JPH04128976U - 伸縮式ステアリングコラム - Google Patents

伸縮式ステアリングコラム

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JPH04128976U
JPH04128976U JP4366691U JP4366691U JPH04128976U JP H04128976 U JPH04128976 U JP H04128976U JP 4366691 U JP4366691 U JP 4366691U JP 4366691 U JP4366691 U JP 4366691U JP H04128976 U JPH04128976 U JP H04128976U
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roller
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正規 外丸
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日本精工株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】外方への突出量を大きくする部分を設ける事な
く、ステアリングコラムの伸縮時に要する力の低減を図
る。 【構成】インナーコラム24に透孔30、30を形成
し、各透孔30、30の内側に、軸33、33を中心に
回転するローラ32、32を支承する。各ローラ32、
32の外周面は、アウターコラム21の内周面に当接さ
せる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案に係る伸縮式ステアリングコラムは、ステアリングシャフトを挿通し たステアリングコラムの全長を伸縮し、前記ステアリングシャフトの端部に設け たステアリングホイールの位置を、運転者の体格や運転姿勢に合わせて調節する 場合に利用する。
【0002】
【従来の技術】
運転者の体格や運転姿勢に合わせてステアリングホイールの位置を調節する為 の装置として、チルトステアリング装置と、伸縮式ステアリングコラム装置(所 謂テレスコピックステアリング装置)とが知られている。
【0003】 図19は、この様なチルトステアリング装置と伸縮式ステアリングコラム装置 との両方を組み込んだステアリング装置を示している。
【0004】 この図19に於いて1は、チルトステアリング装置の調節レバーで、この調節 レバー1を操作する事により、ステアリングコラム2内を挿通されたステアリン グシャフト3の後端部(図19の右端部)を、同図の矢印a方向に変位させ、こ のステアリングシャフト3の後端部に固定されたステアリングホイール(図示せ ず)の高さ位置を調節する。
【0005】 又、4は、伸縮式ステアリングコラム装置の調節レバーで、この調節レバー4 を操作する事により、アウターコラム5とインナーコラム6とをテレスコープ状 に組み合わせた、ステアリングコラム2の全長を伸縮させ、やはり伸縮自在に構 成された前記ステアリングシャフト3の後端部を、図19の矢印b方向に変位さ せて、このステアリングシャフト3の後端部に固定されたステアリングホイール の前後位置を調節する。
【0006】 尚、この内のチルトステアリング装置の構造及び作用に就いては、実開昭60 −144569号公報等に詳しく記載されており、本考案の要旨とする所でもな い為、詳しい説明は省略する。
【0007】 一方、伸縮式ステアリングコラム装置は、従来から例えば、図20〜21に示 す様に構成されていた。
【0008】 ステアリングコラム2は、それぞれが円筒状に形成され、互いにテレスコープ 状に組み合わされたアウターコラム5とインナーコラム6とから構成されている 。この内のインナーコラム6の内側には、深溝型(或はアンギュラ型)の玉軸受 7、7を介して、ステアリングシャフト3の中間部が支承されている。そして、 このステアリングシャフト3の中間部には、スプライン係合部8を設け、前記ス テアリングコラム2の伸縮に伴なって、前記ステアリングシャフト3も伸縮する 様にしている。
【0009】 又、前記アウターコラム5の中間部には、一部を前記アウターコラム5の側方 (図20の下方、図21の左方)に突出させた状態で、ロックハウジング9を固 設している。このロックハウジング9の一部で、前記アウターコラム5の側方に 突出した部分には、後述するロック部材10を嵌装する為の、シリンダ空間11 が設けられている。
【0010】 直方体形状を有するこのシリンダ空間11の両側(図21の上下両側)は、前 記アウターコラム5の中心軸と平行で、互いに間隔をあけて設けられた1対の平 面17、17で区画されており、前記アウターコラム5の側面の一部で、前記シ リンダ空間11に整合する位置には、このシリンダ空間11とアウターコラム5 の内部とを連通させる連通開口12を形成して、前記シリンダ空間11内に嵌装 したロック部材10の内側面を、アウターコラム5の内側に挿通されたインナー コラム6の外周面に突き当て自在としている。
【0011】 前記ロック部材10の内側面は、前記インナーコラム6の外周面の曲率とほぼ 同じ曲率を有する、円弧状凹面13としており、この円弧状凹面13を前記イン ナーコラム6の外周面に強く押し付ける事により、このインナーコラム6と前記 アウターコラム5との相対的変位を阻止する様にしている。
【0012】 一方、前記シリンダ空間11の外側を区画する隔壁14の中央部には、螺子孔 15を形成し、この螺子孔15に螺合したロック螺子16の内端を、前記ロック 部材10の外面中央部に突き当てている。前記ロック螺子16の外端部には、前 記調節レバー4の基端部を固定し、この調節レバー4の操作に基づき、前記ロッ ク部材10の円弧状凹面13を、インナーコラム6の外周面に押圧自在としてい る。
【0013】 又、ロックハウジング9の底部に固定し、アウターコラム5の下面を貫通した ガイドピン18は、インナーコラム6の下面に軸方向に亙って形成した長孔19 に係合させる事で、このインナーコラム6の(回転を防止して)軸方向に亙る変 位のみを許容している。
【0014】 上述の様に構成される伸縮式ステアリングコラム装置に於いて、ステアリング コラム2の全長を調節する場合、次の様にして行なう。
【0015】 調節作業を行なうに就いては、先ず調節レバー4を操作する事により、ロック 螺子16を図21の左方に後退させ、このロック螺子16によってロック部材1 0をインナーコラム6の外周面に押圧していた力を解除し、インナーコラム6が アウターコラム5の内側で変位自在な状態とする。
【0016】 この状態で、ステアリングシャフト3の端部に固定した、図示しないステアリ ングホイールを押し引きし、このステアリングホイールの前後位置を調節する。 ステアリングホイールを押し引きする事に伴なって、ステアリングシャフト3の 途中に設けたセレーション係合部8が変位すると共に、このステアリングシャフ ト3の外側に、玉軸受7、7を介して設けられたインナーコラム6が前後方向に 変位する。
【0017】 この結果、ステアリングホイールの前後位置が調節されたならば、前記調節レ バー4を操作する事で、前記ロック螺子16を(図21の右方に)前進させ、こ のロック螺子16により、前記ロック部材10をインナーコラム6の外周面に押 圧する。この結果、前記ロック部材10の内面に形成した円弧状凹面13とイン ナーコラム6の外周面との間に強い摩擦力が働く様になり、前記インナーコラム 6がアウターコラム5の内側に変位不能に支持されて、前記ステアリングホイー ルが、調節後の位置に支持されたままの状態となる。
【0018】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上述の様に構成され作用する、従来の伸縮式ステアリングコラム装 置(ロック部材10等により構成される締付装置を含むものを言う。)を構成す る伸縮式ステアリングコラム(締付装置を含まないものを言う。)の場合、ステ アリングコラム2を構成するアウターコラム5の内周面とインナーコラム6の外 周面とを、全周に亙って摩擦係合させていた為、前記ステアリングコラム2を伸 縮させる為に要する力が大きくなる事が避けられなかった。
【0019】 ステアリングコラムの伸縮に要する力を軽くする為の構造として、実開昭63 −18380号公報、実開平2−44565号公報には、調節時に移動する側の コラムをローラにより支持する構造が記載されている。ところが、これらの公報 に記載された構造では、ローラの支持部がステアリングコラムの外周面から突出 している為、ダッシュボードの下側等、限られた空間にステアリングコラムを装 着する際の自由度が妨げられ、ステアリング装置回りの設計を難しくする事が避 けられない。
【0020】 これに対して、特開昭62−244758号公報には、インナーコラムとアウ ターコラムとの重なり部に鋼球を介在させる構造が記載されている。ところが、 鋼球は各コラムの周面に対する接触圧が高く、各コラムの周面に圧痕を形成して 、必ずしも伸縮時に要する力を低減させる事が出来ない。
【0021】 本考案の伸縮式ステアリングコラムは、上述の様な不都合を解消するものであ る。
【0022】
【課題を解決する為の手段】
本考案の伸縮式ステアリングコラムは、内面が筒状のアウターコラムと、この アウターコラムに対してテレスコープ状に組み合わされたインナーコラムと、こ のインナーコラムの外周面に、前記インナーコラムの軸方向と直角な方向の軸を 中心とする回転を自在として保持され、それぞれの外周面の一部を前記アウター コラムの内周面に接触させたローラとから構成される。
【0023】
【作用】
上述の様に構成される本考案の伸縮式ステアリングコラムの場合、ステアリン グホイールの前後位置を調節すべく、ステアリングコラムを伸縮させる場合には 、インナーコラムを軸方向(前後方向)に押す。この結果、インナーコラムの外 周面に保持されたローラが回転しつつ、前記インナーコラムの前後方向に亙る変 位を許容する。
【0024】
【実施例】
図1〜3は本考案の第一実施例を示している。ダッシュボードの下側等に於い て車体20に固定されたアウターコラム21の前端部(図1の左端部)にはロア ーコラム22を嵌合固定し、このロアーコラム22の前端部(図1の左端部)を ブラケット23により、やはり車体20に支持固定している。
【0025】 一方、前記アウターコラム21の後半部にはインナーコラム24の前半部が、 前記アウターコラム21の後端開口部から挿入されている。前記インナーコラム 24の内側にはアッパーシャフト25が、前後1対の玉軸受7、7により、回転 のみ自在に支持されている。
【0026】 前記ロアーコラム22の内側を挿通されたロアーシャフト26と共にステアリ ングシャフト27を構成する、前記アッパーシャフト25の前端部(図1の左端 部)と前記ロアーシャフト26の後端部(図1の右端部)とは、スプライン係合 部28により、互いに結合されている。又、アッパーシャフト25の後端部には 、ステアリングホイール29を装着自在としている。
【0027】 又、前記インナーコラム24の外周面で軸方向に離隔した2個所位置には、互 いに同一円周上で直径方向反対位置に、図3に示す様な透孔30、30を形成し ている。各透孔30、30の円周方向反対側側縁の中央部には、それぞれ係止部 31、31を形成して、次述するローラ32、32両端面の軸33、33を枢支 自在としている。
【0028】 アウターコラム21の内側にインナーコラム24を支持する為のローラ32、 32は、全体を太鼓型に形成し、その外周面と前記アウターコラム21の内周面 とが、極力広い面積で当接する様にしている。そして、各ローラ32、32の両 端面には、それぞれ軸33、33を突設し、各軸33、33を、前記係止部31 、31に係合させている。この様に、各軸33、33を係止部31、31に係合 させた状態で、前記ローラ32、32の一部外周面は、前記インナーコラム24 の外周面から僅かに突出して、前記アウターコラム21の内周面に当接する。
【0029】 上述の様に構成される本考案の伸縮式ステアリングコラムに於いて、ステアリ ングホイール29の前後位置を調節すべく、ステアリングコラムを伸縮させる場 合には、図示しない締付装置を弛めた状態で、前記ステアリングホイール29を 介して、インナーコラム24を軸方向(前後方向)に押す。この結果、前記複数 のローラ32、32がそれぞれの両端部に設けた軸33、33を中心として回転 しつつ、前記インナーコラム24の前後方向に亙る変位を許容する。この際、イ ンナーコラム24の外周面とアウターコラム21の内周面とが強く擦れ合う事は ない為、前記インナーコラム24を前後方向に変位させる作業を、比較的軽い力 で行なえる。
【0030】 次に、図4〜5に示した第二実施例に就いて説明する。前述の第一実施例が、 インナーコラム24の一部に透孔30、30を形成し、各透孔30、30の内側 にローラ32、32を回転自在に支承していたのに対し、本実施例の場合には、 前記インナーコラム24の一部を塑性変形させる事により、このインナーコラム 24の外周面に、凹部34、34を形成している。そして、各凹部34、34の 両側縁部に形成した係止部31、31にローラ32、32両端面の軸33、33 を係合させる事で、前記各凹部34、34の内側に、ローラ32、32を回転自 在に支承している。その他の構成及び作用は、前述の第一実施例の場合と同様で ある。
【0031】 次に、図6は本考案の第三実施例を示している。本実施例の場合、インナーコ ラム24の外周面に、軸方向に亙って連続する、溝状の凹部35、35を形成し 、各凹部35、35の中間部に、ローラ32、32両端面の軸33、33(図2 、4参照)を係止する為の係止部31、31を形成している。その他の構成及び 作用は、前述の第一〜第二実施例の場合と同様である。
【0032】 次に、図7は本考案の第四実施例を示している。本実施例の場合、インナーコ ラム24の円周方向3個所位置に透孔30、30を設け、各透孔30、30の内 側に、ローラ32、32を回転自在に設けている。その他の構成及び作用は、前 述の第一実施例の場合と同様である。
【0033】 次に、図8は本考案の第五実施例を示している。本実施例の場合、インナーコ ラム24の円周方向3個所位置に凹部34、34を設け、各凹部34、34の内 側に、ローラ32、32を回転自在に設けている。その他の構成及び作用は、前 述の第二実施例の場合と同様である。
【0034】 次に、図9は本考案の第六実施例を示している。上述の第一〜第五実施例は何 れも、ローラ32、32の両端面に設けた軸33、33により、各ローラ32、 32を枢支し、各ローラ32、32がインナーコラム24の軸方向には変位しな い様にしていた。これに対して本実施例の場合には、各ローラ32、32が転動 する事で、アウターコラム21内でのインナーコラム24の変位を許容する様に している。
【0035】 この為に本実施例の場合は、前記図6に示した第三実施例の場合と同様に、イ ンナーコラム24の外周面に、軸方向に亙って連続する、溝状の凹部35、35 を形成している。但し、本実施例の場合、各凹部35、35には係止部31、3 1(図6)は形成しない。そして、この様な凹部35、35の内側に太鼓状で、 両端面に軸33、33のないローラ32、32を設け、各ローラ32、32の外 周面をアウターコラム21の内周面に当接させている。
【0036】 次に、図10は本考案の第七実施例を示している。本実施例の場合、凹部35 の底面にスペーサ36を、凹部35の全長に亙り設けている。そして、このスペ ーサ36として適当な厚さ寸法を有するものを選択使用する事により、各ローラ 32、32の外周面とアウターコラム21の内周面との間にがたつきが生じるの を防止している。その他の構成及び作用は、前述の第六実施例と同様である。
【0037】 次に、図11は本考案の第八実施例を示している。本実施例の場合、ローラ3 2の中間部外周面に突条37を、全周に亙って形成すると共に、アウターコラム 21の内周面に軸方向に亙って形成した凹溝38と前記突条37とを係合させて いる。この結果、本実施例の場合には、アウターコラム21の内側でインナーコ ラム24が回転するのを防止する為に、別途回り止め機構を設ける必要がなくな る。その他の構成及び作用は、前述の第一実施例と同様である。尚、アウターコ ラム21の内周面に突条を、ローラ32の外周面に凹溝を、それぞれ形成する事 で、インナーコラム24の回り止めを図る事も出来る。
【0038】 次に、図12は本考案の第九実施例を示している。本実施例の場合、アウター コラム21の内周面で、一方のローラ32と対向する部分に凹部39を、軸方向 に亙って形成すると共に、この凹部39に板状のレール40を装着している。又 、前記アウターコラム21の内周面で、このレール40と反対位置には別のレー ル41を、やはりアウターコラム21の軸方向に亙って装着している。そして、 アウターコラム21の軸方向複数個所で、前記別のレール41に整合する部分に 設けた螺子孔42に調整螺子43を螺合させている。
【0039】 本実施例の場合、前記調整螺子43を回転させる事で、1対のレール40、4 1同士の間隔を調節する事により、各ローラ32、32の外周面とアウターコラ ム21の内周面との間にがたつきが生じるのを防止出来る。その他の構成及び作 用は、前述の第一実施例と同様である。
【0040】 次に、図13は本考案の第十実施例を示している。本実施例の場合、調整螺子 43の端部にロックナット44を螺合させる事で、1対のレール40、41同士 の間隔(図12参照)を調節後、前記調整螺子43が弛むのを防止出来る様にし ている。その他の構成及び作用は、前述の第九実施例と同様である。
【0041】 次に、図14は本考案の第十一実施例を示している。本実施例の場合、調整螺 子43の内端面とレール41の外側面との間に皿ばね45を挟持して、前記レー ル41をローラ32に向け弾性的に押圧している。この結果、各ローラ32、3 2の外周面とアウターコラム21の内周面との間にがたつきが生じるのを、より 確実に防止出来る。その他の構成及び作用は、前述の第十実施例と同様である。
【0042】 次に、図15は本考案の第十二実施例を示している。本実施例は、前述の第九 実施例を上下逆にしたものである。
【0043】 次に、図16は本考案の第十三実施例を示している。本実施例の場合、レール 40、41の内面を平坦にすると共に、各レール40、41の内面と当接するロ ーラ32、32の外周面形状を、太鼓形ではなく、単なる円筒形としている。こ の為、本実施例の場合には、アウターコラム21の内側でインナーコラム24が 回転するのを防止する為に、別途回り止め機構を設ける必要がなくなる。その他 の構成及び作用は、前述の第九実施例と同様である。
【0044】 次に、図17は本考案の第十四実施例を示している。本実施例の場合、ローラ 32を枢支したブラケット46をインナーコラム24外周面の凹部34に嵌装す ると共に、このブラケット46の内面と凹部34の底面との間に、ゴム等の弾性 材47を挟持している。この為、前記ローラ32の外周面がアウターコラム21 の内面に向けて、弾性的に押圧され、各ローラ32の外周面とアウターコラム2 1の内周面との間にがたつきが生じるのを確実に防止出来る。その他の構成及び 作用は、前述の第二実施例と同様である。
【0045】 次に、図18は本考案の第十五実施例を示している。本実施例の場合、凹部3 4の底面にスペーサ36を設けている。そして、このスペーサ36として適当な 厚さ寸法を有するものを選択使用する事により、各ローラ32の外周面とアウタ ーコラム21の内周面との間にがたつきが生じるのをより確実に防止出来る様に している。その他の構成及び作用は、前述の第十四実施例と同様である。
【0046】
【考案の効果】
本考案の伸縮式ステアリングコラムは、以上に述べた通り構成され作用する為 、ステアリングコラムの外側に大きく突出する部分を設ける事なく、ステアリン グホイールの前後位置調節時に要する力を軽減させる事が出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第一実施例を示す縦断側面図。
【図2】図1の拡大A−A断面図。
【図3】インナーコラムの部分斜視図。
【図4】第二実施例を示す、図2と同様の断面図。
【図5】インナーコラムの部分斜視図。
【図6】第三実施例を示す、インナーコラムの部分斜視
図。
【図7】第四実施例を示す、図2と同様の断面図。
【図8】第五実施例を示す、図2と同様の断面図。
【図9】第六実施例を示す、図2と同様の断面図。
【図10】第七実施例を示す、図2と同様の断面図。
【図11】第八実施例を示す、図2と同様の断面図。
【図12】第九実施例を示す、図2と同様の断面図。
【図13】第十実施例を示す、図2と同様の断面図。
【図14】第十一実施例を示す、図2と同様の断面図。
【図15】第十二実施例を示す、図2と同様の断面図。
【図16】第十三実施例を示す、図2と同様の断面図。
【図17】第十四実施例を示す、図2と同様の断面図。
【図18】第十五実施例を示す、図2と同様の断面図。
【図19】伸縮式ステアリングコラム装置とチルトステ
アリング装置とを組み込んだ、ステアリング装置の側面
図。
【図20】図19のB矢視図。
【図21】従来の伸縮式ステアリングコラム装置を示
す、図19のC−C断面図。
【符合の説明】
1 調節レバー 2 ステアリングコラム 3 ステアリングシャフト 4 調節レバー 5 アウターコラム 6 インナーコラム 7 玉軸受 8 スプライン係合部 9 ロックハウジング 10 ロック部材 11 シリンダ空間 12 連通開口 13 円弧状凹面 14 隔壁 15 螺子孔 16 ロック螺子 17 平面 18 ガイドピン 19 長孔 20 車体 21 アウターコラム 22 ロアーコラム 23 ブラケット 24 インナーコラム 25 アッパーシャフト 26 ロアーシャフト 27 ステアリングシャフト 28 スプライン係合部 29 ステアリングホイール 30 透孔 31 係止部 32 ローラ 33 軸 34 凹部 35 凹部 36 スペーサ 37 突条 38 凹溝 39 凹部 40 レール 41 レール 42 螺子孔 43 調整螺子 44 ロックナット 45 皿ばね 46 ブラケット 47 弾性材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内面が筒状のアウターコラムと、このア
    ウターコラムに対してテレスコープ状に組み合わされた
    インナーコラムと、このインナーコラムの外周面に、前
    記インナーコラムの軸方向と直角な方向の軸を中心とす
    る回転を自在として保持され、それぞれの外周面の一部
    を前記アウターコラムの内周面に接触させたローラとか
    ら成る伸縮式ステアリングコラム。
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