JPH0713689A - 3次元姿勢入力装置 - Google Patents

3次元姿勢入力装置

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JPH0713689A
JPH0713689A JP5158597A JP15859793A JPH0713689A JP H0713689 A JPH0713689 A JP H0713689A JP 5158597 A JP5158597 A JP 5158597A JP 15859793 A JP15859793 A JP 15859793A JP H0713689 A JPH0713689 A JP H0713689A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sphere
axis
cabinet
housing
rollers
Prior art date
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Pending
Application number
JP5158597A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiromoto Kubo
裕資 久保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Yokogawa Electric Corp filed Critical Yokogawa Electric Corp
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Publication of JPH0713689A publication Critical patent/JPH0713689A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】人間の手の感触をいかしながら3次元空間にお
ける姿勢方向に対応した信号を得ることができ、しかも
電磁波ノイズの影響も受けない3次元姿勢入力装置を実
現する。 【構成】支持台に支柱を介して固着された球体と、この
球体の表面に接し、X軸、Y軸、Z軸方向の軸周りにそ
れぞれ回転する3つのローラを備え、前記球体にかぶさ
り球体の周りを任意の方向に回転できるように取り付け
られた半球状の筐体と、この筐体の前記球体周りの動き
に伴う前記3つのローラの回転量出力をもとに筐体の3
次元姿勢方向の変位を算出し、その変位を電気信号で出
力する姿勢変化量演算回路を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータの入力装
置に関し、詳しくは3次元空間における姿勢方向を入力
する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来よりコンピュータの入力装置の1つ
にマウスがある。従来のマウスはマウスの縦方向移動量
と横方向移動量をコンピュータに入力するもので、2次
元空間における移動量は得られるものの、3次元空間に
おける姿勢方向を表わすために必要なパラメータ(例え
ば、X,Y,Z軸の周りの各回転量であるElevation,Az
imath,Rollの3つのパラメータ)をすべて出力できる機
能は有してしない。
【0003】3次元の姿勢方向を表わすために必要なパ
ラメータを出力することのできる入力装置としては、例
えば特願昭59−95474号「電磁的結合を有する3
次元デジタイザ」がある。これは、基準座標フレームを
規定する独立した複数の放射アンテナを備え、そのアン
テナから複数の識別可能な電磁場を発生させる。この電
磁場中に置かれた3次元の対象物の表面をトレースする
ためのスタイラスを用意する。このスタイラスには前記
送信される電磁場の各々を検出し得る独立した受信アン
テナが設けられていて、受信アンテナで受信した信号か
ら対象物の位置と方位の情報を求めるようにしたもので
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の3次元デジタイ
ザは、要するに、磁気を発生する装置を用い、発生され
た磁界内に磁気センサーを配置しそのセンサーの3次元
空間における位置および姿勢方向を得るものであるが、
周囲に磁気ノイズを発生するものや鉄板等の磁性体が存
在すると正常に動作しないことがあり、使用環境に様々
な制限が付くという問題があった。
【0005】本発明の目的は、このような点に鑑みてな
されたもので、人間の手の感触をいかしながら3次元空
間における姿勢方向に対応した信号を得ることができ、
しかも電磁波ノイズの影響も受けない3次元姿勢入力装
置を実現することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために本発明では、支持台に支柱を介して固着された
球体と、この球体の表面に接し、X軸、Y軸、Z軸方向
の軸周りにそれぞれ回転する3つのローラを備え、前記
球体にかぶさり球体の周りを任意の方向に回転できるよ
うに取り付けられた半球状の筐体と、この筐体の前記球
体周りの動きに伴う前記3つのローラの回転量出力をも
とに筐体の3次元姿勢方向の変位を算出し、その変位を
電気信号で出力する姿勢変化量演算回路を備えたことを
特徴とする。
【0007】
【作用】半球状の筐体を、固定された球体に被せるよう
に取り付ける。その筐体の内部には、球体表面に接触し
てそれぞれX軸、Y軸、Z軸周りの回転が可能で、かつ
その回転量に応じた信号を出力する3つの独立したロー
ラが装備されている。筐体を球体に対して回転させたと
き、姿勢変化量演算回路は各ローラからの回転量を読み
取って筐体の3次元姿勢方向の変位を算出する。算出結
果はコンピュータ等で処理し得る形式のデータに変換し
て出力される。
【0008】
【実施例】以下図面を用いて本発明を詳しく説明する。
図1は本発明に係る3次元姿勢入力装置の一実施例を示
す要部構成図(一部分が断面図)、図2は側面図であ
る。図において、1は球体であり、支柱2を介して支持
台3に取り付けられている。4は球体1に被せた半球状
の筐体であり、内部には球体1が入るための半球状の凹
みが形成されている。5はバネであり、筐体4の下面と
台3の間に配置され、筐体4に外部からの力が加わらな
くなったとき筐体を初期状態に戻す復元用のバネであ
る。なお、バネは本発明の必須の構成要素ではなく、用
いなくても本発明の目的を達成することができる。
【0009】6はボールであり、筐体4と球体1の間に
装着され、筐体が球体の周りをスムースに動くことがで
きるようにするために配置されたものである。なお、ボ
ールは1個に限らず、複数個配置してよい。7,8,9
は軸ベクトルが互いに1次独立となるように配置された
3つのローラである。図示のようなX,Y,Z軸(Z軸
は図示の面に垂直な方向)であるとき、ローラ7はY軸
を回転軸とする回転のみ行い、ローラ8はX軸を回転軸
とする回転のみ行い、ローラ9はZ軸を回転軸とする回
転のみ行う。
【0010】なお、ローラ7,8,9は通常の2次元マ
ウスにおいて使用されているローラの機構と同じであ
る。すなわち、図3に示すように球体1に接して配置さ
れるローラは、軸周りに回転できるように筐体4に支持
されている。そのローラの回転軸には回転板(図示省
略)が連結されており、更にその回転板の周辺部には光
が透過するスリットが所定の間隔で形成されている。ま
た、そのスリット部を挟むようにして発光部と受光部が
筐体4に固着されていて、回転板の回転に応じて発光部
からの光がオン・オフされ、受光部に達するようになっ
ている。受光部は光・電変換機能を持ち、前記光のオン
・オフに対応した電気信号(パルス信号)を出力する。
このパルス信号はローラの回転に対応した信号であり、
したがってそのパルスはローラの回転量に比例する。
【0011】10は各ローラの出力(回転量に比例した
パルス出力)から3次元姿勢の変化分に対応した信号を
求め送出する姿勢変化量演算回路である。なお、この姿
勢変化量演算回路10は本実施例では筐体4の内部に装
着してあるが、必ずしも筐体4の内部に組み込む必要は
ない。
【0012】このような構成における動作を次に説明す
る。球体1の半径をR、ローラの半径をrとし、筐体4
がY軸を回転軸とした回転(これをY軸周りの回転(Az
imath )という)をしたとする。ただし、この場合ロー
ラ8と9はいずれも球体1の表面を自身の軸方向にしか
動かないので、軸周りの回転はない。ローラ7の回転量
がθ(radian)であったとすると、姿勢変化量演算回路
10はローラ7の出力(回転量θ)から筐体4のY軸周
りの回転量AY (rad )を次式の関係より算出する。 AY =(r×θ)/R なお、X軸、Z軸周りの回転があった場合は上記と同じ
関係式により各回転量AX ,AZ をそれぞれ求めること
ができる。
【0013】このようにして筐体4の3次元姿勢の変化
(回転量)を3つのローラによりX軸、Y軸、Z軸周り
の各回転に分解して捕え、姿勢変化量演算回路10によ
り、回転量に対応し、かつ送出先のコンピュータ等で処
理し得る形式のデータに変換して出力することができ
る。
【0014】なお、本発明は例えば従来のマウスやボタ
ン、ダイアル等と組み合わせた構造とすることもでき
る。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、次
のような効果がある。 従来のデジタイザのような電磁波を用いる方式でない
ため、安定した動作が得られる。 電磁波を使用しないため設置条件の制約が少ない。 筐体に手を触れて操作を行うためキーボード等を利用
するより人間の感覚に近い3次元姿勢の入力が可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る3次元姿勢入力装置の一実施例を
示す構成図である。
【図2】本発明に係る3次元姿勢入力装置の側面図であ
る。
【図3】ローラに関する説明のための図である。
【符号の説明】
1 球体 2 支柱 3 支持台 4 筐体 5 バネ 6 ボール 7,8,9 ローラ 10 姿勢変化量演算回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】支持台に支柱を介して固着された球体と、 この球体の表面に接し、X軸、Y軸、Z軸方向の軸周り
    にそれぞれ回転する3つのローラを備え、前記球体にか
    ぶさり球体の周りを任意の方向に回転できるように取り
    付けられた半球状の筐体と、 この筐体の前記球体周りの動きに伴う前記3つのローラ
    の回転量出力をもとに筐体の3次元姿勢方向の変位を算
    出し、その変位を電気信号で出力する姿勢変化量演算回
    路を備えた3次元姿勢入力装置。
JP5158597A 1993-06-29 1993-06-29 3次元姿勢入力装置 Pending JPH0713689A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5158597A JPH0713689A (ja) 1993-06-29 1993-06-29 3次元姿勢入力装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5158597A JPH0713689A (ja) 1993-06-29 1993-06-29 3次元姿勢入力装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0713689A true JPH0713689A (ja) 1995-01-17

Family

ID=15675169

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5158597A Pending JPH0713689A (ja) 1993-06-29 1993-06-29 3次元姿勢入力装置

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JP (1) JPH0713689A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114980618A (zh) * 2022-06-07 2022-08-30 浙江电联通信机房工程技术有限公司 一种多功能智慧节能5g融合便携通信机房

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114980618A (zh) * 2022-06-07 2022-08-30 浙江电联通信机房工程技术有限公司 一种多功能智慧节能5g融合便携通信机房
CN114980618B (zh) * 2022-06-07 2023-09-01 浙江电联通信机房工程技术有限公司 一种多功能智慧节能5g融合便携通信机房

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A02 Decision of refusal

Effective date: 20040608

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