JP2002104205A - 車両用ステアリング装置 - Google Patents

車両用ステアリング装置

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JP2002104205A JP2000294575A JP2000294575A JP2002104205A JP 2002104205 A JP2002104205 A JP 2002104205A JP 2000294575 A JP2000294575 A JP 2000294575A JP 2000294575 A JP2000294575 A JP 2000294575A JP 2002104205 A JP2002104205 A JP 2002104205A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製造コストの低減を図りながら、ステアリン
グコラムの剛性を高くすること。 【解決手段】 アウターコラム2のコラム側ブラケット
12の一対の固定部15,15の近傍に、一対のスリッ
ト23,23が形成してあるため、アウターコラム2
は、固定部15,15近傍での剛性を低減することがで
き、この箇所での弾性変形が可能になる。したがって、
コラム側ブラケット12を車体側ブラケット6に摺接し
てチルト・テレスコピック締付する際には、インナーコ
ラム1をアウターコラム2により直接的に押圧しながら
クランプすることができ、両コラム1,2の剛性を著し
く高くすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、運転者の運転姿勢
に応じて、ステアリングシャフトの軸方向位置、及び/
又は、ステアリングシャフトの傾斜角度を調整できるテ
レスコピック式又はチルト・テレスコピック式の車両用
ステアリング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、特開平11−278283号公
報に開示したチルト・テレスコピック式のステアリング
装置では、ロアー側のアウターコラムに、アッパー側の
インナーコラムが摺動自在に挿入して嵌合してある。こ
のアッパー側のインナーコラムには、テレスコ調整用溝
を有するコラム側ブラケットが取り付けてあり、このコ
ラム側ブラケットは、チルト調整用溝を有する車体側ブ
ラケットの内側に摺接するように構成してある。テレス
コ調整用溝及びチルト調整用溝には、締付ボルトが通挿
してあり、この締付ボルトの一端には、操作レバーが取
り付けてある。
【0003】これにより、操作レバーを揺動すると、締
付ボルトが軸方向に移動して、車体側ブラケットとコラ
ム側ブラケットの摺接を解除し、締付ボルトをチルト調
整用溝に沿って上下方向に移動して、アッパー側のイン
ナーコラムの傾斜角度を調整できると共に、締付ボルト
をテレスコ調整用溝に沿って軸方向に移動して、アッパ
ー側のインナーコラムの軸方向位置を調整することがで
きる。
【0004】チルトおよびテレスコピック調整後には、
操作レバーを逆方向に揺動すると、締付ボルトが軸方向
に移動して、車体側ブラケットをコラム側ブラケットに
摺接して押圧し、これにより、アッパー側のインナーコ
ラムをチルトおよびテレスコピック調整後の状態で締め
付けることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記公報に開示したチ
ルト・テレスコピック式のステアリング装置では、ロア
ー側のアウターコラムに、アッパー側のインナーコラム
を摺動自在に嵌合し、両コラムの剛性を高くしている。
【0006】しかしながら、アッパー側のインナーコラ
ムは、ロアー側のアウターコラムに対して必ずしも直接
的にクランプしていないため、ステアリングホイールに
曲げ荷重が作用した場合(即ち、ステアリングホイール
が上下方向にこじられた場合)、アッパー側のインナー
コラムは、若干揺動するように動くことがあり、両コラ
ムの剛性は、必ずしも高いとはいえなかった。
【0007】なお、アッパー側のインナーコラムに設け
たコラム側ブラケットに、複数枚の補強板を設けて、剛
性を高くすることも考えられるが、部品点数の増加か
ら、製造コストの高騰を招くといった虞れがある。
【0008】本発明は、上述したような事情に鑑みてな
されたものであって、製造コストの低減を図りながら、
ステアリングコラムの剛性を高くすることができるテレ
スコピック式又はチルト・テレスコピック式の車両用ス
テアリング装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1に係るテレスコピック式の車両用ステアリ
ング装置は、車体側ブラケットの内側に、インナーコラ
ムにアウターコラムを摺動自在に嵌合して設け、締付手
段により、アウターコラムに固定したコラム側ブラケッ
トを車体側ブラケットに摺接してテレスコピック締付す
る一方、この摺接を解除してテレスコピック解除するテ
レスコピック式の車両用ステアリング装置において、前
記アウターコラムのコラム側ブラケットの固定箇所又は
その近傍に、少なくとも1個のスリットを設けたことを
特徴とする。
【0010】また、請求項2に係るチルト・テレスコピ
ック式の車両用ステアリング装置は、車体側ブラケット
の内側に、インナーコラムにアウターコラムを摺動自在
に嵌合して設けると共に、両コラムを傾動自在に構成
し、締付手段により、アウターコラムに固定したコラム
側ブラケットを車体側ブラケットに摺接してチルト・テ
レスコピック締付する一方、この摺接を解除してチルト
・テレスコピック解除するチルト・テレスコピック式の
車両用ステアリング装置において、前記アウターコラム
のコラム側ブラケットの固定箇所又はその近傍に、少な
くとも1個のスリットを設けたことを特徴とする。
【0011】このように、請求項1又は請求項2によれ
ば、アウターコラムのコラム側ブラケットの固定箇所又
はその近傍に、少なくとも1個のスリットが設けてある
ため、アウターコラムは、スリットの周囲での剛性を低
減することができ、この周囲での弾性変形が可能にな
る。
【0012】したがって、コラム側ブラケットを車体側
ブラケットに摺接してテレスコピック締付する際には、
インナーコラムをアウターコラムにより直接的にクラン
プすることができ、ステアリングホイールに曲げ荷重が
作用した場合(即ち、ステアリングホイールが上下方向
にこじられた場合)であっても、両コラムが若干揺動す
るように動くことがなく、両コラムの剛性を著しく高く
することができる。
【0013】また、アウターコラムにスリットを追加す
る簡易な構造であり、製造コストの低減や省スペース化
も図ることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に係る
チルト・テレスコピック式の車両用ステアリング装置を
図面を参照しつつ説明する。 (第1実施の形態)図1は、本発明の第1実施の形態に
係るチルト・テレスコピック式の車両用ステアリング装
置の側面図である。図2は、図1のA−A線に沿った横
断面図であって、チルト・テレスコピック解除時を示
す。図3(a)は、図1のA−A線に沿った拡大横断面
図であって、チルト・テレスコピック締付時を示し、図
3(b)は、図3(a)のアウターコラムとコラム側ブ
ラケットの部分側面図である。
【0015】図1に示すように、インナーコラム1に対
して、アウターコラム2が摺動自在に嵌合してあり、両
コラム1,2は、図示しないチルト中心の回りに傾動自
在に構成してある。なお、両コラム1,2の間には、図
2に示すように、チルト・テレスコピック解除時に、所
定の隙間が形成できるように設定してある。また、イン
ナーコラム1の下方は、ロアーブラケット3により揺動
可能に支持してある。
【0016】両コラム1,2内には、ロアーシャフト4
とアッパーシャフト5が回転自在に収納してあり、アッ
パーシャフト5は、ロアーシャフト4に対して摺動自在
に構成してある。
【0017】図2及び図3(a)に示すように、両コラ
ム1,2の嵌合部の外方には、一対のチルト調整用溝
7,7を有する車体側ブラケット6が設けてある。な
お、この車体側ブラケット6は、中央部が山側であって
その両端部に二次衝突時離脱用カプセル9,9を有する
張り出し部材8と、中央部が山側であってその両側に一
対の対向側壁部11,11を有する略U字状部材10と
から構成してある。この対向側壁部11,11に、上記
チルト調整用溝7,7が略上下方向に延在して形成して
ある。
【0018】アウターコラム2の略下側には、一対のテ
レスコ調整用溝13,13を有するコラム側ブラケット
12が溶接等により設けてある。なお、このコラム側ブ
ラケット12は、一対の対向側壁部14,14と、アウ
ターコラム2への一対の固定部15,15とを具え、略
閉断面形状から構成してある。一対の対向側壁部14,
14に、上記テレスコ調整用溝13,13が略横方向に
延在して形成してある。
【0019】チルト調整用溝7,7及びテレスコ調整用
溝13,13には、締付ボルト16が通挿してあり、そ
のネジ部側には、カム・ロック機構17、操作レバー1
8、及びスラスト軸受19を介して、締付ナット20が
螺合してある。なお、この締付ナット20は、カシメ又
は樹脂塗布等による緩み防止機能を有している。
【0020】カム・ロック機構17は、操作レバー18
と一体的に回転する第1カム部材21と、この第1カム
部材21の回転に伴って、第1カム部材21の山部また
は谷部に係合しながら軸方向に移動してロックまたはロ
ック解除する非回転の第2カム部材22とから構成して
ある。なお、スラスト軸受19は、転がり摩擦であるた
め、操作力を低下することができる。
【0021】さらに、本実施の形態では、図3(a)
(b)に示すように、アウターコラム2のコラム側ブラ
ケット12の一対の固定部15,15の近傍には、一対
のスリット23,23が形成してある。各スリット23
の形状は、その中央部がテレスコ調整用溝13に沿って
略横方向に延在してあり、その両端部が上方向に延びた
切り込みを有している。
【0022】以上のように構成したチルト・テレスコピ
ック式ステアリング装置では、車両の二次衝突時には、
カプセル9,9が離脱して、アウターコラム2、インナ
ーコラム1、ロアーシャフト4およびアッパシャフト5
から成るステアリングシャフト組立体は、車体側ブラケ
ット6とともに、ロアーブラケット3に対して、車両前
方に移動する。
【0023】チルト・テレスコピックの締付時には、操
作レバー18を一方向に揺動すると、第1カム部材21
が同時に回転して、第1及び第2カム部材21,22の
山部同士が乗り上げる。これにより、締付ボルト16を
軸方向に移動し、コラム側ブラケット12の一対の対向
側壁部14,14を、車体側ブラケット6の一対の対向
側壁部11,11に摺接して、チルト・テレスコピック
締付を行うことができる。
【0024】この際、本実施の形態では、アウターコラ
ム2のコラム側ブラケット12の一対の固定部15,1
5の近傍に、一対のスリット23,23が形成してある
ため、アウターコラム2は、固定部15,15近傍での
剛性を低減することができ、この箇所での弾性変形が可
能になる。
【0025】したがって、コラム側ブラケット12を車
体側ブラケット6に摺接してチルト・テレスコピック締
付する際には、インナーコラム1をアウターコラム2に
より直接的に押圧しながらクランプすることができる。
【0026】この際の押圧箇所(接点)は、図3(a)
において、コラム側ブラケット12の一対の固定部1
5,15の2箇所と、両コラム1,2の頂上箇所との合
計3箇所である。
【0027】以上から、本実施の形態では、ステアリン
グホイールに曲げ荷重が作用した場合(即ち、ステアリ
ングホイールが上下方向にこじられた場合)であって
も、両コラム1,2が若干揺動するように動くことがな
く、両コラム1,2の剛性を著しく高くすることができ
る。また、アウターコラム2にスリット23を追加する
簡易な構造であり、製造コストの低減や省スペース化も
図ることができる。
【0028】一方、チルト・テレスコピックの解除時に
は、操作レバー18を逆方向に揺動すると、操作レバー
18と共に、第1カム部材21が非回転の第2カム部材
22に対して回動し、第1及び第2カム部材21,22
の山部と谷部が係合して、突っ張りが無くなる。これに
より、締付ボルト16を逆方向に移動して、コラム側ブ
ラケット12の一対の対向側壁部14,14と、車体側
ブラケット6の一対の対向側壁部11,11との摺接を
解除して、チルト・テレスコピック解除を行うことがで
きる。
【0029】チルト調整の場合には、締付ボルト16を
チルト調整用溝7,7に沿って移動し、両コラム1,2
を傾動して、ステアリングホイール(図示略)の傾斜角
度を所望に調整することができる。テレスコピック調整
の場合には、ロアー側のインナーコラム1に対して、ア
ッパー側のアウターコラム2を軸方向に摺動して、ステ
アリングホイール(図示略)の軸方向位置を所望に調整
することができる。 (第2実施の形態)図4は、本発明の第2実施の形態に
係るチルト・テレスコピック式の車両用ステアリング装
置の拡大横断面図(図3(a)に相当)であって、チル
ト・テレスコピック締付時を示す。
【0030】本第2実施の形態では、コラム側ブラケッ
ト12の一対の固定部15,15が傾斜しておらず、横
方向からアウターコラム2に当接してある。また、この
アウターコラム2の最下部位に、1個のスリット24が
形成してある。
【0031】この場合にも、アウターコラム2は、スリ
ット24の周囲での剛性を低減することができ、この周
囲での弾性変形が可能になる。したがって、コラム側ブ
ラケット12を車体側ブラケット6に摺接してチルト・
テレスコピック締付する際には、インナーコラム1をア
ウターコラム2により直接的に押圧しながらクランプす
ることができる。
【0032】この際の押圧箇所(接点)は、図4におい
て、コラム側ブラケット12の一対の固定部15,15
の2箇所と、両コラム1,2の頂上箇所との合計3箇所
である。
【0033】以上から、本実施の形態においても、両コ
ラム1,2の剛性を著しく高くすることができ、アウタ
ーコラム2にスリット24を追加する簡易な構造であ
り、製造コストの低減や省スペース化も図ることができ
る。
【0034】その他の構成・作用は、上記他の実施の形
態と同様である。 (第3実施の形態)図5は、本発明の第3実施の形態に
係り、両コラムとコラム側ブラケットの断面図、及びア
ウターコラムの側面図である。
【0035】本第3実施の形態では、スリット23の中
央部にも、切り込み25を設けて、この切り込み25の
両側に、一対のフランジ26,26を形成している。
【0036】したがって、このアウターコラム2に形成
した軸方向2箇所のフランジ26,26により、インナ
ーコラム1を確実に押圧することができる。
【0037】その他の構成・作用は、上記他の実施の形
態と同様である。 (第4実施の形態)図6は、本発明の第4実施の形態に
係り、両コラムとコラム側ブラケットの断面図及び略平
面図、並びにアウターコラムの側面図である。
【0038】本第4実施の形態では、スリット23は、
第1実施の形態と同形状とし、コラム側ブラケット12
とアウターコラム1との接合部の中央に、隙間27を形
成して、軸方向2箇所の接合部28,28により部分当
たりとしている。
【0039】これにより、第3実施の形態と同様に、ア
ウターコラム2の軸方向2箇所の接合部28,28によ
り、インナーコラム1を確実に押圧することができる。
【0040】その他の構成・作用は、上記他の実施の形
態と同様である。
【0041】なお、本発明は、上述した実施の形態に限
定されず、種々変形可能である。例えば、両コラム1,
2の間に、樹脂等の低摩擦部材を挿嵌して押圧する事も
可能である。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1又は請求
項2によれば、アウターコラムのコラム側ブラケットの
固定箇所又はその近傍に、少なくとも1個のスリットが
設けてあるため、アウターコラムは、スリットの周囲で
の剛性を低減することができ、この周囲での弾性変形が
可能になる。
【0043】したがって、コラム側ブラケットを車体側
ブラケットに摺接してテレスコピック締付する際には、
インナーコラムをアウターコラムにより直接的にクラン
プすることができ、ステアリングホイールに曲げ荷重が
作用した場合(即ち、ステアリングホイールが上下方向
にこじられた場合)であっても、両コラムが若干揺動す
るように動くことがなく、両コラムの剛性を著しく高く
することができる。
【0044】また、アウターコラムにスリットを追加す
る簡易な構造であり、製造コストの低減や省スペース化
も図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施の形態に係るチルト・テレス
コピック式の車両用ステアリング装置の側面図である。
【図2】図1のA−A線に沿った横断面図であって、チ
ルト・テレスコピック解除時を示す。
【図3】(a)は、図1のA−A線に沿った拡大横断面
図であって、チルト・テレスコピック締付時を示し、
(b)は、(a)のアウターコラムとコラム側ブラケッ
トの部分側面図である。
【図4】本発明の第2実施の形態に係るチルト・テレス
コピック式の車両用ステアリング装置の拡大横断面図
(図3(a)に相当)であって、チルト・テレスコピッ
ク締付時を示す。
【図5】本発明の第3実施の形態に係り、両コラムとコ
ラム側ブラケットの断面図、及びアウターコラムの側面
図である。
【図6】本発明の第4実施の形態に係り、両コラムとコ
ラム側ブラケットの断面図及び略平面図、並びにアウタ
ーコラムの側面図である。
【符号の説明】
1 インナーコラム 2 アウターコラム 3 ロアーブラケット 4 ロアーシャフト 5 アッパーシャフト 6 車体側ブラケット(チルトブラケット) 7 チルト調整用溝 8 張り出し部材 9 二次衝突時離脱用カプセル 10 略U字状部材 11 対向側壁部 12 コラム側ブラケット(ディスタンスブラケット) 13 テレスコ調整用溝 14 対向側壁部 15 固定部 16 締付ボルト 17 カム・ロック機構 18 操作レバー 19 スラスト軸受 20 締付ナット 21 第1カム部材 22 第2カム部材 23 スリット 24 スリット 25 切り込み 26 フランジ 27 隙間 28 接合部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体側ブラケットの内側に、インナーコラ
    ムにアウターコラムを摺動自在に嵌合して設け、締付手
    段により、アウターコラムに固定したコラム側ブラケッ
    トを車体側ブラケットに摺接してテレスコピック締付す
    る一方、この摺接を解除してテレスコピック解除するテ
    レスコピック式の車両用ステアリング装置において、 前記アウターコラムのコラム側ブラケットの固定箇所又
    はその近傍に、少なくとも1個のスリットを設けたこと
    を特徴とするテレスコピック式の車両用ステアリング装
    置。
  2. 【請求項2】車体側ブラケットの内側に、インナーコラ
    ムにアウターコラムを摺動自在に嵌合して設けると共
    に、両コラムを傾動自在に構成し、締付手段により、ア
    ウターコラムに固定したコラム側ブラケットを車体側ブ
    ラケットに摺接してチルト・テレスコピック締付する一
    方、この摺接を解除してチルト・テレスコピック解除す
    るチルト・テレスコピック式の車両用ステアリング装置
    において、 前記アウターコラムのコラム側ブラケットの固定箇所又
    はその近傍に、少なくとも1個のスリットを設けたこと
    を特徴とするチルト・テレスコピック式の車両用ステア
    リング装置。
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