JPH0784716A - データ入力装置 - Google Patents
データ入力装置Info
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- JPH0784716A JPH0784716A JP5233333A JP23333393A JPH0784716A JP H0784716 A JPH0784716 A JP H0784716A JP 5233333 A JP5233333 A JP 5233333A JP 23333393 A JP23333393 A JP 23333393A JP H0784716 A JPH0784716 A JP H0784716A
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- JP
- Japan
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- converting
- signal
- angular velocity
- neck
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 デバイス本体を移動させるための平面空間を
必要とせず、空間での回転操作のみによりカーソル位置
指定等のデータ入力を可能とするデータ入力装置を提供
すること。 【構成】 デバイス本体内に互いに直角に配置されたX
軸、Y軸、Z軸用の振動ジャイロ21、22、23を備
え、デバイス本体に与えられた角速度に応じて各振動ジ
ャイロより得られる極性及び振幅量を示す信号を、1チ
ップマイクロコンピュータ27により表示画面上のカー
ソルの移動方向及び移動速度を表すデジタルデータに変
換して、これを主制御装置に入力するようにした。
必要とせず、空間での回転操作のみによりカーソル位置
指定等のデータ入力を可能とするデータ入力装置を提供
すること。 【構成】 デバイス本体内に互いに直角に配置されたX
軸、Y軸、Z軸用の振動ジャイロ21、22、23を備
え、デバイス本体に与えられた角速度に応じて各振動ジ
ャイロより得られる極性及び振幅量を示す信号を、1チ
ップマイクロコンピュータ27により表示画面上のカー
ソルの移動方向及び移動速度を表すデジタルデータに変
換して、これを主制御装置に入力するようにした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パーソナルコンピュー
タやテレビゲーム機等の入力装置として使用されるデー
タ入力装置に関する。
タやテレビゲーム機等の入力装置として使用されるデー
タ入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】2次元の座標を入力する方法として代表
的な従来のマウスは、テーブル等の上に置いたマウスを
手で2次元的に水平移動させた時にテーブル等との摩擦
にて回転するボール回転量を検出することにより、表示
画面上のカーソルを移動させるようになっている。ま
た、一般的なマウスでは、様々な機能指定、例えばカー
ソル位置の入力を指定したり、解除する等の指定を行う
ための右側・左側の2個のプッシュスイッチがあり、指
で押して操作するようになっている。
的な従来のマウスは、テーブル等の上に置いたマウスを
手で2次元的に水平移動させた時にテーブル等との摩擦
にて回転するボール回転量を検出することにより、表示
画面上のカーソルを移動させるようになっている。ま
た、一般的なマウスでは、様々な機能指定、例えばカー
ソル位置の入力を指定したり、解除する等の指定を行う
ための右側・左側の2個のプッシュスイッチがあり、指
で押して操作するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のマウスは上述の
ように、マウス本体内にあるボールの回転を検出してお
り、ボールが回転することが必要条件であることから、
次のような問題点があった。すなわち、ボールを回転さ
せるために、適度な摩擦力を表面に持つテーブル等を必
要とし、その面に接触させて使用しなければならない。
また、十分な移動量を確保するための平面空間を必要と
する。更に、油・水・塵等のある環境では、摩擦力低下
の原因となるため使用できない。
ように、マウス本体内にあるボールの回転を検出してお
り、ボールが回転することが必要条件であることから、
次のような問題点があった。すなわち、ボールを回転さ
せるために、適度な摩擦力を表面に持つテーブル等を必
要とし、その面に接触させて使用しなければならない。
また、十分な移動量を確保するための平面空間を必要と
する。更に、油・水・塵等のある環境では、摩擦力低下
の原因となるため使用できない。
【0004】他方、右側・左側のスイッチに於いては、
機械的接点を有しており耐久性に問題があった。また、
従来のマウスは手及び指で操作することが前提となって
おり、身体障害者に於いては操作が困難なものとなって
いる。
機械的接点を有しており耐久性に問題があった。また、
従来のマウスは手及び指で操作することが前提となって
おり、身体障害者に於いては操作が困難なものとなって
いる。
【0005】したがって本発明は、これらの問題点を解
決し、機械的・物理的な接触をなくし、平面空間を必要
とせず、耐環境性にも優れたデータ入力装置を提供する
ことを目的とするものである。
決し、機械的・物理的な接触をなくし、平面空間を必要
とせず、耐環境性にも優れたデータ入力装置を提供する
ことを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、デバイ
ス本体内に設けられ、このデバイス本体の角速度変位量
を振動ジャイロにより検出する角速度変位量検出手段
と、この角速度変位量検出手段の出力信号を、表示画面
上のカーソルを移動させるための信号に変換する変換手
段と、前記角速度変位量検出手段の出力信号を、スイッ
チ操作用のON/OFF信号に変換する変換手段とを備
え、X軸・Y軸方向へのカーソル移動及びスイッチ操作
を、デバイス本体に与えられる角速度変位により行うよ
うにしたことを特徴とするデータ入力装置が得られる。
ス本体内に設けられ、このデバイス本体の角速度変位量
を振動ジャイロにより検出する角速度変位量検出手段
と、この角速度変位量検出手段の出力信号を、表示画面
上のカーソルを移動させるための信号に変換する変換手
段と、前記角速度変位量検出手段の出力信号を、スイッ
チ操作用のON/OFF信号に変換する変換手段とを備
え、X軸・Y軸方向へのカーソル移動及びスイッチ操作
を、デバイス本体に与えられる角速度変位により行うよ
うにしたことを特徴とするデータ入力装置が得られる。
【0007】本発明によればまた、デバイス本体内に互
いに直交配置された少なくとも2個の振動ジャイロを含
んでデバイス本体のX軸及びY軸方向における移動方向
と移動速度を検出する検出手段と、前記検出手段により
得られた信号をデジタルデータに変換する第1の変換手
段と、前記第1の変換手段によるデータを超音波信号に
変換して伝送する伝送手段とを備えた送信側装置と、前
記伝送手段により伝送された超音波信号を受信してデジ
タルデータに変換する第2の変換手段と、該第2の変換
手段により得られた前記デジタルデータを表示画面上の
カーソルの移動方向と移動速度を示す信号に変換して出
力する出力手段とから成る受信側装置とを備えたデータ
入力装置が得られる。
いに直交配置された少なくとも2個の振動ジャイロを含
んでデバイス本体のX軸及びY軸方向における移動方向
と移動速度を検出する検出手段と、前記検出手段により
得られた信号をデジタルデータに変換する第1の変換手
段と、前記第1の変換手段によるデータを超音波信号に
変換して伝送する伝送手段とを備えた送信側装置と、前
記伝送手段により伝送された超音波信号を受信してデジ
タルデータに変換する第2の変換手段と、該第2の変換
手段により得られた前記デジタルデータを表示画面上の
カーソルの移動方向と移動速度を示す信号に変換して出
力する出力手段とから成る受信側装置とを備えたデータ
入力装置が得られる。
【0008】本発明によれば更に、デバイス本体内に互
いに直交配置された少なくとも2個の振動ジャイロを含
んでデバイス本体のX軸及びY軸方向における移動方向
と移動速度を検出する検出手段と、前記検出手段により
得られた信号をデジタルデータに変換する第1の変換手
段と、前記第1の変換手段によるデータを光信号に変換
して伝送する伝送手段とを備えた送信側装置と、前記伝
送手段により伝送された光信号を受信してデジタルデー
タに変換する第2の変換手段と、該第2の変換手段によ
り得られた前記デジタルデータを表示画面上のカーソル
の移動方向と移動速度を示す信号に変換して出力する出
力手段とから成る受信側装置とを備えたデータ入力装置
が得られる。
いに直交配置された少なくとも2個の振動ジャイロを含
んでデバイス本体のX軸及びY軸方向における移動方向
と移動速度を検出する検出手段と、前記検出手段により
得られた信号をデジタルデータに変換する第1の変換手
段と、前記第1の変換手段によるデータを光信号に変換
して伝送する伝送手段とを備えた送信側装置と、前記伝
送手段により伝送された光信号を受信してデジタルデー
タに変換する第2の変換手段と、該第2の変換手段によ
り得られた前記デジタルデータを表示画面上のカーソル
の移動方向と移動速度を示す信号に変換して出力する出
力手段とから成る受信側装置とを備えたデータ入力装置
が得られる。
【0009】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
説明する。図1は、本発明の実施例に使用される振動ジ
ャイロ素子の斜視図を示す。振動ジャイロ素子11は、
例えばセラミックジャイロ素子であり、この振動ジャイ
ロ素子11に回転運動を与えることにより、その回転方
向に対応する極性と回転運動の速度に比例した振幅の電
気信号をその出力端子12に発生する。
説明する。図1は、本発明の実施例に使用される振動ジ
ャイロ素子の斜視図を示す。振動ジャイロ素子11は、
例えばセラミックジャイロ素子であり、この振動ジャイ
ロ素子11に回転運動を与えることにより、その回転方
向に対応する極性と回転運動の速度に比例した振幅の電
気信号をその出力端子12に発生する。
【0010】図2は図1に示される矢印aまたはbの方
向に角速度を与えることにより、得られる信号波形例を
示すグラフである。同図に示されるように、与える角速
度の方向a、bにより正あるいは負の極性を有し、角速
度の強弱に応じた振幅量が得られる。
向に角速度を与えることにより、得られる信号波形例を
示すグラフである。同図に示されるように、与える角速
度の方向a、bにより正あるいは負の極性を有し、角速
度の強弱に応じた振幅量が得られる。
【0011】図3は本発明の一実施例において振動ジャ
イロ素子に与えられる角速度の回転方向を示す座標であ
る。互いに直行するX、Y、Z軸の原点に、互いに直交
させて配置した3個の振動ジャイロ素子を含むデバイス
本体13が配置される。そして、このデバイス本体13
は、XZ平面内でY軸を中心に、YZ平面内でX軸を中
心に、XY平面内でZ軸を中心にそれぞれ回転動作を与
えられる。
イロ素子に与えられる角速度の回転方向を示す座標であ
る。互いに直行するX、Y、Z軸の原点に、互いに直交
させて配置した3個の振動ジャイロ素子を含むデバイス
本体13が配置される。そして、このデバイス本体13
は、XZ平面内でY軸を中心に、YZ平面内でX軸を中
心に、XY平面内でZ軸を中心にそれぞれ回転動作を与
えられる。
【0012】図4は本発明のデータ入力装置の全体構成
を示すブロック図である。デバイス本体13内には、X
軸を中心にYZ平面の角速度変位量を検出する振動ジャ
イロ21、Y軸を中心にXZ平面の角速度変位量を検知
する振動ジャイロ22、Z軸を中心にXY平面の角速度
変位量を検知する振動ジャイロ23がそれぞれ直交配置
されている。それぞれの振動ジャイロ21、22、23
からの出力信号は、増幅器24、25、26を通し、A
/Dコンバータを内蔵した1チップマイクロコンピュー
タ27に供給する。1チップマイクロコンピュータ27
は、これらの入力信号から図示しない表示装置画面上で
のカーソルの移動方向及び速度を示す信号及び従来のマ
ウス本体における左右スイッチのON/OFF信号と同
様の信号に変換し、図示しないパーソナルコンピュータ
等へ出力する。
を示すブロック図である。デバイス本体13内には、X
軸を中心にYZ平面の角速度変位量を検出する振動ジャ
イロ21、Y軸を中心にXZ平面の角速度変位量を検知
する振動ジャイロ22、Z軸を中心にXY平面の角速度
変位量を検知する振動ジャイロ23がそれぞれ直交配置
されている。それぞれの振動ジャイロ21、22、23
からの出力信号は、増幅器24、25、26を通し、A
/Dコンバータを内蔵した1チップマイクロコンピュー
タ27に供給する。1チップマイクロコンピュータ27
は、これらの入力信号から図示しない表示装置画面上で
のカーソルの移動方向及び速度を示す信号及び従来のマ
ウス本体における左右スイッチのON/OFF信号と同
様の信号に変換し、図示しないパーソナルコンピュータ
等へ出力する。
【0013】例えば、デバイス本体13を人体の額に装
着することを考えた場合、首を左右に振った時の角速度
変位量を振動ジャイロ21で検出し、首を前後に振った
時の角速度変位量を振動ジャイロ22で検出し、更に首
を直立させた状態で回転させた時の角速度変位量を振動
ジャイロ23で検出するようにすれば良い。そして、首
を左右に振った時にはカーソルをX軸方向に移動させ、
首を前後に振った時にはカーソルをY軸方向に移動さ
せ、首を直立させた状態で右回りあるいは左回りに所定
角度以上回転させた時に従来のマウス本体における右あ
るいは左スイッチのON信号を発生するようにすれば良
い。
着することを考えた場合、首を左右に振った時の角速度
変位量を振動ジャイロ21で検出し、首を前後に振った
時の角速度変位量を振動ジャイロ22で検出し、更に首
を直立させた状態で回転させた時の角速度変位量を振動
ジャイロ23で検出するようにすれば良い。そして、首
を左右に振った時にはカーソルをX軸方向に移動させ、
首を前後に振った時にはカーソルをY軸方向に移動さ
せ、首を直立させた状態で右回りあるいは左回りに所定
角度以上回転させた時に従来のマウス本体における右あ
るいは左スイッチのON信号を発生するようにすれば良
い。
【0014】図5は、本発明の他の実施例を示すデータ
入力装置のブロック図である。この実施例ではX軸用セ
ラミックジャイロ素子31とこれに直角となるように配
置されたY軸用セラミックジャイロ素子32の2個の振
動ジャイロ素子が図示しないデバイス本体内に設けられ
ている。これらのセラミックジャイロ素子31、32の
各出力信号は増幅回路33、34で増幅された後、A/
Dコンバータを内蔵した1チップマイクロコンピュータ
35により、デジタルデータに変換される。このデジタ
ルデータは超音波送受信回路36により超音波信号に変
換されてデバイス本体から外側に送信される。この超音
波信号はデータを入力すべきパーソナルコンピュータ等
(図示せず)に設けられた受信側の超音波送受信回路3
7により受信されてデジタルデータに変換された後、1
チップマイクロコンピュータ38によりデバイス本体の
移動方向及び移動速度を示す電気信号に変換され、ケー
ブル39を通してパーソナルコンピュータ等に入力され
る。
入力装置のブロック図である。この実施例ではX軸用セ
ラミックジャイロ素子31とこれに直角となるように配
置されたY軸用セラミックジャイロ素子32の2個の振
動ジャイロ素子が図示しないデバイス本体内に設けられ
ている。これらのセラミックジャイロ素子31、32の
各出力信号は増幅回路33、34で増幅された後、A/
Dコンバータを内蔵した1チップマイクロコンピュータ
35により、デジタルデータに変換される。このデジタ
ルデータは超音波送受信回路36により超音波信号に変
換されてデバイス本体から外側に送信される。この超音
波信号はデータを入力すべきパーソナルコンピュータ等
(図示せず)に設けられた受信側の超音波送受信回路3
7により受信されてデジタルデータに変換された後、1
チップマイクロコンピュータ38によりデバイス本体の
移動方向及び移動速度を示す電気信号に変換され、ケー
ブル39を通してパーソナルコンピュータ等に入力され
る。
【0015】この実施例によれば、パーソナルコンピュ
ータやテレビゲーム機等より離れたところから、デバイ
ス本体を空中にもったまま、X軸またはY軸の任意の方
向に角速度、即ち手首の回転を与えることで、移動速度
と移動方向を決定することができ、外部出力が可能とな
る。
ータやテレビゲーム機等より離れたところから、デバイ
ス本体を空中にもったまま、X軸またはY軸の任意の方
向に角速度、即ち手首の回転を与えることで、移動速度
と移動方向を決定することができ、外部出力が可能とな
る。
【0016】なお、この実施例においても、第1の実施
例と同様に、セラミックジャイロ素子31、32のそれ
ぞれに直交するように第3のZ軸用セラミックジャイロ
素子を配置して、従来のマウス本体における左右スイッ
チのON信号を発生する機能を持たせても良い。
例と同様に、セラミックジャイロ素子31、32のそれ
ぞれに直交するように第3のZ軸用セラミックジャイロ
素子を配置して、従来のマウス本体における左右スイッ
チのON信号を発生する機能を持たせても良い。
【0017】図6は、本発明の更に他の実施例を示すデ
ータ入力装置のブロック図である。この実施例でもX軸
用セラミックジャイロ素子41とこれに直角となるよう
に配置されたY軸用セラミックジャイロ素子42の2個
の振動ジャイロ素子が図示しないデバイス本体内に設け
られている。これらのセラミックジャイロ素子41、4
2の各出力信号は増幅回路43、44で増幅された後、
A/Dコンバータを内蔵した1チップマイクロコンピュ
ータ45により、デジタルデータに変換される。このデ
ジタルデータは光送受信回路46により光信号に変換さ
れてデバイス本体から外側に送信される。この光信号は
データを入力すべきパーソナルコンピュータ等(図示せ
ず)に設けられた受信側の光送受信回路47により受信
されてデジタルデータに変換された後、1チップマイク
ロコンピュータ48によりデバイス本体の移動方向及び
移動速度を示す電気信号に変換され、ケーブル49を通
してパーソナルコンピュータ等に入力される。
ータ入力装置のブロック図である。この実施例でもX軸
用セラミックジャイロ素子41とこれに直角となるよう
に配置されたY軸用セラミックジャイロ素子42の2個
の振動ジャイロ素子が図示しないデバイス本体内に設け
られている。これらのセラミックジャイロ素子41、4
2の各出力信号は増幅回路43、44で増幅された後、
A/Dコンバータを内蔵した1チップマイクロコンピュ
ータ45により、デジタルデータに変換される。このデ
ジタルデータは光送受信回路46により光信号に変換さ
れてデバイス本体から外側に送信される。この光信号は
データを入力すべきパーソナルコンピュータ等(図示せ
ず)に設けられた受信側の光送受信回路47により受信
されてデジタルデータに変換された後、1チップマイク
ロコンピュータ48によりデバイス本体の移動方向及び
移動速度を示す電気信号に変換され、ケーブル49を通
してパーソナルコンピュータ等に入力される。
【0018】勿論、この実施例においても、第2の実施
例と同様に、セラミックジャイロ素子41、42のそれ
ぞれに直交するように第3のZ軸用セラミックジャイロ
素子を配置して、従来のマウス本体における左右スイッ
チのON信号を発生する機能を持たせても良い。
例と同様に、セラミックジャイロ素子41、42のそれ
ぞれに直交するように第3のZ軸用セラミックジャイロ
素子を配置して、従来のマウス本体における左右スイッ
チのON信号を発生する機能を持たせても良い。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
デバイス本体を移動させるための平面空間を必要とせ
ず、空間での回転操作のみによりパーソナルコンピュー
タ等へのカーソル位置指定等のデータ入力が可能とな
る。したがって、機械的・物理的な接触部分をなくすこ
とにより耐久性を向上させることができる効果がある。
特に、手または指の操作を必要としないため、身体障害
者がデバイス本体を頭または額に装着し、首を中心に回
転動作を行うことで簡単に操作できる効果がある。更
に、耐環境性を向上させる効果もある。
デバイス本体を移動させるための平面空間を必要とせ
ず、空間での回転操作のみによりパーソナルコンピュー
タ等へのカーソル位置指定等のデータ入力が可能とな
る。したがって、機械的・物理的な接触部分をなくすこ
とにより耐久性を向上させることができる効果がある。
特に、手または指の操作を必要としないため、身体障害
者がデバイス本体を頭または額に装着し、首を中心に回
転動作を行うことで簡単に操作できる効果がある。更
に、耐環境性を向上させる効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に使用される振動ジャイロ素子
の斜視図である。
の斜視図である。
【図2】図1に示される矢印aまたはbの方向に角速度
を与えることにより、得られる信号波形例を示すグラフ
である。
を与えることにより、得られる信号波形例を示すグラフ
である。
【図3】本発明の1実施例において振動ジャイロ素子に
与えられる角速度の回転方向を示す座標である。
与えられる角速度の回転方向を示す座標である。
【図4】本発明によるデータ入力装置の実施例の全体構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
【図5】本発明の他の実施例を示すデータ入力装置のブ
ロック図である。
ロック図である。
【図6】本発明の更に他の実施例を示すデータ入力装置
のブロック図である。
のブロック図である。
11 振動ジャイロ素子 12 出力端子 13 デバイス本体
Claims (3)
- 【請求項1】 デバイス本体内に設けられ、このデバイ
ス本体の角速度変位量を振動ジャイロにより検出する角
速度変位量検出手段と、この角速度変位量検出手段の出
力信号を、表示画面上のカーソルを移動させるための信
号に変換する変換手段と、前記角速度変位量検出手段の
出力信号を、スイッチ操作用のON/OFF信号に変換
する変換手段とを備え、X軸・Y軸方向へのカーソル移
動及びスイッチ操作を、装置本体に与えられる角速度変
位により行うようにしたことを特徴とするデータ入力装
置。 - 【請求項2】 デバイス本体内に互いに直交配置された
少なくとも2個の振動ジャイロを含んでデバイス本体の
X軸及びY軸方向における移動方向と移動速度を検出す
る検出手段と、前記検出手段により得られた信号をデジ
タルデータに変換する第1の変換手段と、前記第1の変
換手段によるデータを超音波信号に変換して伝送する伝
送手段とを備えた送信側装置と、前記伝送手段により伝
送された超音波信号を受信してデジタルデータに変換す
る第2の変換手段と、該第2の変換手段により得られた
前記デジタルデータを表示画面上のカーソルの移動方向
と移動速度を示す信号に変換して出力する出力手段とか
ら成る受信側装置とを備えたデータ入力装置。 - 【請求項3】 デバイス本体内に互いに直交配置された
少なくとも2個の振動ジャイロを含んでデバイス本体の
X軸及びY軸方向における移動方向と移動速度を検出す
る検出手段と、前記検出手段により得られた信号をデジ
タルデータに変換する第1の変換手段と、前記第1の変
換手段によるデータを光信号に変換して伝送する伝送手
段とを備えた送信側装置と、前記伝送手段により伝送さ
れた光信号を受信してデジタルデータに変換する第2の
変換手段と、該第2の変換手段により得られた前記デジ
タルデータを表示画面上のカーソルの移動方向と移動速
度を示す信号に変換して出力する出力手段とから成る受
信側装置とを備えたデータ入力装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5233333A JPH0784716A (ja) | 1993-09-20 | 1993-09-20 | データ入力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5233333A JPH0784716A (ja) | 1993-09-20 | 1993-09-20 | データ入力装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0784716A true JPH0784716A (ja) | 1995-03-31 |
Family
ID=16953509
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5233333A Pending JPH0784716A (ja) | 1993-09-20 | 1993-09-20 | データ入力装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0784716A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1049290A (ja) * | 1996-08-05 | 1998-02-20 | Sony Corp | 情報処理装置および方法 |
US5902968A (en) * | 1996-02-20 | 1999-05-11 | Ricoh Company, Ltd. | Pen-shaped handwriting input apparatus using accelerometers and gyroscopes and an associated operational device for determining pen movement |
JP2004246920A (ja) * | 2004-04-14 | 2004-09-02 | Sony Corp | 情報処理装置および方法 |
CN102541306A (zh) * | 2011-12-23 | 2012-07-04 | 深迪半导体(上海)有限公司 | 一种空中鼠标的光标的去抖动方法 |
-
1993
- 1993-09-20 JP JP5233333A patent/JPH0784716A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5902968A (en) * | 1996-02-20 | 1999-05-11 | Ricoh Company, Ltd. | Pen-shaped handwriting input apparatus using accelerometers and gyroscopes and an associated operational device for determining pen movement |
US5981884A (en) * | 1996-02-20 | 1999-11-09 | Ricoh Company, Ltd. | Pen-shaped handwriting input apparatus using accelerometers and gyroscopes and an associated operational device for determining pen movement |
US6084577A (en) * | 1996-02-20 | 2000-07-04 | Ricoh Company, Ltd. | Pen-shaped handwriting input apparatus using accelerometers and gyroscopes and an associated operational device for determining pen movement |
US6229102B1 (en) | 1996-02-20 | 2001-05-08 | Ricoh Company, Ltd. | Pen-shaped handwriting input apparatus using accelerometers and gyroscopes and an associated operational device for determining pen movement |
JPH1049290A (ja) * | 1996-08-05 | 1998-02-20 | Sony Corp | 情報処理装置および方法 |
JP2004246920A (ja) * | 2004-04-14 | 2004-09-02 | Sony Corp | 情報処理装置および方法 |
CN102541306A (zh) * | 2011-12-23 | 2012-07-04 | 深迪半导体(上海)有限公司 | 一种空中鼠标的光标的去抖动方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020904 |