JPS603661Y2 - ブラシ装置 - Google Patents

ブラシ装置

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Publication number
JPS603661Y2
JPS603661Y2 JP6081480U JP6081480U JPS603661Y2 JP S603661 Y2 JPS603661 Y2 JP S603661Y2 JP 6081480 U JP6081480 U JP 6081480U JP 6081480 U JP6081480 U JP 6081480U JP S603661 Y2 JPS603661 Y2 JP S603661Y2
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JP
Japan
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brush
terminal
height
terminal portion
bent piece
Prior art date
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Expired
Application number
JP6081480U
Other languages
English (en)
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JPS56161963U (ja
Inventor
隆一 馬淵
Original Assignee
マブチモ−タ−株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by マブチモ−タ−株式会社 filed Critical マブチモ−タ−株式会社
Priority to JP6081480U priority Critical patent/JPS603661Y2/ja
Publication of JPS56161963U publication Critical patent/JPS56161963U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ブラシ装置、特にブラシのターミナル部を折
り曲げて使用する際の裂損を防止しかつターミナル取出
し孔内における上記ターミナル部の安定性を良くするよ
うにしたブラシ装置に関するものである。
一般に小型モータなどにおいてモータ・ケース外部から
の入力をモータ整流子に伝達せしめるブラシは、弾性を
もつ平板な導電材料例えば銅ベリリウム合金材を所望の
形状にプレス成形加工し、該プレス成形加工によって得
られた平板を所望の形状に折り曲げて成形するようにさ
れる。
そして、この種のブラシは、モータ整流子に対する接触
状態を良好に維持せしめるために、板厚が比較的に薄い
導電材料が用いられるようにしている。
このため、ブラシの機械的強度が弱く特にモータ・ケー
ス外部からの入力が接続されるターミナル部の機械的強
度が問題となっていた。
そこで、上記従来のブラシは第1図ないし第3図図示の
如くターミナル部の側縁部を折り曲げて該ターミナル部
を補強する手段から考慮されている。
即ち、第1図は従来のブラシ装置の一例におけるブラシ
とモータ・ケースとの関係を説明するための斜視図、第
2図は第1図図示のブラシをモータ・ケースに取付けた
状態を表わす斜視図、第3図A、 Bはそれぞれ第1図
および第2図に図示されている従来のブラシのターミナ
ル部のターミナル取り出し孔における断面図を示してい
る。
従来のブラシ装置の一例を示す第1図において、ブラシ
1,1′はブラシ基部2,2′とターミナル部3,3′
とコミュテータ摺動部4,4′とによって一体に形成さ
れていると共に、上記ターミナル部3,3′には該ター
ミナル部3,3′の側縁部を第3図図示の如く折り曲げ
て形成された折り曲げ片5,5′がもうけられ、該折り
曲げ片5゜5′がターミナル部3,3′の機械的強度を
補強する役目を果している。
なお、上記折り曲げ片5゜5′は、第3図Aに図示され
ている如く上記ターミナル部3,3′の側縁部を約90
’折り曲げて形成されるものと、第3図Bに図示されて
いる如く上記側縁部を約180°折り曲げて形成される
ものとがある。
そして上記ブラシ1,1′をモータ・ケース6に取付け
るに当って、ブラシ1,1′を夫々図示の如き状態で図
示矢印 、 a/の方向へ挿入せしめる。
ブラシ1の場合、ターミナル部3がターミナル取出し孔
7内に挿入されると共にブラシ1の位置決め孔8がモー
タ・ケース6側の突起9に嵌合するようにされる。
その状態が第2図に図示されている。
即ち、ブラシ基部2がモータ・ケース6にもうけられて
いる第1の支持手段10および第2の支持手段11によ
って支持されることによってブラシ1はモータ・ケース
6に支持される。
なお、第3図において、ターミナル取出し孔7の高さt
l、t2を上記折り曲げ片5の高さと等しくなるように
して、ターミナル部3をターミナル取出し孔7の内壁に
係合させるようにすれば、ターミナル部3が固定される
ことになるが、実際には工作上困難であるためターミナ
ル部3はターミナル取出し孔7に対して成る程度ガタッ
キが生じることは避けられないものであった。
また、上記ターミナル部3はモータ・ケース6の外部に
おいて折り曲げられて使用される場合がある。
この場合、特に第3図Aのケースにおいて上記折り曲げ
片5に亀裂が生じてターミナル部3の補強効果を弱める
非所望な状態が発生する欠点があった。
また第3図Bのケースにおいても折り曲げ片5をもつタ
ーミナル部3が長手方向に直角な線に沿って折り曲げら
れるとき当該直角な線に沿って折り曲げられる応力が当
該線の近傍に局所的に加わる形となり亀裂が生じること
がある。
本考案は、上記の如き欠点を解決することを目的とし、
ターミナル部の側縁部を該ターミナル部に対して鋭角を
なす状態において折り曲げて形成した折り曲げ片をもう
けることによって、上記ターミナル部の機械的強度を補
強すると共に該ターミナル部を折り曲げて使用する際の
上記折曲げ片の亀裂破損を防止し、かつ上記ターミナル
部をターミナル取出し孔の内壁に係合させて安定性を良
くするように構成されたブラシ装置を提供することを目
的としている。
以下図面を参照しつつ説明する。
第4図は本考案のブラシ装置におけるブラシのターミナ
ル部の一実施例断面図、第5図は本考案のブラシ装置に
おけるブラシが装着された状態の一実施例を示す斜視図
、第6図Aは本考案のブラシ装置におけるブラシの一実
施例におけるモータ軸を縦断する方向の断面図、第6図
Bは第6図A図示矢印A −A’における断面図を示し
ている。
図中の符号3ないし7は第1図ないし第3図に対応し、
12はブラシ基部2を切起こしてもうけられた切起こし
片、13は段差部であって上記切起こし片12の先端が
係合するようにモータ・ケースにもうけられるものを夫
々表わしている。
本考案のブラシ装置におけるブラシは、第4図に図示さ
れている如く、ターミナル部3の側縁部を該ターミナル
部3に対して鋭角(第4図において角θで表わされてい
る)をなすように折り曲げて形成された折曲げ片5がも
うけられている。
なお、上記角θはほぼ45°程度が好ましいが、使用状
態によって角度の設定は鋭角の範囲内で任意な角度に選
ぶことが出来る。
また、本考案においては、ターミナル取出し孔7の高さ
t3は、少なくとも無拘束状態における上記折曲げ片5
の高さに実質的に等しいか小さくなるようにされている
本考案のブラシ装置における上記説明した以外の部分は
第1図および第2図を参照して説明した従来のブラシ装
置と同様な構成を有するものである。
従ってブラシ1のモータ・ケース6への装着についても
第1図および第2図を参照して説明したのでここでは省
略する。
しかしながら、本考案のブラシ装置においては、ターミ
ナル取出し孔7にターミナル部3が挿入される際、上記
ターミナル取出し孔7の高さt3が上記ターミナル部3
にもうけられた折曲げ片5の無拘束状態時における高さ
に実質的に等しいか小さいため、上記折曲げ片5のター
ミナル取出し孔7に対するガタ付きがなくなり、上記実
質的に等しい場合に製作上の誤差により多少のガタ付き
が生じた場合を含めて外部からの力に対して弾性係合に
よって上記ターミナル部3は上記ターミナル取出し孔7
に対して安定した装着状態となる。
また、小型モータの使用状態によっては、第5図図示斜
視図に示されているように、ターミナル部3を折り曲げ
て使用される場合がある。
即ち、第5図図示2点鎖線によって示されているターミ
ナル部3を図示矢印す方向へ折り曲げて実線で示された
状態にする場合がある。
この場合、折曲げ片5のターミナル部3に対する角度が
折り曲げ部分に向って徐々に小さくなって行き無理な折
り曲げが行なわれないため、折り曲げ部分において折曲
げ片5に亀裂が生じることを防止することが出来る。
更にまた、本考案のブラシ装置におけるブラシ1をモー
タ・ケース6に対して一層安定して装着するための手段
が第6図に示されている。
即ち、ブラシ基部2の一部分に切起こし片12をもうけ
ると共にモータ・ケース6に上記切起こし片12の先端
を係合せしめる段差部13をもうけるようにする。
そうすることによって、第6図図示の如く、上記段差部
13と上記切起こし片12の先端とが係合されて、ブラ
シ1の折曲げ片5がターミナル取出し孔7の内壁に押つ
けられる力が働らき、ブラシ1はモータ・ケース6に対
してより一層安定した装置状態を保つことが出来る。
以上説明した如く、本考案によれば、ブラシのターミナ
ル部の側縁部を該ターミナル部に対して鋭角をなす状態
において折り曲げて形成した折曲げ片をもうけかつ上記
ターミナル部を挿入するターミナル取出し孔の高さにく
らべて上記折り曲げ片の高さが無拘束状態において実質
的に等しいか高くなるように選ばれていることによって
、上記ターミナル部を折り曲げて使用する際の上記折曲
げ片の裂損を防止すると共にブラシ装置の安定性を増す
ようにしたブラシ装置を提供することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のブラシ装置におけるブラシとモータ・ケ
ースとの関係の一例を示す斜視図、第2図は第1図図示
のブラシをモータ・ケースに装着した状態を示す斜視図
、第3図A、 Bは従来のブラシ装置におけるターミナ
ル部の断面図、第4図は本考案のブラシ装置におけるブ
ラシのターミナル部の一実施例断面図、第5図は本考案
のブラシ装置におけるブラシがモータ・ケースに装着さ
れた状態の一実施例を示す斜視図、第6図Aは本考案の
ブラシ装置におけるブラシの一実施例におけるモータ軸
方向の断面図、第6図Bは第6図A図示矢印A−A’に
おける断面図を示す。 1・・・・・・ブラシ、2・・・・・・ブラシ基部、3
・・・・・・ターミナル部、4・・・・・・コミュテー
タ摺動部、5・・・・・・折曲げ′片、6・・・・・・
モータ・ケース、7・・・・・・ターミナル取出し孔、
12・・・・・・切起こし片、13・・・・・・段差部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ブラシ基部と該ブラシ基部から延長されたターミナル部
    およびコミュテータ摺動部とをそなえかつ上記ターミナ
    ル部がターミナル取出し孔を有するモータ・ケース蓋に
    貫通するよう構成されたブラシを有するブラシ装置にお
    いて、上記ターミナル部の側縁部を該ターミナル部に対
    して鋭角をなすような状態において折り曲げて形成した
    折曲げ片をもうけると共に、上記ターミナル取出し孔の
    高さにくらべて上記折曲げ片の高さが無拘束状態におい
    て実質的に等しいか高くなるように選ばれかつ上記折曲
    げ片の少なくとも一部が上記ターミナル取出し孔内に位
    置するよう構成せしめたことを特徴とするブラシ装置。
JP6081480U 1980-05-02 1980-05-02 ブラシ装置 Expired JPS603661Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6081480U JPS603661Y2 (ja) 1980-05-02 1980-05-02 ブラシ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6081480U JPS603661Y2 (ja) 1980-05-02 1980-05-02 ブラシ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56161963U JPS56161963U (ja) 1981-12-02
JPS603661Y2 true JPS603661Y2 (ja) 1985-02-01

Family

ID=29655230

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6081480U Expired JPS603661Y2 (ja) 1980-05-02 1980-05-02 ブラシ装置

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JP (1) JPS603661Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5937860U (ja) * 1982-09-01 1984-03-09 ナイリス部品株式会社 ブラシホルダーを有するモータ

Also Published As

Publication number Publication date
JPS56161963U (ja) 1981-12-02

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