JPS6037229A - シ−ト材料間欠搬送装置 - Google Patents

シ−ト材料間欠搬送装置

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JPS6037229A
JPS6037229A JP14500783A JP14500783A JPS6037229A JP S6037229 A JPS6037229 A JP S6037229A JP 14500783 A JP14500783 A JP 14500783A JP 14500783 A JP14500783 A JP 14500783A JP S6037229 A JPS6037229 A JP S6037229A
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JP
Japan
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movable
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sheet material
cam
upstream
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JP14500783A
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Akira Horisawa
堀澤 晃
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NORITSU KIKAI SEISAKUSHO KK
Original Assignee
NORITSU KIKAI SEISAKUSHO KK
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Publication of JPS6037229A publication Critical patent/JPS6037229A/ja
Publication of JPH0366974B2 publication Critical patent/JPH0366974B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D43/00Feeding, positioning or storing devices combined with, or arranged in, or specially adapted for use in connection with, apparatus for working or processing sheet metal, metal tubes or metal profiles; Associations therewith of cutting devices
    • B21D43/02Advancing work in relation to the stroke of the die or tool
    • B21D43/04Advancing work in relation to the stroke of the die or tool by means in mechanical engagement with the work
    • B21D43/10Advancing work in relation to the stroke of the die or tool by means in mechanical engagement with the work by grippers
    • B21D43/11Advancing work in relation to the stroke of the die or tool by means in mechanical engagement with the work by grippers for feeding sheet or strip material

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Discharge By Other Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、シート材料間欠搬送装置、更に詳しくは、プ
レス成形機の如き加工機の加工領域を通してシート材料
を間欠的に搬送するためのシート材料間欠搬送装置に関
する。
例えば、金属製容器蓋の製造においては、アルミニウム
基合金、クロム酸処理鋼又はブリキ等の適宜の金屑から
成るシート材料にプレス成形を施して所要の形状の容器
蓋を形成している。この場合、一枚のシート材料から複
数個の容器蓋が形成される等に起因して、プレス成形機
の加工領域、即ちプレス成形機の成形工具がシート材料
に作用する加工領域を通して、シート材料を所定量づつ
間欠的に前進することが必要である。即ち、プレス成形
機の成形工具がシート材料に実際に作用してプレス加工
を施す作用時期においては、シート材料を静止せしめ、
プレス成形機の成形工具がシート材料に作用しない非作
用時期毎にシート材料を所定量前進せしめることが必要
である。
而して、かような要望を満たすべく種々の形態のシート
材料間欠搬送装置が既に開発され実用に供され、かかる
形態のものとして例えば実開昭55−98546号公報
、実開昭55−120443号公報に開示されているも
のを挙げることができるが、従来上記シート材料間欠搬
送装置等には、(11シート材料を加工機の加工領域を
通して間欠的に確実に搬送することができない、(2)
その構造が複雑である、等の問題乃全欠点が存在する。
本発明は上記事実に鑑みてなされたものであシ、その目
的は、シート材料を間欠的に確実に搬送することができ
る簡単な構成のシート材料間欠搬送装置を提供すること
である。
本発明によれば、加工領域においてシニト材料に作用し
て加工を施す作用時期とシート材料に作用しない非作用
時期とが繰返す加工機の該加工領域を通して、該非作用
時期の間にシート材料を間欠的に搬送するためのシート
材料間欠搬送装置にして、 静止ブロックと、該静止ブロックに装着され、少なくと
も一方が作用位置と非作用位置とに選択的に位置付けら
れる把持片対と、を有する静止把持手段と、 可動ブロックと、該可動ブロックに装着され、少なくと
も一方が作用位置と非作用位置とに選択的に位置付けら
れる把持片対と、を有する可動把持手段と、 該可動把持手段を後退位置と前進位置との間を往復動さ
せる往復動機構と、 該静止把持手段及び該可動把持手段の各々の該把持片対
の少なくとも一方を夫々数件用位置に強制的に位置付け
るための流体圧手段と、該往復動機構の作用によって該
可動把持手段がシート材料の搬送方向とは反対方向に移
動する間は該流体圧手段の作用に抗して該可動把持手段
の該把持片対の少なくとも一方を該非作用位置にせしめ
る、可動カム手段を含む第1のカム機構と、該往復動機
構の作用によって該可動把持手段がシート材料の搬送方
向に移動する間は該流体圧手段の作用に抗して該静止把
持手段の該把持片対の少なくとも一方をし非作用位置に
せしめる第2のカム機構と、を具備し、 該往復動機構は躯励諒に駆動連結された回転部材と、該
回転部材に回転自在に連結されたクランクアームと、一
端部が該クランクアームに旋回自在に連結され、他端部
が該可動把持手段に連結された第1の連結アームと、一
端部が該クランクアームに旋回自在に連結され、他端部
が該第1のカム機構の可動カム手段に旋回自在に連結さ
れた第2の連結アームとを有し、 該可動把持手段がシート部材の搬送方向とは反対方向に
移動する間は該第1の連結アームを介して連結された該
可動把持手段と該第2の連結アームを介して連結された
可動カム手段との間に相対的移動が生成されて、該第1
のカム機構は該可動把持手段の該把持片対の少なくとも
一方に作用して該流体圧手段の作用に抗して該非作用位
置にせしめることを特徴とするシート材料間欠搬送装置
が提供される。
以下、本発明に従って構成されたシート部材間欠搬送装
置を、添付図面を参照して更に詳細に説明する。
第1図を参照して説明すると、図示の具体例においては
、二点鎖線で図式的に示す加工機2に関連せしめて、本
発明に従って構成された全体を番号4で示すシート材料
間欠搬送装置が装備されている。
図示の加工機2は、静止下部6と可動上部8とを有する
プレス成形機である。静止下部6と可動上部8との間に
は加工領域1oが規定されている。
可動上部8F′i2点鎖118Aで示す最上位置と2点
鎖線8Bで示す最下位置との間を昇降動せしめられる。
可動上部8が所定位置よシも下方にある作用時期におい
ては、静止下部6に設けられている成形工具(図示して
いない)と可動上部8に設けられている成形工具(図示
していない)とが加工領域10に存在するシート材料に
作用してこれにプレス成形を加える。可動上部8が所定
位置よシも上方にある非作用時期においては、可動上部
8に設けられている成形工具(図示していない)は加工
領域10に存在するシート材料から上方へ離隔する。加
工機2の上記作用時期及び非作用時期について更に言及
すると、第2図は、加工機2の可動上部8を昇降動せし
めるための昇降動機構に設けられているクランク12の
回転運動を図式的に示している。第1図と共に第2図を
参照して説明すると、等速回転せしめられるクランク1
2が符号Aで示す上死点にある時には、可動上部8は2
点鎖線8Aで示す最上位置に位置し、上記上死点Aから
180度回転して符号Bで示す下死点になると、可動上
部8は2魚鱗a8Bで示す最下位置に位置する。そして
、例えばクランク12が符号Cで示す角度位置から下死
点Bを通って符号りで示す角度位置まで回転する間は、
可動上部8に設けられている成形工具(図示していない
)と静止下部6に設けられている成形工具(図示してい
ない)とが力日工領琥10に存在するシート材料に作用
してプレス成形を加える。即ち、クランク12が符号C
で示す角度位置から下死点Bを通って符号りで示す角度
位置まで回転する間は、加工機2は作用時期でアシ、ク
ランク12が符号りで示す角度位置から上死点Aを通っ
て符号Cで示す角度位置まで回転する間は、加工機2は
非作用時期である。
再び第1図を参照して説明すると、図示のシート材料搬
送装置4は、上記加工領域lOの上流側に配設された上
流側間欠送給手段14、上記加工領域10の下流側に配
設された下流側間欠送給手段16とを具備している。
図示の具体例における上流側間欠送給手段14及び下流
側間欠送給手段16の構成の概要を説明すると以下の通
りである(尚、詳細については後に説明する)。
上流側間欠送給手段14F′s、上流側静止把持手段2
6と上流側可動把持手段28とを含んでいる。
上記可動把持手段28は、実線で示す後退位置と二点鎖
線で示す前進位置との間を往復動せしめられる。可動把
持手段28のかような往復動は、往復動機構(後に詳細
に説明する)によって加工機2の可動上部8の昇降動に
同期せしめて遂行される。第1図と共に第2図を参照し
て説明すると、第2図に図示する上記クランク12が符
号Eで示す角度位置(即ち上死点Aから270度回転し
た角度位置)から上死点Aを通って符号Fで示す角度位
置(即ち上死点Aから90度回転した角度位置)tで1
80度の角度範囲に渡って回転する間に、可動把持手段
28は実線で示す後退位置から2点鎖線で示す前進位置
まで前進せしめられる。
そして、上記クランク12が符号Fで示す角度位置から
符号Eで示す角度位置まで残シの180度の角度範囲に
渡って回転する間に、可動把持手段28は2点鎖線で示
す前進位置がら実線で示す後退位置まで後進せしめられ
る。上記静止把持手段26及び可動把持手段28の各々
は、夫々、シート材料の搬送経路の上方に位置する上方
把持片3゜及び32と、シート材料の搬送経路の下方に
位置する下方把持片34及び36とを有する。上方把持
片30及び32の各々は、夫々、静止把持手段26及び
可動把持手段28の本体部に固定されている。一方、下
方把持片34及び36の各々は、夫々、静止把持手段2
6及び可動把持手段28の本体部に列降自在に装着され
ている。後に詳述する如く、下方把持片34及び36の
各々は、開閉弁38が閉じられている非作動状態にお−
では、ばね手段(図示していない)の弾性偏倚作用によ
って非作用位置に下降せしめられている。かような非作
動状態においては、静止把持手段26の上方把持片30
と下方把持片34並びに可動把持手段28の上方把持片
32と下方把持片36は、夫々、相互に離隔して位置し
、両者間に存在するシート材料を把持することはない。
従って、上流側間欠送給手段14はシート材料に有効に
作用しない。他方、開閉弁38が開かれて作動状態にせ
しめられると、流体圧手段の空気圧源39がら静止把持
手段26の本体部及び可動把持手段280本体部に空気
圧が供給され、かがる空気圧の作用によって下方把持片
34及び36は上記ばね手段(図示していなり)の弾性
偏倚作用に抗して上方へ強制されて作用位置にせしめら
れる。下方把持片34及び36が作用位置に上昇せしめ
られると、下方把持片34及び36の各々は、夫々、上
方把持片30及び32と協働して両者間にシート材料を
把持する。上記可動把持手段28には、更に、下方把持
片3Gに関連してこの下方把持片36を強制的に下降せ
しめる第1のカム機構(後に詳細に説明する)が設けら
れている。上記第1のカム機構は、上記可動把持手段2
8が二点鎖線で示す前進位置から実線で示す後進位置ま
で後進する間に下方把持片36に作用して、上記空気圧
の作用に抗して下方把持片36を非作用位置に強制的に
下降せしめる。また、上記静止把持手段26には、更に
、下方把持片34に関連してこの下方把持片34を強制
的に下降せしめる第2のカム機構(後に詳細に説明する
)が設けられている。第2のカム機構は、上記可動把持
手段28が実線で示す後退位置から二点鎖線で示す前進
位置まで前進する間に下方把持片34に作用して、上記
空気圧の作用に抗して下方把持片34を非作用位置に強
制的に下降せしめる(図示の具体例においては、後に言
及する如く、静止把持手段26に設けられているM2の
カム機構は、可動把持手段28が2点鎖線で示す前進位
置から実線で示す後退位置まで後進する間の一部におい
ても下方把持片34に作用して、上記空気圧の作用に抗
して下方把持片34を若干の時間だけ非作用位置に強制
的に下降せしめる)。かような次第であるので、開閉弁
38が開かれて作用状態にせしめられると、上流側間欠
送給手段14は、可動把持手段28が実線で示す後退位
置から2点鎖線で示す前進位置まで前進する毎に、可動
把持手段28の前進量だけシート材料を間欠的に前進せ
しめることが容易に理解されよう。即ち、可動把持手段
28が実線で示す後退位置から2点鎖線で示す前進位置
まで前進する間には、静止把持手段26の下方把持片3
4は非作用位置にあシ、従って静止把持手段28の上方
把持片30と下方把持片34とはシート材料を把持しな
いが、可動把持手段28の下万把持手段36は作用位置
にあり、従って可動把持手段28の上方把持手段32と
下方把持片36とは協働してシート材料を把持し、それ
故に可動把持手段28の前進に応じてシート材料が前進
せしめられる。他方、可動把持手段28が2点鎖線で示
す前進位置から実線で示す後進位置1で後進する間には
、可動把持手段28の下方把持片36は非作用位置にあ
り、従って可動把持手段28の上方把持片32と下方把
持片36とはシート材料を把持しないが、静止把持手段
26の下方把持片34は作用位置にあシ(上述した如く
若干の時間だけ非作用位置になるが)、従って静止把持
手段26の上方把持片30と下方把持片34とは協働し
てシート材料を把持し、それ故にシート材料は可動把持
手段28の後進に付随して後進することなく静止状態に
維持される。
下流側間欠送給手段16も下流側静止把持手段40と下
流側可動把持手段42とを含んでいる。
上記可動把持手段42は、上流側間欠送給手段14にお
ける可動把持手段28と同様に、第2図に図示するクラ
ンク12が符号Eで示す角度位置から上死点Aを通って
符号Fで示す角度位置まで180度の角度範囲に渡って
回転する間に、実線で示す後退位置から2点鎖線で示す
前進位置まで前進せしめられ、そして上記クランク12
が符号Fで示す角度位置から符号Eで示す角度位置まで
残シ0180度の角度範囲に渡って回転する間に、2点
鎖線で示す前進位置から実線で示す後退位置まで後進せ
しめられる。下流側間欠送給手段16の静止把持手段4
0及び可動把持手段42自体の構成は、上流側間欠送給
手段14の静止把持手段26及び28と実質上同一であ
るので説明を省略する。
上述した上流側間欠送給手段14と同様に、下流側間欠
送給手段16においても、開閉弁44が閉じられている
非作動状態においては、静止把持手段40の下方把持片
46及び可動把持手段42の下方把持片48は非作用位
置に下降せしめられており、従って下流側間欠送給手段
16はシート材料に有効に作用しない。他方、開閉弁4
4が開かれて作動状態にせしめられると、下流側間欠送
給手段16は、可動把持手段42が実線で示す後退位置
から2点鎖線で示す前進量#まで前進する毎に、可動把
持手段42の前進量だけシート材料を間欠的に前進せし
める。即ち、可動把持手段42が実線で示す後退位置か
ら2点鎖線で示す前進位置まで前進する間には、静止把
持手段40の下方把持片46は非作用位置にあシ、従っ
て静止把持手段40の上方把持片50と下方把持片46
とはシート材料を把持しないが、可動把持手段42の下
方把持片48は作用位置にあp1従って可動把持手段4
2の上方把持片52と下方把持片48とは協働してシー
ト材料を把持し、それ故に可動把持手段42の前進に応
じてシート材料が前進せしめられる。他方、可動把持手
段42が2点鎖線で示す前進位置から実線で示す後退位
置まで後進する間には、可動把持手段42の下方把持片
48ij非作用位置にあシ、従って可動把持手段42の
上方把持片52と下方把持片48とはシート材料を把持
しないが、静止把持手段40の下方把持片46は作用位
置にあシ(上述した如く若干の時間だけ非作用位置にな
るが)、従って静止把持手段40の上方把持片50と下
方把持片46とは協働してシート材料を把持し、それ故
にシート材料は可動把持手段42の後進に付随して後進
することなく静止状態に維持される。
図示の具体例においては、搬入手段(図示していない)
の作用によってシート材料が案内枠90に案内されて上
記上流側間欠送給手段14に送給される。シート材料が
上述した如く送給されると、開閉弁38が開かれて上流
側間欠送給手段14が作用状態にせしめられ、かくして
シート材料は下流側間欠送給手段14によって間欠的に
前進せしめられる。次に、上流側間欠送給装@14によ
ってシート材料が下流側間欠送給装置16壕で搬送され
ると、開閉弁38が閉じられて上流側間欠送給手段14
が非作用状態にせしめられると共に開閉弁44が開かれ
て下流側間欠送給手段16が作用状態にせしめられ、か
くしてシート材料は上流側間欠送給手段14に代わって
下流側間欠送給手段16によって間欠的に前進せしめら
れる。尚、シート材+l”l−は、上流側間欠送給手段
14から下流側間欠送給手段16まで送給される間に加
工機2によってプレス成形される(即ち、上流側間欠送
給手段14と下流側間欠送給手段16との間に位置する
加工機2の加工領域10にてプレス加工される)。次い
で、下流側間欠送給手段16の作用によってシート部材
の後縁部が加工領域を離れる(従って、シート部材の加
工が完全に終了する)と、開閉弁44が閉じられて下流
側間欠送給装置16が非作用状態にせしめられると共に
搬出手段(図示していない)がシート材料に作用し、か
くしてシート材料は案内枠92に案内されながら搬出手
段によって搬出される。
次に、上述した通りのシート材料間欠搬送装置4におけ
る上流側間欠送給手段14及び下流側間欠送給手段16
の構成について、更に詳述する。
第3図及び第4図を参照して説明すると、図示の具体例
における上流側間欠送給手段14は、細長い静止ブロッ
ク128(上記上流側静止把持手段26の本体部を構成
する)と細長い可動ブロック130(上記上流側可動把
持手段28の本体部を構成する)を具備している。静止
ブロック128はシート材料の搬送方向において上記加
工機2の上記加工領域10の上流側に配設され、加工機
2の静止下部6に固定されている。この静止ブロック1
28にはシート材料の搬送方向に対して垂直な方向(第
3図において上下方向、第4図において紙面に垂直な方
向)に所定の間隔を置いてシリンダ部132が3個形成
されておシ(第4図においてそのうちの1個を示す)、
かかるシリンダ部132の各々には、夫々、移動把持部
材134が上下方向(第3図において紙面に垂直な方向
、第4図において上下方向)に昇降自在に装着されてい
る。移動把持部材134は、一対の支持部材136(第
4図において片方のみ示す)によって支持されている軸
部138と、軸部138の一端(下端)に同定されたピ
ストン部(図示していない)と、軸部138の他端(上
端)に設けられた頭部140とを有し、頭部140に上
記下方把持片34が固定されている。そして、シリンダ
部132と移動把持部材134のピストン部とによって
規定される空圧室(図示していない)が、上記開閉弁3
8(第1図参照)に接続されている。
静止ブロック128には、更に、上記移動把持部材13
4に対応して固定把持部材142が固定されておシ、こ
の固定把持部材142には上記上方把持片30が固定さ
れている。上述した構成の上流側静止把持手段26にお
いては、開閉弁38(第1図)が閉じられている上記非
作動状態のときにはばね手段(図示していない)の弾性
偏倚作用によって移動把持部材134が下降せしめられ
て下方把持片34は上記非作用位置に位置せしめられる
。かかる非作動状態のときには、移動把持部材134の
下方把持片34と固定把持部材142の上方把持片30
とは相互に離隔して位置し、両者間に存在するシート材
料を把持することはない。
従って、上述した如く、静止把持手段26はシート材料
に有効に作用しない。他方、開閉弁38(第1図)が開
かれて作用状態にせしめられると、空圧源39(第1図
)からの空気圧が上記空圧室に供給され、かかる空気圧
の作用によって移動把持部材134が上記ばね手段の弾
性偏倚作用に抗して上方へ強制され、下方把持片34は
上記作用位置に位置せしめられる。かかる作用位置に上
昇せしめられると、下方把持片34は固定把持部材14
2の上方把持片30と協働して両者間にシート材料を把
持する。
また、上流側可動把持手段28の一部を構成する可動ブ
ロック130はシート材料の搬送方向において上記静止
ブロック128の上流側に移動自在に配設されている。
かかる可動ブロック130にも、シート材料の搬送方向
に対して垂直な方向に所定の間隔を置いてシリンダ部1
44が3個形成されてお#)(第4図においてそのうち
の1個を示す)、かかるシリンダ部144の各々には、
夫々、移動把持部材146が上下方向に昇降自在に装着
されている。移動把持部材146は、静止把持手段26
の移動把持部材134と実質上同一の構成であり、一対
の支持部材148に支持された軸部1501 ピストン
部(図示していない)及び頭部152を有し、頭部15
2に上記下方把持片36が固定されている。そして、シ
リンダ部144と移動把持部材146のピストン部によ
って規定される空圧室(図示していない)が、上記開閉
弁38(第1図)に接続されている。この可動ブロック
130には、更に、上記移動把持部材150に対応して
固定把持部材154が固定されており、との固定把持部
材154には上記上方把持片32が固定されている。上
述した構成の上流側可動把持手段28においては、開閉
弁38(第1図)が閉じられている上流非作動状態のと
きにはばね手段(図示していない)の弾性偏倚作用によ
って移動把持手段150が下降せしめられて下方把持片
36は上記非作用位置に位置せしめられる。かかる非作
動状態のときには、移動把持部材150の下方把持片3
6と固定把持部材154の上方把持片32とは相互に離
隔して位置し、両者間に存在するシート材料を把持する
ことはない。従って、上述した如く、可動把持手段28
はシート材料に有効に作用しない。他方、開閉弁38(
第1図)がGi4かれて作用状態にせしめられると、空
気源39(第1図)からの空気圧が上記空圧室に供給さ
れ、かかる空気圧の作用によって移動把持部材134が
上記ばね手段の弾性偏倚作用に抗して上方へ強制され、
下方把持片36に上記作用位置に位置せしめられる。か
かる作用位置に上昇せしめられると、下方把持片36は
固定把持部材154の上方把持片32と協働して両者間
にシート材料を把持する。
上記上流側可動把持手段28にはその下方把持片36を
強制的に下降せしめる第1のカム機構156の上流側カ
ム機構156&が設けられ、また上記下流側可動把持手
段26にはその下方把持片34を強制的に下降せしめる
第2のカム機構158の上流側カム機構158aが設け
られている。後に詳細に説明する如く、第1のカム機構
156の上流側カム機構156aは可動把持手段28の
移動把持部材146に作用して、上記空気圧の作用に抗
して下方把持片36を上記非作用位置に強制的に下降せ
しめ、また第2のカム機構158の上流側カム機構15
8&は静止把持手段26の移動把持手段138に作用し
て、上記空気圧の作用に抗して下方把持片34を上記非
作用位置に強制的に下降せしめる。
次いで、下流側間欠送給手段16について説明すると、
下流側間欠送給手段16も、細長い静止ブロック160
(上記下流側静止把持手段400本体部を構成する)と
細長い可動ブロック162(上記下流側可動把持手段4
20本体部を構成する)とを具備している。静止ブロッ
ク160はシート材料の搬送方向において上記加工機2
の加工領域10の下流側に配設され、加工機2の静止下
部6に固定されている。この静止ブロック160を含む
静止把持手段40の構成は、上流側可動把持手段26の
構成と実質上同一であり、それ故にその説明を省略する
。かかる構成の下流側静止把持手段40においても、上
流側静止把持手段26と同様に、上記開閉弁44(第1
図)が閉じられている上記非作用状態のときにはばね手
段(図示していない)の弾性偏倚作用によって移動把持
部材164が下降せしめられて、その頭部166に固定
された上記下方把持片46は上記非作用位置に位置せし
められる。従って、移動把持部材164の下方把持片4
6と固定把持部材168に固定された上方把持片50と
は相互に離隔して位置し、上記静止把持手段40はシー
ト材料に有効に作用することはない。他方、開閉弁44
が開かれて作用状態にせしめられると、空気源39(第
1図)からの空気圧が静止ブロック160に形成された
シリンダ部170と移動把持部材164のピストン部1
72によυ規定されている空圧室174に供給され、か
かる空気圧の作用によって移動把持部材164が上記ば
ね手段の弾性偏倚作用に抗して上方へ強制され、下方把
持片46は上記作用位置に位置せしめられ、上方把持片
50と協働して両者間にシート材料を把持する。
また、下流側可動把持手段42の一部を構成する可動ブ
ロック162は、シート材料の搬送方向において上記静
止ブロック160の下流側に移動自在に配設されている
。この可動ブロック162を含む可動把持手段42の構
成は、上流側可動把持手段28の構成と実質上同一であ
シ、それ故にその説明を省略する。かかる構成の下流側
可動把持手段40においても、上流側可動把持手段28
と同様に、」1記開閉弁44(第1図)が閉じられてい
る上記非作用状態のときにはばね手段(図示していない
)の弾性偏倚作用によって移動把持部材176が下降せ
しめられて、その頭部178に固定された上記下方把持
片48は上記非作用位置に位置せしめられる。従って、
移動把持部材176の下方把提ハ48と固定把持部材1
80に固定された下方把持片52とは相互に離隔して位
置し、上記可動把持手段42tlシート材料に有効に作
用することはない。他方、開閉弁44が開かれて作用状
態にせL7められると、空気源39(第1図)からの空
気圧が可動ブロック162に形成されたシリンダ部18
2と移動把持部材176のピストン部184によシ規定
されている空圧室186に、′− 供給され、かかる空気圧の作用によって移動把持部材1
76が上記ばね手段の弾性偏倚作用に抗して上方へ強制
され、下方把持片48は上記作用位置に位置せしめられ
、上方把持片52と協働して両者間にシート材料を把持
する。
上記下流側可動把持手段42には、その下方把持片48
を強制的に下降せしめる第1のカム機構156の下流側
カム機構156bが設けられ、上記下流側静止把持手段
40には、その下方把持片46を強制的に下降せしめる
第2のカム機構158の下流側カム機構158bが設け
られている。後に詳細に説明する如く、第1のカム機構
156の下流側カム機構156bは可動把持手段42の
移動把持部材176に作用して、上記空気圧の作用に抗
して下方把持片48を上記非作用位置に強制的に下降せ
しめ、また第2のカム機構158の下流側カム機構15
8bは静止把持手段40の移動把持手段164に作用し
て、上記空気圧の作用に抗して下方把持片46を上記非
作用位置に強制的に下降せしめる。
図示の具体例では、更に、上流側間欠送給手段14の上
流側可動把持手段28と下流側間欠送給手段16の下流
側可動把持手段42とが連結されている。加工*2の静
止下部6にはシート材料の搬送方向に貫通している貫通
孔192(シート材料の搬送方向に垂直な方向に間隔を
置いて2個形成されておシ、第4図においてその片方の
みを示す)が形成され、かかる貫通孔192内には、夫
々、中空の連結管194が移動自在に配設されている。
この連結管194の各々の一端部は上記上流側間欠送給
手段14の静止把持手段26の静止ブロック128に形
成された孔に装着されている支持部材196に滑動自在
に支持され、その各々の他端部は上記下流側間欠送給手
段16の静止把持手段40の静止ブロック160に形成
された孔に装着されている支持部材198に滑動自在に
支持されている。そして、この連結管194の各々の一
端は上記上流側間欠送給手段14の可動把持手段28の
可動ブロック130に固定され(詳しくハ、片方が可動
ブロック130の一端部に固定され、他方が可動ブロッ
ク130の他端部に固定されている)、その各々の他端
は上記下流側間欠送給手段16の可動把持手段42の可
動ブロック162に固定されている(詳しくハ、片方が
可動ブロック162の一端部に固定され、他方が可動ブ
ロック162の他端部に固定されている)。この連結管
194内には、更に、連結ロンド200が夫々配設され
、連結ロッド200は支持部材202を介して上記連結
管194内に滑動自在に支持している。連結ロンド20
0の各々の一端はシート材料の搬送方向において上流側
間欠送給手段14の可動把持手段28の上流側に配設さ
れている上流側可動カム手段203(後に詳述する)に
固定され(詳しくは、片方は上流側可動カム手段203
の一端部に固定され、他方はその他端部に固定されてい
る)、その各々の他端はシート材料の搬送方向において
下流側間欠送給手段16の可動把持手段42の下流側に
配設されている下流側可動カム手段205(後に詳述す
る)に固定されている(詳しくは、片方は下流側可動カ
ム手段205の一端部に固定され、他方は上記可動カム
手段205の他端部に固定されている)。従って、上流
側間欠送給手段14の可動把持手段28及び下流側間欠
送給手段16の可動把持手段4・2とは、連結ロンド2
00に対して一体に滑動し、上記後退位置(第1図に実
線で示す位置)と上記前進位置(第1図に二点鎖線で示
すと共に第3図及び第4図に示す位置)との間を往復動
する。
次いで、第3図及び第4図を参照して、上記可動把持手
段28及び42とを往復動させる往復動機構について説
明すると、番号208で示す往復動機構は回転部材21
0、L字状のクランクアーム212、第1の連結アーム
214及び第2の連結アーム216を含んでいる。上記
上流側可動カム手段203の上流側に位置する装置ハウ
ジング218にはシート部材の搬送方向に垂直な方向に
延びる軸部材220が軸受部材を介して回転自在に装着
され、かかる軸部材220の一端に回転部材210が設
けられている(具体例では回転部材210は軸部材22
0と一体に形成されている)。
この軸部材220の他端にはかさ歯車222が固定され
ておシ、かさ歯車222は装置ハウジング218に軸受
部材を介して回転自在に装着された軸部材224に固定
されているかさ歯車226に噛合されている。軸部材2
24の一端は上記装置ハウジング218から外部に突出
しており、その突出端部に歯付プーリ228が固定され
ている。
歯付プーリ228は歯付ベルト230を介して、突出支
持部232とカムハウジング234に回転自在に支持さ
れている入力軸236に固定されている歯付プーリ23
8に駆動連結されている。この入力軸236の一端には
更に歯付プーリ240が固定されており、この歯付プー
リ240は歯付ベル)242、制御クラッチ手段(図示
せず)等を介して力aI機2の可動上部8(第1図)を
昇降動せしめるための昇降動機構に設けられている駆動
諒(図示していない)に駆動連結されている。
従って、制御クラッチが作動されてクランク12が回転
すると、歯付ベル)2j2、入力軸236、歯付プーリ
238、歯付ベルト230、歯付プーリ228、軸部材
224、かさ歯車226及び222廉びに軸部材220
を介して回転部材210が第4図に矢印244で示す反
時計方向に回転駆動される。そして、この回転部材21
0は上記クランク12(第2図参照)と同期して回転さ
れ、り2ンク12が第2図において符号Eで示す角度位
置から矢印で示す方向に符号Fで示す角度位置まで回動
する間は第4図に示す角度位置とは反対の角度位置(第
4図に示す角度位置から180度回転した角度位置)か
ら矢印244で示す方向に第4図に示す角度位置まで回
動し、クランク12が第2図において符号Fで示す角度
位置から矢印で示す方向に符号Eで示す角度位置1で回
動する間は第4図に示す角度位置から矢印244で示す
方向に第4図に示す角度位置とは反対の角度位置(第4
図に示す角度位置から180度回転した角度位1m)ま
で回動する。
上述した如くして矢印244で示す方向に回転される回
転部材210には連結調整ねじ部材246が装着され、
この連結調整ねじ部材246の雄ねじ部には回転部材2
10の端面に形成されたスロット247を通してクラン
ク軸体248が螺着されている。このクランク軸体24
8には固定ナツト250が螺着されることによってクラ
ンク体252が装着され、クランク体252には一対の
軸受部材254を介して上記り字状のクラ/ファーム2
120大端部が回転自在に連結されている。
従って、連結調整ねじ部材246を回動させると、クラ
ンク軸体248、従ってクランク体252は第3図及び
第4図において左右方向に移動する(クランク体252
がかく移動すると、シート材料の移送址が変化するのが
理解されるであろう)。
上記クランクアーム212の小端部(上記大端部とは反
対側の端部)には連結ビン256を介して上記第1の連
結アーム214の一端部が旋回自在に連結され(具体例
ではクランクアーム212の両側に連結されている)、
この連結ビン2560両端部にはコロ258が回転自在
に装着されている。このコロ258の各々は、夫々、装
置ハウジング218に設けられた案内部材260(第4
図において片方のみを示す)に規定されている上案内面
262a及び下案内面262bに案内され、かくしてシ
ート材料の搬送方向に沿って(従って、第3図及び第4
図において左右方向)往復動する。
この第1の連結アーム214の他端部は連結ピン268
を介して、間隔を置いて配設されている固定連結021
264間に旋回自在に連結されている。上記固定連結ロ
ッド264の各々は、夫々、上記上流側間欠送給手段1
4の可動ブロック130に形成された貫通孔を挿通して
突出している先端部に形成されている雄ねじ部にナツト
部材266を螺着することによって固定されている。従
って、回転部材210に装着されたクランク体252と
上記上流側間欠送給手段14の可動把持手段28の可動
ブロック130とはクランクアーム212及び第1の連
結アーム214を介して連結されており、回転部材21
0が第4図に示す角度位置とは反対の角度位置(第4図
に示す角度位置から180度回転した角変位&)から第
4図に示す角度位置まで回転する間は、上流側間欠送給
手段14の可動把持手段28の可動ブロック130及び
上記可動ブロック130に連結管194を介して連結さ
れている下流側間欠送給手段16の可動把持手段42の
可動ブロック162は、シート材料の搬送方向に移動さ
れて上記後退位置(第1図に実線で示す位置)から上記
前進位置(第1図に二点鎖線で示すと共に第3図及び第
4図に示す位置)まで移動せしめられる。また、回転部
材210が第4図に示す角度位置から第4図に示す角度
位置とは反対の角度位置まで回転する間は、上流側間欠
送給手段14の可動把持手段28の可動ブロック130
及び下流側間欠送給手段16の可動把持手段42の可動
ブロック162は、シート材料の搬送方向と反対の方向
に移動されて上記前進位置(第1図に二点鎖線で示すと
共に第10図及び第11図に示す位置)から上記後退位
置(第1図に実りで示す位置)まで移動せしめられる。
更に、上記クランクアーム212の小端部に形成された
突出部には連結ピン272を介して上記第2の連結アー
ム216の一端部が旋回自在に連結され(具体例ではク
ランクアーム212の両側に連結されている)、第2の
連結アーム216の他端部は連結ピン276を介して連
結ブロック274に旋回自在に連結されている。連結ブ
ロック274は上記上流側可動カム手段203の上流側
可動カムブロック204に固定され、この連結ブロック
274には、第3図に明確に図示する如く、上記連結ピ
ン268が移動自在となるように長孔275が形成され
ている。上流側可動カムブロック204には上記可動ブ
ロック130に昇降自在に装着された移動把持部材15
0の各々に対応して第1のカム機構156の上流側カム
機構156&の一部を構成するカム部278が設けられ
ている。このカム部278は突出部上面に規定されたカ
ム作用面を有し、カム作用面は、第4図から明らかな如
く、実質上水平である水平作用部と水平作用部の一端か
らシート材料の搬送方向に下方に傾斜している傾斜作用
部とを含んでいる。
他方、上流側間欠送給手段14の可動把持手段28の可
動ブロック130には、上記カム部278の各々に対応
して上記上流側カム機構156aの一部を構成する揺動
部材280がピン282によって揺動自在に装着されて
いる。揺動部材280の一端には係合爪283が形成さ
れ、その他端部には従動コロ284が回動自在に装着さ
れている。
この従動コロ284は図示していないばね手段によって
カム部278のカム作用面に当接せしめられている。上
記上流側カム機構156aにおいては、従動コロ284
がカム部278の傾斜作用部の上端部(上記水平作用部
よシ若干下方に位置する第4図に示す部分)に位置して
いるときには、第4図に示す如く、可動把持手段28の
下方把持片36は上述した空気圧の作用によって上記作
用位置に位置付けられると共に揺動部材280の係合爪
283は可動把持手段28の移動把持部材146に設け
られた保合部286に当接する。そして、この位置関係
から上流側可動カムブロック204が可動ブロック13
0に対して相対的に前進されると、上記従動コロ284
がカム部278の水平作用部に位置付けられ、揺動部材
280が第4図において時計方向に揺動せしめられてそ
の係合爪283が移動把持部材146の係合部286に
作用し、かくして下方把持片36は上述した空気圧の作
用に抗して上記非作用位置に位置付けられ、他方、かか
る位置関係から上流側可動カムブロック204が可動ブ
ロック130に対して相対的に後進されると、上記従動
コロ284がカム部278の傾斜作用部の下部に位置付
けられ、揺動部材280がばね手段(図示せず)の作用
によって第4図において反時計方向に揺動せしめられて
その係合爪283と上記係合部286との当接状態が解
除され、かくして下方把持片36は上述した空気圧の作
用によって上記作用位置に保持され続ける。
また、上述した上流側可動カム手段203の可動カムブ
ロック204に連結ロンド200を介して連結されてい
る下流側可動カム手段205a下流側可動カムブロツク
206にも、下流側間欠送給手段16の可動把持手段4
2の可動ブロック162に昇降自在に装着された移動把
持部材176の各々に対応して第1のカム機構156の
下流側カム機構156bの一部を構成するカム部288
が設けられている。このカム部288は上流側可動カム
ブロック204に設けられたカム部278と実質上同様
であシ、第4図から明らかな如く、実質上水平である水
平作用部と水平作用部の一端からシート材料の搬送方向
に下方に傾斜している傾斜作用部を含んでいるカム作用
面を有している。
他方、下流側間欠送給手段16の可動把持手段42の可
動ブロック162には、上記カム部288の各々に対応
して上記第1のカム機構156の下流側カム機構156
bの一部を構成する揺動部材290が揺動自在に装着さ
れている。上記下流側カム機構156bの構成は上流側
間欠送給装置14の上流側カム機構156aの構成と実
質上同一であり、それ故に説明を省略する。かかる下流
側カム機構156bにおいても、従動コロ292がカム
部288の傾斜作用部の上端部(上記水平作用部よシ若
干下方に位置する第4図に示す部分)に位置していると
きには、第4図に示す如く、可動把持手段42の下方把
持片48は上述した空気圧の作用によって上記作用位置
に位置付けられると 。
共に揺動部材290の係合爪294は可動把持手段42
の移動把持部材176に設けられた保合部296に当接
する。そして、この位置関係から下流側可動カムブロッ
ク206が可動カムブロック162に対して相対的に前
進されると、従動コロ292がカム部288の水平作用
部に位置付けられ、揺動部材290の係合爪294が移
動把持部材176の係合部296に作用し、かくして下
方把持片48は上記空気圧の作用に抗して上記非作用位
置に位置付けられ、他方、かかる位置関係から下流側可
動カムブロック206が可動ブロック162に対して相
対的に後進されると、上記従動コロ292がカム部28
8の傾斜作用部の下部に位置付けられ、揺動部材290
の係合爪294と移動把持部材176の係合部296と
の当接状態が解除され、かくして下方把持片48は上記
空気圧の作用によって上記作用位置に保持され続ける。
上述した第1のカム機構156の上流側及び下流側カム
機構156a及び156bによる移動把持部材146及
び176の昇降動は、上記回転部材210の矢印244
で示す方向の回転に関連して行なわれる。更に説明する
と、連結管194を介して互いに連結されている上流側
間欠送給装置14の可動把持手段28及び下流側間欠送
給装置16の可動把持手段42は上記回転部材210の
回転に関連して往復動する第1の連結アーム214を介
してシート部材の搬送方向に沿って往復動され、また連
結ロッド200を介して、互いに連結されている上流側
可動カムブロック204及び下流側可動カムブロック2
06は上記回転部材210の回転に関連して往復動する
第2の連結アーム2]6を介してシート材料の搬送方向
に沿って往復動される。ここで第1の連結アーム214
 ト第2の連結アーム216の関係について説明すると
、第1の連結アーム214の一端部はシート材料の搬送
方向に沿って往復動されるように案内部材260に案内
されるように構成され、且つ第1の連結アーム214の
一端部がクランクアーム212の小端部に旋回自在に連
結されると共に第2の連結アーム216の一端部がクラ
ンクアーム212の突出部に旋回自在に連結されている
(言い換えると、回転部材210とクランクアーム21
2の連結部(り2ンク軸体248の中心軸a)、クラン
クアーム212の小端部と第1の連結アーム214の一
端部の連結部(連結ピン256の中4軸紳)及びクラン
クアーム212の突出部と第2の連結アーム216の一
端部の連結部(連結ピン270の中心軸線)の位置関係
が第4図と共に第5図及び第6図に示す如く三角形を構
成するような関係になっている)故に、回転部材210
が第4図に示す角度位置とは反対の角度位置から第4図
に示す角度位置まで回動する間は、第2の連結アーム2
16は第4図に示す位置関係を基準にして第1の連結ア
ーム214よシも相対的に後方(第4図において左方)
に位置し、他方、回転部材210が第4図に示す角度位
置から第4図に示す角度位置とは反対の角度位置まで回
動する間は、第2の連結アーム216は第4図に示す位
置関係を基準にして第1の連結アーム214よシも相対
的に前方(第4図において右方)に位置する。この点に
ついて第5図及び第6図を参照して説明すると、回転部
材210が第5図に実線で示す角度位置(即ち、第4図
に示す角度位置)から角度θ度回動した角度位置(かか
る角度位置まで回動すると、クランクアーム212は二
点鎖線で示す位置に位置付けられる)まで移動した場合
の上流側間欠送給装置14の可動把持手段28の移動量
Y工(第5図に実線で示す角度位置における可動把持手
段28の位置を基準としての移動量)と上流側可動カム
ブロック204の移動量Y2 (第5図に実線で示す角
度位置における上流側可動カムブロック204の位置を
基準としての移動量)をめると、 可動把持手段28の移動量Y1は、 Yl = r [(1−cooθ)+”(1m)]上流
側可動カムブロック204の移動量Y2はy2=y1−
s S = A2 ・5in(α+9’ ) +73” −
CA2− eoa (d4−g)−E)2− C,12
m sinα+’5’ (72coscX−E)2ψ=
 ain” (−m sinθ) 1 r:回転部材2100回転中心と、回転部材210とク
ランクアーム212の連結部(クランク軸体248の中
心軸線)との間の距離 tl:回転部材210とクランクアーム212の ”連
結部(クランク軸体248の中心軸線)と、クランクア
ーム212と@jの連結アーム214の連結部(連結ピ
ン256の中心軸線)との間の距離 A2:クランクアーム212と第1の連結アーム214
の連結部(連結ピン256の中心軸線)と、クランクア
ーム212と第2の連結アーム216の連結部(連結ピ
/270の中心軸線)との間の距離 t5 :クランクアーム212と第2の連結アーム21
6の連結部(連結ピン256の中心軸 0線)と、第2
の連結アーム216と連結ブロック274の連結部(連
結ピン276の中心軸線)との間の距離 E:第1の連結アーム214と固定連結ロッド264の
連結部(連結ピン268の中心軸線)と、第2の連結ア
ーム216と連結ブロック274の連結部(連結ピン2
76の 9中心軸線)との高さの差 S:可動把持手段28の移動量Y1と上流側可動カムブ
ロック204の移動量Y2との差θ:第5図に実線で示
す角度位置を基準にして回動された回転部材210の回
転角度(従って、実質上水平な軸線と、回転部材210
の回転中心と回転部材210とクランクアーム212の
連結部(クランク軸体248の中心軸線)とを結ぶ軸線
との間の角度):第5図に夾綜で示す状態における実質
上垂直な軸線と、クランクアーム212と第1の連結ア
ーム214の連結部(連結ピン256の中心軸線)とク
ランクアーム212と第2の連結アーム216の連結部
(連結ピン270の中心軸線)とを結ぶ軸線との間の角
度 1回転部材210がθ度回動したときの実質上水平なi
II線と、回転部材210とクランクアーム212の連
結部(クランク軸体248の中心軸線)とクランクアー
ム212と嬉1の連結アーム214の連結部(連結ピン
256の中心軸線)とを結ぶ軸線との間の角度 となる。
従って、可動把持手段28の移動量Y1と上流側可動カ
ムブロック204の移動iY2 との移動量差Sは、回
転部材210が第4図に示すと共に第5図に実線で示す
角度位置とは反対の角度位置から矢印244の方向に上
記第4図に示すと共に第5図に実線で示す角度位置まで
回動する間は負の値となシ(言い換えると、第2の連結
アーム216は、第4図に示すと共に第5図に実線で示
す位置関係を基準にして第1の連結アーム214よpも
相対的に後方に位置する)、回転部材210が第4図に
示すと共に第5図に実線で示す角度位置から矢印244
の方向に上記第4図に示すと共に第5図に実線で示す角
度位置とは反対の角度位置まで回動する間は正の値とな
る(言い換えると、第2の連結アーム216は、第4図
に示すと共に第5図に実線で示す位置関係を基準にして
第1の連結アーム214よシも相対的に前方に位置する
)。
かくして、回転部材210が第4図に示す角度位置とは
反対の角度位置から第4図に示す角度位置壕で回動する
間は、上述した如く上流側間欠送給手段14の可動把持
手段28及び下流側間欠送給手段16の可動把持手段4
2は上記後退位置(第1図に実線で示す位置)から上記
前進位置(第1図に二点錯綜で示すと共に第3図及び第
4図に示す位置)まで移動せしめられ、しかもこの間は
第2の連結アーム216が第1の連結アー4214よシ
も相対的に後方に位置せしめられる故に従動コロ284
及び294がカム部278及び288の傾斜作用部の下
部に位置付けられ、上述した如く揺動部材280及び2
90の係合爪283及び294と移動把持部材146及
び176の係合部286及び296との当接状態が解除
されて、可動把持手段28及び42の下方把持片36及
び48は上記空気圧の作用によって上記作用位置に保持
される。また、回転部材210が第4図に示す角度位置
から第4図に示す角度位置とは反対の角度位置まで回動
する間は、上述した如く可動把持手段28及び42は上
記前進位置(第1図に二点鎖線で示すと共に第3図及び
第4図に示す位りから上記後退位置(第1図に実線で示
す)まで移動せしめられ、しかもこの間は第2の連結ア
ーム216が第1の連結アーム214よりも相対的に前
方に位置せしめられる故に従動コロ284及び294が
カム部278及び288の水平作用部に位置付けられ、
上述した如く揺動部材280及び290の係合爪283
及び294が移動把持部材146及び176の係合部2
86及び296に作用して、可動把持手段28及び42
の下方把持片36及び48は上記空気圧の作用に抗して
上記非作用位置に保持される。
次に、第3図、第4図及び第7図を参照して、上fjl
F、側間欠送給手段14の静止把持手段26の下方把持
片34及び下流側間欠送給手段16の静止把持手段40
の下方把持片46を昇降動させる第2のカム機構158
について説明する。上述した突出支持部232とカムハ
ウジング234に回転自在に支持されている入力軸23
6の他端部には第1のカム板298が固定され、この第
1のカム板298のボス部には第2のカム板300が固
定されている。この第1のカム板298及び第2のカム
板300は、上記カムハウジング234内に収容されて
いる。カムハウジング234内には案内部材302が装
着され、この案内部材302内にはコロブロック304
が滑動自在に配設されている。コロブロック304の一
端部にはビン306を介して上記第1のカム板298の
カム作用面に当接する第1の従動コロ308及び上記第
20カム板300のカム作用面に当接する第2の従動コ
ロ310が夫々回転自在に装着され、その他端にニ作用
ピン312が植設されている。そして、案内部材302
とコロブロック304との間には、コロブロック304
を弾性的に偏倚せしめて第1及び第2の従動コロ308
及び310を夫々第1及び第2のカム板298及び30
0に押圧するためのばね手段314が介在されている。
また、加工機2にはシート材料の搬送方向に間隔を置い
て支持ブラケット316が固定されておυ、かかる支持
ブラケット316には支持部材318を介して伝動ロン
ド320が回動自在に支持されている。
伝動ロッド320の中間部に1−1l:扇形の切欠き3
22が形成され、この切欠き322を規定している係止
面に先端が当接するように上記作用ビン312が配設さ
れている。とこで、上述した第1のカム板298と第2
のカム板300の作用について説明する。上記第1及び
第2のカム板298及び300は、上記クランク12(
第2図)と同期して回動されるように構成されている。
第1のカム板298のカム作用面は大径作用面と小径作
用面とを有し、クランク12が第2図において符号Eで
示す角度位置から矢印で示す方向に符号Fで示す角度位
置まで回動する間はその大径作用部が第1の従動コロ3
08に作用し、クランク12が第2図において符号Fで
示す角度位置から矢印で示す方向に符号Eで示す角度位
置まで回動する間はその小径作用部が第1の従動コロ3
08に作用するように構成されている。まだ、第2のカ
ム板300のカム作用面も大径作用部と小径作用部とを
有し、クランク12が第2図において符号Cで示す角度
位置から矢印で示す方向に符号りで示す角度位置まで回
動する間はその大径作用部が第2の従動コロ310に作
用し、クランク12が第2図において符号りで示す角度
位置から矢印で示す方向に符号Cで示す角度位置まで回
動する間はその小径作用部が第2の従動コロ310に作
用するように構成されている。従って、クランク12が
第2図において符号Eで示す角度位置から符号Fで示す
角度位置1で回動する間は第1のカム板298の大径作
用部によってコロブロック304が第3図において下方
、第7図において左方に移動せしめられ、またクランク
12が第2図において符号Cで示す角度位置から符号り
で示す角度位置まで回動する間は第2のカム板3000
大径作用部によってコロブロック304が第3図におい
て下方、第7図において左方に移動せしめられ、かくし
てこの間伝動ロンド320は第7図に矢印324で示す
方向に所定角度回動されて第1の角度位置(第3図及び
第7図に示す角度位置)から第2の角度位置に位置付け
られる。他方、り2ンク12が第2図において符号Fで
示す角度位置から符号Cで示す角度位置まで回動する間
及び符号りで示す角度位置から符号Eで示す角度位置ま
で回動する間は、第1のカム板298の小径作用部が第
1の従動コロ308に作用すると共に第2のカム板30
0の小径作用部が第2の従動コロ310に作用する故に
、上記伝動ロッド320は第3図に示すと共に第7図に
示す第1の角度位置に保持される。尚、上記第1のカム
板298及び第2のカム板300は、単一のカム板よシ
構成することも可能である。
上述した如くして第1の角度位置と第2の角度位置との
間を回動する伝動ロンド320の回動力は、上記第2の
カム機構158の上流側カム機構158aの一部を構成
する強制下降ロッド326及び上記第2のカム機構15
8の下流側カム機構158&の一部を構成する強制下降
ロンド328に伝達されるように構成されている。更に
説明するト、伝動ロンド320の両端には扇形の切欠き
330(第7図において伝動ロンド320の一端部のみ
を示している)が形成されている。他方、加工領域10
の上流側にてシート材料の搬送方向に垂直な方向に間隔
を置いて加工機2に固定された支持プラタン)332(
具体例では3個設けられている)には上流側カム機構1
58aの強制下降ロッド326が支持部材333を介し
て回動自在に支持され、また加工領域10の下流側にて
シート材料の搬送方向に垂直な方向に間隔を置いて加工
機2に固定された支持プラタン)334(具体例では3
個設けられている)には下流側カム機構158bの強制
下降ロンド328が支持部材335を介して回動自在に
支持されている。強制下降ロッド326の一端は上記伝
動ロッド320の一端の上方に位置しておシ、かかる一
端には切欠き(図示していない)が形成されている。ま
た、強制下降ロンド328の一端も第7図に示す如く上
記伝動ロッド320の一端の上方に位置し、かかる一端
にも切欠き337が形成されている。そして、伝動ロッ
ド320の両端の切欠き330の各々と強制下降ロッド
326及び328の切欠き337との間には伝動垂直ロ
ッド336が夫々介在されている。伝動垂直ロッド33
6の各々は、夫々、加工機2に固定された支持ブラケッ
ト338に支持部材を介して滑動自在に装着され、片方
の伝動垂直aラド336の一端は伝動ロッド320の一
端の切欠き330を規定している保合面(C当接し、そ
の他端に植設されたビンは強制下降ロッド326の切欠
きを規定している保合面に当接している。捷だ、他方の
伝動垂直ロッド336の一端は伝動ロンド320の他端
の切欠き330を規定している保合面に当接し、その他
端に植設されたピン340は強制下降ロッド328の切
欠き337を規定している保合面に当接している。上述
した強制下降ロッド326には、更に、上流側静止ブロ
ック128に昇降自在に装着されている移動把持部材1
34に対応して切欠き342が形成されており、切欠き
342を規定している保合面の各々が、夫々、各々の移
動把持部材134に形成されている保合部344に係合
している。また、強制下降ロッド328にも下流側静止
ブロック160に昇降自在に装着されている移動把持部
材164に対応して切欠き346が形成されておシ、切
欠き346を規定している保合面の各々が、夫々、各々
の移動把持部材164に形成されている保合部348に
係合している。従って、伝動ロッド320が第3図及び
第7図に示す第1の角度位置のときは、強制下降ロッド
326及び328が第3図及び第4図に示す位置に位置
付けられ、移動把持部材134及び136が上記空気圧
の作用によって上方へ強制されて、下方把持片34及び
46は上記作用位置に位置付けられる。他方、伝動ロッ
ド320が上述した如くして第2の角度位置に位置付け
られると、伝動垂直ロッド336が上下方向上方へ移動
され、強制下降ロッド326が第4図において反時計方
向に回動されてその係合面が移動把持部材134に作用
して下降せしめると共に強制下降ロッド328が第4図
において時計方向に回動されてその係合面が移動把持部
材164に作用して下降せしめ、かくして下方把持片3
4及び46は上記空気圧の作用に抗して上記非作用位置
に位置付けられる。
次に、上述した通シの構成を有する上流側間欠送給手段
14及び下流側間欠送給手段160作用効果を、クラン
ク12(第2図)の回動に関連して簡単に説明する。
クランク】2が第2図において符号Eで示す角度位置か
ら上死点Aを通って符号Fで示す角度位置まで回動する
間には、上述した如く、回転部材210は第4図に示す
角度位置とは反対の角度位置から矢印244の方向に第
4図に示す角度位置まで回動し、との回動に関連して上
流側間欠送給手段14の可動把持手段28及び下流側間
欠送給手段16の可動把持手段42は上記後退位置(第
1図に実線で示す位置)から上記前進位置(第1図に二
点錯綜で示すと共に第3図及び第4図に示す位置)まで
移動せしめられる。また、この間は、第2の連結アーム
216が第1の連結アーム214よシも相対的に後方に
位置せしめられる故に、上述した如く、揺動部材280
及び290が移動把持部材146及び176の係合部2
86及び296から離れて可動把持手段28及び42の
下方把持片36及び48は上記空気圧の作用によって上
記作用位置に保持され、更に、第1のカム板298の大
径作用部が第1の従動コロ308に作用する故に、上述
した如く伝動ロッド320が第2の角度位置に保持され
、強制下降ロッド326及び328が静止把持手段26
及び40の移動把持部材134及び164に作用して下
降せしめ、静止把持手段26及び40の下方把持片34
及び46は上記非作用位置に保持される。従って、この
間は、可動把持手段28及び42の上方把持部32及び
50と下方把持片36及び46とが協働してシート材料
を把持し、かくして回動部材210の回動に伴う可動把
持手段28及び42の前進に応じてシート材料は前方へ
搬送される。尚、上述した場合は開閉弁38及び44(
第1図)が開放されて可動把持手段28及び42に空気
圧が供給されている場片であり、開閉弁38(又は44
)が閉じられている場合にはばね手段(図示せず)の作
用によって移動把持部材146(又は164)が上記非
作用位置に保持される故に、可動把持手段28(又は4
2)の上記前進に応じてもシート材料が前方へ搬送され
ることはない。
続いて、クランク12が第2図において符号Fで示す角
度位置から下死点Bを通って符号Fで示す角度位置まで
回動する間には、上述した如く、回転部材2】0は第4
図に示す角度位置から矢印244で示す方向に第4図に
示す角度位置とは反対の角度位置まで回動し、この回動
に関連して上流側間欠送給手段14の可動把持手段28
及び下流側間欠送給手段16の可動把持手段42Fi上
記前進位置(第1図に二点@線で示すと共に第3図及び
第4図に示す位置)から上記後退位置(第1図に実線で
示す位置)まで移動せしめられる。また、この間は、第
2の連結アーム216が第1の連結アーム214よりも
相対的に前方に位置せしめられる故に、上述した如く、
揺動部材280及び290が移動把持部材146及び1
76の係合部286及び296に作用して下降せしめ、
可動把持手段28及び42の下方把持片36及び48は
上記非作用位置に保持される。更に、この間のうちクラ
ンク12が符号Fで示す角度位置から符号Cで示す角度
位置まで回動する間及び符号りで示す角度位置から符号
Eで示す角度位置まで回動する間は第1及び第2のカム
板298及び300の小径作用部が第1及び第2の従動
コロ308及び310に作用する故に、上述した如く、
伝動ロッド320が第1の角度位置に保持されて、静止
把持手段26及び40の下方把持片34及び46は上記
空気圧の作用によって上記作用位置に保持される。更に
またこの間のうちクランク12が第2図において符号C
で示す角度位置から下死点Bを通って該号りで示す角度
位置まで回動する間(従って、加工機2の作業時期)は
、第2のカム板3000大径作用部が第2の従動コロ3
10に作用して伝動ロッド320が上記第2の角度位置
に位置付けられて上述した如く静止把持手段26及び4
0の下方把持片34及び46が上記非作用位置に位置付
けられるが、上述した如く可動上部8(第1図)に設け
られている成形工具(図示せず)と静止下部6(第1図
)に設けられている成形工具(図示せず)とが加工領域
10に存在するシート材料に作用してプレス成形を加え
る。従って、この間に、静止把持手段26及び40の上
方把持片30及び5〇七上下方持片34及び46とが協
働してシート材料を把持するか或いは可動上部8の成形
工具と可動下部6の成形工具とがシート材料に作用し、
かくしてシート材料は可動把持手段28及び42の後進
に付随して後進することなく静止状態に保持される。尚
、上述した場合は開閉弁38及び44(第1図)が開放
されて静止把持手段26及び40に空気圧が供給されて
いる場合であυ、開閉弁38(又は44)が閉じられて
いる場合はばね手段(図示せず)の作用によって移動把
持部材134(又は164)が上記非作用位置に保持さ
れる故に、静止把持手段26(又は40)の上方把持片
30(又は50)と下方把持片34(又は46)間にシ
ート材料が把持されることはない。
以上記載した動作はクランク1201回転毎に行なわれ
、かかる動作が繰返されることによってシート材料は間
欠送給される。
尚、上述した具体例においては加工機2の作業時期(従
って、クランク12が符号Cで示す角度位置から符号り
で示す角度位置まで回動する間)に静止把持手段26及
び40の下方把持片34及び46を非作用位置に保持す
るように構成しているが、これはシート材料に形成され
た位置付は孔(通常、上記成形時に形成される)に可動
上部8に設けられている位置付はビン(図示せず)を挿
入してプレス成形時にシート材料を所要の位置に確実に
位置付けるためである。
【図面の簡単な説明】
第11凶は、本発明に従って構成されたシート材料間欠
搬送装置の一具体例を示す概略図。 第2図は、第1図のシート材料間欠搬送装置に関連して
設けられた加工機のクランクの回転運動を図示的に示す
説明図。 第3図は、第1図のシート材料間欠搬送装置の詳細を示
す一部切欠いた平面図。 第4図は、第1(2)のシート材料間欠搬送装置の詳細
を示す一部切欠いた断面図。 第5図及び第6図は、夫々、第1図のシート材料間欠搬
送装置の上流側可動把持手段と上流側可動カムブロック
との動きの関連を説明するための説明図。 第7図は、第3図におけるX−X線による断面図。 2・・・加工機 4・・・シート材料間欠搬送装置 10・・・加工領域 26及び40・・・静止把持手段 28及び42・・・可動把持手段 156・・・第1のカム機構 158・・・第2のカム機構 203及び205・・・可動カム手段 210・・・回転部材 212・・・クランクアーム 214・・・第1の連結アーム 216・・・第2の連結アーム 沸2図 芽5図 第6図 と 第7図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、加工領域においてシート材料に作用して加工を施す
    作用時期とシート材料に作用しない非作用時期とが繰返
    す加工機の該加工領域を通して、該非作用時期の間にシ
    ート材料を間欠的に搬送するためのシート材料間欠搬送
    装置にして、静止ブロックと、該静止ブロックに装着さ
    れ、少なくとも一方が作用位置と非作用位置とに選択的
    に位置付けられる把持片対と、を有する静止把持手段と
    、 可動ブロックと、該可動ブロックに装着され、少なくと
    も一方が作用位置と非作用位置とに選択的に位置付けら
    れる把持片対と、を有する可動把持手段と、 該可動把持手段を後退位置と前進位置との間を往復動さ
    せる往復動機構と、 該静止把持手段及び該可動把持手段の各々の該把持片対
    の少なくとも一方を夫々数件用位置に強制的に位置付け
    るための流体圧手段と、該往復動機構の作用によって該
    可動把持手段がシート材料の搬送方向とは反対方向に移
    動する間は該流体圧手段の作用に抗して該可動把持手段
    の該把持片対の少なくとも一方を該非作用位置にせしめ
    る、可動カム手段を含む第1のカム機構と、 該往復動機構の作用によって該可動把持手段がシート材
    料の搬送方向に移動する間は該流体圧手段の作用に抗し
    て該静止把持手段の該把持片対の少なくとも一方を該非
    作用位置にせしめる第2のカム機構と、を具備し、 該往復動機構は駆動源に駆動連結された回転部材と、該
    回転部材に回転自在に連結されたクランクアームと、一
    端部が該クランクアームに旋回自在に連結され、他端部
    が該可動把持手段に連結された第1の連結アームと、一
    端部が該クランクアームに旋回自在に連結され、他端部
    が該第1のカム機構の可動カム手段に旋回自在に連結さ
    れた第2の連結アームとを有し、該可動把持手段がシー
    ト部材の搬送方向とは反対方向に移動する間は該第1の
    連結アームを介して連結された該可動把持手段と該第2
    の連結アームを介して連結された可動カム手段との間に
    相対的移動が生成されて、該第1のカム機構は該可動把
    持手段の該把持片対の少なくとも一方に作用して該流体
    圧手段の作用に抗して該非作用位置にせしめることを特
    徴とするシート材料間欠搬送装置。 2 該静止把持手段はシート材料の搬送方向において該
    加工機の該加工領域の上流側及び下流側に夫々配設され
    た上流側静止把持手段及び下流側静止把持手段を含んで
    おシ、 また、該可動把持手段はシート材料の搬送方向において
    該上流側静止把持手段の上流側及び該下流側静止把持手
    段の下流側に夫々配設された上流側可動把持手段と下流
    側可動把持手段を含み、該上流側可動把持手段と該下流
    側把持手段とが一体として移動するように連結されてい
    る特許請求の範囲第1項記載のシート材料間欠搬送装置
    。 3、該可動カム手段はシート材料の搬送方向において該
    上流側可動把持手段の上流側及び該下面。 側可動把持手段の下流側に夫々配設された上流側可動カ
    ム手段及び下流側同動カム手段を含み、該上流側可動カ
    ム手段と該下流側可動カム手段とが一体として移動する
    ように連結され、該上流側可動カム手段及び該下流側可
    動カム手段の各々は、夫々、可動カムブロックと該可動
    カムブロックに設けられたMlのカム機構のカム作用面
    を具備しており、 他方、該上流側可動把持手段及び該下流側可動把持手段
    の各々には、夫々、各々の該カム作用面の作用によって
    揺動せしめられる該第1のカム機構の揺動部材が揺動自
    在に装着されている特許請求の範囲第2項記載のシート
    材#+間欠搬送装置。 4、該カム作用面の各々は、夫々実質上水平な水平作用
    部とシート材料の搬送方向下方に傾斜している傾斜作用
    部とを有しており、 該可動把持手段がシート材料の搬送方向とは反対方向に
    移動する間は該可動把持手段と該可動カム手段との間に
    相対的移動が生成されて、該カム作用面の該水平作用部
    の各々が夫々揺動部材に作用し、かくして揺動部材の各
    々は、夫々、該可動把持手段の各々の該把持片対の少な
    くとも一方に作用して該非作用位置にせしめる特許請求
    の範囲第3項記載のシート材料間欠搬送装置。
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