JPS5816112B2 - 原料吹込用ランス管 - Google Patents

原料吹込用ランス管

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Publication number
JPS5816112B2
JPS5816112B2 JP54099817A JP9981779A JPS5816112B2 JP S5816112 B2 JPS5816112 B2 JP S5816112B2 JP 54099817 A JP54099817 A JP 54099817A JP 9981779 A JP9981779 A JP 9981779A JP S5816112 B2 JPS5816112 B2 JP S5816112B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lance
inner tube
pipe
casing
ejector
Prior art date
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Expired
Application number
JP54099817A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5625684A (en
Inventor
黒田進
松村勇男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Metal Corp
Original Assignee
Mitsubishi Metal Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Metal Corp filed Critical Mitsubishi Metal Corp
Priority to JP54099817A priority Critical patent/JPS5816112B2/ja
Publication of JPS5625684A publication Critical patent/JPS5625684A/ja
Publication of JPS5816112B2 publication Critical patent/JPS5816112B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Furnace Charging Or Discharging (AREA)
  • Treatment Of Steel In Its Molten State (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 第１図は吹錬によって冶金反応を進行させる一例装置で
あるが、これは昇降可能なランスヘッダーａに上端が連
結されて冶金炉のランス孔すに挿入された下端より吹錬
用圧力気体を炉内溶湯に吹込むランス外管Ｃと、位置固
定されている原料輸送管のエジェクター４に上端が連結
されてランスヘッダーａの頂壁を気密摺動的に貫通し、
且つランス外管Ｃ内に通されて粉粒状の鉱石原料を下端
より炉内溶湯に吹込むランス内管１とを同軸に組合せた
二重管構造になっている。
かかる装置においては、吹錬がある期間進行するとラン
ス内管１が鉱石原料との摩擦により摩耗して取替えなけ
ればならない。
特にエジェクター４に連結されるランス内管１の上部は
下部に比して摩耗が急速になるので、従来はこの上部を
耐久性にするために第３図示の如き構造例を使用してい
る。
この例においてはエジェクター４に懸垂アーム９を介し
て底部が７ランジ１０をなすパイプ状ケーシング１１を
固着すると共に、エジェクター４の噴出口に上端が挿入
されるランス内管１のフランジ１２とケーシングフラン
ジ１０とを取脱し可能に固定することによりランス内管
１の上部とケーシング１１との間に空洞１３を形成し、
ランス内管の上端部が摩耗することにより外方に逸出す
る鉱石原料をこの空洞１３に詰まらせ、これを保護壁と
してランス内管の下部が摩耗するまで吹込みを持続させ
ていた。
しかしランス内管１の下部が遅れる摩耗によって損傷し
た時は、ランス内管１の全体の取替えを要し、その場合
に前記空洞１３内に詰まっている鉱石原料のためにラン
ス内管１をエジェクター４から引抜く連結解除は非常に
困難になると共に、空洞内原料を清掃することも面倒に
なるので新たなランス内管を挿入して連結することも困
難となって、新旧ランス内管の取替え作業に多大な労力
と時間を必要とし、ランス内管が長時間にわたって使え
ないために、冶金炉のコントロールに支障をきたすこと
が多くなる。
本発明はこのような欠点に鑑み、ランス内管の寿命を増
すと共にその取替えを容易にして冶金炉のコントロール
性を増進しようとするにある。
本発明を実施例の第２図によって説明するに、１はラン
ス内管、２はランス内管１にその上部を囲むようにして
下端の底板で固着されたパイプ状のケーシング、３はラ
ンス内管１の上部とケーシング２との間の空間にグラウ
ト状で充填された固化セメント、５゛はケーシング２の
上端に固着されたフランジである。
エジェクター４は、原料噴出口がランス内管１の上端を
抜取り可能に挿込ませる形状をなし、また下端外周はフ
ランジ６になされている。
そしてランス内管１が原料噴出口に挿入されたとき、下
端フランジ６がケーシングフランジ５と合致する。
７は双方フランジのボルト孔に通されたボルト、８はボ
ルト７に掛けたナツトである。
以上の配置において、吹錬作動による給鉱によリランス
内管１の上部は急速に摩耗しても、その外部は固化セメ
ント剤３によって被覆されているから該ランス内管の下
部が摩耗するまでの間原料を吹込むことが有効になる。
そしてランス内管１の下部が摩耗した時は、前記フラン
ジ５と６の連結を解けば該ランス内管１をこれと同体に
なっているケーシング２及び固化剤セメント３と共にエ
ジェクター４から即時に取脱すことができ、またその跡
に新たな同一上部構造を持ったランス内管１を挿込めば
、そのケーシングフランジ５がエジェクターフランジ６
と合致して同一のボルト７とナツト８により簡単に連結
されるので、直ちに再吹込みを行うことが可能になる。
本発明は、給鉱エジェクターに連結されるランス内管の
上部とその周りのケーシングとの間にセメントグラウト
を充填して固化させたものであるから、ランス内管の上
端方向は急速に摩耗しても固化セメント剤によって該ラ
ンス内管の下部が摩耗するまでの期間有効に吹錬を持続
し、またランス内管の下部が摩耗した時に必要になるラ
ンス内管の取替えに際しては、該固化剤及びケーシング
がランス内管と同体になっているから、エジェクターに
対する旧ランス内管の取脱しと新ランス内管の取着けと
を直ちに行うことが可能になり、ためにランス内管の寿
命が増すことは勿論、新旧ランス内管の取替えはきわめ
て容易化して取替えのため原料吹込みを休止する時間は
大ｒｌＪに減少し、よって冶金炉のコントロール性が良
くなって吹錬の生産性が増進する。
【図面の簡単な説明】
第１図は本発明を利用する吹錬装置の全体図、第２図は
本発明実施例の断面図、第３図は従来例の断面図である
。 １：原料吹込ランス管、２：ケーシング、３：固化セメ
ント剤、４：エジェクター、５：フランジ、６：フラン
ジ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. １ 原料輸送管のエジェクター４に上端が挿込まれて下
    端から該輸送原料を冶金炉に吹込ませ、且つ上部が該輸
    送原料との摩擦により下部より急速に摩擦するランス管
    １と、上端に前記エジェクターのフランジ６に取脱し可
    能に連結されるフランジ５を有し下端に前記ランス管に
    固着される底板な有して該ランス管の上部外側にケーシ
    ング２を形成するパイプと、前記ケーシングに充填され
    て前記ランス管上部の急速摩耗によるも該ランス管下部
    が摩耗するまでの間前記吹込みを持続させるセメントグ
    ラウトの固化剤とからなることを特徴とする原料吹込用
    ランス管。
JP54099817A 1979-08-07 1979-08-07 原料吹込用ランス管 Expired JPS5816112B2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS5625684A JPS5625684A (en) 1981-03-12
JPS5816112B2 true JPS5816112B2 (ja) 1983-03-29

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01161714U (ja) * 1988-04-28 1989-11-10
JPH028415U (ja) * 1988-06-30 1990-01-19

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JP5671811B2 (ja) * 2010-02-25 2015-02-18 Ｊｆｅスチール株式会社 インジェクションランス
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JPS532406B2 (ja) * 1973-10-02 1978-01-27

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS561721Y2 (ja) * 1976-06-24 1981-01-16

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JPS5625684A (en) 1981-03-12

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