JPH0116190Y2 - - Google Patents

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JPH0116190Y2
JPH0116190Y2 JP1984122274U JP12227484U JPH0116190Y2 JP H0116190 Y2 JPH0116190 Y2 JP H0116190Y2 JP 1984122274 U JP1984122274 U JP 1984122274U JP 12227484 U JP12227484 U JP 12227484U JP H0116190 Y2 JPH0116190 Y2 JP H0116190Y2
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plane
pulses
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JP1984122274U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はコンピユーターの座標入力装置の構造
に関する。
〔従来の技術〕
従来のコンピユーターの座標入力装置で平面上
に配置した球の回転によつてパルスを発生する装
置は、第3図に示すような構造のものが用いられ
ていた。
第3図aにおいて、1は球で、平面に接してい
る。2は円盤状の回転体、3は回転体2の中心
軸、4は光遮へい板、5は発光素子、6は受光素
子である。2,3,4,5,6からなる検出方法
を通常2組そなえ、平面上での球の互いに直方す
るX方向、Y方向の移動量を検出する。
第3図bは、この座標入力装置の使用状況を示
す図で、球1を内蔵した外箱10を手で握り、平
面上でX,Y方向に動かすことにより、球1を回
転させて座標入力を行う。
このように構成されている座標入力装置におい
て、球1の回転量のうち、球1に接している回転
体2によつて、中心軸3に対して垂直方向の回転
量のみが取り出され、中心軸3に接続されている
光遮へい板4を回転させ、発光素子5と受光素子
6の組合わせにより光遮へい板4の回転を検知し
パルスを形成し、コンピユーターへ伝える。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、前述の従来技術では、球1の回転量に
対するパルスの発生量は常に一定である。このた
め座標入力が細かくできるように、球1の回転量
に対するパルスの発生量を少なくすると、多量の
パルスを発生させて大きな変位をコンピユーター
に伝える場合、球1のころがり量が増え、平面上
での座標入力装置の移動量が増え、狭い平面では
はみ出してしまう。もしくははみ出さないように
一旦、座標入力装置を平面から持ちあげ、球1を
回転させないようにして、平面の他端へもどし、
再び平面上に置いて、座標入力装置を移動させる
という動作が必要になる。
一方、座標入力装置の少ない移動により、多量
のパルスを発生させるようにすると、平面上での
装置の移動量は少なくなるが、座標の細かな指定
が行いにくくなるという問題点を有する。
そこで、本考案はこのような問題点を解決する
もので、その目的とするところは、一定の座標入
力装置の移動量に対して、発生させるパルスの量
を変化させうる構造を有した装置を提供するとこ
ろにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案の座標入力装置は、装置に外力を加える
ことにより、球の回転量を検出する光学式センサ
ーの位置を変化させる構造と、光学式センサーに
よつて検出される光遮へい板の孔を同心円状に2
系統以上持つ構造をあわせ持つことを特徴とす
る。
〔作用〕
本考案の上記の構成によれば、光学式センサー
の位置を変化させることにより、光遮へい板によ
つて光をさえぎる回転数を変化させることができ
座標入力装置の平面上での同一移動量に対し、異
なる数のパルスを発生させることができる。
〔実施例〕
第1図は、本考案の一実施例である。
第1図aにおいて、11は球で回転自在であり
平面と接している。12は円盤状の回転体、13
は回転体12の中心軸、14は光遮へい板、15
は発光素子、16は受光素子である。
以下第1図bを参照しながら動作を説明する。
本座標入力装置は外箱30と内箱31をあわせた
構造であり、その2つの箱の間には、圧縮ばね3
3が配されており、外箱30を押し下げることに
より内箱31との距離を縮めることができ、外力
をとりのぞけば元の位置まで戻る。発光素子15
と受光素子16は外箱30に固定されている。回
転体12と光遮へい板14は、回転軸13に固定
されており、さらに回転軸13は内箱31に摺動
自在で固定されている。球11は回転自在で内箱
31の底面にあけた穴を通して平面と接してい
る。そして外箱30を平面に置いたとき、回転体
12と接するようになつている。
光遮へい板14には、同心円状に2系統の孔2
0及び21があり、一周あたりの孔の数が内側で
多く、外側で少なくなつている。
外箱30を下方向へ押し下げない状態では、発
光素子15及び受光素子16は上側の位置にあつ
て、光遮へい板14の孔20を通して光軸を形成
する。また外箱30を下方向に押し下げた場合は
発光素子15及び受光素子16は、それぞれ下側
の15′,16′の位置に移り、光遮へい板14の
孔20を通して、光軸を形成する。
このようにして外箱30が上側にあれば、球1
1の単位回転量に対するパルスの発生量が少な
く、外箱30が下側にあればパルスの発生量が多
くなる。
第2図は、本考案の他の実施例である。発光素
子15及び受光素子16は、光遮へい板14に対
して、移動させることができればよく、例えば押
しボタン41に発光素子15及び受光素子16を
取りつけ、これを押すことによつて光遮へい板1
4との位置を変化させてもよい。
〔考案の効果〕
以上述べたように本考案では、球の回転量を検
出する光学式センサーの位置を変化させる構造と
光遮へい板の孔を同心円状に2系統以上持つ構造
をあわせ持つことのようにしたので、座標入力装
置の平面上での同一移動量に対し、異なる数のパ
ルスを発生させることができる。大量のパルスを
何度も発生させたい場合、少ない移動量で繰り返
し発生でき、手を動かす範囲も狭くてよく、疲労
が少ない。同時に狭い平面しかないような場所で
も装置が使用可能である。
さらに、従来のように装置を持ち上げて、下ろ
し、平面に何度もこすりつける必要がなく、装置
を平面に置いたまま入力が可能なため、機械体部
分も衝撃を受けることが少なく、耐久性も向上す
るという格別な効果を奏するものである。
また、パルスをごく少量だけ発生させたい場合
でも、大きな移動量をもつて発生させることがで
きるので、手先の器用でない人でも正確に入力す
ることができる。
従来例に対して電気的な構成部分は全く同一で
あるため、回路変更は不要で、従来の装置と容易
に置き換え可能であり、コンピユーター本体側の
ソフトウエアも同一でよい。
【図面の簡単な説明】
第1図a,bは本考案の座標入力装置の一実施
例を示す概略構成図。第2図は本考案の座標入力
装置の他の実施例を示す概略構成図。第3図a,
bは従来の座標入力装置の一実施例を示す概略構
成図。 14……光遮へい板、15……発光素子、16
……受光素子。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 平面に配置した球を、回転させその回転数をパ
    ルスに変換し、そのパルスを測定することによつ
    て、その球の平面内でのX,Y2方向の移動量を
    コンピユーターに入力する座標入力装置におい
    て、 前記球の回転量を検出するための少なくとも第
    1の位置と第2の位置に移動可能な、センサー手
    段と、 前記第1の位置に対応した第1のスリツト及
    び、第2の位置に対応し前記第1のスリツトとは
    異なる分解能の第2のスリツトを有するしやへい
    部材と を有することを特徴とする座標入力装置。
JP1984122274U 1984-08-09 1984-08-09 座標入力装置 Granted JPS6137535U (ja)

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JP1984122274U JPS6137535U (ja) 1984-08-09 1984-08-09 座標入力装置

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JP1984122274U JPS6137535U (ja) 1984-08-09 1984-08-09 座標入力装置

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Publication Number Publication Date
JPS6137535U JPS6137535U (ja) 1986-03-08
JPH0116190Y2 true JPH0116190Y2 (ja) 1989-05-12

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JP1984122274U Granted JPS6137535U (ja) 1984-08-09 1984-08-09 座標入力装置

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JPS60115128U (ja) * 1984-01-12 1985-08-03 三菱自動車工業株式会社 車両前部のグリツプ装置

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JPS6137535U (ja) 1986-03-08

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