JPS6036578Y2 - 出銑口開孔用金棒 - Google Patents
出銑口開孔用金棒Info
- Publication number
- JPS6036578Y2 JPS6036578Y2 JP1600982U JP1600982U JPS6036578Y2 JP S6036578 Y2 JPS6036578 Y2 JP S6036578Y2 JP 1600982 U JP1600982 U JP 1600982U JP 1600982 U JP1600982 U JP 1600982U JP S6036578 Y2 JPS6036578 Y2 JP S6036578Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- metal rod
- metal
- hole opening
- tapping hole
- diameter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Blast Furnaces (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は高炉出銑口開孔用金棒の改良に関するものであ
る。
る。
従来、高炉出銑口の開孔を行なうに際しては、まず第1
図に示すように高炉出銑口部の不定形耐火材1に対して
予め錐堀によって空洞2を穿孔し、出銑口3の外端側を
形成する。
図に示すように高炉出銑口部の不定形耐火材1に対して
予め錐堀によって空洞2を穿孔し、出銑口3の外端側を
形成する。
次いで金棒4を開孔機5によって押し入れ、矢印■方向
への打撃及び移動に合わせて、空洞2内を移動させ、不
定形耐火材1を貫通させ、炉内溶銑滓6中に金棒の先端
を押し入れ、この状態で出銑持ちをおこなう。
への打撃及び移動に合わせて、空洞2内を移動させ、不
定形耐火材1を貫通させ、炉内溶銑滓6中に金棒の先端
を押し入れ、この状態で出銑持ちをおこなう。
この金棒打ち込み方法を一般に事前金棒打ち込みという
。
。
この従来法における事前金棒打ち込みの場合の問題は、
不定形耐火材1を貫通した直後、金棒4は炉内溶銑滓6
によりハツチ771部分が溶解され空隙7を形成するこ
とである。
不定形耐火材1を貫通した直後、金棒4は炉内溶銑滓6
によりハツチ771部分が溶解され空隙7を形成するこ
とである。
そしてこの空隙7を通じ炉内圧により、炉内溶銑滓6が
矢印@の如く吹き出す現象がおこる。
矢印@の如く吹き出す現象がおこる。
特にその程度がひどいと自然出銑になり目的とする事前
金棒打ち込みが達成出来なくなる。
金棒打ち込みが達成出来なくなる。
そこで本考案はこの欠点を解決するためになされたもの
で、たとえ空隙7が形成されても炉内の溶銑滓が吹き出
さない金棒を提供するところにある。
で、たとえ空隙7が形成されても炉内の溶銑滓が吹き出
さない金棒を提供するところにある。
即ちその要旨とするところは、出銑口開孔用金棒におい
て金棒の先端より1.5〜20mの位置に鍔状に張出し
た突起を設けたことにある。
て金棒の先端より1.5〜20mの位置に鍔状に張出し
た突起を設けたことにある。
以下に本考案の詳細を述べる。
第3図は本考案の金棒4′の斜視図で、第4図は本考案
の金棒4′の使用状態を示す。
の金棒4′の使用状態を示す。
その特徴部分は金棒4′の中間部に鍔状突起8を有する
。
。
即ち、この鍔状突起8は金属製、例えば金棒4′と同じ
材質、即ち通常の鋼材を用い金棒の先端9より前方長さ
11.5〜2rT1の位置に設け、出銑口直径dよりも
大なる直径りとし、かつ幅Cが5咽以上の鍔状突起8で
ある。
材質、即ち通常の鋼材を用い金棒の先端9より前方長さ
11.5〜2rT1の位置に設け、出銑口直径dよりも
大なる直径りとし、かつ幅Cが5咽以上の鍔状突起8で
ある。
この鍔状突起8の幅Cが5r/rInより薄いと後述す
る削りとり機能に対して強度が不足するとともに吹き出
す溶銑滓による溶損に耐えることができず用を足さない
。
る削りとり機能に対して強度が不足するとともに吹き出
す溶銑滓による溶損に耐えることができず用を足さない
。
また直径りの大きさは出銑口直径dを削りとるための削
り代に見合えばよいので、d+5rIr!IL〜d十2
orrrmであればよい。
り代に見合えばよいので、d+5rIr!IL〜d十2
orrrmであればよい。
前方長さlの決定に際しては、金棒4′の打ち込み完了
後、鍔状突起8と入口面Aとの距離、即ち鍔状突起8に
よって不定形耐火材1を削り落していく部分の距離(以
下削りとり部分という)が、50〜500mmとなるよ
うにする。
後、鍔状突起8と入口面Aとの距離、即ち鍔状突起8に
よって不定形耐火材1を削り落していく部分の距離(以
下削りとり部分という)が、50〜500mmとなるよ
うにする。
この削りとり部分Eが長くなると打ち込み難となり、短
かいと削りとられた不定形耐火材の屑(以下削り屑とい
う)10の発生量が不足する。
かいと削りとられた不定形耐火材の屑(以下削り屑とい
う)10の発生量が不足する。
これは出銑口3を形成する不定形耐火材1の入口面Aを
鍔状突起8が削りながら押し込まれることによって削ら
れた削り/ilOが空洞2を埋めることにより空隙7か
らの通路を空洞2の部分で閉塞しようとするものである
。
鍔状突起8が削りながら押し込まれることによって削ら
れた削り/ilOが空洞2を埋めることにより空隙7か
らの通路を空洞2の部分で閉塞しようとするものである
。
次に本考案の実施例を述べる。
・空洞部直径 : 55mm・
不定形耐火材の厚み(推定):1 ・金棒の前方長さくf) :2m・金
棒の直径(d) : 42nvs
φ・鍔状突起の直径(D) : 62
mmφ・鍔状突起の幅(C) :
12mm上記に示す条件のもとに金棒4′で不定形耐
火材1を貫通した直後、炉内の溶銑滓6が吹き出して来
たが金棒4′を矢印■の方向へ移動し、鍔状突起8を出
銑口3に即ち、削りとり部分Eの長さ約5077EI1
1となるように打ち込んだ時点において溶銑滓@の吹き
出しは止まった。
不定形耐火材の厚み(推定):1 ・金棒の前方長さくf) :2m・金
棒の直径(d) : 42nvs
φ・鍔状突起の直径(D) : 62
mmφ・鍔状突起の幅(C) :
12mm上記に示す条件のもとに金棒4′で不定形耐
火材1を貫通した直後、炉内の溶銑滓6が吹き出して来
たが金棒4′を矢印■の方向へ移動し、鍔状突起8を出
銑口3に即ち、削りとり部分Eの長さ約5077EI1
1となるように打ち込んだ時点において溶銑滓@の吹き
出しは止まった。
本考案の実施により従来の金棒使用においては約30%
の割合にて溶銑滓吹き出しによる出銑があったものが、
本考案の金棒使用により皆無となった。
の割合にて溶銑滓吹き出しによる出銑があったものが、
本考案の金棒使用により皆無となった。
第1図は出銑口開孔用金棒打ち込み概念図、第2図は従
来の出銑口開孔用金棒の使用状態図、第3図は本考案の
出銑口開孔用金棒斜視図、第4図は本考案の出銑口開孔
用金棒使用状態図である。 1・・・・・・不定形耐火材、2・・・・・・空洞、3
・・・・・・出銑口、4・・・・・・金棒、5・・・・
・・開孔機、6・・・・・・炉内溶銑滓、7・・・・・
・空隙、8・・・・・・鍔状突起、9・・・・・・金棒
先端。
来の出銑口開孔用金棒の使用状態図、第3図は本考案の
出銑口開孔用金棒斜視図、第4図は本考案の出銑口開孔
用金棒使用状態図である。 1・・・・・・不定形耐火材、2・・・・・・空洞、3
・・・・・・出銑口、4・・・・・・金棒、5・・・・
・・開孔機、6・・・・・・炉内溶銑滓、7・・・・・
・空隙、8・・・・・・鍔状突起、9・・・・・・金棒
先端。
Claims (1)
- 金棒の前端部から1.5〜2mの位置に、出銑口の直径
dに対しd+5rrfIt〜d+2−となるような直径
と、5斜以上の幅を有する金属製の鍔状突起を固定した
ことを特徴とする出銑口開孔用金棒。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1600982U JPS6036578Y2 (ja) | 1982-02-08 | 1982-02-08 | 出銑口開孔用金棒 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1600982U JPS6036578Y2 (ja) | 1982-02-08 | 1982-02-08 | 出銑口開孔用金棒 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58121358U JPS58121358U (ja) | 1983-08-18 |
JPS6036578Y2 true JPS6036578Y2 (ja) | 1985-10-30 |
Family
ID=30028395
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1600982U Expired JPS6036578Y2 (ja) | 1982-02-08 | 1982-02-08 | 出銑口開孔用金棒 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6036578Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100817164B1 (ko) * | 2001-11-16 | 2008-03-27 | 주식회사 포스코 | 출선구 경동각 측정 면보수 굴착장치 |
-
1982
- 1982-02-08 JP JP1600982U patent/JPS6036578Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58121358U (ja) | 1983-08-18 |
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