JPS6038541Y2 - テ−プカセツト保持装置 - Google Patents

テ−プカセツト保持装置

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Publication number
JPS6038541Y2
JPS6038541Y2 JP10240680U JP10240680U JPS6038541Y2 JP S6038541 Y2 JPS6038541 Y2 JP S6038541Y2 JP 10240680 U JP10240680 U JP 10240680U JP 10240680 U JP10240680 U JP 10240680U JP S6038541 Y2 JPS6038541 Y2 JP S6038541Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
case
holder
main body
cases
cassette
Prior art date
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Expired
Application number
JP10240680U
Other languages
English (en)
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JPS5726776U (ja
Inventor
信三 卯木
Original Assignee
ソニー株式会社
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Publication date
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  • Packaging For Recording Disks (AREA)
  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は複数のテープカセットを保持するのに好適な装
置に関する。
複数のテープカセットを収納できるようにした装置とし
て従来より知られているものには、例えば箱型に構成さ
れ、所定の個数のテープカセットを収納できるように多
数のコンパートメントを設けたものがある。
このような構造によると、収納されるテープカセットの
数に応じて大きさを変更することが不可能であり、また
箱全体の大きさの大きな蓋を開いてテープカセットの収
納や取出しの操作を行なわなくてはならず、操作性に劣
るという欠点があった。
そこで本願出願人は例えば特開昭52−2515号公報
において、テープカセットを1個ずつ収納できるように
したケースの側面に凹条または凸条を設け、互に着脱可
能にした構造を提案している(同公報第11図参照)。
このような構造によってテープカセットの数に応じて結
合される数を変更できるようになる。
しかしこの構造によると、把手を備えておらず、結合さ
れた複数のケースを持ち難いという欠点がある。
本考案はこのような問題点に鑑みて上記発明をさらに改
良させたものであって、テープカセットを1個ずつ収納
するための複数のカセットケースと、これら複数のカセ
ットケースを保持するためのホルダとをそれぞれ具備し
、 前記カセットケースはその互いに対向する一対の平面部
にそれぞれ設けられた第1の係合手段を着脱可能に互い
に係合させることによって前記平面部が互いに重なり合
った状態で互いに結合してケース束となるように構成さ
れ、前記ホルタは前記平面部とほぼ同じ大きさの側面を
有する板状の主体部と、この主体部に連設されている把
手部と、前記カセットケースをこの主体部の前記側面に
結合させるために前記第1の係合手段に係合させ得るよ
うに前記側面に設けられている第2の係合手段とをそれ
ぞれ有し、前記ケース束の端部にそれぞれ位置するカセ
ットケースの前記第1の係合手段を前記ホルダの前記第
2の係合手段に係合させることによって前記複数のカセ
ットケースを前記ホルダの前記主体部に保持し得るよう
に構成したことを特徴とするテープカセット保持装置に
係るものである。
従ってホルダに保持させるカセットケース、ひいてはテ
ープカセットの数を自由に変更することができ、またホ
ルダ自体を非常に小型に構成することができると共に全
体としても非常にコンパクトであるにもかかわらず、把
手部によって複数のカセットケースを手軽に持運びする
ことができる。
以下本考案を実施例につき説明する。
この実施例は本考案をいわゆるコンパクトカセットの保
持装置に適用したものであって、第1図および第2図に
示すように、それぞれ1個ずつのテープカセットを収納
するようになついる複数のケース1と、そしてホルダ2
とから戊り、これらが互に結合されて一体になって持ち
運べるようにしたものである。
まずケース1の結合構造について述べると、このケース
1の外筐は合成樹脂から戊っている。
そして第3図に示すようにケース1の左側の平面部を構
成する左側面には、その前面側に上下一対の突条3が形
成されており、前面側端部の方が背面側端部よりもやや
巾が狭くなった先細状の形状になっている。
さらにこの突条3はその断面が逆台形状になっている(
第6図参照)。
さらにこのケース1の左側の側面にはその背面側に上下
一対の条溝4が形成されており、背面側端部の方が巾が
広く構成されるとともに、背面に開放されている。
さらにこの条溝4はその断面が台形状になっている(第
6図参照)。
さらにこのケース1の左側の側面の背面側の高さ方向の
中間位置には、導入溝5と傾斜面6とこの傾斜面6の終
端に隣接する段部7を有する凹部8とから成るロック部
が設けられている。
ケース1の右側の側面には、第4図に示すように上記左
側の側面とは逆になっており、前面側に上下一対の条溝
4が、また背面側に上下一対の突条3がそれぞれ形成さ
れている。
さらにこの右側の側面の背面側の高さ方向の中間位置に
はロック用の突起9が形成されている。
なおこの突起9の前面側は傾斜面10になっている。
従ってこの場合には、上下一対の突条3、上下一対の条
溝4、突起9、凹部8及び段部7によって既述の第1の
係合手段が構成されている。
従って第5図に示すように、互に側面が接合される一対
のケース1の内、例えば左側のケース1を固定して、右
側のケース1を前面側から背面側に移動させると、第6
図に示すように、これらのケース1の側面に互に対応し
て形成されている突条3と条溝4とが互にありみぞ係合
され、これによって互に隣接するケース1が結合される
ことになる。
しかも一対のケース1を互に相対的に前後方向に移動さ
せると、第7図に示すように一方のケース1の突起9が
他方のケース1の導入溝5を通り、傾斜部6を乗り越え
、凹部8内に落込んで段部7と係合する。
従ってこれによって互に結合された一対のケース1がロ
ックされ不測に係合が解除されて分離することはない。
なおこのロック動作はケース1の側面を構成する側壁の
変形によって行なわれるものであって、比較的大きな力
を逆方向に加えることにより、ロックが解除され、互に
分離することができる。
上記のような結合動作を何回も繰返えすことによってい
くつものケース1をその側面が互いに重なりあって側面
方向に互いに整列された状態で結合させてケース束とす
ることができる。
次にホルダ2について述べると、第8図および第9図に
示すようにホルダ2は合成樹脂から戒り、板状をなす主
体部11と把手部12とそして両者を連結しているネッ
ク部13とが一体に形成されている。
なお把手部12はネック部13とT字状に結合されてい
る。
板状に構成された主体部11の左側の側面は上記ケース
1の左側の側面と同じ構成になっている。
すなわち第9図に示すようにその前面側には上下一対の
突条14が、背面側には上下一対の条溝15が、また背
面側の中央には凹部16がそれぞれ形成されている。
また主体部11の右側の側面は、ケース1の右側の側面
と同様になっている。
すなわち第10図に示すようにその前面側に上下一対の
条溝15が、背面側には上下一対の突条14がまた背面
側の中央には突起17がそれぞれ前述のように、上下一
対の突条14、上下一対の条溝15、突起17及び凹部
16によって既述の第2の保合手段が構成されている。
従ってこのホルダ2の主体部11と複数のケース1から
構成されたケース束との結合動作は、2つのケース1を
互に結合する場合の上述の動作と同様にして行なわれる
ことになる。
例えば主体部11の右側にケース束を結合する場合には
、第11図に示すようにホルダ2を固定しておき、この
ホルダ2の主体部11に対してケース束を背面側に移動
させる。
これによってケース1を結合する上述の動作と同様にし
てケース束がホルダ2と結合されることになる。
ケース束を主体部11の左側に結合する場合には、ホル
ダ2の主体部11に対してケース束を前面側に移動させ
ればよい。
以上の如くこの実施例の保持装置によれば、ホルダ2の
主体部11の両側面に、ケース1の両側面と同じ構造の
係合手段を設けているので、ケース1の数量を自由に増
減することが可能となり、従って不要なスペースを有す
ることなく、合理的にテープカセットを運搬および保管
することができる。
特にテープカセットを気軽に持ち運ぶことができ、機動
性に富んだ保持装置を提供することができる。
またケース1はそれぞれ単独でも使用でき、従来のケー
スと同様にして用いることも可能となる。
またこの保持装置によると、ホルダ2と結合されたそれ
ぞれのケース1から簡単にテープカセット18を取出す
ことができるようになっている。
この構造を第12図につき説明すると、ケース1の前面
は開口19に構成されており、その中に補助枠20が収
納されている。
ケース1の外筺と一体に連設されしかも巾方向の両側に
形成されたスリット21によって変形可能になっている
ロック片22を押すと、このロック片22の凹部23と
補助枠20の上端の爪24との保合が解除され、補助枠
20は板ばね25の弾性復元力によって、ケース1の第
1の孔26と係合するピン27を中心として回動し、次
いでケース1の第2の孔28と係合するピン29を中心
として回動し、第12図において二点鎖線で示されるよ
うに、補助枠20がケース1の前面開口19から外部に
出ることになる。
従ってこれによりテープカセット18を容易に取出すこ
とができる(第1図参照)。
次に上記実施例の変形例を第13図につき説明する。
上記実施例においてはホルダ2の主体部11の両側面に
第2の結合手段が設けられており、主体部11の両側に
ケース1を結合するようにしたものである。
これに対して本変形例においては、ホルダ2の主体部1
1の一側面側にのみしか第2の結合手段が設けられてお
らず、この側面にケース1を結合するようになっている
またホルダ2のネック部13は1字状に屈曲しており、
その先端に把手部12が設けられている。
すなわちこの把手部12はケース1が結合される方向に
延びており、これによって複数のケース1を結合した状
態で安定に保持できるようになっている。
この構造は結合されるケース1の個数が少ない場合に有
利となる。
以上に述べたように本考案によると、ホルダの板状主体
部に設けられた第2の係合手段によって、第1の係合手
段を有するカセットケースを必要に応じて任意の個数こ
の板状主体部に着脱自在に結合することができる。
従ってカセットケース、ひいてはテープカセットを合理
的に運搬及び保管することができる。
また、ホルダは把手部を有しているので、複数のカセッ
トケース、ひいてはテープカセットを手軽に持運ぶこと
ができて極めて機動性に冨んだものを得ることができる
更に、主体部はカセットケースの平面部とほぼ同じ大き
さの側面を有する板状に構成されているので、ホルダの
主体部と、複数のカセットケースより成るケース束とが
互いに結合している状態において、主体部はケース束と
ピッタリと密着して結合しかつその占めるスペースも小
さい。
従って複数のカセットケースとホルダとを互いに結合し
た状態での見栄え及びスペースファクタが極めて良好で
、全体を非常にコンパクトにすることができる。
またホルダは板状の主体部とこれに連設されている把手
部と第2の保合手段とを有するものであるから、ホルダ
自体を非常に小型に構成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係るテープカセット保持装
置を示す外観斜視図、第2図は同正面図、第3図はケー
スの左側面図、第4図はケースの右側面図、第5図はケ
ースを互に結合する動作を示す平面図、第6図はケース
の結合部を示す要部縦断面図、第7図はケースの結合を
ロックするロック機構を示す要部横断面図、第8図はホ
ルダの正面図、第9図はホルダの左側面図、第10図は
ホルダの右側面図、第11図はホルダとケースとの結合
動作を示す平面図、第12図はケースの内部構造を示す
縦断面図、第13図は変形例の保持装置を示す要部斜視
図である。 なお図面に用いた符号において、1・・・・・・ケース
、2・・・・・・ホルダ、3・・・・・・突条、4・・
・・・・・・・条溝、11・・・・・・主体部、12・
・・・・・把手部、14・曲・突条、15・・・・・・
条溝。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 テープカセットを1個ずつ収納するための複数のカセッ
    トケースと、これら複数のカセットケースを保持するた
    めのホルダとをそれぞれ具備腰前記カセットケースはそ
    の互いに対向する一対の平面部にそれぞれ設けられた第
    1の保合手段を着脱可能に互いに係合させることによっ
    て前記平面部が互いに重なり合った状態で互いに結合し
    てケース束となるように構成され、 前記ホルダは前記平面部とほぼ同じ大きさの側面を有す
    る板状の主体部と、この主体部に連設されている把手部
    と、前記カセットケースをこの主体部の前記側面に結合
    させるために前記第1の係合手段に係合させ得るように
    前記側面に設けられている第2の係合手段とをそれぞれ
    有し、前記ケース束の端部にそれぞれ位置するカセット
    ケースの前記第1の係合手段を前記ホルダの前記第2の
    係合手段に係合させることによって前記複数のカセット
    ケースを前記ホルダの前記主体部に保持し得るように構
    成したことを特徴とするテープカセット保持装置。
JP10240680U 1980-07-18 1980-07-18 テ−プカセツト保持装置 Expired JPS6038541Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10240680U JPS6038541Y2 (ja) 1980-07-18 1980-07-18 テ−プカセツト保持装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10240680U JPS6038541Y2 (ja) 1980-07-18 1980-07-18 テ−プカセツト保持装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5726776U JPS5726776U (ja) 1982-02-12
JPS6038541Y2 true JPS6038541Y2 (ja) 1985-11-18

Family

ID=29463828

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10240680U Expired JPS6038541Y2 (ja) 1980-07-18 1980-07-18 テ−プカセツト保持装置

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JP (1) JPS6038541Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE8332323U1 (de) * 1983-11-10 1984-01-26 Basf Ag, 6700 Ludwigshafen Schwenkbehaelter insbesondere fuer Aufzeichnungstraeger

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5726776U (ja) 1982-02-12

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