JPH0337067Y2 - - Google Patents

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JPH0337067Y2
JPH0337067Y2 JP1985182912U JP18291285U JPH0337067Y2 JP H0337067 Y2 JPH0337067 Y2 JP H0337067Y2 JP 1985182912 U JP1985182912 U JP 1985182912U JP 18291285 U JP18291285 U JP 18291285U JP H0337067 Y2 JPH0337067 Y2 JP H0337067Y2
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JP
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switch
cases
housing
input device
rotated sphere
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 本考案はX−Y座標入力装置に係る。
〔考案の背景〕
第6図は従来のX−Y座標入力装置の概略を示
す断面図である。
図面においてAは筐体で、上部ケース1と下部
ケース2とより成る。3は筐体A内に収納され、
下部ケース2の孔4より一部が露出している被回
転球体、5,6はX,Y方向の回転位置検出装
置、7は上部ケース1に一端が軸支されたスイツ
チレバーで、該レバー7の下面には操作部8が突
設している。9は前記筐体A内において適宜手段
によつて固定されたプリント配線基板、10はプ
リント配線基板9の上面に、前記操作部8に対向
して装着されたプツシユスイツチ、11は一端が
プリント配線基板9の導電パターンに接続され、
他端が筐体A外に導出される信号出力ケーブル、
12は下部ケース2に設けられた脚である。
上記の如き構造を有する入力装置は、机上等の
ベース13上を移動させることによる被回転球体
3の回転が、それに接して従動する回転位置検出
装置5,6を作動させ、入力装置のX−Y座標位
置を信号出力ケーブル11から出力し、図示省略
せるコンピユータに入力する。また、前記スイツ
チレバー7を押圧することによりプツシユスイツ
チ10を作動させ、種々の制御に用いられるスイ
ツチ信号を同じく信号出力ケーブル11からコン
ピユータに入力する。なお、この種入力装置は、
通称マウスと称されている。
また、他の従来例として図示は省略するが第6
図の入力装置の被回転球体3の一部を筐体Aの上
部ケース1から突出させ、該装置を机上等のベー
ス13上に置き、指等で被回転球体3を回転さ
せ、一方スイツチレバー7を押圧することによつ
てX−Y座標位置及びスイツチ信号を信号出力ケ
ーブル11から出力し、コンピユータに入力する
入力装置も存在する。この装置は通称トラツクボ
ールと称されている。
前記マウスと前記トラツクボールはいずれもデ
イスプレー上のカーソルの移動や描画の為に使用
されるが、それぞれ一長一短が有る。即ち、マウ
スは手で把持してベース上を移動させて使用する
ので、鉛筆等の筆記具と同様の感覚で使用するこ
とができ、従つて描画に適している利点がある
が、マウスを移動させる平面上のスペースが必要
である点や、デイスプレー上のカーソルを広範囲
に移動させようとする場合にマウスが前記ベース
からはみ出すことがある点などの難点が有る。一
方トラツクボールは装置を移動させる必要が無い
ので、設置および使用上で狭いスペースが有れば
良く、又カーソルの微細な移動が可能である等の
利点があるが、描画には不向きである。
従つて使用者はマウスとトラツクボールの両方
を用意し、使用用途によつて使い分けをしなけれ
ばならないという問題点があつた。しかも使用者
にとつては、マウスとトラツクボールの両方を用
意しなければならないので多額の費用が必要であ
り、使い分ける際にはその度にコンピユーターの
コネクターと接続しなおさなければならないとい
う問題があり、一方製造者にとつては、マウスと
トラツクボールの二種類に分かれているため、製
品の管理が面倒であり、又部品点数が多くなるの
で部品コストが高くつき、製造コストも高くつく
という問題があつた。
〔考案の目的〕
本考案は上記の如き従来の欠点を解消せんとす
るものであり、本考案の目的は、一個の入力装置
に、マウスタイプとトラツクボールタイプの両機
能を持たせ、これによつて使用者が使用用途によ
つていずれかの機能を簡易に利用出来、製造に際
しては、製品管理を容易にすると共に、部品コス
トと製造コストを低減せんとするX−Y座標入力
装置の提供にある。
〔考案の概要〕
上記目的を達成するために、本考案は、上ケー
スと下ケースとから成る筐体と、これら両ケース
の表面にそれぞれ設けられたスイツチ操作体と、
前記筐体内に収納され一部を両ケースの一方より
露出させた被回転球体と、前記筐体内に配設され
前記被回転球体に接して従動する回転位置検出装
置と、前記筐体内に配設され前記各スイツチ操作
体によつて動作されるスイツチとを備え、前記被
回転球体の一部が露出する側の前記ケース表面に
該被回転球体を臨む凹部を形成し、前記両ケース
に、これら両ケースのいずれか一方をベース平面
に載置した際、該ベース平面と前記スイツチ操作
体との非接触を確保するための支持部材を設ける
ことにより、一個の入力装置に、マウスタイプと
トラツクボールタイプの両機能を持たせ、これに
よつて使用者が使用用途によつていずれかの機能
を簡単に利用出来、製造に際しては、製品管理を
容易にすると共に、部品コストと製造コストを低
減し得るという特徴を有するものである。
(考案の実施例〕 第1図〜第3図は本考案の一実施例の説明図
で、第1図はトラツクボールタイプとして使用す
る場合の側断面図、第2図は同斜視図、第3図は
第1図を180゜反転してマウスタイプとして使用す
る場合の側断面図である。
第1図においてBは筐体で、上部ケース14と
下部ケース15とより成る。16は上部ケース1
4の表面、17は筐体Bに収納され、該表面16
の孔18より一部が露出している被回転球体、1
9は前記表面16の被回転球体17の露出部の周
縁に設けられた凹部、20は上部ケース14に軸
支されたスイツチ操作体、21は下部ケース15
に軸支されたスイツチ操作体、22,23は筐体
B内に収納された回転位置検出装置、24は前記
筐体B内において適宜手段によつて固定されたプ
リント配線基板、25は該プリント配線基板24
の上面に、前記スイツチ操作体20の操作部26
に対向して装着されたプツシユスイツチ、27は
プリント配線基板24の下面に前記スイツチ操作
体21の操作部28に対向して装着されたプツシ
ユスイツチ、29は信号出力ケーブルで、一端は
プリント配線基板24の導電パターン(図示省
略)に配線せられ、他端は筐体Bの外方に導か
れ、コンピユータに接続されている。30は上部
ケース14の側面部31に設けられ、スイツチ操
作体20の押圧面よりわずかに突出すると共に、
上部ケース14の表面16と略同じ高さ位置にあ
る突起、32は下部ケース15の側面部33に設
けられ、スイツチ操作体21の押圧面より僅かに
突出すると共に下部ケース15の表面34と略同
じ高さ位置にある突起である。なお、上述した表
面16,34及び突起30,32は筐体Bを支持
する支持部材を構成している。
本考案の実施例は上述の如き構造を有し、第1
図の如くトラツクボールタイプとして使用する場
合は、上部ケース14より突出せる被回転球体1
7の指等による回転がそれと接して従動する回転
位置検出装置22,23を作動させ、一方スイツ
チ操作体20の押圧がプツシユスイツチ25を作
動させ、入力装置のX−Y座標位置及びスイツチ
信号を信号出力ケーブル29から出力し、コンピ
ユータに入力する。
また、マウスタイプとして使用する場合は、第
1図の装置を180゜反転させた状態、即ち第3図の
状態で使用されるが、この場合は、装置を机上等
のベース35上を移動さすことによる被回転球体
17の回転が、それに接して従動する回転位置検
出装置22,23を作動させ、一方、スイツチ操
作体21を押圧することによりプツシユスイツチ
27を作動させ、入力装置のX−Y座標位置及び
スイツチ信号を信号出力ケーブル29から出力
し、コンピユータに入力する。
本考案の実施例によれば、上部ケース14の表
面16の被回転球体17の露出する周縁に凹部1
9を形成したので、第1図に示す如くトラツクボ
ールタイプとして使用する場合は、被回転球体1
7と指との接触域が大きくとれ、操作がしやす
い。
また、第3図に示す如きマウスタイプとして使
用する場合は、第1図の状態から筐体Bを180゜反
転さすだけでよく、一つの装置にマウスタイプと
トラツクボールタイプの二つの機能を持たせたの
で、従来の両タイプを別々に製造した場合にくら
べて製品管理が容易となり、また、部品コストと
製造コストを低減し得る。
また、上部ケース14及び下部ケース15の側
面部31,33に突起30,32を設けてあるの
で、例えば第1図においてスイツチ操作体20に
強い押圧力が加えられても、下部ケース15の表
面34と前記突起32がベース35に当接してス
イツチ操作体21がベース35に当接することが
なく、従つてスイツチ操作体20を押圧してプツ
シユスイツチ25を作動させる際、誤つてプツシ
ユスイツチ27を作動せしめることを防ぐことが
出来る。
全く同様の原理により、第3図においてスイツ
チレバー21に強い押圧力が加えられても、誤つ
てプツシユスイツチ25が誤動作を起すことはな
い。
なお、上述の実施例にあつては、筐体Bを支持
する支持部材をケース14,15の表面16,3
4と突起30,32とによつて構成してあるが、
本考案はこれに限らず、この支持部材を第4図に
示すように表面16,34のみによつて、或いは
第5図に示すように突起30a,30b,30c
等によつて構成することも出来る。また、上述の
実施例にあつては、スイツチ操作体がケース1
4,15に回転自在に軸支されたスイツチレバー
20,21からなつているが、本考案はこれに限
らず、スイツチ操作体がケース14,15に対し
て上下方向に昇降自在に装着されたものであつて
もよい。
〔考案の効果〕
本考案によれば、一つの入力装置にマウスタイ
プとトラツクボールタイプの二つの機能をもたせ
たので、使用者はいずれかの機能を簡単に利用で
き、製造に際しては、製品管理が容易となり、同
時に従来に比し部品コストと製造コストを低減し
得るという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本考案の一実施例の説明図
で、第1図はトラツクボールタイプとして使用す
る場合の側断面図、第2図は同斜視図、第3図は
第1図を180゜反転してマウスタイプとして使用す
る場合の側断面図、第4図および第5図はそれぞ
れ本考案の他の実施例を示す斜視図、第6図は従
来の装置の概略を示す断面図である。 B……筐体、14……上部ケース、15……下
部ケース、16……上部ケースの表面(支持部
材)、17……被回転球体、19……凹部、20,
21……スイツチレバー(スイツチ操作体)、2
2,23……回転位置検出装置、24……プリン
ト配線基板、25,27……プツシユスイツチ、
29……信号出力ケーブル、30,32,30
a,30b,30c……突起(支持部材)、34
……下部ケースの表面(支持部材)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 上ケースと下ケースとから成る筐体と、これ
    ら両ケースの表面にそれぞれ設けられたスイツ
    チ操作体と、前記筐体内に収納され一部を両ケ
    ースの一方より露出させた被回転球体と、前記
    筐体内に配設され前記被回転球体に接して従動
    する回転位置検出装置と、前記筐体内に配設さ
    れ前記各スイツチ操作体によつて動作されるス
    イツチとを備え、前記被回転球体の一部が露出
    する側の前記ケース表面に該被回転球体を臨む
    凹部を形成し、前記両ケースに、これら両ケー
    スのいずれか一方をベース平面に載置した際、
    該ベース平面と前記スイツチ操作体との非接触
    を確保するための支持部材を設けたことを特徴
    とするX−Y座標入力装置。 (2) 前記支持部材が前記スイツチ操作体の周囲に
    延設した前記両ケースの表面であることを特徴
    とする実用新案登録請求の範囲第(1)項記載のX
    −Y座標入力装置。 (3) 前記支持部材が前記両ケース表面に設けた突
    起であることを特徴とする実用新案登録請求の
    範囲第(1)項記載のX−Y座標入力装置。 (4) 前記支持部材が前記両ケース表面とこれらケ
    ース表面に設けた突起とであることを特徴とす
    る実用新案登録請求の範囲第(1)項記載のX−Y
    座標入力装置。
JP1985182912U 1985-11-29 1985-11-29 Expired JPH0337067Y2 (ja)

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JP1985182912U JPH0337067Y2 (ja) 1985-11-29 1985-11-29

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JPS6293238U JPS6293238U (ja) 1987-06-15
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