角を検出することができる。
次に、本実施例の操作ならびに動作について説
明する。第5図に示すように、位置情報入力器1
1をアーム33a,33bに取付けた状態におい
て、位置情報入力器11が操作平面12上で操作
されると、前述のように、アーム29a,29
b,33a,33bの働きによつて位置情報入力
器11は常に一定の方向を向くように、すなわち
操作平面12上で回動しないように案内された状
態で移動する。このとき、球体16はハウジング
13内において、ローラ17a〜17dによつて
支持されて、自重により操作平面12と接しなが
ら操作平面12上を位置情報入力器11の移動方
向と同一方向に転がりながら移動する。そして、
この球体16が回転することにより、その球体1
6と接しているローラ17a〜17dも回転する
が、このとき、各ローラ17a〜17dは球体1
6の進行方向と、それぞれのローラのなす角度に
応じた回転量で回転する。すなわち、球体16が
操作平面12上で移動した距離をLとし、球体1
6の進行方向とローラ17bとのなす角をθとす
ると、ローラ17bが周上で移動した転がり距離
は、Lcpsθとなり、また、ローラ17aが周上で
移動した転がり距離はLsioθとなる。このとき、
ローラ17a,17bの回転角は、それらのロー
ラが周上で移動した転がり距離に応じた値とな
る。ここで、球体16の中心とローラ17bの中
心を結ぶ直線をx軸とし、球体16の中心とロー
ラ17aの中心を結ぶ直線をy軸とすると、前述
のローラの周上での移動距離の値は、ちようど、
球体16がx軸方向、y軸方向に移動した距離と
それぞれ等しくなる。したがつて、ローラ17
a,17bの回転角をエンコーダ20a,20b
により検出することにより、球体16の移動方向
と移動量をx軸方向とy軸方向に分けて測定する
ことができる。
明する。第5図に示すように、位置情報入力器1
1をアーム33a,33bに取付けた状態におい
て、位置情報入力器11が操作平面12上で操作
されると、前述のように、アーム29a,29
b,33a,33bの働きによつて位置情報入力
器11は常に一定の方向を向くように、すなわち
操作平面12上で回動しないように案内された状
態で移動する。このとき、球体16はハウジング
13内において、ローラ17a〜17dによつて
支持されて、自重により操作平面12と接しなが
ら操作平面12上を位置情報入力器11の移動方
向と同一方向に転がりながら移動する。そして、
この球体16が回転することにより、その球体1
6と接しているローラ17a〜17dも回転する
が、このとき、各ローラ17a〜17dは球体1
6の進行方向と、それぞれのローラのなす角度に
応じた回転量で回転する。すなわち、球体16が
操作平面12上で移動した距離をLとし、球体1
6の進行方向とローラ17bとのなす角をθとす
ると、ローラ17bが周上で移動した転がり距離
は、Lcpsθとなり、また、ローラ17aが周上で
移動した転がり距離はLsioθとなる。このとき、
ローラ17a,17bの回転角は、それらのロー
ラが周上で移動した転がり距離に応じた値とな
る。ここで、球体16の中心とローラ17bの中
心を結ぶ直線をx軸とし、球体16の中心とロー
ラ17aの中心を結ぶ直線をy軸とすると、前述
のローラの周上での移動距離の値は、ちようど、
球体16がx軸方向、y軸方向に移動した距離と
それぞれ等しくなる。したがつて、ローラ17
a,17bの回転角をエンコーダ20a,20b
により検出することにより、球体16の移動方向
と移動量をx軸方向とy軸方向に分けて測定する
ことができる。
従つて、エンコーダ20a,20bによつて検
出された信号を前述の第9図の回路を通して処理
することにより、それぞれの回路角に応じた信号
が発生され、更にこの信号をコンピユータ本体に
入力することによつて、位置情報入力器11の移
動軌跡の位置情報を与えることができる。
出された信号を前述の第9図の回路を通して処理
することにより、それぞれの回路角に応じた信号
が発生され、更にこの信号をコンピユータ本体に
入力することによつて、位置情報入力器11の移
動軌跡の位置情報を与えることができる。
発明の効果
以上のように本発明は、位置情報入力器が移平
面上で操作されるときに、その移動方向および移
動量を検出する部分が平面に垂直な軸の回りに回
動しないよう拘束したものであり、したがつて、
位置情報入力器の移動量の検出値が平面上の座標
系における移動量と対応し、平面上で位置情報入
力器が移動した軌跡をそのまま読みとつて精度よ
く入力を行なうことができるものである。
面上で操作されるときに、その移動方向および移
動量を検出する部分が平面に垂直な軸の回りに回
動しないよう拘束したものであり、したがつて、
位置情報入力器の移動量の検出値が平面上の座標
系における移動量と対応し、平面上で位置情報入
力器が移動した軌跡をそのまま読みとつて精度よ
く入力を行なうことができるものである。
従つて本発明によれば、平面上の図形等のトレ
ース入力等を容易に行なうことができ、簡単な構
成で操作性の優れた位置情報入力装置を提供する
ことができるものである。
ース入力等を容易に行なうことができ、簡単な構
成で操作性の優れた位置情報入力装置を提供する
ことができるものである。
第1図は従来の位置情報入力装置の一部切断側
面図、第2図はその一部切断平面図、第3図は本
発明で使用する位置情報入力器の一例の一部切断
側面図、第4図はその一部切断平面図、第5図は
同本発明の位置情報入力装置の一実施例の平面
図、、第6図は本発明の実施例におけるエンコー
ダの構成例を示す要部斜視図、第7図はその回路
構成図、第8図a,bはそのエンコーダの出力波
形図、第9図は本発明に使用し得る信号処理回路
の一例のブロツク図である。 11……位置情報入力器、12……操作平面、
13……ハウジング、13a……底板、14a〜
14d……ボール、15……円穴、16……球
体、17a〜17d……ローラ、18a〜18d
……軸、19a〜19d……支持部材、20a,
20b……エンコーダ、25a,25b……突出
部、26a,26b……ダボ、27……取付部
材、29a,29b,33a,33b……アー
ム、30……中継部材。
面図、第2図はその一部切断平面図、第3図は本
発明で使用する位置情報入力器の一例の一部切断
側面図、第4図はその一部切断平面図、第5図は
同本発明の位置情報入力装置の一実施例の平面
図、、第6図は本発明の実施例におけるエンコー
ダの構成例を示す要部斜視図、第7図はその回路
構成図、第8図a,bはそのエンコーダの出力波
形図、第9図は本発明に使用し得る信号処理回路
の一例のブロツク図である。 11……位置情報入力器、12……操作平面、
13……ハウジング、13a……底板、14a〜
14d……ボール、15……円穴、16……球
体、17a〜17d……ローラ、18a〜18d
……軸、19a〜19d……支持部材、20a,
20b……エンコーダ、25a,25b……突出
部、26a,26b……ダボ、27……取付部
材、29a,29b,33a,33b……アー
ム、30……中継部材。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 操作面上を移動しうるハウジング、前記ハウ
ジングの前記操作面上での移動にともなつて前記
操作面に接して回転するように前記ハウジングに
転動可能に設けられた球体および、前記球体の回
転によつて前記ハウジングの移動方向や移動量を
示す位置情報を検出し、その検出値に応じた信号
を発生する位置情報検出手段を含めてなる位置情
報入力器と、前記位置情報入力器を、前記操作面
に対して垂直な軸の回りでの回動を阻止するよう
に前記操作面に沿つて平行移動可能に案内する案
内手段を具備してなることを特徴とする位置情報
入力装置。 2 案内手段は、操作面上に配置される取付部材
と、中継部材と、両端部がそれぞれ前記取付部材
と前記中継部材に回動自在に枢支された平行な第
1および第2のアームと、両端部がそれぞれ前記
中継部材と位置情報入力器のハウジングの一部に
回動自在に枢支された平行な第3および第4のア
ームを含めて成り、かつ前記位置情報入力器は前
記第3および第4のアームに対し着脱可能に結合
されていることを特徴とする特許請求の範囲第1
項記載の位置情報入力装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57188502A JPS5977580A (ja) | 1982-10-26 | 1982-10-26 | 位置情報入力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57188502A JPS5977580A (ja) | 1982-10-26 | 1982-10-26 | 位置情報入力装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5977580A JPS5977580A (ja) | 1984-05-04 |
JPH031692B2 true JPH031692B2 (ja) | 1991-01-11 |
Family
ID=16224844
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57188502A Granted JPS5977580A (ja) | 1982-10-26 | 1982-10-26 | 位置情報入力装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5977580A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60187953U (ja) * | 1984-05-23 | 1985-12-12 | 太田 哲 | マウス案内装置 |
-
1982
- 1982-10-26 JP JP57188502A patent/JPS5977580A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5977580A (ja) | 1984-05-04 |
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