JPS6037455Y2 - 可動ナツトの保持構造 - Google Patents

可動ナツトの保持構造

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Publication number
JPS6037455Y2
JPS6037455Y2 JP9431080U JP9431080U JPS6037455Y2 JP S6037455 Y2 JPS6037455 Y2 JP S6037455Y2 JP 9431080 U JP9431080 U JP 9431080U JP 9431080 U JP9431080 U JP 9431080U JP S6037455 Y2 JPS6037455 Y2 JP S6037455Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
movable nut
bracket
striker
body panel
movable
Prior art date
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Expired
Application number
JP9431080U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5716612U (ja
Inventor
政一 加藤
Original Assignee
富士重工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 富士重工業株式会社 filed Critical 富士重工業株式会社
Priority to JP9431080U priority Critical patent/JPS6037455Y2/ja
Publication of JPS5716612U publication Critical patent/JPS5716612U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はドアストライカ等を取付ける可動ナツトの保
持構造に関するものである。
ドアストライカあるいはドアヒンジをボディパネルに取
付けるにあたり、構成各部品の製造誤差あるいは組立誤
差を補うために、その取付位置を調整して固定するよう
になっている。
このような調整構造は、たとえば実公昭37−9019
9公報にも示されているが、従来例のものを第1図につ
いて説明すると、次のようになっている。
ボディパネル1の表側1aにドアストライカ2が接面し
、裏側1bに可動ナツト3を抱持するブラケット4が固
着5しである。
ブラケット4には縁部を折り曲げて形成した数個所のス
トッパ部4aが設けてあり、この各ストッパ部の内に可
動ナツト3を遊動可能に抱持するようになっている。
そして取付ボルト(図示しない)をストライカ2の取付
孔2aから挿入し、ボディパネル1の挿通孔1cを通し
て可動ナツト3のネジ孔3aにねじ込んで固定するよう
になっている。
ストライカ2と可動ナツト3とは取付ボルトによって一
体化し、固定する前にボディパネル1に対してその取付
位置を適宜に調整することができる。
位置調整に備えてボディパネル1の挿通孔1 cは大き
く形成してあり、ブラケット4のストッパ部4aの相互
の間隔も、可動ナツト3が調整のために移動すると想定
される範囲を包含するように広く形成されている。
しかし可動ナツト3はこの広い範囲のうちで自由に遊動
するから、取付作業のときにその重量などにより偏在し
ていることがある。
すなわちボディパネル1に対してストライカ2と可動ナ
ツト3とを、計画上の規定位置に取付けられればよいが
、部品の製造誤差や組立誤差があるので、前記の規定位
置の近くに調整固定するようになる。
しかし可動ナツト3が重量などにより偏在していると、
取付けに際して計画上の規定位置を求めてから調整する
ことができなくなり、かえって適正な調整位置に合わせ
ることが困難になる。
最近各種の誤差が少なくなり取付精度が向上して自動取
付けが行われるようになっているが、下方に落ちた可動
ナツトを拾い上げる作業は容易ではない。
本考案は取付調整作業のこのような不具合を解消するた
めに案出したものであって、ブラケットに対して予め可
動ナツトを計画上の規定位置に置くようにしてブラケッ
トの壁部に係合板止めするように構成したものである。
第2図ないし第4図は本考案の実施例を示すもので次の
ような構造になっている。
すなわち第1図に示す可動ナツト3とブラケット4の代
りに、可動ナツト11とブラケット12をもって構威し
である。
可動ナツト11はプレート13にネジ部14を溶着して
形成してあり、ブラケット12はその内に可動ナツト1
1を遊動可能に収容するように形成して、取付フランジ
12aをもってボディパネル1の裏側に固着するように
なっている。
そして可動ナツト11を、計画上の規定位置に置くよう
にしてネジ部14をブラケット12の壁部12bに設け
た透孔12cに嵌挿して仮止めしておく。
すあわちネジ部14の外径に対して、透孔12Cの内径
を若干小さいものにしておき、ネジ部14を透孔12c
の内に押し込んで、軽く緊度を持たせ係合仮止めする。
(なおこの係合は、可動ナツト11およびネジ部14の
重量によって外れることがないようにする。
)次に取付ボルト(図示しない)をストライカの取付孔
から挿入し、ボディパネルの挿通孔を通し、可動ナツト
11のネジ部14にねじ込む。
このときネジ部14は取付ボルトに引き寄せられて透孔
12cから抜は出すから、可動ナツト11はブラケット
12に係わりなく取付ボルトによって締め込まれ、スト
ライカがボディパネルに固定される。
この場合、可動ナツト11は予め計画上の規定位置に置
いであるから、取付ボルトをネジ部14にねじ込むのは
きわめて容易であり、ストライカの位置調整をする必要
があっても僅かの移動調整を行うだけで済むようになる
第5図、第6図は本考案の他の実施例を示すものであっ
て、第2図に示す可動ナツト11とブラケット12の代
りに、可動ナツト21とブラケット22をもって構威し
である。
そして第2図の構成と異るところは可動ナツト21に設
けた溝部21aを、ブラケット22に切り押しして設け
た爪部22aに係合させて、可動ナツト21を仮止めす
るようにしである点である。
この場合、爪部22aの幅寸法に対し、溝部21aの幅
寸法を若干小さいものにしておき、爪部22aを溝部2
1aに押し込んで、軽く緊度を持たせ係合仮止めする。
勿論このとき可動ナツト21は計画上の規定位置に置い
てあり、取付ボルトをねじ込むと可動ナツト21が引き
寄せられて爪部22aと溝部21aとが外れるようにな
っている。
そして位置調整をしてストライカを固定することは前記
の実施例と同様である。
前述のように本考案は、予め可動ナツトを計画上の規定
位置に置いであるから、取付ボルトを可動ナツトにねじ
込むのは容易であり、ねじ込んだのちは可動ナツトがブ
ラケットから外れるから、ボディパネルに対してドアス
トライカ等の位置調整が容易に行われるという特長があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はストライカの従来例の取付構造を示す斜視図、
第2図は本考案の実施例による可動ナツトの斜視図、第
3図は可動ナツトをブラケットに係合した状態を示す第
2図A−A線の断面図、第4図は第3図の状態に対して
取付ボルトをねじ込み係合を外した状態の断面図、第5
図は本考案の他の実施例による可動ナツトとブラケット
の斜視図、第6図は可動ナツトをブラケットに係合した
状態を示す第5図B−B線の断面図である。 1・・・・・・ボディパネル、1a・・・・・・表側、
1b・・・・・・裏側、1c・・・・・・挿通孔、2・
・・・・・ドアストライカ、2a・・・・・・取付孔、
3・・・・・・可動ナツト、3a・・・・・・ネジ孔、
4・・・・・・ブラケット、4a・・・・・・ストッパ
部、5・・・・・・固着、11・・・・・・可動ナツト
、12・・・・・・ブラケット、12a・・・・・・取
付フランジ、12b・・・・・・壁部、12c・・・・
・・透孔、13・・・・・・プレート、14・・・・・
・ネジ部、21・・・・・・可動ナツト、21a・・・
・・・溝部、22・・・・・・ブラケット、22a・・
・・・・爪部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 自動車のドアストライカ等を取付けるボディパネルの裏
    側に、可動ナツトを遊動可能に保持するブラケットを固
    着し、ストライカ等の取付ボルトを該ボディパネルの挿
    通孔を通して該可動ナツトにねじ込みストライカ等の位
    置を調整して固定するものにおいて、予め該可動ナツト
    を計画上の規定位置に置くようにして該ブラケットの壁
    部に係合板止めしたことを特徴とする可動ナツトの保持
    構造。
JP9431080U 1980-07-04 1980-07-04 可動ナツトの保持構造 Expired JPS6037455Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9431080U JPS6037455Y2 (ja) 1980-07-04 1980-07-04 可動ナツトの保持構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9431080U JPS6037455Y2 (ja) 1980-07-04 1980-07-04 可動ナツトの保持構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5716612U JPS5716612U (ja) 1982-01-28
JPS6037455Y2 true JPS6037455Y2 (ja) 1985-11-08

Family

ID=29456237

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9431080U Expired JPS6037455Y2 (ja) 1980-07-04 1980-07-04 可動ナツトの保持構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3568419B2 (ja) * 1999-05-20 2004-09-22 三洋電機株式会社 表示装置

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Publication number Publication date
JPS5716612U (ja) 1982-01-28

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