JPS615947A - 枚葉輪転印刷機の枚葉紙裏返し装置 - Google Patents

枚葉輪転印刷機の枚葉紙裏返し装置

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JPS615947A
JPS615947A JP12829984A JP12829984A JPS615947A JP S615947 A JPS615947 A JP S615947A JP 12829984 A JP12829984 A JP 12829984A JP 12829984 A JP12829984 A JP 12829984A JP S615947 A JPS615947 A JP S615947A
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sheet
transfer cylinder
cylinder
gripping
transfer
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    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41FPRINTING MACHINES OR PRESSES
    • B41F21/00Devices for conveying sheets through printing apparatus or machines
    • B41F21/10Combinations of transfer drums and grippers
    • B41F21/106Combinations of transfer drums and grippers for reversing sheets, e.g. for perfecting machine

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  • Discharge By Other Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は供給胴ど送出用との間に転送胴を回転可能に
設置ブ、その転送胴に枚葉紙を把持する一対複数組の把
持爪を開閉可能及び反転可能に支持し、両把持爪により
前記供給胴上の枚葉紙の後縁を把狛し、転送胴の回転に
伴い両把持爪を反転さUつつ、枚葉紙を転送胴上で裏返
したのら前記送出用へ転送するようにした枚葉輪転印刷
機の枚葉紙裏返φ装置に関するものである。
(従来の技術) 昭和50年8月18日公告の特公昭50−24642号
公報に開示されたベーパ−シー1〜転送反転装置の転送
シリンダにおいては、転送シリンダに回転可能に支持し
た1本のキャリア軸上にベーパーシートを把持するため
の一対のグリッパが複数個設けられ、一方の各グリッパ
はキャリア軸に対し固定されるとともに、他方の各グリ
ッパは揺動可能に支持されている。各揺動グリッパには
それぞれコントロールフィンガーが設けられ、各フィン
ガーには前記キャリア軸と平行に延びるコントロール軸
上に複数個取付けた作動レバーのローラーがそれぞれ係
合している。そして、そのローラーと前記コントロール
フィンガーの係合に基づいて各揺動グリッパに開閉運動
がイ」与されるようになっている。
ところが、この従来のベーパーシート転送反転装置の構
成によると、前記揺動グリッパと同数の作動レバー及び
ローラーが必要となり、85品点数が増加して構成が複
雑になるという問題があった。
又、各揺動グlハパを同一タイミングで作動させるため
には、各コントロールフィンガーと各ローラーとの係合
をそれぞれ正確に一致させる必1要カーあり、組付調整
作業が面倒になると0う不ls台もあった。
昭和56年1月17日公告の特公昭56−2017号公
報に開示された両面印刷機用の裏返し装置においては、
裏返し胴に咥え爪軸とその外側に挿通された咥え爪管と
がそれぞれ同一軸線上で回転可能に支持され、一方の咥
え爪フインノj−が前記咥え爪軸に、又、他方の咥え爪
フィンガーが咥え爪管にそれぞれ固定されている。咥え
爪軸と咥え爪管とにはカム及びギヤ等を含むそれぞれ%
J個の制御部材が作動連結されて、前記両瞳え爪フィン
カーがそれぞれ異なる駆動系により同一軸線上で回動さ
れるようになってし)る。
しかしながら、この構成によると咥え爪軸と咥え爪管と
がそれぞれ別個4に駆動されるため、両面印刷時におい
て枚葉紙の後縁を把持した両瞳え爪フィンガーを反転し
つつ枚葉紙を裏返す場合に、両瞳え爪フィンガーの回動
角度を正確に一致さUる必要がある。従って、前記各制
御部暑オのカムIう状に高い精度が要求されコスト高を
招< ’Gf htってなく、各ギヤのバツクラツシの
相違が原因となって枚葉紙の咥え状態が不均一になると
し1うIIJI題があった。
しかも、咥え爪管が咥え爪軸に対し回転可能に@嵌され
ているため、当然双方間に(まり1ノアランスが存在す
る。このクリアランスにより両瞳え爪フィンガーが枚葉
紙を把持する際の把持位置にずれが生じ、特に片面印刷
により多色刷りをflう場合の印刷結果に悪影響を及ぼ
す。従って、この従来の裏返し装置においては前記り1
ノアランスを解消するために咥え爪軸と咥え爪管との間
にそrLらの軸方向に沿って多数個の軸受を介在さぜる
JiI要があり、これらの部分の組イ]及び製作h<大
変面I到となってコスト高を招く原因となって(11〔
さらに、前記した従来のべ一/<−シート転送反転装置
においては揺動グリッパの回転中心が転送シリンダの円
周線よりも外側に位置し、又、従来の両面印刷機用の裏
返し装置においては両瞳え爪の回転中心が裏返し胴の円
周上に位置している。
このため、いずれの場合も、回転中心が転送シリンダ又
は裏返し胴の円周線よりも内側に位置している場合と比
較して、グリッパ又は咥え爪が解放された時のそれらの
先端が枚葉紙の前縁から離間する距離がそれぞれ短くな
る。従って、開放時に枚葉紙前縁とグリッパ又は咥え爪
の先端との干渉を回避して後続胴へのひきわたしを支障
なく 1jうためには、グリッパ又は咥え爪を大きな回
転角、1(で開放させる必要があり、これに伴い駆動カ
ムのカム曲線が複雑となって印刷機の高速運転の妨げに
なるという欠点があった。
(発明が解決しようとする問題点) この発明が解決しようとする問題点は前記した従来の技
術における複雑な構成、面倒な組付作業、高い製作コス
ト並びに開放時の枚葉紙との干渉等にあり、本発明の目
的は把持爪の支持構成及びその駆動m桝をそれぞれ簡単
にすることができ、その簡単な構成により把持爪を正確
かつ確実に開閉及び反転できる新規な枚葉輪転印刷機の
枚葉紙裏返し装置を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 上記した問題点を解決するためのこの発明における手段
は、第1図に示すように、転送WA2の外周部に設けら
れ、第1の駆動機jI433により転送胴2の回転軸線
と平行に延びる一反転軸線68の周りで往復回動される
一対の軸受部材6b、66と、その軸受部材65.66
の反転軸1!J68と平行な異なる2軸線に沿って延び
、両軸受部材65゜66間にそれらと一体回動可能に架
設されるとともに、両軸受部材65.66に対し相対回
動可能に支持された一対の支持軸13.14と、両支持
軸13.14上には枚葉紙を把持する一対複数組の把持
爪15,16がそれぞれ別個に配設されていることと、
前記支持軸13.14i、mそれぞれ作動連結され、前
記両把持爪15,16を両支持軸13.14の軸線の周
りで各別に開閉駆動づろlJめの第2の駆動機構92及
び第3の駆動機構130とから構成されているっ (作用〉 第2,3図に示すように、前記各手段は次のように作用
する。片面印刷時には、転送胴2の外側に配置された支
持軸13上の把持爪15は作動されず、その先端が転送
胴2の円周線上に保持される。一方、転送胴2の内側に
配置された支持軸14 f、L第2の駆動m構92を介
し回動されて、その内側の支持軸14上の把持爪16が
開閉され、その把持爪16の開閉動作により供給側1上
の枚葉紙10の前線が把持され、転送胴2の回転に伴い
転送胴2と送出胴3との接点位置において転送胴2から
送出胴3へ引渡される。又、この時第1の駆動機構33
は作動されず、両把持爪15,16は反転されない。
両面印刷時には、まず第1の駆動機構33を介し両軸受
部材65.66カ弓Jぼ180度の角度で回動されて、
両支持軸13.14及び両把持爪15.16が前記した
片面印刷時とは逆の位置に反転される。次いで、第3の
駆動榔構130 /= fiL。
転送胴2の内側に配置された支持軸13の回動によりそ
の支持軸13上の把持爪15が開閉され、その把持爪1
5と転送胴2の円周線上に保持された他方の把持爪16
との間で供給W41上の枚葉紙10の後縁が把持される
。そして、転送1i12の回転に伴い第1の駆動機構3
3を介し両軸受部材65.66が回動されて両把持爪1
5,16が反転されることにより、枚葉紙1oは転送胴
2上で裏返しされた後、送出胴3に転送ぎれる。
(実施例) 以下、この発明を片面及び両面印刷の能1’; Jfl
Q輪転印刷機の枚葉紙裏返し装置に具体化した一実施例
を図面に基づいて説明する。
まず、第2図及び第3図に従いこの実施例の枚葉紙裏返
し装置の概略構成を説明すると、枚葉輪転印刷機の機枠
内には供給側1、転送胴2及び退出胴としての圧胴(印
刷胴)3がそれぞれ回転司能に配置され、転送胴2は供
給側1と圧胴3との間に位置しCいる。なお、供給側1
の前方とnl H3の後方とには枚葉輪転印刷機の枚葉
紙移送装置を構成する複数の回転胴(図示しない)がそ
れぞれ連続して配設されているが、それらの説明を省略
する。
前記供給胴1には180度の位置に一対の胴溝5.6が
凹設され、両側溝5,6により分離された供給*iの外
周面は枚葉紙案内面7となっている。両側溝5.6の一
方の壁面近傍にはそれぞれ咥え爪8が開閉可能に設けら
れるとともに、胴溝5.6の他方の壁面近傍には吸着装
置9が配置されている。供給胴1の前記枚葉紙案内面7
上には供給胴1の前方に配置された印刷胴により片面印
刷された枚葉110が支持され、その前縁は前記咥え爪
8によって把持され、後縁は前記吸着装置9によって吸
着保持されるようになっている。
前記転送胴2は供給胴1の直径の2分の1の直径を有し
、供給I]i!1の前記胴溝5,6に交互に対向する1
つの胴溝12が形成されている。胴溝12内には転送胴
2の中心に向かう方向に沿って第1の支持軸13と第2
の支持軸14とが配設されている。第2図における外側
の第1の支持軸13上には第1の把持爪15が複数個支
持され、また、同図における外側の第2の支持軸14上
には第2の把持爪16が複数個支持されている。そして
、両把持爪15,16はそれらの先端が内外反対15向
へ延びるように互いに交叉されている。
また、前記圧胴3は転送胴2と同一の直径を有し、転送
1M’2の前記胴溝12と対向可能な胴溝17が形成さ
れている。そして、その胴溝17内には咥え爪18が開
閉可能に設けられている。
そして、片面印刷時には第2図に示すように、供給胴1
の枚葉紙案内面7上の枚葉110は供給胴1と転送胴2
との接点位置において転送胴2の前記第1及び第2の把
持爪15,16によりその前縁が把持され、第2図に示
すように、転送胴2の回転に伴い供給#41から転送胴
2上に引渡された後、転送胴2と圧胴3との接点位置に
おいてその枚葉紙10の前縁が第1及び第2の把持爪1
5゜16により開放されるとともに、圧胴3の咥え爪1
8により把持されて、その圧IIF13において枚葉紙
10の片面に多色刷りが行われるようになっている。
一方、両面印刷時には第3図に示すように、供給胴1の
枚葉紙案内面7上の枚葉紙1oは供給胴1の回転に伴い
一旦供給胴1と転送胴2との接点位置を通過する。枚葉
紙10の後縁が前記接点位置に達したときには、供給W
41の前記@着装層9の作動が停止されて枚葉紙10が
開放されるとともに、その後縁が転送fi2の第1及び
第2の把持爪15,16により把持される。そして、転
送胴2の回転に伴い同図に鎖線で示すように両把持爪1
5.16が前記把持位置から反転されつつ、枚葉紙10
が転送胴2上で裏返しされる。枚葉紙10はこの状態で
転送胴2と圧胴3との接点位置へ移送され、同接点位置
において圧M3の咥え爪18によりその前縁が把持され
てその圧胴3上で裏面印刷が行われる。
次に、この発明の要部である転送胴2の構成について詳
細に説明すると、第1図に示すように、この実施例の枚
葉輪転印刷機の左右の側枠21゜22間には一対の軸受
23を介して主軸24h<回転可能に支持されている。
主軸24の左端部に(よ駆動歯車26と伝達歯車25と
がそれぞれ一体回転可能に装着されている。駆動歯車2
6は前記供給W41に設けた歯車(図示しない)と噛合
して前記主軸24を回転駆動し、伝達歯車25は前記圧
胴3に設けた歯車(図示しない)と噛合して転送胴2の
回転を圧胴3に伝達する。前記左右両側枠21.22の
内側位置において主軸24上に番ま転送胴2の左右両側
壁を構成づる左側壁板27と右側壁板28とがそれぞれ
固定されている。また、左右両側壁板27.28間にお
いて主軸241には等間隔をおいて複数個の案内セグメ
ント片29が固着され、各案内セグメント片29の外周
面により転送胴20枚葉紙案内面30が構成されるとと
もに、各案内セグメント片29にそれぞれ形成した凹部
31により転送lj!2の前記胴溝12が構成されてい
る。
前記左側枠21と左側壁板27との間には両面印刷時に
前記第1及び第2の把持爪15,16を反転するための
この実施例における第1の駆動機構33が設けられてい
る。第1.5.6図に基づきこの第1の駆動機構33の
構成を説明すると、左側壁板27の外周部には軸ビン3
4が左方に向かって突設され、この軸ビン34には前記
主軸24を包囲する環状の揺動部材35がその一部に設
けた軸受筒部36にて回動可能に支持されている。
この揺動部材35上には主軸24を挾lυで前記軸ピン
34と対向する伶直に扇形歯車37が固着され、その南
面38は軸ビン34を中心とした円弧に沿って形成され
ている。
前記軸受筒部36の近傍において揺動部材35にはスリ
ット40を有する把持筒部41が形成され、その把持筒
部41内にはローラ軸43がボルト42により左右方向
の任意の位置で締付固定可能に挿通されている。そして
、そのローラ軸43の左端部には走行ローラ44が回転
可能に取着されている。
前記左側の軸受23の右側面には主軸24に外嵌された
カム取付筒46が固着され、そのカム取付筒46の外周
面には左側の作動カム47と右側の等半径カム48とが
ボルト49によりそれぞれ固定されている。そして、前
記揺動部材35のローラ軸43を左右に移動させること
により、前記走行ローラ44がそれらの作動カム47と
等半径カム48とに選択的に係合するようになっている
前記転送胴2の左側壁板27の左側面にばばね支持ビン
51が突設され、このばね支持ビン51にはガイドロッ
ド52が一端の環状部53にて回動可能に支持されてい
る。また、揺動部材35には軸ビン34を挾んで前記ロ
ーラ軸43と対向噂る位置にばね受は片54が右方に向
かって突設され、その挿通孔55にはガイドロッド52
の11!!端部が遊挿されている。ばね支持ビン51と
ばね受は片54とのmにおいてガイドロッド52−トに
は圧縮ばね56が外嵌されている。そして、そのばね作
用により揺動部材35が軸ビン34を中心tこ第5図に
おける時計方向へ回動付勢されることにより、前記走行
D−ラ44が作動カム47及び等半径カム48に対し圧
接されるようになっている。
第1図に示すように、転送1’ji2の前記胴溝12と
対応する位置において前記左右両側壁板27゜28の外
側面には、ねじ58により相対向する一対の軸支体59
.60が固定されている。左側の軸支体59には主軸2
4の回転軸線と平行に延びる一反転軸線68の周りで回
転可能な回転軸61が支持され、その左端部上にはねじ
63によりピニオン64が固定されるとともに、右端面
に覧よ側面円形の軸受部材65が固着されている。また
、右側の軸支体60には前記反転軸線68の回りで回転
可能な回転軸62が支持され、その左端面には左側の軸
受部材65と相対向する軸受部材66が固着されている
前記左右の軸受部材65.66の相対向する端面には反
転軸線68から等距離をおいた位置にそれぞれ一対の凹
状をなす嵌入孔67が形成され、相対向ザる一対の嵌入
孔67内には、主軸24の回転軸線に対し平行なそれぞ
れ胃なる2軸線に沿って延びる前記第1及び第2の支持
軸13.14の両端部が回動可能に嵌入支持されてしす
る。そして、第6図に示すように、両面印刷時にJj 
L’ −(n’i記走行ローラ44が作動カム47Iこ
係合しjこ状態で転送142が回転されたときにta、
その作動カム47のカム形状に基づきローラ軸43を介
して1駆動部材35が軸ビン34を中心に所定角度11
)されて、扇形歯車37とピニオン64との噛合により
左側の回転軸61と軸受部材65がfa 4.T I 
80度の角度で往復回動される。従つ1第1及び第2の
支持軸13.14が左側の軸受部(465の回動に伴い
右側の軸受部材66を回動しつつ前記反転軸線68の周
りで往復反転されるようになっている。なお、第5図に
示すように、片面印刷間には走行ローラ44が等半径カ
ム48と係合qるIこめ、揺動部材35は作動されず、
両支持軸13゜14は反転されない。
次に、前記第1.第2の支持軸13,144−にそれぞ
れ別個に支持され、枚葉紙10を把持及び解放(−る前
記第1.第2の把持爪15,16σ)構成を第1.7.
8図に基づいて説明する。
第7図に示すように、前記軸受部祠65.66の反転動
作時を除ぎ、第1.第2の支持軸13゜14は転送胴2
の半径方向に沿って配列され、第1の支持軸13は転送
胴2の円周線より外側に位置しかつ第2の支持軸14は
円周線より内側に位置している。なお、この位置関係は
両面印刷時において軸受部材65.66が反転回動され
たときには逆になる。
第1の支持軸13上には等間隔をおいて複数の第1の把
持爪15が基端筒状部69にて挿通されるとともに、ボ
ルト70によりそれぞれ一体回動可能に締付固定されて
いる。容筒1の把持爪15と対応する位置において第2
の支持軸14上には第2の把持爪16が基端筒状部71
にて相対回動可能に■挿されている。第1.第2の把持
爪15゜16はそれらの中間部にて互いに交叉され、そ
れらの先端部には転送f!A2の円周線上で相対向する
把持板部72がそれぞれ一体形成されている。
第2の把持爪16の筒状部71の一側面と当接するよう
に第2の支持軸14には、一対の締付片73を突設した
側面略C字形の係止リング74が挿通固定され、一方の
締付片73にはナツト76により緩み止めされた調整ね
じ75が螺着されている。また、第2の把持爪16の一
側面にはばね受は片77が係止リング74の両締付片7
3間に進入するように突出形成されている。係止リング
74の一方の締付片73とばね受は片77との間には圧
縮ばね78が介嘔され、そのばね力によりばね受は片7
7が調整ねじ75に当接されている。
そして、調整ねじ75を操作することにより第2の把持
爪16の先端位置を微調整できるようになっている。さ
らに、第1.第2の把持爪15,16の基端面にはそれ
ぞれ規制片80.81が突設され、両規制片80.8.
1には調節ねじ82がそれぞれ螺着されナツト83にに
り緩み止めされている。
各把持爪15,16の前記規制片80.81間には両支
持軸13.14と平行に延びる規制片85が配置され、
その左右両端部はビス86により前記左右一対の軸受部
材65.66に固定されている。そして、前記両vA節
ねじ82の先端は規制片85の両側面に当接され、これ
により両把持爪1!5.16の一方向における回動位置
が規制されて、一方の把持爪が開放されたときに他方の
把持爪が追従して回動しないようになっている。
第1図に示すように、第1.第2の支持軸13゜14の
ほぼ中央部にはそれぞればね支持体88゜89が固定さ
れ、それらの間にばばね90が介設されている。そして
、そのばね90のばね力により第1の支持軸13が第7
図において時計方向に回動付勢され、かつ、第2の支持
軸14が反時計方向に回動付勢されることにより、第1
.第2の把持爪15,16に所定の把持力が付与される
ようになっている。
次に、前記第2の把持爪16を開閉駆動するだめのこの
実施例における第2の駆動機構92と、第1の把持爪1
5を開閉駆動するための第3の駆動機構130との亙い
に共通する駆動機構91の構成を第1,9図に基づいて
説明する。
この共通駆動機構91は転送胴2の右側壁板28の右側
に配置されている。転送胴2の左右両側壁板27,28
間には主軸24と平行に延びる作動軸93が回転可能に
支持されている。右側壁板28の右側において作動軸9
3の突出部には揺動レバー94が固定され、その−側端
部にはスリット95を有する軸把持部96が形成されて
いる。
軸把持部96内にはボルト99によりローラ軸97が左
右に位置調節可能に把持され、そのローラ軸97の右端
部には係合ローラ98が回転可能に支持されている。
前記右側の軸受23の内側面には主軸24に外嵌された
カム取付筒101が固着され、その外周面にはそれぞれ
異なるカム面を有する左右一対の制御カム102.10
3がボルト104により取付固定されている。そして、
前記軸把持部96のねじ99を操作してローラ軸97の
位置を左右に変更することにより、前記係合ローラ98
が両制御カム102,103のいずれか一方に選択的に
係合するようになっている。
前記揺動レバー94の他側端部には一対の連結片106
が突出形成され、両連結片106間に設【ノたビン10
7にはガイドロッド108がその一端部にて回動可能に
連結されている。転送胴2の右側壁板28にはばね受片
109が突設され、その挿通孔1’+0内にはガイドロ
ッド108の他端部がliされている。カイトロッド1
08には押圧ばね111が嵌挿され、そのばね力により
前記揺動レバー94が作動軸93を中心に第9図におt
ブる反時別方向に回動付勢されて、ローラ軸97を介し
係合ローラ98が前記両制御カム102゜103に圧接
されるようになっている。
次に、第2の把持爪16を開閉駆動するための第2の駆
動門構92の構成を第1.4.10図に従って説明する
。この第2の駆動機tM92は転送胴2の左側壁板27
の右側に配置されている。
前記作動軸93の左端部上には旋回レバー113が固定
されている。この旋回レバー113から所定距離を離れ
た位置において左側壁板27には支軸114が植設され
、この支軸114には駆動体115が回動可能に支持さ
れている。前記旋回レバー113の先端部に設けたビン
116と、駆動体115の外縁部に設昏プだビン117
との間には、連結[1ツド118がその両端部にてそれ
ぞれ回動可能に連結されている。又、駆動体115の周
縁部左側面には円弧歯巾119が固着されCいる。
第10図に示すように、前記駆動体115の近傍におい
て左側壁板27には一対の頭付ビン121が植設され、
両頭付ビン121には、前記円弧歯車119と噛合する
第1のラック122がその長手方向に沿って透設した長
孔123にて移動可能に支持されている。そして、前記
も側の制御カム103のカム形状に基づく作動軸93の
往復回動に伴い、前記旋回レバー113、連結ロッド1
18を介して駆動体115の円弧歯車119が揺動され
ることにより、その第1のラック122が第10図に示
す矢印Z方向及び反矢印Z方向へ(]復直線移動される
ようになっている。
一方、前記第2の支持軸14のfi端部には駆動レバー
125が一体回動可能に固定され、その先端部には当接
ローラ126が軸着されている。この当接ローラ126
は第2の支持軸14が転送胴2の内側に配置されている
時に第1のラック122の外端面に当接する。なお、両
面印刷時において第1及び第2の支持軸13.14が反
転されたときには、第2の支持軸14と一体に駆動レバ
ー125が転送胴2の外側位置に配置されるため、当接
ローラ126は第1のラック122から離間されて非係
合の状態となる。
そして、当接ローラ126が第1のラック122と係合
した状態において、第1のラック122が前記矢印Z方
向及び反矢印Z方向へ往復移動されたときには、駆動レ
バー125を介し第1の支持軸14が所定角度往復回動
されることにより、その第2の支持軸14上の8第2の
把持爪16が開閉されるようになっている。従って、前
記制御カム103、係合ローラ98、作動軸93、旋回
レバー113、円弧歯車119、第1のラック122及
び駆動レバー125等によりこの実施例の第2の駆動機
構92が構成されている。
次に、前記第1の把持爪15を開閉駆動するためのこの
実施例における第3の駆動機構130の構成を第1.1
1図に基づいて説明する。
第3の駆動機構130は転送胴2の右側壁板28の左側
に配置されている。前記作動軸93の右端部上には揺動
体131が固定され、その外縁部右側面には円弧ギヤ1
32が固着されている。又、右側壁板28に植設された
一対の頭付の案内ビン133には第2のラック134が
長孔135にて移動可能に支持されている。この第2の
ラック134は揺動体131の前記円弧ギヤ132に係
合され、揺動体131の揺動に伴い第11図の矢印Y方
向及び反矢印Y方向へ直線往復移動されるようになって
いる。
前記第1の支持軸13の右端部上には駆動レバー136
が一体回動可能に固定され、その先端部には当接ローラ
137が軸着されている。この当接ローラ137は両面
印刷時において第1の支持軸13が転送WA2の内側に
位12するように両支持軸13.14が反転されたとき
に、前記第2のラック134の外端面に当接される。な
お、片面印刷時に、13いて第1の支持軸13が転送胴
の外側に配置されているときには当接0−ラ137は第
2のラック134から離間され非係合の状態となる。
従って、両面印刷時において前記共通駆動機構91にお
(ブる揺動レバー94の係合ローラ98が左側の制御カ
ム102と係合しているときには、その制御カム102
のカム形状に従い前記作動軸93が所定角度往復回動さ
れることにより、揺動体1312円弧ギヤ132を介し
第2のラック134が矢印Y方向及び反矢印Y方向へ往
復移動されて、この第2のラック134に当接する当接
〇−ラ137と駆動レバー136とを介し第1の支持軸
13と一体に各第1の把持爪15が開閉駆動されるよう
になっている。
次に、上記のように構成されたこの実施例の枚葉輪転印
刷機の枚葉紙裏返し装置の作用について説明する。
まず、片面印刷時の作用を主に第2.5.’IO図に基
づいて説明する。第5図は供給胴1の枚葉紙案内面7上
の枚葉紙10と転送胴2の両把持爪15.16とが供給
胴1と転送胴2との接点位置に達する直前の状態を示す
ものである。このとき、第1の支持軸13が転送JN2
の外側に配置されるとともに、第2の支持軸14が転送
胴2の内側に配置されている。そして、第1及び第2の
把持爪15.16が転送胴2の反回転方向における円周
線上で互いに閉鎖されている。第1の駆動機構33にお
ける走行ローラ44はボルト42の操作により第1図の
鎖線位置に配置されて、等半径カム48と係合している
。従って、転送胴2が回転されても等半径カム48の作
用により揺動部材35及び軸受部材65.66がそれぞ
れ作動されず、両支持軸13.14が反転されることな
く前記両位置に保持されている。又、第1の支持軸13
が外側にあるため第3の駆動機411i130に:お(
〕る駆動レバー136の当接ローラ137は第2のラッ
ク134と非係合の状態にあり、がっ、第2の支持軸1
4が内側位置に配置されているため第2の駆動機構92
にお(ブる駆動レバー125の当接1]−ラ126が第
1のラック122の一側端面に当接されている(第10
図参照)。そして、共通駆動機構91における揺動レバ
ー94の係合ローラ98はねじ99の操作により第1図
の鎖線位置に配置されて前記右側の制御カム103と係
合している。
第5図に示す状態において、供給胴1及び転送胴2が回
転されると、前記制御カム103のカム形状に従い係合
ローラ98、揺動レバー94を介して作動軸93が一方
向へ回動される。すると、第10図に示すように、第2
の駆動機構92にお(ブる旋回レバー113、連結ロン
ド118、駆動体115、円弧歯車119を介して第1
のラック122が矢印Z方向へ移動される。これにより
、当接ローラ126、揺動レバー125を介し第2の支
持軸14が同図の時計方向へ回動されて、各第2の把持
爪16がそれぞれ開放される。このとぎ、第1の把持爪
15はその規制片80に設(プたWImねじ82が規制
杆85に当接して位置規制されているため、第2の把持
爪16の開放動作に追従して回動されるおそれがない。
そして、第2の把持爪12の先端は供給l111により
供給された枚葉紙10の前縁部下面側に配置される。
その後、直ちに供給胴1の咥え爪8が枚葉紙10の前縁
を解放すると同時に、制御カム103のカム形状に従い
作動軸93が逆方向へ回動され、第1のラック122が
反矢印Z方向へ移動されて、第2の支持軸14が両支持
軸13.14間に配設した前記ばね90の作用により閉
鎖される。従って、枚葉紙10の前縁は各第1の把持爪
15と各第2の把持爪16のそれぞれの把持板部72間
に把持される。なお、このとき第1の支持軸13が回動
されないため、各第1の把持爪15は静止状態にあり、
前記規制片80の調節ねじ82と前記規制杆85との当
接によりそれぞれの先端が転送#42の円周線上に保持
されている。
ところで、各第2の把持爪16が閉鎖されたときには、
それらの閉鎖位置が各係止リング74の一方の締付片7
3に設番プた調整ねじ75により各部一定位置に規制さ
れているため、枚葉紙前縁をほぼ同一直線上で把持する
ことができる。しかし、各第2の把持爪16は第2の支
持軸14上にそれぞれ回動可能に支持されるとともに、
それらの内部に圧縮ばね78が設けられているため、枚
葉紙10の@厚が不均一でおったりした場合でも、各第
2の把持爪16はほぼ均一な把持力で枚葉紙10を把持
することができる。
こうして、第1.第2の把持爪15,16により前縁を
把持された枚葉紙10は、第2図に示すように、転送胴
2の回転に伴い転送胴2と圧胴3との接点位置に向けて
転送される。そして、その接点位置においては第2の把
持爪16が前記したと同様に開閉動作されて、枚葉紙1
0の前縁が圧胴3の咥え爪18に引渡される。この引渡
し詩には、両支持軸13.14が転送1142の内外両
位置に配Hされるとともに、両把持爪15.16が互い
に交叉されているため、第12図に示すように、第2の
把持爪16が開放されたときその先端は閉鎖位置から転
送1ji2の回転方向に向かって大きく離間される。こ
のため、圧胴3に引渡された枚葉紙10が′:R2の把
持爪16の先端と接近する位置を通過する際に、その第
2の把持爪16の先端と枚葉紙10の前縁とが互いに干
渉するおそれがなく、引渡し動作を円滑に行うことがで
きる。それ故、第2の把持爪16の回動中心を転送胴2
の円周線上又はそれよりも外側に配置した従来の裏返し
装置とは異なり、より少ない回動角度で第2の把持爪1
6の先端を十分に離間させることができ、これにより、
第2の駆動機構92におけるtIlj11IIカム10
3のカム形状を平滑にして枚葉輪転印刷機の高速運転を
支障なく行うことができる。
次に、両面印刷時の作用を第3.6.11図に基づいて
説明する。両面印刷時においては第1の駆動機#I33
の走行ローラ44が第1図に実線で示す位置に配置され
て前記作動カム47と係合されるとともに、第3の駆動
機構130の係合ローラ98は同図の実線位置に配置さ
れて左側の制御カム102に係合されている。
第6図は供給力1の枚葉紙案内面7トの枚葉紙10の後
縁が供給力1と転送胴2との接点位置に向う途中の状態
を示すものである。口のとき、転送胴2の両支持軸13
.14及び両把持爪15゜16は前記作動カム47の)
Jム形状に従い走行ローラ44.揺動部材351m形南
中3I、ビニオン64、軸受部材65.66等を介して
反転軸線68の回りでの反転動作途上にある。
この第6図の状態において供給1ii1及び転送胴2が
それぞれ回転されると、作動カム47のカム形状に応じ
両支持軸13.14が反転軸線68の周りで時計方向へ
さらに回動され、両把持爪15゜16の先端が転送胴2
の回転方向における円周線上に配置される。枚葉紙10
の後縁と両把持爪15.16の先端がそれぞれ供給力1
と転送胴2との接点位置の直前に達すると、前記制御カ
ム102のカム形状に従い係合ローラ98、揺動レバー
94を介して作動軸93が一方向へ回動される。
1ノーると、第11図に示すように、第3の駆1llI
4!!4f4130におりる揺動体131の円弧ギヤ1
32を介し第2のラック134が矢印Y方向へ移動され
る。そして、当接ローラ137、駆動レバー136を介
し転送胴2の内側に配置された第1の支持軸13が同図
の反時計方向へ回動されて、各第1の把持爪15がそれ
ぞれ開放され、第1の把持爪15の先端が枚葉紙10の
下面側に配置される。
次いで、この状態で枚M紙10の後縁が接点位置に達す
ると、供給力1の吸看装誼9の作動が停止されて枚葉紙
10の後縁が解放される。これと同時に、制御カム10
2のカム形状に応じ作動軸93が反対方向へ回動され、
円弧ギヤ132を介し第2のラック134が反矢印Y方
向へ移動される。このため、第1の作動軸13は前記ば
ね90の作用により同図の時計り向へ回@され、第1の
把持爪15が閉鎖されて、両把乃爪15,16の間で枚
葉紙10の後縁が把持される。なお、この時第2の把持
爪16は前記規制杆85により回動規制されてその先端
が転送11i2の円周線」−に保持されている。又、規
制杆85及び第2の把持爪16に内装された圧縮バネ7
8は前記片面印刷前と同様に作用して、枚葉紙10の各
部に均一な把持力が付与される。
こうして、供給力1上の枚葉紙10の後縁が両把持爪1
5,16により把持されると、転送胴2の回転に伴い前
記した第1の駆動8j構33の作用により両支持軸13
.14及び両把持爪15,16が第11図に鎖線で示づ
ように前記反転軸線68の周りで反時計方向へ徐々に反
転される。従って、枚葉紙10は供給側1の枚葉紙案内
面7から創れその裏面が転送胴2の周面と接触Jるよう
に転送胴2上で裏返しされる。
そして、両把持爪15,16が転送胴2と圧胴3どの接
点位置に達すると、裏返しにされた状態の枚葉紙10の
前縁が両把持爪15,16から解放されて、圧胴3の咥
え爪18に引渡される。この引渡し時には、前記受取時
とは異なり両支持軸13.14の位置が反転されている
ため、転送胴2の内側に配置された第2の支持軸14が
第2の駆動機fi92により回動されて第2の把持爪1
6が開閉される。又、この引渡し時には前記した片面印
刷時における引渡し動作と同様に第2の把持爪16の先
端が転送胴2の回転方向側へ大きく離間されるため、圧
胴3に引渡された後の枚葉紙1Oの前縁と第2の把持爪
16の先端との干渉が回避されて引渡し動作を支障なく
行うことができる。
枚葉紙10を引渡した後の両把持爪15,16は第1の
駆動機構33における前記作動カム/I7のカム形状に
従い、再び反転軸線68の周りで時計方向へ順次回動さ
れて前記第6図の状態に復帰反転される。そして、これ
により一枚の枚葉紙10の裏返し動作が終了する。
別の実施例 この発明は前記実施例の構成のみに限定されるものでは
なく、次項に述べる各別の実施例によって具体化するこ
とも可能である。
(1)前記実施例でシま第1及び第2の把持爪15゜1
6を交叉する状態で設けたが、第13図に示ηように、
一対の把持爪139,1401!:亙いに交叉しない状
態で第1及び第2の支持軸13.14上にそれぞれ別個
に配設してもよい。なお、141は両把持爪139,1
40の反転軸線を示づ。
(2)#2実雄側では転送胴2及び圧胴3の直径をそれ
ぞれ供給側1の2分の1に設定したが、第14図に示す
ように、供給Ji1142.転送#A143及び圧胴1
44の直径をそれぞれ同一にし、供給側142と圧胴1
44とには180度の位置に一対の咥え爪145i4.
6をそれぞれ設けるとともに、転送胴143には前記実
施例と同一構成よりなる把持装置147を180度の位
置に2組配置してもよい。
(3)前記実施例の第2の駆動機構92及び第3の駆動
機構130においては、作動軸93の回動を両支持軸1
3.14に伝達する機構を円弧歯車119.132とラ
ック122,134とにより構成したが、これに替えて
作動軸93と支持軸13.14との間にリンク機構を介
設しても同様の作用を得ることができる。
(4)前記実施例では第1の駆動機構33が転送胴2の
左側壁板27近傍に配置されているが、同一構成よりな
る第1の駆動機構33を転送胴2の右側壁板28近傍に
配置すれば、より確実かつ安定した反転動作を待ること
ができる。
(5)その他、この発明の趣旨を逸脱しない範囲で把持
爪の形状及び構成又は各駆動機構の構成を任意に変更す
ることも可能であり、片面印刷機能を有しない両面印刷
専用の枚葉輪転印刷機にこの発明を応用して具体化する
ことも可能である。
効果 以上詳述したように、この発明は第1の駆動機構により
一反転軸線の周りで往復回動される少なくとも一対の軸
受部材を設け、その軸受部材に前記反転軸線と平行な異
なる2軸線に沿って延びる一対の支持軸を支持し、両支
持軸上に一対複数組の把持爪をそれぞれ別個に配設する
とともに、両支持軸に両把持爪を開閉駆動(るための第
2の駆動機構及び第3の駆動機構をそれぞれ各別に作動
連結したことにより、把持爪の支持構成及び駆動機構の
構成をそれぞれ簡単にすることができるとともに、枚葉
紙の把持解放ならびに@返し動作を正確かつ確実に行う
ことができるという優れた効果を奏する。また、前記実
施例によれば両支持軸が転送胴の内外両位置に配設され
、かつ、両把持爪が互いに交叉されているため、枚葉紙
の引渡し時に開放された把持爪の先端と枚葉紙の前縁と
の干渉か回避されて、引渡し動作を支障なく行うことが
でさるという効梁もある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明を具体化した一実施例を示す枚葉輪転
印刷機における転送胴の断面図、第2図は片面印刷時に
おける枚葉紙の転送作用を示す側面図、第3図は両面印
刷時における枚葉紙の転送作用を示す側面図、第4図は
転送胴の要部略体斜祝図、第5図は第1の駆動機構を示
す第1図のA−Alil!Ii面図、第6図は第1の駆
動機構の異なる作動状態を示す瞬断面図、第7図は把持
爪の支持構成を示す断面図、第8図は規制杆の支持構成
を示す第7図を下側から見た一部破断底面図、第9図は
第2.第3の駆動機構に共通する共通駆動機構を示す第
1図のB−B線断面図、第10図は第2の駆動!!横を
示す第1図のC−C線断面図、第11図は第3の駆動機
構を示づ第1図のD−D線断面図、第12図は把持爪の
作用を示す断面図、第13図はこの発明の別の実施例に
おける把持爪を示す断面図、第14図は同じく別の実施
例を示ず枚葉輪転印紙機の要部側面図である。 供給胴1、転送胴2、送出胴としての圧胴3、枚葉紙1
0、第1の支持軸13、第2の支持軸14、第1の把持
爪15、第2の把持爪16、第1の駆動機構33、軸受
部材65,66、反転軸線68、第2の駆動機構92、
第3の駆動機1130゜

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、供給胴(1)と送出胴(3)との間に転送胴(2)
    を回転可能に設け、その転送胴(2)に枚葉紙(10)
    を把持する一対複数組の把持爪(15、16)を開閉可
    能及び反転可能に支持し、各把持爪(15、16)によ
    り前記供給胴(1)上の枚葉紙(10)の後縁を把持し
    、転送胴(2)の回転に伴い各把持爪(15、16)を
    反転させつつ、枚葉紙(10)を転送胴(2)上で裏返
    したのち前記送出胴(3)へ転送するようにした枚葉輪
    転印刷機の枚葉紙裏返し装置において、前記転送胴(2
    )の外周部に設けられ、第1の駆動機構(33)により
    転送胴(2)の回転軸線と平行に延びる一回動軸線(6
    8)の周りで往復回動される少なくとも一対の軸受部材
    (65、66)と、 その軸受部材(65、66)の回動軸線(68)と平行
    な異なる2軸線に沿って延び、両軸受部材(65、66
    )間にそれらと一体回動可能に架設されるとともに、両
    軸受部材(65、66)に対し相対回動可能に支持され
    た一対の支持軸(13、14)と、 両支持軸(13、14)上には前記両把持爪(15、1
    6)がそれぞれ別個に配設されていることと、 前記支持軸(13、14)にそれぞれ作動連結され、前
    記両把持爪(15、16)を両支持軸(13、14)の
    軸線の周りで各別に開閉駆動するための第2の駆動機構
    (92)及び第3の駆動機構(130)と から構成したことを特徴とする枚葉紙裏返し装置。 2、前記両把持爪(15、16)が転送胴(2)の円周
    上に位置するとき、前記両支持軸(13、14)の一方
    が転送胴(2)の中心に向かう内側位置に配置されかつ
    他方が外側位置に配置されるとともに、内側位置の支持
    軸(14)の把持爪(16)の先端が転送胴(2)の外
    側に向かって延び、かつ、外側位置の支持軸(13)の
    把持爪(15)の先端が転送胴(2)の内側に向かって
    延びるように両把持爪(15、16)を交叉させたこと
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の枚葉輪転印刷
    機の枚葉紙裏返し装置。 3、前記両軸受部材(65、66)間に規制部材(85
    )を架設するとともに、前記両把持爪(15、16)に
    それらの先端が転送胴(2)の円周線上に位置するとき
    前記規制部材(85)に係合する係合部(82)をそれ
    ぞれ設けたことを特徴とする特許請求の範囲第1項又は
    第2項記載の枚葉輪転印刷機の枚葉紙裏返し装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63106147A (ja) * 1986-10-24 1988-05-11 Diesel Kiki Co Ltd バツクアツプ用アクセル信号発生装置
JPH0230533A (ja) * 1988-07-20 1990-01-31 Sakurai Seisakusho:Kk オフセット印刷機における枚葉紙の転送機構

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JPS63106147A (ja) * 1986-10-24 1988-05-11 Diesel Kiki Co Ltd バツクアツプ用アクセル信号発生装置
JPH0230533A (ja) * 1988-07-20 1990-01-31 Sakurai Seisakusho:Kk オフセット印刷機における枚葉紙の転送機構

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