JPS6145351Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6145351Y2 JPS6145351Y2 JP17239379U JP17239379U JPS6145351Y2 JP S6145351 Y2 JPS6145351 Y2 JP S6145351Y2 JP 17239379 U JP17239379 U JP 17239379U JP 17239379 U JP17239379 U JP 17239379U JP S6145351 Y2 JPS6145351 Y2 JP S6145351Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- housing
- rotating shaft
- rotor
- bolt
- bearing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 13
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 claims description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Rotary Pumps (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案はカークーラーなどに用いられるベーン
型の回転式流体ポンプに関する。
型の回転式流体ポンプに関する。
ベーン型の回転式流体ポンプにおいては、第1
図に示す如く、ロータ2がセンタハウジング12
に対して偏心して組み付けられ、回転軸1により
ロータ2が回転し、ベーン3により区切られる作
動室の容量変化によつて流体の吸入、吐出を行な
う。この場合、第1図と第2図に示す如く、吐出
ポート83をセンタハウジング12に半径方向に
設けていたが、吐出口はリアケース19、すなわ
ち吐出ポート83から軸方向に離れた位置に存在
するために、両者を連通する孔84,85をセン
タハウジング12とリアハウジング9に設けてい
た。
図に示す如く、ロータ2がセンタハウジング12
に対して偏心して組み付けられ、回転軸1により
ロータ2が回転し、ベーン3により区切られる作
動室の容量変化によつて流体の吸入、吐出を行な
う。この場合、第1図と第2図に示す如く、吐出
ポート83をセンタハウジング12に半径方向に
設けていたが、吐出口はリアケース19、すなわ
ち吐出ポート83から軸方向に離れた位置に存在
するために、両者を連通する孔84,85をセン
タハウジング12とリアハウジング9に設けてい
た。
また回転軸1はニードル軸受によつて軸方向に
可動的に支えられ、ロータ2も回転軸1に対して
可動的に装着されていたので、ロータ2の両側面
がフロント、リアハウジングと接触することを避
けるためにフロントハウジングにも流体通路を設
けてハウジングとロータの間に潤滑油を供給し、
あるいは圧力バランスをとつていた。
可動的に支えられ、ロータ2も回転軸1に対して
可動的に装着されていたので、ロータ2の両側面
がフロント、リアハウジングと接触することを避
けるためにフロントハウジングにも流体通路を設
けてハウジングとロータの間に潤滑油を供給し、
あるいは圧力バランスをとつていた。
上述のような構造においては、吐出口と吐出ポ
ート83を連通する孔84,85、あるいはフロ
ントハウジング内の流体通路と吐出ポート83を
連通する孔84の位置は正確に設定されなければ
ならず、それらが互いに少しでもずれればポンプ
の効率が著しく低下するので、組み付けに著しく
注意を払わなければならなかつた。
ート83を連通する孔84,85、あるいはフロ
ントハウジング内の流体通路と吐出ポート83を
連通する孔84の位置は正確に設定されなければ
ならず、それらが互いに少しでもずれればポンプ
の効率が著しく低下するので、組み付けに著しく
注意を払わなければならなかつた。
そこで本考案の目的は、組付け性が改善された
回転式流体ポンプを提供することにある。
回転式流体ポンプを提供することにある。
上記目的を達成するため、本考案によれば、第
3図と第4図に示されるようにフロントハウジン
グ4、センタハウジング12、リアハウジング9
で囲まれる空間内に、ベーン3を嵌装したロータ
2を回転軸1により偏心回転させてなり、前記フ
ロントハウジング4、センタハウジング12、リ
アハウジング9、リアケース19を連通するボル
ト17により螺着してなる回転式流体ポンプであ
つて、ポンプ作動室への吐出、吸入ポート83,
81、ベーン溝底に対応する背圧溝31、及びボ
ルト17と螺合する雌ねじ93を前記リアハウジ
ング9に設け、且つロータ2を固着又は一体加工
した回転軸1を複列よりなる軸受5によつて支承
し、該軸受5の外輪52をフロントハウジング4
のフランジ41と固定リング7によりロツクし、
内輪51を回転軸1のスペーサー11と固定リン
グ6によりロツクする如く構成したことを特徴と
する回転式流体ポンプが提供される。
3図と第4図に示されるようにフロントハウジン
グ4、センタハウジング12、リアハウジング9
で囲まれる空間内に、ベーン3を嵌装したロータ
2を回転軸1により偏心回転させてなり、前記フ
ロントハウジング4、センタハウジング12、リ
アハウジング9、リアケース19を連通するボル
ト17により螺着してなる回転式流体ポンプであ
つて、ポンプ作動室への吐出、吸入ポート83,
81、ベーン溝底に対応する背圧溝31、及びボ
ルト17と螺合する雌ねじ93を前記リアハウジ
ング9に設け、且つロータ2を固着又は一体加工
した回転軸1を複列よりなる軸受5によつて支承
し、該軸受5の外輪52をフロントハウジング4
のフランジ41と固定リング7によりロツクし、
内輪51を回転軸1のスペーサー11と固定リン
グ6によりロツクする如く構成したことを特徴と
する回転式流体ポンプが提供される。
かかる本考案ポンプの組み付けは、フロントハ
ウジング4にベアリング5を挿入したのち、スペ
ーサー11とロータ2を所定位置に予め固着する
か、一体にした回転軸1をベアリング内周に挿入
し、固定リング6,7でベアリングを圧入固定す
る。その後、フロントハウジング4のボルト孔に
ボルト17を挿入して、ボルト17にセンタハウ
ジング12、リアハウジング9、リアケース19
のボルト孔124を順次一致させて挿入すること
によつて行なわれる。
ウジング4にベアリング5を挿入したのち、スペ
ーサー11とロータ2を所定位置に予め固着する
か、一体にした回転軸1をベアリング内周に挿入
し、固定リング6,7でベアリングを圧入固定す
る。その後、フロントハウジング4のボルト孔に
ボルト17を挿入して、ボルト17にセンタハウ
ジング12、リアハウジング9、リアケース19
のボルト孔124を順次一致させて挿入すること
によつて行なわれる。
この際、ハウジング間のシールリングなどの存
在によつて、回転軸1に対するセンタハウジング
12、リアハウジング9の側面の垂直度が損なわ
れるおそれが生じるが、その場合、リアハウジン
グ9に設けた雌ねじ93の締めを調節することに
よつて垂直度の調整を行なう。
在によつて、回転軸1に対するセンタハウジング
12、リアハウジング9の側面の垂直度が損なわ
れるおそれが生じるが、その場合、リアハウジン
グ9に設けた雌ねじ93の締めを調節することに
よつて垂直度の調整を行なう。
以上述べたように、本考案の回転式流体ポンプ
にあつては、軸とロータが軸方向に振れてフロン
ト、リアハウジングと接触することがなくなつた
ので、流体通路をリアハウジングのみに偏つて集
めることが可能となり、それによつて組み付け時
に流体通路どうしがずれることには注意を払う必
要がなくなつた。
にあつては、軸とロータが軸方向に振れてフロン
ト、リアハウジングと接触することがなくなつた
ので、流体通路をリアハウジングのみに偏つて集
めることが可能となり、それによつて組み付け時
に流体通路どうしがずれることには注意を払う必
要がなくなつた。
第1図は従来ポンプの縦断正面図、第2図は従
来ポンプの縦断側面図、第3図は本考案ポンプの
縦断正面図、第4図は本考案ポンプの縦断側面図
である。 符号の説明、1……回転軸、5……軸受、4…
…フロントハウジング、12……センタハウジン
グ、9……リアハウジング、2……ロータ、17
……ボルト、81……吸入ポート、83……吐出
ポート。
来ポンプの縦断側面図、第3図は本考案ポンプの
縦断正面図、第4図は本考案ポンプの縦断側面図
である。 符号の説明、1……回転軸、5……軸受、4…
…フロントハウジング、12……センタハウジン
グ、9……リアハウジング、2……ロータ、17
……ボルト、81……吸入ポート、83……吐出
ポート。
Claims (1)
- フロントハウジング4、センタハウジング1
2、リアハウジング9で囲まれる空間内に、ベー
ン3を嵌装したロータ2を回転軸1により偏心回
転させてなり、前記フロントハウジング4、セン
タハウジング12、リアハウジング9、リアケー
ス19を連通するボルト17により螺着してなる
回転式流体ポンプであつて、ポンプ作動室への吐
出、吸入ポート83,81、ベーン溝底に対応す
る背圧溝31、及びボルト17と螺合する雌ねじ
93を前記リアハウジング9に設け、且つロータ
2を固着又は一体加工した回転軸1を複列よりな
る軸受5によつて支承し、該軸受5の外輪52を
フロントハウジング4のフランジ41と固定リン
グ7によりロツクし、内輪51を回転軸1のスペ
ーサー11と固定リング6によりロツクする如く
構成したことを特徴とする回転式流体ポンプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17239379U JPS6145351Y2 (ja) | 1979-12-14 | 1979-12-14 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17239379U JPS6145351Y2 (ja) | 1979-12-14 | 1979-12-14 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5690492U JPS5690492U (ja) | 1981-07-18 |
JPS6145351Y2 true JPS6145351Y2 (ja) | 1986-12-19 |
Family
ID=29683200
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17239379U Expired JPS6145351Y2 (ja) | 1979-12-14 | 1979-12-14 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6145351Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-12-14 JP JP17239379U patent/JPS6145351Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5690492U (ja) | 1981-07-18 |
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