JPS6035096B2 - 微粉状米粉の製造法 - Google Patents
微粉状米粉の製造法Info
- Publication number
- JPS6035096B2 JPS6035096B2 JP59169912A JP16991284A JPS6035096B2 JP S6035096 B2 JPS6035096 B2 JP S6035096B2 JP 59169912 A JP59169912 A JP 59169912A JP 16991284 A JP16991284 A JP 16991284A JP S6035096 B2 JPS6035096 B2 JP S6035096B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rice
- water
- rice flour
- finely powdered
- manufacturing
- Prior art date
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は玄米および損精米を水または温湯に浸潰した後
凍結し、減圧乾燥の後粉砕することを特徴とする微粉状
米粉の製造法に関するし従来米粉は、例えば精白したう
るち米を水洗して水切り後、5〜6時間放置した後日で
ひいたりして粉末状として乾燥することによって製造さ
れていた。
凍結し、減圧乾燥の後粉砕することを特徴とする微粉状
米粉の製造法に関するし従来米粉は、例えば精白したう
るち米を水洗して水切り後、5〜6時間放置した後日で
ひいたりして粉末状として乾燥することによって製造さ
れていた。
しかしながら従来の米粉は粒子が粗いために、例えば上
新粉などに使用する場合に不都合であった。本発明は従
釆のような粒子の粗い米粉ではなく、微粒子状の米粉を
得るために種々研究を重ねた結果本発明を完成したもの
である。
新粉などに使用する場合に不都合であった。本発明は従
釆のような粒子の粗い米粉ではなく、微粒子状の米粉を
得るために種々研究を重ねた結果本発明を完成したもの
である。
すなわち本発明は玄米あるいは鳩精米(以下髭精米等と
称する)を水あるいは温湯に浸潰して含水量を20〜3
0%に調整した後急激に凍結し次いで減圧下で乾燥の後
粉砕することによって達成されるものである。
称する)を水あるいは温湯に浸潰して含水量を20〜3
0%に調整した後急激に凍結し次いで減圧下で乾燥の後
粉砕することによって達成されるものである。
また本発明は前記浸潰工程の後に短時間熱処理を行って
米粒の表層部を軽く糊化して強度を増すことにより一層
好ましい結果が得られる。この熱処理の手段としては熱
湯あるいは黍熱による処理が挙げられる。さらに本発明
方法は、前記水あるいは櫨湯処理後、熱湯あるし、は蒸
熱処理後にマイクロウェーブにより短時間処理すること
によって、米粒内部の殿粉分を軽度にQ化させてもよい
。損精米等の水分調整の目的で行う浸潰処理は、常温の
水の場合一般に30〜12び分滞留させればよく、また
溢湯(30〜8ぴ0)処理を行う場合は通常5〜2雌ご
滞留させれ‘まよい。
米粒の表層部を軽く糊化して強度を増すことにより一層
好ましい結果が得られる。この熱処理の手段としては熱
湯あるいは黍熱による処理が挙げられる。さらに本発明
方法は、前記水あるいは櫨湯処理後、熱湯あるし、は蒸
熱処理後にマイクロウェーブにより短時間処理すること
によって、米粒内部の殿粉分を軽度にQ化させてもよい
。損精米等の水分調整の目的で行う浸潰処理は、常温の
水の場合一般に30〜12び分滞留させればよく、また
溢湯(30〜8ぴ0)処理を行う場合は通常5〜2雌ご
滞留させれ‘まよい。
また熱湯処理は沸騰水中に浸贋する場合であれば5分以
内、また生蒸気の噴射によって行う場合は1分以内の処
理でよい。マイクロウェーブ処理は出力IKWの場合で
3分以内の照射で処理することが好ましい。なおマイク
ロウェーブ処理に使用する装置としてはマイクロウェー
ブの出力を可変できるものが好ましい。凍結処理方法と
しては前処理した損精米等を−10午C以下の冷風と揺
動させながら接触させるかあるいは液化炭酸ガス、液化
窒素ガス等の各種冷煤に接触させて凍結するかあるいは
定置式凍結装置等によって行われるが、特に初期に流動
させながら表面凍結を行うと米粒の単体保全が容易とな
り、塊状に凝固することが防止できるので好ましい。
内、また生蒸気の噴射によって行う場合は1分以内の処
理でよい。マイクロウェーブ処理は出力IKWの場合で
3分以内の照射で処理することが好ましい。なおマイク
ロウェーブ処理に使用する装置としてはマイクロウェー
ブの出力を可変できるものが好ましい。凍結処理方法と
しては前処理した損精米等を−10午C以下の冷風と揺
動させながら接触させるかあるいは液化炭酸ガス、液化
窒素ガス等の各種冷煤に接触させて凍結するかあるいは
定置式凍結装置等によって行われるが、特に初期に流動
させながら表面凍結を行うと米粒の単体保全が容易とな
り、塊状に凝固することが防止できるので好ましい。
減圧乾燥処理は脱気槽において例えば0.2〜0.01
側Hg程度に脱気すればよく、この場合処理した損精米
等をQ化をさせない範囲の温度(例えば60午0以下の
低温)で加熱を行うと乾燥を促進させることができる。
側Hg程度に脱気すればよく、この場合処理した損精米
等をQ化をさせない範囲の温度(例えば60午0以下の
低温)で加熱を行うと乾燥を促進させることができる。
また次いで行う粉砕工程は通常の粉砕手段で行えばよい
。次に添付図面を参照しながら説明する。
。次に添付図面を参照しながら説明する。
鳩精米等を浸溝槽1に投入して米の合水量を20〜30
%に調整した後コンベア−2で水切りしながら凍結槽3
に運び凍結後脱気槽4で減圧乾燥して製品を得る。
%に調整した後コンベア−2で水切りしながら凍結槽3
に運び凍結後脱気槽4で減圧乾燥して製品を得る。
なお凍結槽3と脱気槽4とは一体となった装置でもまた
別個になった装置でもよい。また熱湯槽5を設ける場合
はコンベア−2の途中に配設した熱湯中をコンペアーで
通過させる方法が望ましいが、他の方法として水または
温湯に浸潰した鴇精米等をステンレス製のメッシュ龍で
採り分けて行うこともできる。マイクロウェーブ処理は
トンネル型の装置6を用いてコンペアー2の速度を調整
することによって滞留時間を変えることができる。前記
の方法によって処理された鳩精米等は熱変性が皆無かあ
るいは軽度の影響しか受けていないので殆ど生米の場合
と変らない食感の製品が得られる。
別個になった装置でもよい。また熱湯槽5を設ける場合
はコンベア−2の途中に配設した熱湯中をコンペアーで
通過させる方法が望ましいが、他の方法として水または
温湯に浸潰した鴇精米等をステンレス製のメッシュ龍で
採り分けて行うこともできる。マイクロウェーブ処理は
トンネル型の装置6を用いてコンペアー2の速度を調整
することによって滞留時間を変えることができる。前記
の方法によって処理された鳩精米等は熱変性が皆無かあ
るいは軽度の影響しか受けていないので殆ど生米の場合
と変らない食感の製品が得られる。
また前記のようにして得られた米は凍結減圧乾燥により
損精米等の組織が多孔化する。次いで得られた米を粉砕
することによって第2図に示すように従来では得られな
かった微粉砕の米粉を得ることができる。この微粉状の
米粉は特に培地の組成物に好適である。次に本発明をさ
らに具体的に説明するために実施例を掲げるが、本発明
は以下の実施例に限定されるものではない。
損精米等の組織が多孔化する。次いで得られた米を粉砕
することによって第2図に示すように従来では得られな
かった微粉砕の米粉を得ることができる。この微粉状の
米粉は特に培地の組成物に好適である。次に本発明をさ
らに具体的に説明するために実施例を掲げるが、本発明
は以下の実施例に限定されるものではない。
実施例 1
20qoの水に30分間浸潰した精白米を−2030の
気流中で6の砂間表面凍結した後−20oCの保冷庫で
完全凍結後減圧乾燥を行ない、水分2%の米を得た。
気流中で6の砂間表面凍結した後−20oCの保冷庫で
完全凍結後減圧乾燥を行ない、水分2%の米を得た。
次いで得られた米を通常の粉砕装置を使用して粉砕し4
0〜90ミクロンのものが80%含有した微粉状の米粉
を得た。
0〜90ミクロンのものが80%含有した微粉状の米粉
を得た。
実施例 2
30q0の温水に4粉ご間浸潰した癌精米を水切りした
後沸騰水中で1.粉ご間滞留させた後定置型凍結真空乾
燥機中で−20qoで6時間凍結後0.4肌Hgの減圧
下で38℃に加温しながら1幼時間乾燥し水分2.6%
の米を得た。
後沸騰水中で1.粉ご間滞留させた後定置型凍結真空乾
燥機中で−20qoで6時間凍結後0.4肌Hgの減圧
下で38℃に加温しながら1幼時間乾燥し水分2.6%
の米を得た。
次いで得られた米を粉砕し10〜90ミクロンの微粉状
米粉を得た。
米粉を得た。
添付図面において第1図は本発明方法の工程図を示した
ものであり、第2図は本発明方法により得られた微粉状
の米粉の粒度分布を示す図であり、第3図は従来の米粉
の粒度分布を示す図である。 第1図 第2図 第3図
ものであり、第2図は本発明方法により得られた微粉状
の米粉の粒度分布を示す図であり、第3図は従来の米粉
の粒度分布を示す図である。 第1図 第2図 第3図
Claims (1)
- 1 玄米および搗精米を水または温湯に浸漬した後凍結
し、減圧乾燥の後粉砕することを特徴とする微粉状米粉
の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59169912A JPS6035096B2 (ja) | 1984-08-16 | 1984-08-16 | 微粉状米粉の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59169912A JPS6035096B2 (ja) | 1984-08-16 | 1984-08-16 | 微粉状米粉の製造法 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP52059324A Division JPS6010695B2 (ja) | 1977-05-24 | 1977-05-24 | 早炊き米の製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6087744A JPS6087744A (ja) | 1985-05-17 |
JPS6035096B2 true JPS6035096B2 (ja) | 1985-08-13 |
Family
ID=15895265
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59169912A Expired JPS6035096B2 (ja) | 1984-08-16 | 1984-08-16 | 微粉状米粉の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6035096B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014023481A (ja) * | 2012-07-27 | 2014-02-06 | Asako Yamamoto | 冷凍食材及びその製造方法 |
CN115669851A (zh) * | 2022-11-04 | 2023-02-03 | 江西省农业科学院农产品加工研究所 | 一种糙米年糕及其制备方法 |
-
1984
- 1984-08-16 JP JP59169912A patent/JPS6035096B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6087744A (ja) | 1985-05-17 |
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