JPS6035186A

JPS6035186A - 斜板装置

Info

Publication number: JPS6035186A
Application number: JP59137050A
Authority: JP
Inventors: フランシス　ムーリエール; ロジエ　バド
Original assignee: Creusot Loire SA
Current assignee: Creusot Loire SA
Priority date: 1983-07-01
Filing date: 1984-07-02
Publication date: 1985-02-22
Also published as: ATE29768T1; EP0130912B1; CA1235022A; SU1329628A3; DE3466270D1; FR2548284B1; US4584927A; BR8402981A; FR2548284A1; EP0130912A1

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明はポンプの制御に特に使用する斜板装置に関する
。従来から周知のこの斜板装置は、ハウジングの内部に
操作片を有し、この操作片は、長手方向の軸線を中心と
して回動自在に取付けてあり、この操作片の」二には長
手方向の軸線に対して傾斜した斜板の枢軸が、スラスト
軸受により支持されている。ポンプは、長手方向の軸線
の回りに配置された複数のピストンを有し、これらのピ
ストンは、胴部内に配置されたシリンダ本体内において
、前記長手方向の軸線と平行に摺動する。前記胴部は、
斜板装置を収納したハウジングの一方の端部に固定され
ている。各々のピストンは、例えば連接棒を介して個別
に斜板に連結され、斜板は回転不能になっている。その
ため、操作片を回動させると、斜板は、その枢動軸線と
長手方向の回動軸線との交点（枢動中心を形成する）の
回りに揺動運動を行うように付勢される。斜板は回動に
対しロックされているので、この揺動運動は、連接棒を
介したピストンの長手方向の往復運動を規定する。その
ため、ハウジングの後方端部に固定された外殻体と操作
片」−に支持された斜板との間にピストンによって長手
方向の力が発生ずる。

なお操作片は、ハウジングの前方端部に、スラスト軸受
を介して支持されている。この端部にかがる力は、ハウ
ジング、特にその２つの端部と、これらの端部を互いに
連結している側部壁とによって支持されねばならない。

ポンプ出力が大きい場合、ハウジングの支持すべき力が
大きくなるため、全体の構造が大形になり、重量も増大
する。

本出願人の出願中のフランス特許願７２−４４５３２号
（出願日、１９７２年１２月１４日）には、ポンプの軽
量化を目的として、ハウジングの両側の端部を中心部の
控え材によって互いに連結し、この控え材の両端を、両
側の端部の外面」−に支持させ、ピストンによって生し
た外方向の力を平衡さ廿る引張方向のプレストレスを控
え材に与えることが提案されている。プレストレスは、
好ましくは、両側の端部の内面間に介在されたスペーサ
ーとなる支柱（長手方向の回動軸線に対して６決めされ
、プレストレスが与えられる控え材が内部にｉｍされる
）によって、無荷重において吸収される。

ピストンによってその摺動軸線に沿う方向に発生し、中
心部の控え材及び側部壁によって吸収される力は、ハウ
ジングの両側の端部に加えられる。

従って、これらの端部は、斜板の位置に依存してピスト
ンの軸線の方向において交互に変わる力を受ける。

本発明の目的は、ポンプの出力が大きい場合にも、比較
的軽量の構造を保ちながら交互に変わる力にハウジング
がよりよく耐え得るように、斜板装置の構造を改良する
ことにある。

本発明によれば、ハウジングの両側の端部の周辺部は、
中心軸線と平行な複数の補助的な側部控え材によって、
互いに連結され、これらの側部控え材は、ハウジングの
両側の端部上に支持され、かつ引張方向にプレストレス
を与えられ、これによって、ピストンによって発生した
外方向の力を中心部の控え材と協働して吸収する。各ピ
ストンは、中心軸線及びピストンの摺動軸線を通る半径
Ｒの面内に６決めされた単一の側部支柱又は対応の半径
面の両側に対称に配置された１対の側部支柱に対応して
いる。本発明の好ましい実施態様によれば、回動自在の
操作片は、中心部の支柱の前方端に取付けられた固定横
支持板の円形リプを介して、ピストンの軸線を通り長手
方向の軸線上に中心をもった円周に沿って、ハウジング
の前方壁部に支持される。

次に本発明の一実施例を示した添付図面を参照して説明
する。

第１図には、ハウジング２の内部に配置され、操作片３
によって形成される操作機構とポンプ１とから成るユニ
ットが示され、操作片３は、中空支柱４上に、長手方向
の軸線３０の回りに回動自在に取付けてあり、操作片３
上には斜板５が軸線５０の回りに枢動自在に取付けてあ
り、軸線５０は長手方向の軸線３０に対して角度（ｉ）
傾斜し、枢動の中心０においてこの長手方向の軸線３０
と交差している。

ポンプ１は複数のピストン６によって形成され、これら
のピストンは、ポンプ１の胴部ないし外殻体１１と一体
のシリンダ本体６１の内部に、長手方向の軸線３０と平
行な軸線６０に沿って各々摺動自在に取付けられている
。図示した実施例によれば、ピストン６は、各々、シリ
ンダ本体６３内に軸線６０に沿って案内されるスライダ
ー６２と一体になっている。スライダー６２は、各々、
連接棒６４によって斜板５に連結され、連接棒６４は、
斜板５及びスライダー６２とそれぞれ連結するための２
個の玉継手６５．６６を両端に備えている。

斜板５は、操作片３に設けた支持斜面３１に取付けた軸
受５１によって、軸線５０の回りを枢動するように取付
けられている。操作片３は、軸線５０と直角な平面内に
配置された支持斜面３２も有し、スラスト軸受５２によ
りこの支持斜面に斜板５が支持されている。

その上操作片３は、スラスト軸受３３を介して端板４１
に支持されている。端板４１は、ポンプ０１と反対側にある、中空支柱４の先端に軸線３０と直角
に形成されている。

斜板５と連接棒６４とを連結する玉継手６５の中心は、
軸線５０が対応のピストン６の軸線６０と長手方向の軸
線３０とを通る半径面内にあるような斜板５の２つの極
限角度位置について、枢動中心０を通り軸線５０に直角
な平面と、ピストン６の摺動軸綿６０との交点に配置さ
れている。スライダー６２と連結するための玉継手６６
の中心も、摺動軸線６０上に配置されている。

従って、操作片３を駆動装置４２によって長手方向の軸
線３０の回りに回動さセると、斜板５（図示しない止め
手段により回動についてロックされている）は、枢動の
中心Ｏの回りに枢動し、連接棒６４及びスライダー６２
を介してピストン６を軸線６０に沿って往復運動させる
。

従って、ピストン６の運動は斜板５が受け、これを操作
片３、次に固定端板４１へと、それぞれスラスト軸受５
２．３３によって伝達される。

従ってこのスラストは、後方端部２１　（ポンプ１２が固定されている）と前方端部２２（固定端板４１を
支持している）とを備えたハウジング２によって吸収さ
れる。

このスラスト力は、前記フランス特許側７２−４４、５
３２号に記載された構成に従って、後方端部２１および
前方端部２２に端部支持ヘッド８１．８２をそれぞれ備
え、中空支柱４の内部に通された控え＋Ａ８によって吸
収される。ハウジング２は箱の形状を有し、この箱の中
心部には中空支柱２３が配置してあり、中空支柱２３は
、中空支柱４の延長上にあり、中空支柱４はポンプ側か
ら中空支柱２３１に支持されている。

ハウジング２は、本発明の重要な特徴に従って複数の側
部控え材８０を更に有し、側部支柱８０は、中心部の控
え材と夫々協働して、ピストン６により発生した力を吸
収するように、ハウジング２の外園部に配置され、その
目的のために、ピストン６の軸線６０及び長手方向の軸
１！３０を通る半径面について対称に配置されている。

従ってピストン６は、対応する半径面Ｐ内に配置された
単２ −の側部控え材８３、或いは対応する半径面の両側に対
称に配置された２つの側部控え材８５に夫々対応させる
ことができる。

３ピストン型ポンプに対応する図示した例においては、
２つの解決策が組合されている。即ちハウジング２は、
第２図に示すように、ピストン６ａ、６ｂに対応する半
径面内に６決めされた２個の−Ｌ方側部控え材８３を有
し、第３のピストン６ｃによって発生した力は、対応す
る半径面Ｐ１の両側に対称に配置された他の２つの下方
側部控え材８５と中心部の控え材８との協働により吸収
される。

側部控え材は、中心部の控え材８と同様に、ピストン６
のスラストに対抗するように引張方向にプレストレスさ
れ、この理由から、控え材８０は、夫々、ハウジング２
の端部２１．２２の外面と接するように端部支持ヘッド
８７を有し、スペーサーとして働く側部支柱２４（ハウ
ジング２を形成し、底部２１と２２との間に配置される
）が通されることによって対応するピストンのスラスト
が３逆方向に加わらない場合にプレストレス張力の下に端部
２１．２２が互いに接近しないようにする。

プレストレス張力従って控え材の断面積は、言うまでも
なく、ピストン６によって生ずる力と、側部控え材８０
及び中心部の控え材８からのピストン６の軸線６０の距
離との関数として定められる。

特に、ピストン６Ｃについて採用された２個の控え材８
５の配列により、駆動装置４２を、これら控え材の間に
配置することができる。この駆動装置は、−例として、
駆動軸４３にキー止めされ操作片３と一体の歯車３５と
噛合うピニオンにより構成される。

ハうジンク２のユニットは、機械的な溶接構造であり、
採用された解決策により、比較的軽量とすることができ
る。各々の底部はスペーサーによって連結された複数の
端板により形成された箱の形状を備えている。これらの
スペーサーは、後方端部２１の場合には、中心部の支柱
２３と側部支柱２４とによって形成され、後方端部２１
は、全４体の装置の固定げた材を形成し、その上には一方の側か
らポンプ１が、また他方の側からは操作片３、中空支柱
４及び斜板５がそれぞれ固定される。

前方端部２２は、連結壁２５により互いに連結された２
つの側板から成る箱として形成され、連結壁２５は、対
応する控え材の支柱２４の壁部の延長上にあり、控え材
８０を通すための通し孔２６の両側に配置されている。

胴部ＩＩは、有利にも固定板１２を有し、固定板１２は
、後方端部２１の外面２７と当接している。外面２７に
は、固定板１２のｊｍシ孔に通した側部控え材８０と中
心部の控え材８とのヘッドが支持される。

この構成によれば、控え材を取外すことによって、ポン
プ１全体を容易に取外すことができる。

ハウジング−液圧装置全体は、このように容易に取外し
できてピストン内部の強いスラストに十分に対抗し得る
、プレストレスされた堅牢なユニットを形成する。

また前方底部２２上の操作機構の軸線方向の支５持は、本発明の別の有利な構成に従って、ピストン６の
軸線６０と軸線３０との距離に等しい半径Ｒを有しかつ
長手方向の軸線３０を中心とした円周に沿って行われる
。端板４１は、そのために、平均半径が半径Ｒに等しい
円形支持リブ４４を端部２２側に有する。厚みシムを形
成しているディスク２５は、前方端部２２の内側の面と
支持リブ４４との間に介在され、中心部の支柱４は、前
方端部２１の支柱２３の先端に、調節可能な止め部材を
介して支持される。この止め部材は、−例として支柱４
のポンプ側の先端に形成したねじ部にねじ締めされたナ
ツト４５により形成してもよい。

これにより内部機構全体の大きな軸線方向の遊びが全て
除かれ、ナツト４５の調節により支柱４を軸線方向に移
動させ、リブ４４に沿った底部２２の接触を確実にする
。前方端部２２の中心部と、中心部の支柱４の先端に中
心部にある控え材８を囲むように形成された小径の円形
リブとの間には、わずかな間隙ｅが形成される。このよ
うにして中心部の控え材８に加わるプレストレス張力の
作用６による端部２２の変形が制限される。

本発明は、前述した実施例のみに限定されず、特に細部
の構造及び均等物の置換のみについて相違する他の全て
の変形も、本発明の範囲に包含される。特にポンプ及び
ハウジングの機械的な構造の変更はそうした変形の一例
である。特にハウジングは、側部控え材及び対応のピス
トンの軸線と長手方向の軸線とを通る補強リブを外面に
備えた簡単な単板により形成してもよい。

【図面の簡単な説明】

第１図はポンプ及び機構部分全体を示し、第２図のＡ−
Ａ線に沿って示した縦断面図、第２図は第１図のＢ−Ｂ
線に沿って示した横断面図である。符号の説明２・・・・・・ハウジング　３・・・・・・操作片　５
・・・・・・斜板６・・・・・・ピストン　８・・・・
・・中心部の控え材２１．２２・・・・・・端部　３０
・・・・・・長手方向の軸線５０・・・・・・軸線　５
２・・・・・・スラスト軸受８０・・・・・・側部控え
材（補助的な控え材）０・・・・・・枢動の中心７

Claims

【特許請求の範囲】＋１１　長手方向の軸線（３０）の回りに回動自在に取
付けられた操作片（３）と、スラスト軸受（５２）を介
して操作片（３）に支持され、長手方向の軸線（３０）
における枢動の中心（０）を中心として長手方向の軸線
（３０）と交わる軸線（５０）の回りに枢動可能なよう
に操作片（３）に取付けられている回動不能な斜板（５
）と、長手方向の軸線（３０）の回りに分配され胴部に
取付けたシリンダ本体（６１）内に長手方向の軸線（３
０）と平行に摺動自在に取付けられ、斜板（５）に夫々
支持されている複数のピストン（６）とをハウジング（
２）内に有する斜板装置であって、前記ハウジング（２
）は相互に隔てられて連結された２つの端部、即ち前記
胴部を固着した後方端部（２１）及び操作片（３）がそ
の上に支持された前方端部（２２）を備えており、ピス
トン（６）によって発生した長手外方向の力は長手方向
の軸線（３０）に沿って指向し、ハウジング（２）の端
部（２１，２２）を通り抜けて両端部が端部（２１，２
２）の外面で支持されているプレストレスされた中心部
の控え材（８）によって少なくとも部分的に吸収され、
ハウジング（２）の端部（２１，２２）の周辺部が中心
部の控え材（８）と平行な複数の補助的な控え材（８０
）によって互いに連結され、これらの補助的な控え材は
ハウジング（２）の端部（２１，２２）に支持され、ピ
ストン（６）により生じた外方向の力を中心部の控え材
（８）と協働して吸収するようにプレストレスされてい
ることを特徴とする斜板装置。（２）　ピストン（６）により生じた外方向の力を中心
部の控え材（８）と協働して吸収するように、対応する
ピストン（６）の軸線（６０）を通る半径Ｒの面（Ｐ）
内に配置した少なくとも１つの側部控え材（８２）をピ
ストン（６）に夫々対応させていることを特徴とする特
許請求の範囲第１項記載の斜板装置。（３）少なくとも１つのピストン（６）のスラストは、
対応するピストン（６）の軸線を通る半径面（Ｐｌ）の
両側へ対称に隔てられた２つの側部支柱（８５，８６）
によって吸収されることを特徴とする特許請求の範囲第
１項又は第２項のいずれか１項記載の斜板装置。（４）夫々の側部支柱（８０）は、プレスｉ・レスによ
る力を吸収する中空側部支柱（２４）の内部に通され、
側部支柱（２４）の外方の両端の内面は、ハウジング（
２）の端部（２１，２２）と向い合いに支持されること
を特徴とする特許請求の範囲第１〜３項のいずれか１項
記載の斜板装置。（５）　回動自在の操作片く３）は、ピストン（６）の
軸線（６０）をＪり長手方向の軸線ｆ３０）を中心とし
た円周（４４）に沿ってハウジング（２）の前方端部（
２２）に支持されることを特徴とする特許請求の範囲第
１〜４項のいずれか１項記載の斜板装置。（６）操作片（３）のピストン（６）と反対側の先端が
、中心部のスペーサーとして働く支柱（４）の先端に形
成した端板（４１）に、スラスト軸受（３３）を介して
支持され長手方向の軸線（３０）とピストン（６）の軸
線（６０）との間の距離に等しい平均半径（Ｒ）を有し
かつ長手方向の軸線に対して心出しされた、ハウジング
（２）の前方端部（２２）にある支持円形リブ（４４）
を端板（４１）の外方を向いた表面に形成することを特
徴とする特許請求の範囲第５項記載の斜板装置。（７）端板（４１）の円形リブ（４４）とハウジング（
２）の前方端部（２２）の内側の面との間に厚みシムを
形成するディスク（２５）が介在され、スペーサーとし
て働く中心部の支柱（４）は、その先端に形成したねじ
部分と噛合う調節ナンド（４５）を介して後方端部（２
１）に支持されることを特徴とする特許請求の範囲第６
項記載の斜板装置。（８）ハウジング（２）の各々の端部（２１，２２）は
互いに平行な複数の板から成る堅牢な機械的溶接構造の
箱によって形成され、これらの板はスペーサーとなる壁
（２５）によって連結され、前記壁（２５）は側部控え
材（８０）をｉｆｆ！シた、スペーサーとして働く支柱
（２４）の壁部の延長上にあって控え材（８０）のため
の１ｆｆｉＬ孔（２６）の回りに配置されていることを
特徴とする特許請求の範囲第４項記載の斜板装置。（９）長手方向の軸線（３０）及び側部控え材（８０）
と対応のピストン（６）との軸線を通る補強リブは、ハ
ウジング（２）の前方端部（２２）に配置されることを
特徴とする特許請求の範囲第１〜８項のいずれか１項記
載の斜板装置。