JPS6035308Y2 - トランジスタスイツチング回路 - Google Patents

トランジスタスイツチング回路

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Publication number
JPS6035308Y2
JPS6035308Y2 JP8404180U JP8404180U JPS6035308Y2 JP S6035308 Y2 JPS6035308 Y2 JP S6035308Y2 JP 8404180 U JP8404180 U JP 8404180U JP 8404180 U JP8404180 U JP 8404180U JP S6035308 Y2 JPS6035308 Y2 JP S6035308Y2
Authority
JP
Japan
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transistor
turned
transistors
circuit
capacitance
Prior art date
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Expired
Application number
JP8404180U
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English (en)
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JPS577240U (ja
Inventor
清美 渡辺
Original Assignee
オリジン電気株式会社
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Publication date
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Priority to JP8404180U priority Critical patent/JPS6035308Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、少くとも2個のトランジスタを並列接続し、
同時にオフとなる期間を有して交互にオンオフさせるト
ランジスタスイッチング回路、特にチョッパ回路、イン
バータ回路等に適用されるスイッチング回路に関する。
第1図に従来のトランジスタスイッチング回路を示す。
該図において、1.1’はトランジスタ、2,2′は夫
々該トランジスタ1,1′の駆動トランスである。
該駆動トランス2,2′は夫々制御巻線3,3′、ベー
ス巻線4,4′及び帰還巻線5,5′を有し、前記トラ
ンジスタ1,1′とともに、電流帰還形駆動回路を構成
している。
尚、前記制御巻線3,3′、ベース巻線4,4′及び帰
還巻線5,5′に付された黒点は同一極性端子を示す。
又前記トランジスタ1,1′のコレクタ・ベース間には
夫々静電容量Cob、 C’obが寄生している。
このように対称的に並列接続された2個のトランジスタ
1,1′は制御巻線3.3′に接続されている駆動回路
(図示せず)により、同時にオフとなる期間を有して交
互にオンオフされる。
このように2個のトランジスタ1.1′を用いて交互に
オンオフする理由は幾つかあるが、主にトランジスタ1
.1′コレクタ損失の制限及び駆動トランス2,2′の
鉄心のリセット時間の確保の為である。
また、2個のトランジスタ1.1′が同時にオフとなる
期間を有する理由は、このスイッチング回路が単なるス
イッチとして動作するだけでなく、チョッパ回路、イン
バータ回路等に適用されるものであり、トランジスタ1
,1′のオン期間を制御することにより出力を制御する
回路である為である。
つまり、トランジスタ1.1′のオン期間が制御される
当然の結果として、トランジスタ1,1′が同時にオフ
となる期間が生ずることとなるのである。
次に第1図の回路の動作を第2図を用いて説明する。
時刻1<0でトランジスタ1,1′が共にオフし続ける
間は、該トランジスタ1,1′のコレクタ・ベース間に
寄生している静電容1cob。
C’obは共に充電々圧Eまで充電されている。
時刻1=0でトランジスタ1がオンすると、静電容量C
ob、 C’obに充電されていた電荷は前記トランジ
スタ1を介して放電するので静電容量Cob 。
C’obの電圧は共に零となる。
時刻t=t1でトランジスタ1がオフすると、静電容量
Cob、 C’obは共に充電々圧Eまで充電される。
次いで時刻t=t2でトランジスタ1′がオンすると、
静電容量Cob、 C’obに充電されていた電荷は前
記トランジスタ1′を介して放電するので静電容量Co
b 。
C’obの電圧は共に零となる。
時刻t”jaでトランジスタ1′がオフすると、静電容
量Cob、 C’obは共に充電々圧Eまで充電される
この従来回路は、以上の説明からも明らかなようにトラ
ンジスタ1及び1′のいずれかがオンする毎に、該トラ
ンジスタ自身のコレクタ・ベース間に寄生している静電
容量に充電された電荷を該トランジスタを介して放電す
るのみでなく、他の一方のトランジスタのコレクタ・ベ
ース間に寄生している静電容量に充電された電荷をも同
一のトランジスタを介して放電するので該トランジスタ
のコレクタ損失は大きなものとなる。
この損失は、コレクタ・エミッタ電圧即ち充電電圧Eの
増加及び繰返し周波数の増加に比例して増大するので特
に大容量の高周波スイッチング回路では無視できないも
のとなる。
又、静電容量Cob、 C’obに充電された電荷の放
電電流はトランジスタ1゜1′のコレクタ・エミッタ抵
抗及び配線のインピーダンスにより制限されるだけであ
るから急峻なサージ電流となる。
このように静電容量Cob 。C’obに充電された電
荷はトランジスタ1,1′に種々な悪影響を及ぼす。
本考案は以上の欠点を改良したトランジスタスイッチン
グ回路を提供するものである。
第3図は本考案の一実施例を示す図である。
故国において、トランジスタ1,1′の夫々のコレクタ
回路にダイオード6.6′を直列に接続している。
尚、第3図において、第1図におけると同一の記号は同
一の部材を示す。
次に第3図の動作を第4図を用いて説明する。
時刻t〈=0でトランジスタ1,1′が共にオフし続け
る間は、該トランジスタのコレクタ・ベース間に寄生し
ている静電容1cob、 C’obは共に充電々圧Eま
で充電されている。
時刻1=0でトランジスタ1がオンすると、静電容1C
obに充電されていた電荷は前記トランジスタ1を介し
て放電するので静電容量Cobの電圧は零となるが、静
電容量C’obに充電されていた電荷はダイオード6′
に阻止されて放電せず、静電容量C’obの電圧は充電
々圧Eのままである。
時刻t=ttでトランジスタ1がオフすると、静電容1
cobは充電々圧Eまで充電される。
次いで時刻t=taでトランジスタ1′がオンすると、
静電容量C’obに充電されていた電荷は前記トランジ
スタ1′を介して放電するので静電容量C’obの電圧
は零となるが、静電容量Cobに充電されていた電荷は
ダイオード6に阻止されて放電せず静電容量Cobの電
圧は充電々圧Eのままである。
時刻t=t3でトランジスタ1′がオフすると、静電容
量C’obは充電々圧Eまで充電される。
本考案は、以上の説明からも明らかなようにトランシタ
1及び1′のいずれかがオンする毎に、該トランジスタ
自身のコレクタ・ベース間に寄生している静電容量に充
電された電荷を該トランシタを介して放電するのみであ
り、他の一方のトランジスタのコレクタ・ベース間に寄
生している静電容量に充電された電荷の放電は該トラン
ジスタのコレクタ回路に直列接続されたダイオードによ
って阻止されるので、前記オンするトランジスタのコレ
クタ損失は従来回路に比較して略2分の1になる。
又、トランジスタスイッチング回路ではトランジスタの
オフ時のサージ電圧及びその立上りを抑制する為、第3
図に示すように例えば抵抗7又は7′とコンデンサ8又
は8′との直列回路から威るスナバ回路をトランジスタ
1又は1′のコレクタ・エミッタ回路に近接して並列接
続するのが一般的である。
この場合にはダイオード6又は6′を前記並列接続され
た回路に直列に接続することにより、コンデンサ8又は
8′に充電された電荷が夫々反対側のトランジスタ1′
又は1のオンにより放電することがなくなるので、無意
味な電力の消費を防止することができる。
尚、ダイオード6.6′をトランジスタ1,1′のエミ
ッタ側に設けても以上と同様の効果が得られる。
又、本考案は3個以上のトランジスタを並列接続して、
同時にオフとなる期間を有して順にオンさせる場合にも
適用することができる。
以上述べたように本考案は少くとも2個のトランジスタ
1,1′を並列接続し、同時にオフとなる期間を有して
交互にオンオフさせるトランジスタスイッチング回路に
おいて、前記各トランジスタ1. 1’のコレクタ又は
エミッタ回路にダイオード6.6′を直列接続したこと
を特徴とするトランジスタスイッチング回路である。
本考案はこのような特徴を有する回路構成になっている
ので、トランジスタ1,1′のコレクタ・ベース間に寄
生している静電容量Cob、 C’obに充電された電
荷は夫々反対側のトランジスタ1′、1のオンによって
放電しない。
従って該反対側のトランジスタ1′、1は前記静電容量
Cob又はC’obにょって前述したような悪影響を何
ら受けることがなくなる。
特にその影響は、コレクタ・エミッタ電圧即ち充電々圧
の増加及び繰返し周波数の増加に比例して増大するので
本考案は特に大容量の高周波スイッチング回路に適用し
て有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は従来のトランジスタスイッチング回
路を説明する為の図であり、第3図及び第4図は本考案
のトランジスタスイッチング回路の一実施例を説明する
為の図である。 1.1′・・・・・・トランジスタ、2. 2’・・・
・・・駆動トランス、3.3’・・・・・・制御巻線、
4. 4’・・・・・・ベース巻線、5,5′・・・・
・・帰還巻線、6,6′・・・・・・ダイオード、7.
7’・・・・・・抵抗、8,8’・・・・・・コンデン
サ、Cob、 C’ob−・・・・・静電容量、E・・
・・・・充電電圧。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 少くとも2個のトランジスタを並列接続し、同時にオフ
    となる期間を有して交互にオンオフさせるトランジスタ
    スイッチング回路において、前記各トランジスタのコレ
    クタ又はエミッタ回路にダイオードを直列接続したこと
    を特徴とするトランジスタスイッチング回路。
JP8404180U 1980-06-16 1980-06-16 トランジスタスイツチング回路 Expired JPS6035308Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8404180U JPS6035308Y2 (ja) 1980-06-16 1980-06-16 トランジスタスイツチング回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8404180U JPS6035308Y2 (ja) 1980-06-16 1980-06-16 トランジスタスイツチング回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS577240U JPS577240U (ja) 1982-01-14
JPS6035308Y2 true JPS6035308Y2 (ja) 1985-10-21

Family

ID=29446354

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8404180U Expired JPS6035308Y2 (ja) 1980-06-16 1980-06-16 トランジスタスイツチング回路

Country Status (1)

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JP (1) JPS6035308Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60151350U (ja) * 1984-03-21 1985-10-08 澤田 實 梨棚等用ビニルハウス骨組み取付構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPS577240U (ja) 1982-01-14

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