JPS6037017Y2 - 偏心型真空ポンプ付発電機 - Google Patents

偏心型真空ポンプ付発電機

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Publication number
JPS6037017Y2
JPS6037017Y2 JP9316579U JP9316579U JPS6037017Y2 JP S6037017 Y2 JPS6037017 Y2 JP S6037017Y2 JP 9316579 U JP9316579 U JP 9316579U JP 9316579 U JP9316579 U JP 9316579U JP S6037017 Y2 JPS6037017 Y2 JP S6037017Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
frame
pump
generator
generator shaft
vacuum pump
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Expired
Application number
JP9316579U
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English (en)
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JPS5612462U (ja
Inventor
孜 志賀
正人 花井
中人 村田
Original Assignee
株式会社デンソー
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Publication date
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  • Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)
  • Motor Or Generator Frames (AREA)
  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えば自動車の制動装置用倍力装置に真空発
生用として具備される偏心型真空ポンプであって、特に
発電機と一体化されるもの改良構造に関する。
〔従来の技術〕 従来のものは、特開昭52−85307号公報に示すよ
うに、リア側フレームのリア側の軸受が設けられている
穴に、ポンプケーシングのホス部を圧入固定し、ボス部
と発電機シャフトとの間をシールするオイルシールをボ
ス部内周に設けている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが、上述した従来のものでは、リア側フレームの
穴とポンプケーシングのボス部との間で、発電機シャフ
トに対するポンプケーシングの直角度を出しているが、
穴に対してボス部が軸方向に傾いて取り付けられたり、
発電機シャフトが回転してロータやベーンが作動すると
ポンプケーシングがフレームに対して振動してしまい、
ロータがポンプケーシングやポンプフレームの側面に接
触して焼き付いてしまうという問題点がある。
また、オイルシールをポンプケーシングのボス部の内周
に固定しているので、ボス部とフレームの穴との嵌合部
のクリアランスの分だけ、オイルシールの発電機シャフ
トに対する追従性が低下して、シール性が悪化すると共
に、ポンプ内の油が洩れてしまい、さらにロータの焼き
付けが頻繁に起こってしまうという問題点がある。
そこで、本考案は上記の点に鑑み、発電機シャフトの芯
出しが容易で、しかもこの発電機シャフトに対してポン
プフレームおよびポンプケーシングを適性な位置関係で
発電機フレームに取り付けることが容易である偏心型真
空ポンプ付発電機を提供することを目的としたものであ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
発電機本体をなすフロント側フレームおよびリア側フレ
ーム、このリア側フレームに取付けられた偏心型真空ポ
ンプのポンプフレームおよびポンプケーシング、このポ
ンプケーシング内にその内周面と偏心して突出させた発
電機シャフト、この突出させた発電機シャフトに結合し
、複数のベーンを装着したポンプロータを備える偏心型
真空ポンプ付発電機において、 前記フロント側およびリア側のフレームには、前記発電
機シャフトを回転自在に保持するフロント側およびリア
側の軸受がそれぞれ直接設けられており、 前記リア側フレームには、前記発電機シャフトと前記リ
ア側フレームとの間をシールするためのオイルシールを
有し、 前記リア側フレームには、前記発電機シャフトの軸方向
の直角の平面部および前記リア側の軸受の外周に軸方向
に突出する円筒状のボス部が形成されており、 前記ポンプフレームは前記ボス部の軸長よりも大きい板
厚を有する板状で、前記リア側フレームの平面部と密接
すると共に、前記リア側フレームの円筒部の外周と嵌合
する穴を有し、 前記ポンプフレームと前記ポンプケーシングとはピンに
より、位置決めされていることを特徴とする偏心型真空
ポンプ付発電機とすることである。
〔実施例〕
本考案の一実施例を示す第1図および第2図において、
10は発電機を、また20は偏心型真空ポンプをそれぞ
れ総括的に示している。
11は図示しないエンジンによりプーリを介して、回転
される発電機シャフト、2つのフロント側、リア側の軸
受12.12’にて回転自在に支持されている。
この発電機シャフト11には発電機ロータ13が結合さ
れ、また一端がポンプ20の内部に突出していてここに
ポンプロータ21が結合されている。
上記2つの軸受12,12’は、通常アルミ材からなる
発電機フレームのフロント側フレーム14およびリア側
フレーム14′にそれぞれ取り付けられている。
また、リア側の軸受12′が固定されたリア側フレーム
14′にはオイルシール15が取り付けられ、フレーム
14′とシャフト11との間がシールされ、発電機10
の内部とポンプ20の内部とが区切られている。
発電機のリア側フレーム14′の外周には、発電機シャ
フト11に対して直角の平面部が形成されると共に、こ
の平面部の外周側で、リア側の軸受12′の外周には、
軸方向に突出する円筒状のボス部14′aが一体に形成
されている。
ポンプフレーム22は、ボス部14′aの軸方向長より
も若干厚い板厚を有する板状の鉄材であり、内周には穴
22aが形成されている。
そして、ポンプフレーム22の穴22aをボス部14’
aの外周に嵌合すると共に、側面を平面部に密着して、
ポンプフレーム22は発電機シャフト11に対する直角
度を正確に出すことができる。
上記発電機20のリア側フレーム14′の端面にはポン
プフレーム22の他に、皿状のポンプケーシング23が
配置されている。
このポンプケーシング23とポンプフレーム22とは、
各々に設けられた穴に打ち込まれた1本のピン24にて
正確に位置決めされ、両者は3本のボルト25でリア側
フレーム14′に固定されている。
位置決めピン24はここでは1本であるが、複数本使用
することもできる。
上述の如くポンプフレーム22と共に発電機フレーム1
4′に固定されたポンプケーシング23の内周面に対し
て、第2図に示すように、発電機シャフト11およびポ
ンプロータ21は偏心している。
そしてポンプロータ21の外周面とポンプケーシング2
3の内周面との間には、最小ギャップとしてギャップG
が確保されている。
ポンプロータ21には4枚のベーン26が半径方向に装
備され、これにより4個のポンプ室27が形成されてい
る。
またポンプケーシング23には吸入口28および吐出口
29が所定の位置に設けられている。
上記構成になる偏心型真空ポンプ付発電機の作動は周知
のものと同じであるので、ここでは省略する。
しかるに本考案は上述の如く、発電機シャフト11を支
持するフロント側およびリア側の軸受12.12’を共
に発電機フレーム14.14’に取り付けたもので、こ
れによれば、両軸受12,12′に芯出しが容易で、発
電機シャフト11の振動を確実に防止することができ、
また、オイルシール15もリア側フレーム14′に設け
ているので、発電機シャフト11に対するオイルシール
15の追従性が向上腰ポンプ20からの油が発電機10
内に流れ込むのを確実にシールして、ポンプ20の油切
れを防止することができる。
その上、発電機フレーム14′のボス部14′aに、ボ
ス部14′aの軸長よりも厚い板厚を有するポンプフレ
ーム22の穴22aを嵌合すると共に、フレーム14′
の平面部に側面部を密着させたから、ポンプフレーム2
2を発電機シャフト11に対して、正確な直角方向に取
り付けることができ、かつピン24によりポンプフレー
ム22に対してポンプケーシング23を適正に位置決め
しているので、ポンプケーシング23も、シャフト11
に対して正確に直角方向に取り付けることができ、ポン
プロータ21は、ポンプフレーム22、ポンプケーシン
グ23に対して、きわめて少ない軸方向のクリアランス
で密接しながら、摩耗することなく回転でき、焼き付け
を起こすことなく、耐久性を高めることができる。
また、ポンプフレーム22の穴22a内に、リア側フレ
ーム14′のボス部14′aを配置しているので、この
ボス部14′aが邪魔することなく、ポンプロータ21
をポンプフレーム22とポンプケーシング23との間に
配置でき、ベーン26も同様に、ポンプフレーム22と
ポンプケーシング23との間に設けられる。
〔考案の効果〕
以上述べたように、本考案においては、リア側フレーム
のボス部の外周に、ボス部の軸長よりも厚いポンプフレ
ームの穴を嵌合し1、ポンプフレームの発電機シャフト
に対する直角度を出すと共に、ポンプフレームの側面を
リア側フレームの平面部に密着させて、ポンプフレーム
の発電機シャフトに対する直角度を出しているから、ポ
ンプフレームが発電機シャフトに対して正確に直角に配
置され、また、ピンによりポンプケーシングも発電機シ
ャフトに対して正確に直角に配置されるので、ポンプロ
ータがポンプフレームおよびポンプケーシングとの間で
摩耗することなく、ロータの焼き付けをおこすことがな
く、さらに、オイルシールをリア側の軸受と共に、リア
側フレームに設けたから、発電機シャフトに対するオイ
ルシールの追従性が向上して、シール性が良好になると
いう優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す断面正面図、第2図は
第1図の■−■断面図である。 11・・・・・・発電機シャフト、12.12’・・・
・・・フロント側、リア我の軸受、14,14’・・・
・・・フロント側、リア側フレーム、14′a・・・・
・・ボス部、15・・・・・・オイルシール、20・・
・・・・偏心型真空ポンプ、21・・・・・・ポンプロ
ータ、22・・・・・・ポンプフレーム、22a・・・
・・・穴、23・・・・・・ポンプケーシング、24・
・・・・・ピン、26・・・・・・ベーン。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 発電機本体をなすフロント側フレームおよびリア側フレ
    ーム、このリア側フレームに取付けられた偏心型真空ポ
    ンプのポンプフレームおよびポンプケーシング、このポ
    ンプケーシング内にその内周面と偏心して突出させた発
    電機シャフト、この突出させた発電機シャフトに結合し
    、複数のベーンを装着したポンプロータを備える偏心型
    真空ポンプ付発電機において、 前記フロント側およびリア側のフレームには、前記発電
    機シャフトを回転自在に保持するフロント側およびリア
    側の軸受がそれぞれ直接設けられており、 前記リア側フレームには、前記発電機シャフトと前記リ
    ア側フレームとの間をシールするためのオイルシールを
    有し、 前記リア側フレームには前記発電機シャフトの軸方向の
    直角の平面部および前記リア側の軸受の外周に軸方向に
    突出する円筒状のボス部が形成されており、 前記ポンプフレームは前記ボス部の軸長よりも大きい板
    厚を有する板状で、前記リア側フレームの平面部と密接
    すると共に、前記リア側フレームの円筒部の外周と嵌合
    する穴を有し、 前記ポンプフレームと前記ポンプケーシングとはピンに
    より、位置決めされていることを特徴とする偏心型真空
    ポンプ付発電機。
JP9316579U 1979-07-05 1979-07-05 偏心型真空ポンプ付発電機 Expired JPS6037017Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9316579U JPS6037017Y2 (ja) 1979-07-05 1979-07-05 偏心型真空ポンプ付発電機

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9316579U JPS6037017Y2 (ja) 1979-07-05 1979-07-05 偏心型真空ポンプ付発電機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5612462U JPS5612462U (ja) 1981-02-02
JPS6037017Y2 true JPS6037017Y2 (ja) 1985-11-02

Family

ID=29326093

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9316579U Expired JPS6037017Y2 (ja) 1979-07-05 1979-07-05 偏心型真空ポンプ付発電機

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JPS5612462U (ja) 1981-02-02

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