JPS5821360Y2 - インバ−タ回路 - Google Patents

インバ−タ回路

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JPS5821360Y2
JPS5821360Y2 JP13423678U JP13423678U JPS5821360Y2 JP S5821360 Y2 JPS5821360 Y2 JP S5821360Y2 JP 13423678 U JP13423678 U JP 13423678U JP 13423678 U JP13423678 U JP 13423678U JP S5821360 Y2 JPS5821360 Y2 JP S5821360Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
voltage
inductance
capacitor
inductance element
inverter circuit
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Application number
JP13423678U
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English (en)
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JPS5551657U (ja
Inventor
原隆裕
長尾修
Original Assignee
池田電機株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はインバータトランスを備えたインバータ回路に
関する。
例えば従来の並列共振プッシュプルインバータは第1図
に示す如く構成され、トランジスタTR1゜TR2を互
いに逆のオンオフ動作をくりかえさせることにより、イ
ンバータトランスTの1次巻線NP側の直流電源Eを2
次巻線NSの両端子間に接続した負荷りに交流電圧とし
て供給するようにしているのが二股であるが、回路を第
2図に示す如く構成することにより、トランジスタTR
1*TR2に印加される電圧を半減させて、低い耐圧の
トランジスタを使用可能とし、安価でしかもその高周波
特性が良好となるようにしたインバータ回路が既に考案
されている。
即ち、第2図に釦いて、直流電源Eの両端に同一容量の
コンデンサC1,C2が直列接続され、コンデンサC1
s C2の各両端には、インバータトランスTの一次巻
線を二分割した各一方の分割巻線NP1.NP2と、エ
ミッタ、コレクタを介して接続される各三方のトランジ
スタTR1,TR2と、互いに磁気結合された各一方の
インダクタンス素子CH1,CH2との直列回路が夫々
接続されている。
従って、コンデンサC,,C2により直流電源Eを1/
2の電圧に分圧すると共に、インダクタンス素子をイン
ダクタンス素子CH1,CH2に二分割しているので、
分割巻線NP□ 、N13に印加される電圧が1/2と
なり、その結果各トランジスタTR1゜TR2のコレク
タ、エミッタ間に印加される電圧を半減することができ
る。
ところが、インダクタンス素子CH1,CH2は同一鉄
心上に巻かれ、巻数も同一であり密に結合されており、
インダクタンス素子CH1,CH2の電圧は同一になる
ように設定されているが、インダクタンス素子CH1゜
CH2の結合は完全にならず、漏洩インダクタンスが生
じ、この漏洩インダクタンスが大きくなった場合、イン
ダクタンス素子CH,,CH2の電圧は完全には一致せ
ず、これにスパイク電圧発生し、このスパイク電圧がト
ランジスタTR1,TR2に印加されて、その電力損が
大きくなるという問題があった。
即ち、このスパイク電圧はトランジスタTR1,TR2
がオンからオフに移行する時期に多く発生し、その動作
は以下の様になる。
例えば、トランジスタTR1がオンからオフに移行し、
トランジスタTR2がオフからオンに移行する場合、ト
ランジスタTR1のオフによりインダクタンス素子CH
1に流れている電流がOになると同時に、トランジスタ
TR2のオンによりコンデンサC2の両端電圧がインダ
クタンス素子CH2及び−次巻線NP2に印加されるの
であるが、インダクタンス素子CH2のインピーダンス
は一次巻線NP2のインピーダンスより充分大きく設定
されている為、コンデンサC2の両端電圧はほとんどイ
ンダクタンス素子CH2に印加され、ご0電圧と同じ大
きさの電圧がインダクタンス素子CH工に誘起し、この
時の電圧の極性は第2図に示す方向に発生して、コンデ
ンサC1からトランジスタTR1に印加される電圧を減
じる方向に動作する。
しかし、インダクタンス素子CK 1 s CH2に漏
洩インダクタンスがある場合、前記のインダクタンス素
子CH1に誘起する電圧はインダクタンス素子CH2に
誘起する電圧と同一にならず、インダクタンスCH1の
分布容量と共振を生じル限動電圧となり、振動によりそ
の極性が反対になると、コンデンサC□の電圧に加算さ
れる方向の電圧がインダクタンス素子CH1に印加され
、スパイク電圧が発生する。
そして、トランジスタTR1がオフせずわずかでも電流
が流れている状態でインダクタンス素子CH1の電圧が
印加されて、トランジスタTR1の電力損が増加する。
本考案は上記問題点に鑑み、互いに磁気結合されたイン
ダクタンス素子に発生するスパイク電圧ヲ無くシ、トラ
ンジスタ等のスイッチング素子の電力損を低減できるイ
ンバータ回路を提供することを目的とし、その特徴とす
るところは、直流電源の両端に同一容量の一対のコンデ
ンサを直列接続すると共に、この各コンデンサの両端に
、互いに磁気結合されたインダクタンス素子と2分割さ
れたインバータトランスの1次巻線と互いに逆動作する
スイッチ素子とを夫々直列接続したインバータ回路であ
って、前記一対のインダクタンス素子と前記一方のコン
デンサとの間で閉回路を形成しかつ前記一対のインダク
タンス素子の両端電圧を同一にするように、前記各イン
ダクタンス素子と1次巻線との接続点間にコンデンサを
接続した点にある。
以下、本考案を図示の実施例に従って説明すると、第3
図において、コンデンサC1sC2の各両端に、その高
電圧側に各インダクタンス素子CH1゜CH2を位置さ
せて、各一方のインダクタンス素子CH,,CH2、分
割巻線NP1.NP2及びトランジスタT R1s T
R2の各直列回路を夫々接続し、インダクタンス素子
CH1と分割巻線NP1との接続点A及びインダクタン
ス素子CH2と分割巻線NP2との接続点A′にコンデ
ンサC3を接続している。
従って、コンデンサC1の両端、即ち点Bと点B′との
間には直流電源EをコンデンサC1゜C2で分圧した電
圧が印加され、またコンデンサC2の両端に対しても同
様であり、コンデンサC1,C2は同一容量であるから
、コンデンサC1゜C2は直流電源Eの1/2電圧の直
流電源として作用する。
なお、コンデンサC工、C2の容量をトランジスタTR
1,TR2の電流に対してリップルが生じないように充
分大きく設定するとコンデンサC15C2はリップルを
台筐ない直流電源となる。
そして、点Aの電圧は点Bの電圧からインダクタンス素
子CH1の電圧を引いたものであり、点A′の電圧は点
B′の電圧からインダクタンス素子CH2の電圧を引い
たものであるから、インダクタンス素子CH工、CH2
の電圧が同一であると、点A 、AMの電圧は点B 、
B’間の電圧と同一となり、コンデンサC3はインダ
クタンス素子CH1゜CH2を介してコンデンサC0の
両端電圧と同一である直流電源Eの1/2電圧渣で充電
される。
従って、例えばトランジスタTR1がオンからオフへ移
行し、トランジスタTR2がオフからオンへ移行する場
合、トランジスタTR2のオンによってインダクタンス
素子CH2に電圧が印加されると、インダクタンス素子
CH1にはインダクタンス素子CH2との巻線による結
合により電圧が誘起されると同時に、コンデンサC3を
介して点Aの電圧をインダクタンス素子CH2に発生し
た電圧だけ変化させるように働き、インダクタンス素子
CH0,CH2間に漏洩インダクタンスがあり共振が生
じようとしても、コンデンサC3が強制的に各インダク
タンス素子CH1,CH2の両端電圧を同一にするよう
に作用して、前記の共振を吸収してし1い、インダクタ
ンス素子CH1,CH2にスパイク電圧が発生しなくな
り、トランジスタT R1* T R2の電力損を低減
する。
そして、インダクタンス素子CH1,CH2の電圧が同
一になると、コンデンサC3の両端電圧は変化しない為
、それに印加される電圧は一定となり、コンデンサC3
を設けたことによるインバータ回路への影響はなく各ト
ランジスタTR1,TR2のコレクタ、エミッタ間に印
加される電圧を従来と同様に半減する。
なお、前記実施例では直流電源EをコンデンサC□s
C2により分圧することにより、コンデンサC□、C2
を直流電源としているが、コンデンサC□sC2に代え
2個の独立した直流電源を使用する事も可能である。
また、前記実施例ではベース駆動回路を省略しているが
、ベース駆動回路は自励発振式であっても、或いは発振
器を別に設けた他励発振式であってもよい。
さらにトランジスタTR1,TR2の代りにGTOサイ
リスタ等の半導体スイッチを使用してオンオフ動作させ
るようにしてもよい。
本考案によるインバータ回路は、一対のインダクタンス
素子と2分割された1方の1次巻線との間で閉回路を形
成しかつ前記インダクタンス素子の両端電圧を同一にす
るように、前記各インダクタンス素子と1次巻線との接
続点間にコンデンサを接続しているから両インダクタン
ス素子間に漏洩インダクタンスがあり共振が生じようと
しても、各インダクタンス素子の両端電圧は強制的に同
一はされるので、前記共振は吸収され、各インダクタン
ス素子にスパイク電圧が発生することがなくなり、スイ
ッチ素子の電力損を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は夫々従来例を示すインバータ回路の
回路図、第3図は本考案の一実施例を示すインバータ回
路の回路図である。 E・・・・・・直流電源、T・・・・・・インバータト
ランス、NP□、NF2・・・・・・1次巻線(分割巻
線)、NS・・・・・・2次巻線、C1,C2・・・・
・・コンデンサ(直流電源)、TR0,TR2・・・・
・・トランジスタ(スイッチ素子) 、CH11CH2
・・・・・・インダクタンス素子、C3・・・・・・コ
ンデンサ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 直流電源の両端に同一容量の二対のコンデンサを直列接
    続すると共に、この各コンデンサの両端に、互いに磁気
    結合されたインダクタンス素子と2分割されたインバー
    タトランスの1次巻線と互いに逆動作するスイッチ素子
    とを夫々直列接続したインバータ回路であって、前記一
    対のインダクタンス素子と前記一方のコンデンサとの間
    で閉回路を形成しかつ前記二対のインダクタンス素子の
    両端電圧を同一にするように、前記各インダクタンス素
    子と1次巻線との接続点間にコンデンサを接続したこと
    を特徴とするインバータ回路。
JP13423678U 1978-09-29 1978-09-29 インバ−タ回路 Expired JPS5821360Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP13423678U JPS5821360Y2 (ja) 1978-09-29 1978-09-29 インバ−タ回路

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JP13423678U JPS5821360Y2 (ja) 1978-09-29 1978-09-29 インバ−タ回路

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Publication Number Publication Date
JPS5551657U JPS5551657U (ja) 1980-04-05
JPS5821360Y2 true JPS5821360Y2 (ja) 1983-05-06

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ID=29103433

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JP13423678U Expired JPS5821360Y2 (ja) 1978-09-29 1978-09-29 インバ−タ回路

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5868380U (ja) * 1981-10-29 1983-05-10 セイレイ工業株式会社 動力運搬車の運転席フロア−機構

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Publication number Publication date
JPS5551657U (ja) 1980-04-05

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