JPS6111633Y2 - - Google Patents

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JPS6111633Y2
JPS6111633Y2 JP11750279U JP11750279U JPS6111633Y2 JP S6111633 Y2 JPS6111633 Y2 JP S6111633Y2 JP 11750279 U JP11750279 U JP 11750279U JP 11750279 U JP11750279 U JP 11750279U JP S6111633 Y2 JPS6111633 Y2 JP S6111633Y2
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JP
Japan
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rack
reciprocating
rotary shaft
shaft support
steering device
Prior art date
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JP11750279U
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JPS5635039U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車のラツクピニオン舵取装置の試
験装置に関するものである。
従来、ラツクピニオン舵取装置の耐久試験は、
ラツクピニオン舵取装置のラツク軸の両端側にス
プリング負荷手段を連結し、ステアリングシヤフ
トを往復回転手段によつて往復回転させることに
より行われている。かかるスプリング負荷手段と
しては、本件出願人の出願に係る実願昭53−
94037号(実開昭55−11545号公報)に記載されて
いるように、ラツク軸の両端にタイロツドおよび
ナツクルアームを介して連結したトーシヨンバー
あるいはラツク軸の両端部に設けたコイルスプリ
ングからなり、これらトーシヨンバーあるいはコ
イルスプリングからなる負荷手段によつて、ナツ
クルアームの揺動角あるいはラツク軸の変位に応
じた負荷を与え、運転者がハンドルを操作するの
と同等の状態を具現して試験が行われるようにな
つている。
しかしながら、上記した従来のものにおいては
ハンドル側からの入力、すなわち正入力のみによ
る耐久試験であるため、実際の走行状態を具現化
させることができず、信頼性の高い試験結果が得
られない問題があつた。
本考案は上記した従来の問題点を解決するため
に、ステアリングシヤフトからの正入力と、路面
から伝わるアクスル系からの逆入力とを取入れて
実車状態における耐久試験を可能としたものであ
り、ギヤボツクス5を支持するギヤボツクス支持
台2と、該ギヤボツクス支持台2の両側にラツク
50の軸線と直交する方向に往復移動可能に設け
られた回転軸支持台15と、該回転軸支持台15
に回転軸支持台15の移動方向に平行な軸線のま
わりに回転可能に軸承されかつナツクルアーム8
に連結された回転軸17と、該回転軸17を往復
回転する往復回転手段16と、前記回転軸支持台
15を往復移動させる往復移動手段13と、前記
ラツクピニオン舵取装置のステアリングシヤフト
に連結され該ステアリングシヤフトを往復回転す
る往復回転手段とによつて構成したものである。
上記した構成により、ステアリングシヤフトに
連結された往復回転手段を往復回動させると、ピ
ニオンおよびラツクを介してタイロツドが移動さ
れ、ナツクルアームに回転軸を中心とした施回運
動が与えられ、これにより運転者が実際にハンド
ルを操作したのと同等の正入力状態を具現化でき
る。また回転軸に連結された往復回転手段を往復
回転させると、回転軸を介してナツクルアームが
往復回転され、タイロツドを介してラツクが摺動
され、アクスル系からハンドル側に伝えられる逆
入力状態を具現化できる。さらに往復移動手段を
往復移動させると、タイロツドにボールジヨイン
トを支点にした揺動運動が与えられ、タイヤのバ
ウンド等によるタイロツドの揺動状態を具現化で
きる。
以下本考案の実施例を図面によつて説明する。
被試験物であるラツクピニオン舵取装置は第1図
で明らかなように、ギヤボツクス5に互いに噛合
するラツク50と図略のピニオンを内設し、この
ラツク50の両端にボールジヨイント6およびタ
イロツド7を介してナツクルアーム8を連結し、
ピニオンに連結されたステアリングシヤフト22
の左右回転によつてピニオンおよびラツク50を
介してタイロツド7を左右方向に移動させる構造
のものである。
このラツクピニオン舵取装置を試験する装置は
次のような構造である。
1は試験台であり、この試験台1上に全ての装
置等が設置されている。すなわち、2はラツクピ
ニオン舵取装置のギヤボツクス5を支持するため
のギヤボツクス支持台であり、ハンドル3とねじ
軸3aとによつて任意の高さに調整可能としてい
る。4はギヤボツクス5をギヤボツクス支持台2
上に固定する固定具である。
このギヤボツクス支持台2の両側には一対の作
動装置が設置される。9a,9bは作動装置を設
置するプレートであり、舵取装置の大きさに応じ
て左右方向に位置調整可能である。このプレート
9a,9b上に設置される作動装置の構造は何れ
も同一であるのでプレート9a側で代表して説明
する。
10,10はプレート9a上に対向して固設し
た支持フレームである。この支持フレーム10,
10間には前記ギヤボツクス支持台2上に固定し
たラツクピニオン舵取装置のラツク移動軸線と直
交する軸線方向に一対のガイドバー11,11が
設けられ、これに摺動台12が摺動可能に載架さ
れている。13は摺動台12を往復移動させる往
復移動手段としてのシリンダであり、前記支持フ
レーム10の一方に固設され、そのピストンロツ
ド端は摺動台12と結合している。
前記摺動台12上には回転軸支持台15が固設
されており、この支持台15にガイドバー11,
11の軸線と平行な軸線のまわりに回転可能に回
転軸17が軸承され、この回転軸17の先端にナ
ツクルアーム8の一端が、連結されている。この
回転軸17は支持台15に設置された往復回転手
段としての油圧モータ16と結合し、回転軸17
に往復回転駆動が与えられる。
14は摺動台12に装備されたドツグであり、
摺動台12の前進端及び後退端位置でリミツトス
イツチLS1,LS2を作動して往復運動を連続的に
行わせるものである。
さらに、ギヤボツクス支持台2の前方にプレー
ト18を設置し、このプレート18上にモータベ
ース19が上下位置調整可能に装架されている。
このモータベース19に往復回転手段としての油
圧モータ20を固定し、該油圧モータ20の出力
軸にギヤボツクス支持台2上に固定されたラツク
ピニオン舵取装置のステアリングシヤフト22が
連結されている。
23はポンプユニツトであり、モータ24及び
ポンプ25によつて構成され、前記シリンダ1
3、油圧モータ16、20に適宜配管接続してい
る。
上記構成において、ギヤボツクス支持台2上に
固定されたラツクピニオン舵取装置の耐久試験は
次のようにして行われる。
すなわち、油圧モータ20を往復回転させる
と、ステアリングシヤフト22が往復回転され、
ピニオンおよびラツク50を介してタイロツド7
が左右移動され、ナツクルアーム8に第2図に示
すように回転軸17を支点とした施回角θの往
復回転を与える。この場合、回転軸17に連結さ
れた油圧モータ16は負荷手段として働く。これ
により運転者が実際にハンドルを操作したのと同
等の正入力状態を具現化して試験が行われる。
また油圧モータ16を往復回転させると、上記
とは逆に回転軸17を介してナツクルアーム8が
往復回転され、タイロツド7およびボールジヨイ
ント6を介してラツク50が左右摺動される。こ
の場合、ステアリングシヤフト22に連結された
油圧モータ20は負荷手段として働く。これによ
りアクスル系からナツクルアーム8を介してハン
ドル側に伝えられる逆入力状態を具現化して試験
が行われる。
さらにシリンダ13を往復移動させると、回転
軸17を軸承した回転軸支持台15が往復移動さ
れ、第1図に示すようにタイロツド7にボールジ
ヨイント6を支点にした揺動角θの往復揺動を
与える。これによりタイヤのバウンド、車体の傾
斜等によるアクスル系からの要素に基づくタイロ
ツド7の揺動状態を具現化して試験が行われる。
以上述べたように本考案は、ハンドルからの正
入力およびアクスル系からの逆入力を取入れてラ
ツクピニオン舵取装置の耐久試験を行えるように
したので、実車の走行状態に対応した耐久試験が
行えるようになり、信頼度の高い試験結果が得ら
れる実用上有益なる効果が奏せられる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置の平面図、第2図は正面図
である。 1……試験台、2……ギヤボツクス支持台、4
……固定具、5……ギヤボツクス、50……ラツ
ク、6……ボールジヨイント、7……タイロツ
ド、8……ナツクルアーム、9a,9b……プレ
ート、10……支持フレーム、11……ガイドバ
ー、12……摺動台、13……往復移動手段(シ
リンダ)、15……回転軸支持台、17……回転
軸、19……モータベース、16,20……往復
回転手段(油圧モータ)、23……ポンプユニツ
ト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ギヤボツクスに内設されたラツクの両端にボー
    ルジヨイントおよびタイロツドを介してナツクル
    アームを連結したラツクピニオン舵取装置の試験
    装置にして、前記ギヤボツクスを支持するギヤボ
    ツクス支持台と、該ギヤボツクス支持台の両側に
    前記ラツクの軸線と直交する方向に往復移動可能
    に設けられた回転軸支持台と、該回転軸支持台に
    回転軸支持台の移動方向に平行な軸線のまわりに
    回転可能に軸承されかつ前記ナツクルアームに連
    結された回転軸と、該回転軸を往復回転する往復
    回転手段と、前記回転軸支持台を往復移動させる
    往復移動手段と、前記ラツクピニオン舵取装置の
    ステアリングシヤフトに連結され該ステアリング
    シヤフトを往復回転する往復回転手段とによつて
    構成してなるラツクピニオン舵取装置の試験装
    置。
JP11750279U 1979-08-28 1979-08-28 Expired JPS6111633Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11750279U JPS6111633Y2 (ja) 1979-08-28 1979-08-28

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11750279U JPS6111633Y2 (ja) 1979-08-28 1979-08-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5635039U JPS5635039U (ja) 1981-04-06
JPS6111633Y2 true JPS6111633Y2 (ja) 1986-04-12

Family

ID=29349719

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JP11750279U Expired JPS6111633Y2 (ja) 1979-08-28 1979-08-28

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WO2020067156A1 (ja) * 2018-09-28 2020-04-02 国際計測器株式会社 試験装置、試験プロセスの設定方法及びステアリング装置の試験方法

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JPS5635039U (ja) 1981-04-06

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