JPH0439449Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0439449Y2 JPH0439449Y2 JP10533187U JP10533187U JPH0439449Y2 JP H0439449 Y2 JPH0439449 Y2 JP H0439449Y2 JP 10533187 U JP10533187 U JP 10533187U JP 10533187 U JP10533187 U JP 10533187U JP H0439449 Y2 JPH0439449 Y2 JP H0439449Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rod
- piston
- load
- load side
- driven member
- Prior art date
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- Expired
Links
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 9
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 5
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Actuator (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、機械装置の部材を移動させる流体圧
シリンダユニツトに関する。
シリンダユニツトに関する。
第３図および第４図は例えば圧延機のワークロ
ールを互いにその軸方向に移動させる装置等に用
いられる従来の油圧シリンダユニツトの縦断面図
である。図に於いて１はシリンダ、４はシリンダ
蓋で、負荷側ピストンロツド１０２ａおよび無負
荷側ピストンロツド１０２ｂを具えたピストン１
０２が嵌装されている。シリンダ１はフレーム１
１に内装され、トラニオン１ａを回動軸として被
動部材１２の振れに応じて回動する。シリンダ１
は両側のシリンダ蓋４に突設された油圧口４ａを
介して図示しない油圧装置へ連結されている。１
０３はロツドエンドで負荷側ピストンロツド１０
２ａに固着され、球面ブツシユ７およびピン１３
を介して被動部材１２の端部と連結されている。
ールを互いにその軸方向に移動させる装置等に用
いられる従来の油圧シリンダユニツトの縦断面図
である。図に於いて１はシリンダ、４はシリンダ
蓋で、負荷側ピストンロツド１０２ａおよび無負
荷側ピストンロツド１０２ｂを具えたピストン１
０２が嵌装されている。シリンダ１はフレーム１
１に内装され、トラニオン１ａを回動軸として被
動部材１２の振れに応じて回動する。シリンダ１
は両側のシリンダ蓋４に突設された油圧口４ａを
介して図示しない油圧装置へ連結されている。１
０３はロツドエンドで負荷側ピストンロツド１０
２ａに固着され、球面ブツシユ７およびピン１３
を介して被動部材１２の端部と連結されている。
被動部材１２を移動させるときは負荷側或いは
無負荷側の油圧口４ａから油圧を圧入し、ピスト
ン１０２をシリンダ１内でその軸方向へ移動させ
る。負荷側ピストンロツド１０２ａはシリンダ蓋
４を嵌装するため、ねじ部１０２ｃで分離可能に
ロツドエンド１０３或いは無負荷側ピストンロツ
ド１０２ｂと接続されている。
無負荷側の油圧口４ａから油圧を圧入し、ピスト
ン１０２をシリンダ１内でその軸方向へ移動させ
る。負荷側ピストンロツド１０２ａはシリンダ蓋
４を嵌装するため、ねじ部１０２ｃで分離可能に
ロツドエンド１０３或いは無負荷側ピストンロツ
ド１０２ｂと接続されている。
上記のような従来の流体圧シリンダユニツトに
於いて、被動部材１２には軸方向の負荷以外にピ
ン１３の軸方向の負荷Ｆも作用するが球面ブツシ
ユ７ではその回転角の変化しか吸収されないため
ねじ部１０２ｃでその負荷Ｆを受けることにな
り、強度的に曲げに対して弱いねじ部１０２ｃに
無理な曲げ応力が作用してその寿命を著しく縮め
る等の問題を抱えている。
於いて、被動部材１２には軸方向の負荷以外にピ
ン１３の軸方向の負荷Ｆも作用するが球面ブツシ
ユ７ではその回転角の変化しか吸収されないため
ねじ部１０２ｃでその負荷Ｆを受けることにな
り、強度的に曲げに対して弱いねじ部１０２ｃに
無理な曲げ応力が作用してその寿命を著しく縮め
る等の問題を抱えている。
本考案に係る流体圧シリンダユニツトは上記の
問題点を解決することを目的にしており、一端が
被動部材と連結されピストンロツドの軸芯部の貫
通孔に嵌挿されたインナロツドの他端がピストン
ロツドの被動部材と反対側の端部に分離可能に係
止された構成を特徴としている。
問題点を解決することを目的にしており、一端が
被動部材と連結されピストンロツドの軸芯部の貫
通孔に嵌挿されたインナロツドの他端がピストン
ロツドの被動部材と反対側の端部に分離可能に係
止された構成を特徴としている。
即ち、本考案に係る流体圧シリンダユニツトは
負荷側ピストンロツドに軸方向と略直交方向の負
荷が作用しても、曲げ応力の作用する部位に強度
的に弱いねじ部が存在せず、ピストンとピストン
ロツドとの接続部がピストンロツドの無負荷側の
外部にあるので、負荷による曲げ応力はピストン
ロツドとインナロツドとの接触面で吸収され接続
部には殆んど作用しない。
負荷側ピストンロツドに軸方向と略直交方向の負
荷が作用しても、曲げ応力の作用する部位に強度
的に弱いねじ部が存在せず、ピストンとピストン
ロツドとの接続部がピストンロツドの無負荷側の
外部にあるので、負荷による曲げ応力はピストン
ロツドとインナロツドとの接触面で吸収され接続
部には殆んど作用しない。
本考案の実施例を第１図および第２図に基づき
説明する。なお、第３図および第４図に示される
従来の装置と同一の部材には同一の符号を付し、
説明を省略する。第１図は本考案の一実施例に係
る流体圧シリンダユニツトの平面図、第２図は第
１図に於ける−断面図で、図に於いて２はピ
ストンで、その両側に負荷側アウタロツド２ａと
無負荷側アウタロツド２ｂとが設けられている。
３はロツドエンド３ａと一体になつたインナロツ
ドで、ピストン２および両アウタロツド２ａ，２
ｂの軸心を貫通して突設された軸心穴２ｃへ嵌挿
され、その無負荷側端部のねじ部３ｂはナツト６
により無負荷側アウタロツド２ｂの端部と接続さ
れている。移動時は油圧口４ａからシリンダ１へ
油圧を圧入してピストン２を軸方向へ移動させ、
また停止時には油圧をシリンダ１内に封入して被
動部材１２に発生する移動力を受け止め固定す
る。このとき、被動部材１２の水平方向の振れは
トラニオン１ａを軸とする回動で、またロツドエ
ンド３ａと被動部材１２との回転角の変化は球面
ブツシユ７で吸収されるが、被動部材１２のたわ
み等によるピン１３の軸方向の負荷Ｆは吸収され
ずにロツドエンド３ａからインナロツド３および
負荷側アウタロツド２ａへ作用する。しかし、ロ
ツドエンド３ａとピストン２とを接続するねじ部
３ｂとナツト６はインナロツド３の無負荷側端部
と無負荷側アウタロツド２ｂの端部とに設けられ
ており、シリンダ１の無負荷側の外部にあるので
負荷Ｆによる曲げ応力はピストン２の両アウタロ
ツド２ａ，２ｂとインナロツド３との接触面で吸
収され、ねじ部３ｂでは殆んど考慮しなくてもよ
い程小さなものになる。
説明する。なお、第３図および第４図に示される
従来の装置と同一の部材には同一の符号を付し、
説明を省略する。第１図は本考案の一実施例に係
る流体圧シリンダユニツトの平面図、第２図は第
１図に於ける−断面図で、図に於いて２はピ
ストンで、その両側に負荷側アウタロツド２ａと
無負荷側アウタロツド２ｂとが設けられている。
３はロツドエンド３ａと一体になつたインナロツ
ドで、ピストン２および両アウタロツド２ａ，２
ｂの軸心を貫通して突設された軸心穴２ｃへ嵌挿
され、その無負荷側端部のねじ部３ｂはナツト６
により無負荷側アウタロツド２ｂの端部と接続さ
れている。移動時は油圧口４ａからシリンダ１へ
油圧を圧入してピストン２を軸方向へ移動させ、
また停止時には油圧をシリンダ１内に封入して被
動部材１２に発生する移動力を受け止め固定す
る。このとき、被動部材１２の水平方向の振れは
トラニオン１ａを軸とする回動で、またロツドエ
ンド３ａと被動部材１２との回転角の変化は球面
ブツシユ７で吸収されるが、被動部材１２のたわ
み等によるピン１３の軸方向の負荷Ｆは吸収され
ずにロツドエンド３ａからインナロツド３および
負荷側アウタロツド２ａへ作用する。しかし、ロ
ツドエンド３ａとピストン２とを接続するねじ部
３ｂとナツト６はインナロツド３の無負荷側端部
と無負荷側アウタロツド２ｂの端部とに設けられ
ており、シリンダ１の無負荷側の外部にあるので
負荷Ｆによる曲げ応力はピストン２の両アウタロ
ツド２ａ，２ｂとインナロツド３との接触面で吸
収され、ねじ部３ｂでは殆んど考慮しなくてもよ
い程小さなものになる。
本考案に係る流体圧シリンダユニツトは前記の
通り構成されているため、ピストンロツドに作用
する軸方向と略直交方向の負荷による応力が強度
的に弱い接続部に殆んど作用しなくなり、接続部
の寿命を大幅に延ばすことができるとともに組立
ておよびメンテナンスが容易になる等の効果が奏
せられる。
通り構成されているため、ピストンロツドに作用
する軸方向と略直交方向の負荷による応力が強度
的に弱い接続部に殆んど作用しなくなり、接続部
の寿命を大幅に延ばすことができるとともに組立
ておよびメンテナンスが容易になる等の効果が奏
せられる。
第１図は本考案の一実施例に係る流体圧シリン
ダユニツトの平面図、第２図は第１図に於ける
−断面図、第３図および第４図は従来の流体圧
シリンダユニツトの縦断面図である。 ２……ピストン、２ａ……負荷側アウタロツ
ド、２ｂ……無負荷側アウタロツド、２ｃ……軸
心穴、３……インナロツド、３ｂ……ねじ部、６
……ナツト、１２……被動部材。
ダユニツトの平面図、第２図は第１図に於ける
−断面図、第３図および第４図は従来の流体圧
シリンダユニツトの縦断面図である。 ２……ピストン、２ａ……負荷側アウタロツ
ド、２ｂ……無負荷側アウタロツド、２ｃ……軸
心穴、３……インナロツド、３ｂ……ねじ部、６
……ナツト、１２……被動部材。
Claims (1)
- 一端が被動部材と連結されピストンロツドの軸
芯部の貫通孔に嵌挿されたインナロツドの他端が
ピストンロツドの被動部材と反対側の端部に分離
可能に係止されたことを特徴とする流体圧シリン
ダユニツト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10533187U JPH0439449Y2 (ja) | 1987-07-10 | 1987-07-10 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10533187U JPH0439449Y2 (ja) | 1987-07-10 | 1987-07-10 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6411404U JPS6411404U (ja) | 1989-01-20 |
| JPH0439449Y2 true JPH0439449Y2 (ja) | 1992-09-16 |
Family
ID=31337847
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10533187U Expired JPH0439449Y2 (ja) | 1987-07-10 | 1987-07-10 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0439449Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0629522Y2 (ja) * | 1987-12-08 | 1994-08-10 | 三菱重工業株式会社 | 流体圧シリンダユニツト |
| JP2628280B2 (ja) * | 1994-03-18 | 1997-07-09 | 株式会社技研製作所 | コンクリート製杭用挟持爪 |
| JP6955342B2 (ja) * | 2017-02-07 | 2021-10-27 | 川崎重工業株式会社 | 先頭車両の貫通幌装置 |
-
1987
- 1987-07-10 JP JP10533187U patent/JPH0439449Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6411404U (ja) | 1989-01-20 |
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